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 2002/02/28 (土)  「マル秘作戦「Xeno」発動」

AM0:00 就寝
明日に備えていつもより2時間も早く布団に入るが、まったく寝付けなので、16パターンもの行動経路をシミュレートしていたらAM2:00になってしまった。遠足前の小学生じゃあるまいし…どうせ眠れないなら、いっそのことゲームでもしながら起きていようか、という考えも頭をよぎったが、行列は体力の消耗が激しいから、1時間でも休める時には休んでおいた方がいい。結局、満足に寝れたのは90分くらいでした。

AM4:45 起床
5:08の始発電車で「なんば」に向かう。電車内で最終的に下した決断は「ソフマップにすべてを賭ける」という平凡だが最も確率の高い選択肢である。まだ夜も明けぬ雨の日本橋を小走りに駆け抜けて、AM5:30 ソフマップSAURUSに到着。すでに9名の先客がいて、私は10人目でした。私の事前予想では、30〜50セットはあると読んでいたので、一安心できる順番である。ソフマップは限定版の予約を一切受けておらず、当日先着販売のみ。ビックカメラのポイント還元や、誰もがノーマークのスーパーポテトにも心が動いたが、このミッションに失敗は許されない。お得さ故に競争の激化が予想されるビックカメラや、いまいち店員が信用ならないスーパーポテトと心中することはできない。

行列の先頭はなぜかオバハン。「受験中の息子に頼まれたのかな?」と想像していたら、その口振りから察するに、ゲームショーにも徹夜で参加するような筋金入りのゲーマーおばさんだった。確かに、ゼノには婦女子ファン層が存在するが、あのオバハンは例外でしょう。小雨のぱらつく中、徐々に人が集まってきて50人程度に。この辺りになると列に加わるのを躊躇する人も出始めた。ソフマップに賭けるべきか、それとも他店に回るべきか…いやはや、痛いほどわかりますぞ、その悩み。結果的に買えたなら、寒さと空腹と尿意を5時間に渡って耐えた私のやり方非効率的かもしれないが、最善の策(て)を打って敗れたなら悔い残らない。勝敗は兵家の常なのだから。

AM10:30、通常営業開始30分前になって、ようやく行列者のみの先行販売を開始。肉眼で確認しただけで100本近くあったと思うが、果たして全員が買えたのだろうか?レジにて「ゼノサーガ プレミアムパッケージ」の購入とPS2版「Kanon」の予約引き換えを済ませ、雨用仕様のビニールを被せた巨大な袋を抱えて、満足して家路につく。近所のコンビニで「通常版ゼノサーガ」を受け取り、予約特典の限定CDもゲット。これにてミッションコンプリート。ご満悦で家に帰るなり、湯船に浸かって冷え切った身体を暖めて、昨夜の分まで寝直す…ZZZ

---しかし、闘いはまだ終っていなかった。

夕方まで爆睡してから袋を開けてみると、はて?どういうわけかPS2の「Kanon」のソフトが入っていない。予約特典の羽バックもビニール袋も入っているのに、なぜソフト本編が入っていないのか? 今朝のレジの状況を思い出してみると…そういえば、あの店員さんはやたらと時間がかかっていた。今日は「ゼノサーガ」だけではなく、PS2版「Kanon」の発売日でもあったのだが、その店員さんは早朝販売は「ゼノサーガのみ」の販売だと思い込んでいたらしく、明らかにその特典処理に戸惑っていた。

ソフマップの特典入れ忘れはこれまで何度かあったけど、ソフトを入れ忘れられたのは初めてです。不安だったのは、ソフトの入れ忘れがあったことを、どうやって証明すればよいのだろう?ということ。まぁ、たかだかゲーム一本のために詐欺を働くバカチンはいないとは思うが… 無用の波風は起こしたくないが、6800円を無駄にするのは痛すぎるので、ソフマップに電話してみると、フロア長の方が応対してくれて、あっさりと承諾してくれくれました。まぁ、私はゲームだけで年間20万円以上ソフマップで買っている超お得意様だから、疑われるはずないんだけど。

再び難波に赴いて、入れ忘れたソフトを袋に詰めてもらいました。「今後このようなことがないように担当者を厳重注意しまして、指導を徹底いたします。ささやかですが、お詫びの品を入れさせていただきましたので、どうぞお納めください」とのこと。彼らはバイトではなくて正社員であり、販売のプロなのだからミスを犯せば罰せられるのは当然だ。人間誰しも間違うことはあるが、そのミスをミスとして認めて今後の教訓にするのがプロの仕事というものだ。さすがはフロア長を務めるだけのことはある。販売員の鏡ですな。ちなみにお詫びの品とは、「サクラ大戦オンライン(巴里バージョン)」の特典テレカでした。ちゃんと私の購入履歴を調べて重複しないアイテムを選んだようです(ワゴンセールするくらい多量に余っているという説もあるが)。

はぁ…なんだか色々あって疲れてしまった。結局今日は「ゼノサーガ」の起動すらしてません。攻略は明日から開始です。50時間を想定して、クリアは来週の水曜日あたり?木曜日には「みずいろ」が到来してしまうので、それまでに意地でもクリアしなければ…

 

 2002/02/27 (水)  「風来のシレン外伝(9)」

穴掘りダンジョン「ギトーの試練」は後回しにして、秘技ダンジョン「クロンの試練」に挑戦。秘技ダンジョンとは、このダンジョン内にだけ落ちている「秘伝書」を使用することで、様々な特殊技能が使えるようになるシステムです。不思議のダンジョンマニアの人なら「トルネコ2の戦士技能のようなもの」と言うと分かりやすいでしょう。

一度読んだ秘伝書は、秘伝としてその冒険中は気力を消費することによって何度でも使えます。また、秘伝を何度か使っていると「○○の秘伝を極めた」と表示され、以後その秘伝は秘伝書を拾って読まなくても最初から覚えている状態になるし、HP回復の秘伝「深呼吸」→「超代謝」のように上級秘伝を覚えることもできる。とりあえず試練をクリアするだけなら手持ちの秘伝書だけでなんとかなるが、更に深い階層にチャレンジするなら必須となる。

