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 2007/10/27(土)  「なのドン大会申込み&寄稿原稿完成」

すんなりと休みが確保できたので、晴れて11/10(土)に開催される第三回なのドン大会に申込みができました。翌日になのはオンリーイベントを控えて地方から上京してくる方も参加しやすい日程で、開催規模は過去最大のMAX52名。ファンの一人として支援者の一人として嬉しい限りです。おそらく年内では最終大会になると思うので、今度こそはエマージェンシーコールが掛からないように祈るとしましょう…

なんだかんだで校正に3日間もかかってしまいましたが、マズルカSTEPさんが冬コミ合わせで発行する大合同本「瞳子おめでとう本」向けの寄稿原稿を完成させました。文字数は1188文字に削り、今までの本の傾向から見て10ポイント程度の文字が多かったので、B5・1ページに収まるように微調整をかけました。いつも自分の本だともっと小さいフォントを基準に文章を書いてしまいますが、読みやすさを考えたらもっと大きいフォントを使った方がいい、と改めて勉強になりました。

さて、11/10を目一杯遊べるようにするためにも、原稿を5割増のスピードで進めなければ…

 2007/10/18(木)  「忘れた頃にweb拍手」

>>なのは系のネタを描いている作家さんはStSに対してどういう感想を持っているのか、ちょっと知りたいです

そうですね…それぞれの作家さんのページを読んでいただいた方がいいと思いますが、実際に話してみたところ「素材として堪能できました」という感想を持っている方が多かったですね。原作での多人数すぎて世界設定も使い切れていないところが不満点ではあるけど、逆に言えば、それらを脳内補完しようと同人に向かう高いモチベーションになっているメリットにもなっているようです。原作自体がサウンドステージやコミックスで本筋を補完する、まるで同人のようなスタンスで展開していることもあって、隙だらけなStSも確信犯的にしかけたのでは?という邪推する向きもあったくらいです。ただ、総じて言えることは、作品とキャラクターへの愛さえあれば、多少の不条理などものともしない、むしろ望むところだ!という逞しさに満ちていますね、なのは系の作家さんたちは。

 2007/10/18(木)  「原稿執筆本格開始」

週中の休日であるにも関わらず、朝9時に起床してひたすら原稿を書いていました。ここ数日は、日記を書くのも忘れるほど集中力を発揮できており、ようやく冬合わせの製作が軌道に乗った実感が持てました。しばらくは日記も数日おきの日々が続くかも知れませんが、「便りがないのは良い便り」と生温かく見守っていただければ幸いです。

ただ、今回の製作に限って言えば、原稿の執筆というよりも編集という方が感覚的には近いのかも知れません。これまでパーツ単位で書き溜めてきたテキスト素材を1つに繋げて「読み物」に仕上げ直していくだけ…という非常に簡単な作業のように聴こえるかも知れませんが、実際には何ヶ月前かの自分が書いた当時を想起しつつ「肯定」と「否定」のジャジメントを瞬時に行い、なおかつそのいずれであろうと「それ以上の案」を示さなければならない…それは想像以上にしんどい作業なのです。

他者の作品の方がかえって批評はしやすい。「じゃあお前が書いてみろよ」などと逆ギレされた問いで求められることはありませんからね。しかし、自分自身が相手となるとそうは行きません。自問自答なら答えを出す必要はありませんが、本にして何かを伝えようよ願うなら、目に見える形で結果として示さなくては、読者には文字以上のものは伝えられない。いかに非効率で莫大な労力が必要であろうと、私はこの「読み物化」の工程で一切妥協するつもりはありません。でも、だからこそ不勉強な私ごときの本を待ち望んでくれる方がいるのかも知れませんね。

さて、一息ついたところで、原稿に戻りましょうかね…

 2007/10/14(日)  「なのはFestival3 レポート」

10/14は、京都の京都市勧業館(みやこメッセ)で開催された、魔法少女リリカルなのはオンリー同人誌即売会「なのはFestival3」に、マイミクさんのお手伝いとして参加してきました。3フロアで4回入替制という”伝説”になった第一回開催は大阪、第二回開催は200サークルオーバーで神戸、そして第三回開催は230スペースオーバーで京都。規模を拡大しながら関西三都を制覇したわけですが、次回は…はてさてどうなることやら?(いっそのことインテックスで1000SP?)