気力はターン数でもちょっとずづ溜まるが、敵からダメージを受けて溜める場面のほうが多いだろう。「深呼吸」でHPを回復できるし、「霞飯」で満腹度も回復できるので、常識の範囲内での死亡率はかなり低い。だが、常識の範囲内で闘わねばならないため、装備に恵まれないと太刀打ちできないという難しさもある。理想としては、「根性の竹刀」で素振りをしまくって力を上げまくり、腹が減ったら「霞飯」で回復…ができればいいが、なかなかそうは上手く行かないものだ。

挑戦3回目、拾った「長巻」を装備してみたら呪われてしまったものの、ド根性でクリアに漕ぎ着けました。終盤は階段を見つけたら即降りで、一番役に立ったのは意外にも「高飛び」の秘伝でした。ボスは拍子抜けなくらい弱かったです。弓を撃ってたら画面に入ってくる前に倒してしまいました。…珍しくバランス調整失敗ですか、チュンソフトさん?

これで、残りの試練は2つ。穴掘りダンジョン「ギトーの試練」と、初期ステータス固定の「リーバの試練」です。リーバの試練は鍛えたアイテムを持ち込むことができるが、失敗したらアイテムを失う危険性もある。万が一のときは風来救助隊に救助してもらえばいいが、端からアテにするような温い感覚で臨んでいたら、いつ何時取り返しのつかない失敗を犯すやも知れぬ。油断大敵!

ここまで順調に攻略を進めてきたが、明日には「Xenosage」が到来してしまうので、しばらく「アスカ」の攻略はストップします。でも、絶対に帰ってきますよ〜 こんなに面白いゲームを止められるワケがないからねぇ…

 

 2002/02/26 (火)  「風来のシレン外伝(8)」

「カカ・ルーの試練」をクリアしました。このダンジョンは、アイテム持込不可、仲間連れ込み不可で、ワナを武器として活用する特殊ダンジョンです。普通のダンジョンでは憎々しいワナの数々が、ここでは唯一の攻撃手段であり、ワナの効果を最大限に利用する冷静さと知恵が問われる試練です。

挑戦2回目でクリアしましたが、その道のりは楽な物ではなかった。地下15階のボス戦に備えて万全の体制を仕上げて13階まで来たのに、そこでイッテツ戦車に殺されてしまいました。「いやすぎがっぱ」のアイテム投げで回復の壺の容量を[0]にされてしまい、回復手段を失ったまま4連戦。そのとどめに、イッテツ戦車の大砲の爆風が…直線上にいないので、必殺の「デロデロの湯」のワナ攻撃も不可能。気づいたときには、すでに手詰まりの状況に追い込まれてしまったのです。

ボス戦に備えて保存の壺に入れておいた「ギタン弾」はいつでも用意できる物ではない。そこで通算3度目の「ネットでSOS」を選択して救援を待ち、そのまま攻略を続けることにした。さすがに高難度の試練になると風来救助隊のなり手が少なくなる。30分後に再接続してみると、ようやく1人救助を名乗り出てくれた。1時間後に再度接続してみると、救助成功の報告がありました。かたじけない!難易度は高いが一番乗り確率も高いこの試練での救助は穴場かも?

復活時にもらえるお助けアイテムに「復活の草」を選択して、そこからは階段を見つけ次第即降りして、地下15Fでのボス戦に到達。大型地雷のワナで2匹のタウロスを瞬殺し、残ったボスにギタン弾を投げつけるだけであっさり終了〜 イッテツ戦車やモンスターハウスの恐怖に比べたら楽なもんです。

さぁ、次は穴掘りダンジョン「ギトーの試練」だ!

 

 2002/02/25 (月)  「風来のシレン外伝(7)」

レビューは書き終えたけど、ゲームの方はようやく折り返し地点です。「ブフーの試練」をクリアして、更なる4つの試練に行けるようになりましたが、そこを越えたら更に2つのダンジョンが待っています。その上、ハイスコアキャンペーン用の「鋼賀の隠れ穴」まであります…半分どころか、30%にも達していないかも知れません。まぁ、レビューのプレッシャーもなくなったことだし、気長に果てしないゴールを目指すことにしましょう。

「ブフーの試練」は時間は掛かるけど比較的楽なダンジョンです。「エレキ箱」というカラクリモンスターは、敵を倒すと成長するし、回路という部品を付ける事で武器防具の合成と同様の特殊効果を追加出来ます。呼び出せば仲間として闘ってくれるし、装着すればその能力を自分で使うこともできます(「1」の肉システムと「2」の動物王国システムを掛け合わせたような物です)。エレキ箱は登録しておけば自分が死んでも無くならないのが良い。エレキ箱の経験値が満タンになると、エレキ屋で1ランク上のエレキ箱に改造してもらえる(例:オヤジ戦車→イッテツ戦車)。とにかく、やたらと奥が深いシステムである。

「ブフーの試練」での風来救助隊にも参加できるようになったが、死んでもエレキ箱を失わないという特性により、あまり救助依頼が多くないみたい。15Fの救助依頼を1件こなしたけど、3着以降でも300NGもらえたので、確実に難易度に比例して相場は上がっているようだ。エレキ箱の育成も兼ねて、しばらくここに踏みとどまって救助に精を出すか、それとも、新たなる試練にチャレンジして更なる高配当を目指すか…迷いどころである。

今週木曜の28日には「ゼノサーガ」が到来してしまうが、それでも日課のように風来救助隊の任務をやってしまいそうな勢いです。?魔人学園はどうなった?HOSHIGAMIは?ヘルミーナとクルスは?…あぅぅ…聞かないで下さい。シレンとは、げに罪作りなゲームよのぅ…

 

 2002/02/24 (日)  「ビーック、ビック、ビック、ビックカメラ♪」

28日のマル秘作戦「Xeno」に備えて、難波千日前のビックカメラに下見とポイントカードを作りに行ってきました。昨年末にオープンしてから結構時間が経っているけど、実はビックカメラなんば店に行くのは初めてだったりします。千日前通りは日本橋本筋とは正反対方向だし、ポイント還元の実利よりも予約特典を優先するマニア気質の私にとっては、ビックカメラに足を運ぶ必然性はなかったのです。

やたらと広い店内に辟易しながら、3Fのゲームコーナーに到着〜商品配置はソフトよりもハード優先で、いかにも量販店という雰囲気が漂っています。おお、Xboxが唸るほど余っているではあ〜りませんか!しばらくレジ前に張っていると、10分に1人のペースでボチボチ買っていく人もいたし、限定版は一応売り切れたみたい。34800円からさらに13%のポイント還元&eq;4524円はかなりオイシイので、おそらく日本橋界隈ではビックカメラの販売数が一番多いと思うのだが…それで、この体たらくは厳しいのでは? 「トラいち」の大神さんの情報によると、Xboxの試遊台は1台につき10万円も金を取るそうです。…ゲイツはん、まだまだ日本市場の研究が足りんとちゃいますか?

何も買わずにポイントカードを作るのは気が引けるので、何か買う物は無いか店内を物色…おっ、PSone用の携帯バッテリーを発見。PSoneの底に敷いてドッキングさせる作りがナイスですな。でも「4時間の充電で2時間しかプレーできない」という仕様はヘボ過ぎます。充電寿命が約500回と少なすぎるのも痛すぎる。まぁ、SCE非公式の色モノアイテムだからしょうがないか… 「ときメモ3」の限定版も普通に余っていましたが、不思議だったのは店内売上ランキングでなぜ「ときメモ3」が6位なのか?新品ですら2980円で叩き売りのご時世に、4980円という不勉強な価格設定なのになぜ?(解:ポイント還元で買ったのでは?)

特に買う物もないので隣のCDコーナーを覗いてみると、そのとんでもない値引率に戦慄を覚えました。最近出たばかりの「ZONE」の1stアルバム「Z」(定価2000円)を1800円で値引き販売、しかもポイント13%で234円を還元。合計21.7%というトンデモナイ値引き率である。これで利益が出るとしたら、他のCD店にとっては脅威ですな。幸い「ビックカメラ&eq;CDも売ってる」というイメージがないので事無きを得てますが、この値引率で利益が出るなら、定価販売がいかに不当な商売であるか実証されてしまいます。おそるべし!ビックカメラ!

さて、分かる人には分かる28日決行のマル秘作戦「Xeno」ですが、日本橋主要ゲームショップ最新の聞き込み情報を載せておきます。しかし、あまり参考にはなりません。なにしろ、私自身がどこに行くのか決めかねている状態ですので…

ビックカメラ
「限定版の予約は昨年12月の段階で締め切りました。当日販売分はおそらくあります」

ソフマップ
「限定版の予約は取り扱っていませんが、当日販売分は少量ですがありますよ」

ゲーマーズ
「限定版の予約は取り扱ってませんが、当日販売分は多分あります」

スーパーポテト
「限定版の予約は締め切りましたが、当日販売分はあります」

どのお店でも「当日販売はある」と答えています。これは、「入荷数が読めないため予約が受けられない」という意味であり、商品がまったく無いというわけではないので、意外と簡単に買えるかもしれません。ビックカメラはポイント還元がおいしいが競争過多の可能性があるし、ソフマップは手堅い線だが11時開店というデメリットがあり失敗したら取り返しがつかないし、ゲーマーズの店員は信用できないし、スーパーポテトは穴場だが穴場過ぎて胡散臭い。最終的には当日のなりゆきで決めることになるだろう。

 

 2002/02/23 (土)  「ときメモ3 SPイベント 約束のこの場所で」

天満橋の「エルおおさか」で開催された「ときめきメモリアル3 スペシャルイベント 約束のこの場所で」に参加してきました。このイベントは、「もえぎの音楽だより第1集」購入特典であり、アニメイトや「こなみるく」で参加整理券が配付されていた(一部雑誌でのハガキ抽選もあったようだが)。東京・大阪と2箇所での開催だが、大阪の方が先に開催されるため、関東圏からの追っかけもチラホラいたようです。

14時開場の予定だったので、余裕を持って13時に現地入りしてみると、なんだか想像よりもずっと人が少ない。どういうことだろう?昨年の同じ時期に、同じ場所で「ときメモ2」のイベントとは大違いである。土曜開催の影響か?男女比は95:5くらいでしょうか?この手のジャンルのイベントにしては意外と女性率が多いかも。さすがギャルゲー界の大御所というべきか? 「Edgeworth Box」のMU-6さんのような度胸は私にはないので、行列の先頭の人にインタビューしたり、「神田朱未ファンクラブ」のハッピを着込んで色紙への寄せ書きを集めている2人組に声をかけたりはしませんでしたけど。

13:30、座席の抽選BOXが回ってきた。私の番号は…J-19番(ニヤリ。この会場は2度目なので、この番号の配置は容易に想像できた。J(前から10列目)-19(横幅30なのでほぼ真ん中)。熱狂的な前衛に巻き込まれないし、正面からステージを見れる理想的なポジションである。14:00、ロビーに入場して物販コーナーを覗く。「出張こなみるく」での開催記念限定テレカに長蛇の列ができていたが、無視してアニメイトの物販コーナーで2000円分の買い物と予約をして、ポスターとサイン色紙(印刷物だけど)をゲット。暇になったのでテレカの行列を眺めていたら、商品の中に見慣れないものを発見。「ときメモ2ビデオクリップ集DVD」?こんな商品、店頭で見たことないんですが?

「3」よりも断然「2」が好きな私としては、これは見逃せない!最盛期に比べればすいぶん少なくなった行列に参加する。しかし、2列の片一方の列の消化が異常に悪い(5倍以上違う)。1人は「こなみるく」の本職店員、もう1人は明らかに素人のイベントスタッフでした。イライラしながら待つこと20分…あと1人というところで完売のお知らせが…ふ、ふざけんな!実力で負けたのなら兎も角、販売スタッフの手際の悪さで買い逃したとあっては、悔やんでも悔やみきれないぞ!すると、スタッフが展示用スタンドに立てかけていた2本を販売しようとガムテープを剥がしていた。なぜかスタッフは「ビニールに穴が開いてしまいますが、それでもいいですか?」と言っていたが、私は保存マニアではなくて実用主義者だし、未開封で転売しようなどというネットバイヤー野郎でもありません。躊躇うことなく「それ下さい!」と決断。まだ未定だけど、いずれは市販される品らしいので、買い逃した人は私を恨まないで下さいネ!