みやこメッセには、関西在住時代に2回ほどオンリーイベントで利用したことがありましたが、立地からして京都駅から車で20分、地下鉄を乗り継いでも最寄り駅から徒歩10分近くありお世辞にも交通の便はいいとは言えません。場所は平安神宮の真ん前で、周囲には美術館やら由緒有る建造物が立ち並び、しだれ柳に着物のおばさまが闊歩する、そこはまさに「ザ・京都」。同人誌即売会とは縁遠いこの場所に、1000人規模の参加者が集結するオンリーを開催して大丈夫なのだろうか?

今回もマイミクさんのご好意でサークル扱いで入場することができたので、朝イチの新幹線ではなく朝三番くらいの新幹線で京都入り。しかも嬉しい誤算でご友人の車で会場まで移動できることに。ベルマート(東海キヨスク)で飲み物を調達しようとしたところ、いきなりパンチの効いたグッズを発券したので、マイミクさんへのお土産としてゲット。実用性には疑問があり苦笑い必至かもしれませんが…

懐かしい会場にサークル入場開始の10時に合わせて現着。会場前にはすでに目算300名近い一般参加者が!StrikerS放映終了後も、まだまだなのは人気は衰えを知らないようです。懸念されていた一般周辺地域への影響については、一般待機列を会場内+館内3Fエントランスに収容していたので大丈夫でしょう。ちなみに、今回使用したのは3FのA展示室。広さは都産貿浜松町館の1フロア全面を2倍正方形にしたような感じです。天井もやたらと高いのでさらに解放感があります。むしろ、これで230サークルってのは少ないかも?とさえ思えましたが、実際には…あっという間に黒山の人だかりで視界がなくなり、外の肌寒さはどこへやら、半袖でも暑いくらいになりましたが(^^;

開場前に簡単にお知り合いのサークルさんへのご挨拶を終えて、いざ開戦!広々とした会場が一瞬で埋まる。大阪でも神戸でも何度と無く見た光景なので、今更驚いたりはしませんが、サンクリ後でコピー本率も高いこともあってますます激戦だったわけですが…最難関だった開幕ミッションをスムーズに行えたこともあって、本日のミッション成功率は頼まれ分を含めて100%でした。印象としてはStSネタ本が相当な率あったものの、人気はスバ×ティアとヴィヴィオが二分する形に。キャロ本もいくつかありましたが、ロリ人気はヴィヴィオに持っていかれてしまった印象。恐るべき6歳児!エリオ君に至っては皆無…ナンバーズは「みはるワークス」さんが描いていましたが、そういう変化球を作家さんも読者も求めてくるには、もう少し時間が掛かりそうですね。

その他の催し物としては、カードゲーム「Bankett!! 第一回公式大会」がイベント企画として開催されていました。私も暇があれば参加しようと説明書の予習をしていましたが、どうにもルールが理解できなかったので、現地観戦してみることにしましたが…それでも良く分かりませんでした。カードゲームといえば、私は「なのドン」を真っ先に思い浮かべますが、ドンジャラベースで単純明快・10分もあればルールを理解できるなのドンとは違い、「Bankett!!」は世間一般の対戦型カードゲームに準拠した作品なので、その方面での経験の無い人にはむしろハードルが高いのかも知れません。今後のカード追加もやりやすいし、様々な作家さんが描いているカードは抜群にカッコいいんだけどなぁ…