買い物を終えて15:15過ぎにJ-19に着席。ほぼセンターで想像通りの好位置である。会場全体を見渡してみると、空席がかなり目立つ。行列の段階から少ないとは思っていたが、6割にも満たないとは…「3」の販売本数がいかに不振を極めているのか、その厳しい現実を目の当たりにしました。座席のチラシを眺めつつ荷物の整理をしていると、近くの座席のカップルの会話が聞こえてきました。別に聞く気はなかったのですが、声がデカすぎて嫌でも聞こえてきてしまうし、その内容があまりにも馬鹿馬鹿しかったので、その一部始終を再録してみましょう。

女「ねぇ、暗くなったら体触られたりしないかな?」
男「そんなこと誰もしないよ」(心の底から激しく同意する私)
女「ゲーム大会とかあるんでしょ?もし当たったりしたら困るなぁ」
男「そんなこと言わずに楽しもうよ」(連れて来る前にに説明しとけよ!)
女「(チラシを眺めつつ)ねぇ、どのキャラが好きなの?」
男「ゆっこちゃん…って分かんないか(チラシを指で示す)」
女「…私とドッチが好き?」
男「そ、そんなの…比べられないよ」
女「なによ、この○×■☆△(自主規制)!」

(聞くに耐えなくて私がトイレに立ったので以下どうなったのか知りませんが、イベント会場で痴話喧嘩すんなよ。ちなみに、その女の子は小錦に似てました(顔も体形も))

15:30、いよいよ開演!…が、オープニングのナレーション中に、炊きすぎたドライアイスで客席まで煙ってしまい、直撃を浴びた前衛の客が咳き込むというハプニング発生。限定版といい、匂いで攻めつるのが「3」のお約束なのか?(違 今日の司会進行は、ファミ通の「ときメモ番記者」こと「MIDIはらふじ」氏でした(現在はフリーライター)。長年ファミ通で彼のコーナーを読んできた者として感慨深いものがありましたね。メインヒロイン6人の声優さんは…すみません、実はまったく予備知識がないので、顔も名前も役と一致しません。でも、さすがに80時間以上やったゲームなので声を聴けばビビビときますね。お気に入りの「和泉さん」「渡井さん」役の2人がいなかったのが残念ですが…

トークと歌の合間に客参加型のゲーム(早口言葉、旗上げ)などを挟みつつ進行。旗上げゲームには、牧原優紀子のコスプレをした人(男)が運良く抽選で舞台に上がって、「優紀子VSニセ優紀子」の対決で妙に盛り上がっていました。野郎のコスプレ女装を認める気は全くありませんが、ちゃんとスネ毛の処理をしていた努力と、死ぬほど恥ずかしがっていた羞恥心に免じて不問としておきます。恥を知らなくなったら、真人間に復帰できないからなぁ… 17:40、アンコール2曲を終えてイベント終了〜 恒例(?)の参加者による燦々七拍子で締めて帰途に着く。

CDのおまけイベントとしては十分に満足できるイベントだったと思いますが、もうちょっと音のチューニングに気をつけていただきたいものです。会場の設備の限界もあるのだろうけど、全員が熱唱すると音量が上がりすぎて耳が痛かったです。あと、やはり権利関係が複雑なのかZARDのOP・EDrテーマが使えなかったのも痛い。決して良い曲とは思わないが、一番馴染みのある曲が使えないのでは、「みなさん、ご一緒に」と言われても困ってしまう。「もえぎの音楽集」に収録された曲が主だったが、憶えるほど聴いた曲はないし、憶えるに値する曲もなかったし…

やはり、こういうイベントは、私のような中途半端オタクには向いてませんね。曲の振り付けをさも当然のようにこなしたり、合いの手を絶叫したりできないようでは…いや、できるようになりたいとは思いませんけどねぇ。東京会場は満員になるのかなぁ?コナミの面子はどうでもいいが、娘の晴れ姿を一目見ようと招待された声優陣のご両親たちが不憫すぎるので…

 

 2002/02/22 (金)  「Xbox日本上陸」

2002年2月22日、2並びの今日はXboxの日本版の発売日です。すでに恒例になっている渋谷TSUTAYAでのカウントダウン販売には、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長も姿を見せるなど、なかなか盛り上がっていたようだ。平日である上に予約販売が順調だったこともあり、行列の規模はそれほどでもなかったようだが、出足はそこそこ好調のようだ。

マイクロソフトの発表によると、初回出荷台数は25万台とのこと。5万台の限定版込みの数字なのか判別できないが、PS2(65万台)・ゲームキューブ(50万台)に比べたらずいぶん控えめな数字と言えよう。まぁ、PS2のように「初回100万台宣言」をしておきながら65%しか準備できなくて市場を混乱させたり(しかもバグだらけ)、ゲームキューブみたいに猛烈に売れ残るよりは、ちょっとくらい品薄感を煽る程度が良いのかもしれない。

私個人としてはXbox購入の予定はありません。買う金が無いわけではありませんが、自分を納得させるだけの購入動機が見つからない。「どうしてもこのソフトがやりたいんじゃぁ〜!」「このソフトのためなら34800円出しても惜しくない!」と思わせるソフトが出てこない限り、どんなに値下されても買いません。

よく「ハードの命はソフトのラインナップである」という理論を見かけますが、それは半分正解で半分不正解です。ユーザーレベルの視点では、そのハードの市場がどうなろうと知ったことではありません。たとえ1本でも自分にとって最高のソフトがあれば、それでいい。確かに、ソフトの数が多い方が選択の幅が広がるが、常に選択に頭を悩ますこととなり、時間の潰し合いが起きる。むしろ、ゲームの密度は薄くなってしまうのだ。

私には、ユーザーレベルでXboxを購入する動機はないが、アナリストとしては大いに期待している。SCEの一極支配と独自路線を突き進む任天堂、両者の共存は可能だが衝突しないということは市場に競争原理が発生しないということでもある。価格競争や人気タイトルの争奪戦が起これば、結果的には質・量共にユーザーは恩恵を享受することが出来る。赤字上等のチキンレースに勝ち残るには、企業の資本力がモノをいうが、その点ではマイクロソフトには唸るほど金はある。挑戦者としての資格は十分にあるし、慢性的な構造不況に陥っているゲーム市場はニューヒーローを歓迎するだろう。

ただし、現在はまだ、洋ゲーなのか?ネットゲームなのか?メイド・イン・ジャパンの正統派なのか?何で勝負するのか見えてこない。アナリストとして冷静に分析すると、期待半分・不安半分といったところですね。業界の活性化は結構ですけど、限られたパイの奪い合いにならないよう願いたいものです。

 

 2002/02/21 (木)  「風来のシレン外伝(6)」

やっぱり今日もシレン三昧。すでに生活の一部になってしまいました。テレホタイムでもないのに気にせずネット接続するだなんて、ネットゲーム否定派の私には想像だにしなかった事態です。恐るべし、チュンソフト!一生ついていきます!

初めて「ドラスの試練」の風来救助隊に参加したが、ここで思わぬ大苦戦を強いられた。ドラスの試練はアイテムの持ち込み不可、しかも風来救助隊の救助モードではマップ途中に町が存在しないので、仲間をゲットすることもできない。丸腰で挑むのはたかが9Fであっても無謀極まりない所業である。

救助を引き受ける時は深く考えなかったが、あまりもの辛さに連続5回救助失敗。救助の諦めも覚悟して臨んだ6回目になって、ようやく救助に成功しました。実は、救助用ダンジョンは同じミッションなら何度死んでもマップやアイテムが変化しないので、失敗を繰り返しながらも未識別のアイテムを鑑定したり階段の位置を暗記したりできる。面倒ではあるが、これ以外に「ドラスの試練」を丸腰で生き延びる術はない。

ネットギタンの報酬は、ダンジョンの難易度と階層に比例する。現在、風来救助隊は1000人を越えているため、救助という名目よりもタイムアタックミッションと化しているのが実情である。3着以降でも半額はもらえるのだが、1日に2人助けたとして約500NGでは効率の悪さは否めない。より報酬の多い救助を選択可能にするため、しばらくの間ダンジョン攻略に専念するしかなかろう。

【ちょっとイイ話集】
・祝福されたアイテムは無くない
祝福されたアイテムは祝福効果が持続している間は何度使ってもなくなりません。祝福された「天の恵みの巻物」で11回も武器を強化できました。すばらしい!

・焼きおにぎり
おにぎりを持った(保存の壺に入れていない)状態で「地雷を踏む」と「焼きおにぎり」ができます。焼きおにぎりはデロデロの湯のワナを踏んでも腐らないし、満腹度が50%回復してHPが30回復します。わざわざ狙って作るほどのものではないが、偶然出来ると妙に嬉しい。

・根性の刀
そんな名前のアイテムはありません。これは普通の刀に「根性のしない」を印の数最大まで合成したもので、刀を振ると6/100の確率で力の最大値が上昇します。

 

 2002/02/20 (水)  「風来のシレン外伝(5)」

今日は風来救助隊はお休みして「ドラスの試練」に挑む。このダンジョンはアイテムの持込が禁止されており、しかも武器や防具や草は一切落ちていないので、巻物と杖を駆使して戦わねばならない。でも、仲間の協力攻撃を上手く使えれば、そんなに難易度は高くないかもしれない。2回目の挑戦でクリアできたし。

武器と防具が入手できないので、攻撃はもっぱら仲間任せになる(運がよければダンジョン内のお店で購入できることもある)。攻略2回目では運良く河童の「ヘイジ」と鋼賀忍者の頭領「ジンパチ」を仲間に出来た。ヘイジは投げ物系の敵に強いし、ジンパチは3方向攻撃ができるので強力な戦力になる。だが、攻撃力と防御力がほとんど上昇しないので、中盤以降は任せきりにしておくと勝手に倒されてしまう恐れもある。アスカ自身が杖で支援するか、アイテムに目もくれないで目の前の階段を突き進むか、どちらかが必要になる。

ボス戦は全体攻撃系の巻物を使って周囲の雑魚を瞬殺。ボス「ネムリー」の貫通レーザービームは強力だし、攻撃を受けるたびにワープして仲間を呼ぶので、かなり厄介である。でも、ネムリー自体は攻撃を受けるまでその場を動かないので、一直線上にならないように近付いてHPが回復してから攻撃すれば、時間は掛かるけど楽勝です。

さあ、次は「エレキ箱」を駆使した「ブフーの試練」に挑むのだが、これまで全くエレキ箱を使ってこなかったので、何をどうすればいいのやらサッパリ分からない。しかも、その先には更に4つの試練が待ち構えている。はぁ…どこまでも奥の深いゲームですなぁ(うっとり)…「1000回遊べるRPG」の名に嘘偽りなし!

どう考えても2/25のレビューまでに極められそうにないが、ネタはいくらでもあるので何ら問題はありません。終わりの無いゲームのレビューとは、その過程を描くことにこそ意義がるのですから。

 

 2002/02/19 (火)  「風来のシレン外伝(4)」

今日も今日とて「風来のシレン外伝」三昧です。帰宅と同時にドリキャスの電源を入れて、夕食もHPの更新も忘れて、気が付けば深夜2時…だ、誰か止めてくれ〜(切実

昨日の日記で「風来救助隊サーバーへの接続に30分近く掛かる」と書きましたが、テレホタイムを避けて夜7時〜8時に接続してみたら、嘘みたいに高速で繋がりました。全部で3分とかかりません。その代わり、遭難者の救助要請件数も少なく、1つの救助依頼に風来人が殺到するので、1番乗りの達成は難しくなる。それに、救助依頼そのものも高度化していて、第2ダンジョン20F以上の依頼がほとんどである。