また、「時空管理局ラジオ」の公開収録も行われていました。普段は聴いていないのでどんなノリなのかは不明ですが、ハイテンションでイベントならではの企画を連発。京都地元開催ということで「独訳オーバードース」の松乃かねるさんのゲストトークが特に面白かったです。サークルスペースにいても聴こえるので、自分のスペースを動けないサークルさんにとってもいいサービスなのかも。コスプレも長物OK・女装もOKとあって賑わっていました。ナンバーズやユニゾン版のヴィータとか、ヴァイス陸曹とかマニアックなコスプレさんもいたし…さすがに6歳児を再現できないのでヴィヴィオにチャレンジする人は居ませんでしたが(^^)

夏コミを挟んでお久しぶりとなる作家さんたちとも、StSについて率直な感想の交換ができたし、あと印象に残ったのは、DSLiteのクリムゾンレッドのセンターにある白い上下二画面のマークを、グラーフアイゼンに見立てて、ヴィータの白いシルエットを型抜きで貼りつける職人技と、その出来栄えに驚愕しました。あれはDSLite持参でも希望者が続出しそうなクオリティでした。量産は不可能だと思いますが…そんなこんなで閉会まであっという間の充実したイベントでした。


惜しむらくは、マイミクさん身内の打ち上げカラオケに参加できなかったことです。仕事の書類作成が入ったので、余力を残した状態で早々に帰京する必要があったとはいえ…こんな機会は滅多にないので、残念無念です。こんなこともあろうかと、密かに「三十路岬」の練習をしていたんだけどなぁ…(その選曲もどうかと思いますが)

さて、11月頭まで即売会はひとやすみ。自分の原稿に集中するとしましょう。

 2007/10/09(火)  「薔薇の花かんむり」

遅ればせながら、マリみて原作新刊「薔薇の花かんむり」を読了しました。さすがに公式発売日から1週間も経っているし、表紙と本の帯の時点でまる分かりなので、今更ネタバレ回避も何もあったものではないと思いますが、一応未読の方への配慮として、行間を空けておきますね。




読み終えたばかりの私の第一声は…「おめでとう」これに尽きます。まるで憑き物が落ちたように素直で真っ直ぐでしっかり者な瞳子と、序盤でロザリオの授受が行われたことに対して「あっさり」と感じた向きもあるかも知れませんが、この姉妹の行方を見守り続けてきたファンにとっては、あまりにも長かった姉妹未満で近づくほどに反発する時期をいくつも乗り越えて、頑なな瞳子の心をゆっくりと氷解させて行った果てに結ばれたのは確かな絆…

だから、ロザリオの儀式そのものにはもう特別な演出など必要なかったのでしょう。やっと姉妹になったのに「ちゃん」付けの祐巳ちゃんに「瞳子、と呼び捨てにして下さい」と言い、難なく初「お姉さま」をクリアしてみせた瞳子…あぁ、本当にお似合いの二人になれたんだなぁ…と頬が緩みっぱなしでした。表紙絵の祐巳ちゃんにも薔薇様の貫禄がなんとなくあるような気がしてくるから不思議ですね。志摩子さん的表現だと「どっしり」でしょうか?

でも、自分にとってこの巻で一番印象に残ったのは、P59、姉妹になった報告を聞いた乃梨子が大粒の嬉し涙をボロボロとこぼしたシーンでした。通勤電車でこのシーンにつきあたって、思わず本を閉じて途中下車してしまいましたよ。こんな顔人前では見せられませんって…今朝、このせいで遅刻してしまったのは、あまりにも恥ずかしいので会社の人には絶対内緒です(^^;;

さて、本来であれば瞳子についてお祝いとかアレコレ語り明かしたいところですが、それは同じくこの日を待ちかねていたマイミクさんが書いてくれているし、全部書いてしまうと、マズルカSTEPさんの「おめでとう本」に寄稿するネタが無くなってしまうので(^^;ちょと変化球の視点からの読感を書いてみましょう。