相当きつかったのが、第2ダンジョン27Fでの遭難者の救助だった。26F・27Fと2連続でモンスターハウス!しかも、27Fでは四方八方からイッテツ戦車の砲弾が乱れ飛ぶ爆心地!あと一歩でも遭難者が遠くにいたら、危うく二重遭難するところだった。あぁ、心臓に悪い…本日は3人の風来人を救助して570NG(ネットギタン)を獲得。「剛剣マンジカブラ(印の数2倍)」までの道のりは遠いなぁ…

追記:「死に様の美学」 モンスターハウスで「にぎり親方」に自分をおにぎりに変えられてしまう。アイテムは一切使えない。装備品なしの扱いなので大ダメージ。しかも八方を囲まれていて移動すらできない…さて、

 Q:あなたならどうする?
 A:どうにもなりません(泣

ただ為す術もなく、座して死を待つのみのです。アクエリアスで一服して気分を落ち着かせ、死を覚悟して臨む…「アスカは復活の草で生き返った!」!!!常に復活の草をスタンバイ状態にしておく私の慎重さに救われました。復活と同時に状態変化も解除されたので、持ち帰りの巻物で離脱に成功。100回に1回も起こりえない絶体絶命の危機を脱した時の快感!これだから、シレンはやめられない!

 

 2002/02/18 (月)  「風来のシレン外伝(3)」

攻略日記はまだ第3回ですが、攻略自体は毎日やっています。第2ダンジョン「ホウライ山」をあっさりとクリアして「祭来国」に進出。新たなる3つの試練の追加とともに、風来救助隊の救助依頼の受諾が可能になりました。では、さっそく腕試しに遭難者の救助に行ってみましょう。

ネットに接続して、遭難者を検索…初めてだから難易度の低い依頼を選択。報酬のネットギタンの額は難易度と着順によって決まる仕組みである。1人でも救助に成功すれば遭難者は復活できるが、救助依頼掲載期間中は遭難依頼がクエストとして残るので、複数の救助者にも報酬が出るのだ。例えば、今回私がこなした依頼は、一番乗りで60NG(ネットギタン)、2着で40NG、3着以降は30NG。少なくとも全員に報酬が出るわけだ。

だが、ホストサーバーへの接続待ちと処理待ちの時間が長すぎるのは困りモノである。救助依頼を受けるのに約15分、救助完了を通知するのに約10分はかかってしまう。これはサーバー側の問題なのでダイヤルアップでもADSLでも大差は無いだろう。落ちないだけまだマシとも言えるけど…ご褒美の「ネットギタン」で買えるアイテムは確かに貴重だが、必要なポイントも果てしなく遠い。相当な数をこなさなくてはならないが、接続毎に30分近い時間を取られるのは痛い。全国のシレンジャーたちが上達するにしたがって救助依頼が減っていくのは目に見えている(死ににくくなるから)し、救助依頼そのものも高度化していくことだろう。ユーザーの有志によって支えられているこのシステムが、どこまで機能するのかは、ネットゲームの今後の可能性を占う上でも重要なものとなるだろう。

話は変わって「ムラドの試練」のお話。これはスーパーファミコン版の元祖シレンにもあった「フェイの問題」と同じ性質もののであり、そのあまりもの難しさにヒイヒイ言わされております。極限のテクニックを駆使して難問を切り抜けるのは快感ですが、あまりもの難しさに投げ出す人が続出するのでは?でも、ネットで答えを検索しようなどと考えてはいけません。シレンジャーのプライドにかけて。

 

 2002/02/17 (日)  「Game Summit 2002」

新大阪センイシティ「ゆめっせ」で開催されたゲーム系オールジャンル同人誌即売会「Game Summit 2002」に一般参加してきました。11時開場なので10時入りを目標に地下鉄に乗ったのですが、途中で腹痛に襲われて途中下車してトイレに駆け込む。今朝食べた賞味期限を1日超過した食パンが悪かったのか?結局30分遅れで現地に到着。さて、行列のほどは…60人くらい?うーん…この時間帯でこの人数か…初開催のイベントなので知名度が低いし、行列のできるような大手もいないから、参加者は少ないだろうとは予想していたが、これほど少ないとは…

11時になって開場。「はーとふるDiary」で通い慣れた会場が、今回はやけにガラーンとしていた。それもそのはず、実際、パンフレットを読んでみると、150SPの募集に対して定員割れの85SPに止まっていた。会場のキャパを半分しか使っていないのだから当然といえば当然。良く言えば「ゆったり」、悪く言えば「閑散」としている。関西のイベントしにしては珍しくコスプレOK・撮影OKだったが、コスプレスペースにはコスプレイヤーもカメラ小僧も人っ子ひとりいなかった。参加者数に対して妙に多すぎるスタッフたちには、すでにカラ元気すらなくなっていました。

「てけれつのパァ」「Twinkle Snows」「低気圧で行こう」などの行きつけサークルの新刊をゲットして、「RM実行委員会」で「Reliable Memories 3」のパンフレットを先行入手。新規開拓は「すかいあべにゅ〜」のみ。恒例の全チェックをしたのに11時17分にはミッション終〜了〜。先週の「こみっくテンペスト3」を上回る最短記録の更新です!オークションやコスプレコンテストなどの時間イベントも用意されていたが、それがどうなったのかは分かりません。見るに忍びないし、時間を潰すほど見るべきものがないし…

「関西のイベントは難しい」と良く言われるが、今回はその好例と言えよう。このイベントの問題点をあげるとすれば…

 1、開催時期が悪すぎる
 2、カタログの書店販売がない
 3、イベント公式HPの不備
 4、行列を呼べるような大手がいない

「1」については、他のイベントとの兼ね合いもあるので半ばどうしようもない事なのですが、関西以外の作家さんが参加しやすくて、なおかつ、サークル側も一般参加者側も適度に即売会イベントに餓えている時期での開催が望ましい。なおかつ、大イベントで燃え尽きた作家さんが立ち直って新刊を作れる頃が最高だが、誰もがそう考えるので、そういう時期はすでに抑えられている。個人主催による新規イベントがそこに割って入るには、関西には数少ないジャンル限定オンリーイベントで独自色を打ち出していくしかないだろう。

「2」については、公式HPでは一応「書店販売はやっている」と書いてありましたが、なぜか委託書店に行っても買えませんでした。カタログの書店販売のリスクは確かに大きいが、イベントにとって最大の広告手段でもある。現地に行けばカタログは買えるが、そういう人たちは頼まなくても来てくれる強兵たちである。彼らは比類なき同人野郎たちだが、それ以外の無党派層を取り込むことなしに、この関西の地で300人規模のイベントの開催など夢のまた夢である。

「3」については、今や同人サークルの8割以上がホームページを持っているし、カタログが事前に入手できないのなら尚更、イベント公式HPは重要になってきます。それなのにドメインが変わったりサーバーがよく落ちるようでは、申込すらままならない。あと、サークルの早期申込割引制度は逆効果だと思う。早期割引に間に合わなければ割高感を感じてしまいます。今は亡きマックの平日半額と同じです。休日は倍額ですからね。

「4」については、これはもう運と縁次第です。作家さんにも都合があるので、「ウチのイベント合わせで新刊を出して下さい!」と頼むことはできません。先週の「こみっくテンペスト3」が「みきぽん王国」単独で200人近い参加者を獲得した事例があるように、やはり大手の力は絶大です。主催者の顔の広さも大いに問われますが、作家をその気にさせるジャンルやテーマを提案できれば、自然と質・量ともに魅力的な即売会になっていくことでしょう。

次回開催は大丈夫なのだろうか?

 

 2002/02/16 (土)  「アクセス向上委員会(11)」

  1位 −( 1) 932 (+ 54) 「少女ネム」
  2位 ↑( 3) 610 (+163) 「魁!クロマティ高校」
  3位 ↓( 2) 552 (+ 69) 「素敵だね」
  4位 −( 4) 398 (+117) 「ファイナルファンタジー10」
  5位 ↑( 7) 332 (+ 59) 「遠い約束」
  6位 ↓( 5) 331 (+ 54) 「トゥルーラブストーリー3」
  7位 ↑( 9) 319 (+ 69) 「御旗のもとに」
  8位 ↓( 5) 296 (+ 19) 「グランツーリスモ3」
  9位 ↑(11) 291 (+ 52) 「月姫」
 10位 ↓( 8) 275 (+ 15) 「それはエノキダ!」
 11位 ↑(14) 272 (+ 52) 「Missing Blue」
 12位 ↓(10) 259 (+ 17) 「ガンパレードマーチ」
 13位 ↓(12) 248 (+ 18) 「気分は形而上」
 14位 初(--) 235 (+198) 「週刊GM研vol.29」
 15位 ↓(13) 248 (+ 24) 「ティアリングサーガ」
 16位 −(16) 233 (+ 41) 「ひがしんが大戦3」
 17位 ↓(15) 228 (+ 14) 「課長バカ一代」
 18位 ↑(19) 208 (+ 36) 「AIR」
 19位 ↓(18) 205 (+ 24) 「魁!クロマティ大戦3」
 20位 初(--) 195 (+152) 「メタルギアソリッド2」

【特命リサーチ2002『激ヒットの謎を追え!』】
猛烈な勢いで遂に「魁!クロマティ高校」が2位にのし上がりました。永遠の王者と思われていた「少女ネム」の座すら脅かしかねない勢いです。どの漫画系サーチエンジンからもリンクされていないにも関わらずこのヒット数は尋常ではありません。「ファイナルファンタジー10」が再加速して月間100ヒットを超えているのは、インターナショナル版が発売された影響でしょう。「月姫」も順当に票を伸ばしてトップ10入りを果たしましたが、ここから更に上を狙うには「歌月十夜」レビュー追加によるテコ入れが必要かも。

爆発的な勢いで20位に急上昇してきたのが「メタルギアソリッド2」。検索エンジンに登録されたのは2月からなので、わずか半月で150ヒット越えという記録的な数字です。ネタの鮮度・販売本数の多さもさることながら、アクションゲームでこういうフォーマットのレビューを書く人がほとんどいないのも好調の要因と考えられます。

なぜか「週刊GM研vol.29」が急上昇して16位にランクイン。週刊GM研はバックナンバーを公開していないのですが、データはサーバー上に放置してあるので検索エンジンにはひっかかります。Google検索の性質上、類似項目がある場合は最もアクセスが多い物を表示する仕組みになっています。そのため、冬コミ直後にアクセスが集中していたvol.29を「週刊GM研の代表」とする検索結果が出てしまうわけです。時事ネタが多いのでバックナンバーの公開はしない方針だったのですが、見直す必要があるかもしれません。

また、リニューアル以降のレビューについては集権期間の関係上詳しい数字は出せませんけど、順調に票を伸ばしています。むしろ以前のようにジャンルによる差が出ない傾向があるようです。最近ゲームレビューの取材活動に時間がかかりすぎて、週2本の予定を達成できていなのですが、もうしばらくこの状況は続きそうです。大作ラッシュの終る3月中旬には週2本を軌道に乗せたいものです。

【2002年上半期活動拡大方針】
レビューの発行形態を「月刊GM研」単位ではなく、週刊個別に切り替えた影響により、今後より明確に「レビューサイト」としての性格を強く外部にアピールする必要が出てきました。多い物では1000ヒットにも迫ろうかというレビューもある反面、その閲覧数のわりにGM研の常連獲得には繋がっていないのが実情です。これまでは検索エンジンによる偶然性に頼ってきましたが、キーワード解析の統計から判断すると、そのほとんどがレビューを見ようとして来た人ではありません。そうやって辿り着いた方が「なんだ、外れかよ」とさっさと立ち去っているのか、「とりあえず読んでみるか」と思っているのかは分かりませんが…