2005年4月に美術部さんの「細川可南子がみてる ロサ・カナーコ」に寄稿させていただきましたコラムでも書きましたが、今にして思えば、「妹オーディション」のP80を読んだときからずっと、私は乃梨子と同じ視点で瞳子というキャラクターを見守っていたのかも知れませんね。乃梨子が瞳子を想って流した涙に、私はこの姉妹の路線確定を確信したし、妹レースという視点でこの作品に接するべきではないと心から理解できました。だから、私はこの作品をもっと好きになることができたのだと思います。まさかこれほど長く険しい路線になるとは予想してませんでしたが(^^)

「大きな扉 小さな鍵」で絶望の渕にいた瞳子に手を差し伸べて支えになってくれたのは乃梨子だった。「クリスクロス」で最後に瞳子の背中を押してくれたのも乃梨子だった。私は本来、特定の登場人物の視点で物語を読むことはしないようにしているのですが、マリみて唯一の(?)常識人で一般人である乃梨子の感覚には不思議と馴染むものがあったのかもしれない。だからこそ、形振り構わない真っ直ぐな想いを持って乃梨子が接する瞳子という、ある意味非常に厄介だったキャラクターに対しても、間接的に好意を持つことができたのだと思います。その結果、私は偏ることなく数多くの作品と人々との出会いに恵まれました。むしろ私の方が「ありがとう」と言いたいくらいですよ。


おめでとう。
それは祝福の言葉。

言葉にできない想いがある。
言葉にしなくても伝えられる絆が確かにある。

こぼれる大粒の涙は、どんな言葉も敵わない最高の贈り物でした。 でも、それは親友の乃梨子だけの特権なので、イチ読者の私には、せめてしつこいくらい「おめでとう」と言わせて下さい。

祐瞳姉妹のベタベタ・デレデレなのはこれからいくらでも楽しめますが、まずは眼前に控える「祥子さまの卒業」に向けて随分沢山伏線を張ってあるので、まだ一山ありそうです。あいかわらず先生は謎掛け好きですね(^^)

まずはファーストインプレションで掘り下げきれていない部分もありますが、今夜はもう遅いのでこのへんで。

 2007/10/08(月)  「秋のアニメ(その2)」

■逮捕しちゃうぞフルスロットル
単なる焼き直しかと思いきや完全新作でストーリーも楽しみだし、最近の藤島康介氏の画風も取り入れた(?)キャラクター作画も大安定。自衛隊のレンジャー部隊研修を終えた夏美と、海外でのプロファイリング研修を終えた美幸のパワーアップしたコンビの活躍は、あいかわらず観ていて退屈しませんね。ちなみに道路封鎖の場面で使用された墨東署付近の錦糸町前交差点は、仕事柄見覚えの有る場所だったのでちょっと嬉しかったり。あんな交通封鎖は普通できませんけど(^^;当然ながら視聴継続。

■灼眼のシャナII
私はシャナに関しては、ファーストも観てないし原作も読んでない完全な門外漢ですが、だからこそシリーズもののアニメが初心者に受け入れられる余地はあるのか?」を検証する貴重な材料であるとも言えます。第1話だけ観た結論としては、一切前置きなしで完全にファーストを観ていることを前提としている作りながら「うん原作を読んでみよう」と思わせるパワーはありました。どちらかというと、ツンデレキャラの代表格と呼び声の高いシャナよりも、一般人ヒロインの一美ちゃんの方にですが(^^;ハヤテのごとくのヒナギクさんと西沢さんといい、最近はツンデレと一般人の要素を入れるのはデフォなのか?とりあえず「録画」を継続して、暇を見つけて原作を読んでみます。

■DCII
うーん、とりえず私的には「なし」かな。ギャルゲーアニメとしては出来のいい部類なんでしょうけど、原作ゲームを知らない身としては「原作をやってみよう」という気にさせるほどのパワーはありませんでした。キャラが薄味というか何と言うか…少なくともDCSSの音夢VSことりVSアイシアという強烈さに比べると…第1話でいきなり幼馴染からの告白で始めておいて、この先どうするつもりなのか?という猜疑心もある。君望と同じような痛切さから目を背けない愛憎劇を書き切るようなことは期待できそうにないなぁ…何話か視聴を継続しますが、肌に合わなければ見切る方向で。

■スケッチブック
マックガーデンが送り込む、ARIA系のヒーリングまったりアニメ?原作漫画はいつかは読んでみたいと思っていましたが未読なので、果たしてそのオススメに足る理由がアニメで再現されているのかどうか…現段階では判断しかねます。しばらくは判断を保留。まずは原作から読んでからということで…

これで視聴が可能なものはとりあえず一段落。
でも、本数はもっと絞らないとねぇ…

 2007/10/07(日)  「秋のアニメ(その1)」

超激務でまともに家に帰らないやくざな日々が続いていましたが、束の間の休息をフル稼働させて、録り貯めていた秋のアニメを鑑賞。まずは駆け足ですが雑感をば。

■CLANNAD
劇場版が「出来は悪くなくて別作品にまとまっているのに煮え切らない感じ」だったことに対して、原作の再構成能力に定評の有る京アニであれば、この作品の核となる部分を的確に表現してくれると信じていましたが…さすがは京アニ!これぞ京アニ・key部隊のクオリティ!同じ原作なのに、古河渚というヒロインの印象がここまで違うものなのかと…あ、でも第1話はキャラがどんどん出てくる早回しな展開だったので、ゲーム版を知らない人にとっては、普通のギャルゲーアニメのような印象を受けてしまうかも。まぁ、これは軽いジャブのようなものなので、ここはひとつ信じて観続けてあげてください。その過程にあるのは、少々辛い種類の感動かもしれませんが…

ネタバレ満載のOPは「”あの子”を初期段階でフレームインさせるのはいかがなものか」と首を傾げる部分もあったし、早回しな展開という気もしないでもないけど、2クールを持ってしてもCLANNADのストーリーを描くには尺が足りないし、アニメにはアニメのテンポがあるということでしょう。贅沢を言えば、OP主題歌をラストの渚の台詞「願いの叶う場所」に重ねるゲーム版の大胆な構成(実際のゲームだとそこまでに3時間くらいかかる)の再現とか…贅沢はいいますまい。EDの「小さな手のひら」のメロディそのままに歌詞を変えた「だんご大家族」は名曲だと思います。

OPを見た限りでは椋と有紀寧は恋愛的絡みはなさそう。あくまで渚ルートで杏と智代には多少の恋愛要素を入れて、ことみと風子は作品のテーマを描くことに力点を置いた構成になるのでしょう。1クールでレギュラー編を、1クールでAfterをやる構成なのでしょう。そうなると、きっとあの辺できっとそうなってしまうのか…いや、ネタバレにならないように詳しくは書きませんけど。

■カイジ
アカギの時のような女性人気を意識した演出への懸念がありましたが、実際には野太い線で描かれる濃厚で胡散臭い悪人面の福本キャラの魅力をしっかりと引き出してありほっと一安心。今や福本作品の代名詞でもある状況擬音「ざわっ…」もアニメで表現するとこうなるのかーと感心。原作どおりの展開なので、すでに「限定ジャンケン」のからくりを知っている人にとっては、ドキドキ感はあんまりないかもしれませんが…1クールなら兵頭会長とのEカードまでかな?でも、あのラストは放送できるのだろうか?

■ガンダム00
えーと…特にありません。まだネタ振りの段階であり、各陣営の勢力関係も人間関係も分からないので、判断のしようがありません。やたらと美形揃いで、ガンダムの機体名が複雑で、太っちょガンダム(名前はまだ耳に馴染まないので略)のデザインは正直どうなのよ?と思わないでもありませんが、まぁ気長に見ていきましょう。