そこで、レビューそのものを目的とする読者層の新規開拓に乗り出すために、レビュー系のサーチエンジンに積極的に登録していくことにしました。現在、1日1登録のペースで登録の申請を進めています。GM研がいままで外部宣伝活動をほとんど行わなかったのは、自分のレビュースタイルと生産能力に自信が持てなかったからです。この1年間の活動の積み重ねによって、自分に何が出来て何が出来ないのか、よくわかりました。だからこそ、自分に出来る範囲で、自分に出来ることをやっていこうと思います。これから出会うかもしれない未来の読者様のためにも、より一層のコンテンツの充実を図っていく所存です。

どうか、今後とも、GM研をよろしくお願い致します。

※次回の調査発表は3月1日の予定で、今後は毎月初めに変更します。

 

 2002/02/15 (金)  「バレンタインデー」

昨日はバレンタインデーだったみたいですね。翌日になってから話題にしているあたりに、いかに私がこのイベントに興味が無いかが良く現れていますな。バレンタインデーに関して否定的なことを書くと「チョコをもらえない負け犬の遠吠え」のように解釈されてしまいますが、それは大きな間違いです。何しろ、私は心の底からバレンタインデーが大嫌いなんですから。

バレンタインデーにチョコレートを贈るという習慣は日本だけのものです。そもそも、その起源である「聖バレンタイン」とは、3世紀頃ローマに実在したキリスト教司祭かつ医師である。当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士が家族を恋しがって軍の志気が低下しないようにという強引な理由で、兵士たちの結婚を禁止していた。 聖バレンタインは、結婚を望む兵士たちにこっそりと手を貸して、密かに結婚式をとり行なっていたが、これが皇帝の知るところとなり、さらに、高まるキリスト教迫害の気運もあって、ついに269年(270年という説もある)2月14日に処刑された。処刑される前に、女性に宛てた手紙に"From Your Valentine"と書き残したと伝えられている。

日本では、女性が男性にチョコレートをプレゼントするバレンタインデーだが、西洋では男女双方が想いをよせる人にカードを送り、チョコレート、花などの贈り物をする。もちろん義理チョコなどはない。 日本で最初にバレンタインデーの広告を出したのはロシア系実業家「バレンタイン・F・モロゾフ」氏で、戦前の1936年のこと。その後デパートが「恋人に贈り物をする日」として宣伝したことはあったが、さほど定着しなかった。

戦後、日本のバレンタインデー再出発は、1958年(昭和33年)。メリーチョコレートの営業主任がヨーロッパの知人からバレンタインの話を聞き、東京・新宿の伊勢丹デパートで「バレンタインには女性から男性へチョコレートを贈りましょう」というキャンペーンを行なった。このキャンペーンこそ、女性から男性へという日本独特のバレンタインの起源。メリーチョコレートによると、“女性から”とした理由は、デパートで買い物をするのは圧倒的に女性だったことと、当時の風潮を受けたものだという。昭和33年前後の日本では、アメリカのウーマン・リブ運動の影響を受けて多くの女性誌が創刊されるなど、「女性ももっと意見を。恋愛においても女性がイニシアチブをとりましょう」という時代のムードがあったのだ。 その後、日本チョコレート・ココア協会が、2月14日を「チョコレートの日」と制定し、デパートなどの流通業界も加わって大々的にチョコレート商戦を繰り広げたため、1970年代後半から定着し始め、今日に到っている。

いかにも西洋に由来がありそうな名前の「ホワイトデー」だが、3月14日にホワイトデーがあるのは日本だけ。バレンタインのお返しとして男性から女性にプレゼントを贈る日で、関東では主にキャンディーを、関西ではマシュマロを贈る(本命にはマシュマロ、本命以外にはキャンディーやクッキーを贈るという説もあり)。 キャンディー需要拡大のチャンスを狙っていた全国飴菓子工業共同組合の理事長が、オイルショックの前後(昭和47年頃)に最初に提案したという。「ホワイトデー」というネーミングは、アメの主原料である砂糖の「白」に純情という意味もあることから考案された。最初は「キャンディーの日」というネーミング案もあったが、「バレンタインのお返し」と位置づけた方が、将来の需要拡大につながるだろうという見地から「ホワイトデー」に決定。

さらに、お菓子の神様が日本にお菓子を持ってきたのが3月14日頃という古来の伝説(本当にあるのかは不明)や、欧米では聖バレンタインが助けた男女が1カ月後に結婚したというもっともらしい説も浮上。これらを受けて飴菓子組合が、バレンタインデーのちょうど1カ月後を「バレンタインチョコのお返しとしてキャンディーを送る日にしよう」と、1978年6月に名古屋で行なわれた総会で決定した。1980年より、広告代理店と組んで本格的キャンペーン『愛にこたえるホワイトデー』が行われた。その後もキャンペーンは継続され、徐々にホワイトデーが日本全国に浸透してきたというわけだ。(ちなみに「3倍返し」が定着したのはバブル経済の頃)

…というように、調べれば調べるほど、お菓子業界の陰謀に乗せられているのが癪に障ります。贈物に思いを込めること・贈物に感謝すること、そのものを否定するつもりはありませんし、どうせやるなら楽しいイベントにした方がいいと思う。しかし、マスコミが煽り立てる現在の「恋愛至上主義」という風潮を認めるわけにはいかない。

長くなりすぎて日記では論理をまとめられそうにないのが残念だが、「現代社会における恋愛至上主義の問題点」については、後日改めて考察することにしよう。

 

 2002/02/14 (木)  「風来のシレン外伝(2)」

いまや生活全体を脅かす存在になりつつある「風来のシレン外伝:アスカ見参」ですが、なかなか前には進みません。先日の「盾消失事件」にはまだ後日談があったのです。スタート地点の村に戻った時、盾を失った動揺により正規の手順を踏まないで電源を切ってしまったのです。よって、再開してみると持ち帰った装備がすべて消失…鍛え上げた「カタナ+18」もファーストダンジョンでは貴重な「合成の壺」もすべて消え失せていました…(鬱

仕方が無いので、心機一転してイチから装備を鍛え直すことに。合成用に倉庫に預けていた装備が残っていたのが不幸中の幸いだった。10Fの根来神社までを何度も往復して、確実&安全に剣と盾を強化していく(根来神社までに鍛冶屋があるので、少なくとも剣と盾をそれぞれ+1できる)。少々無理をして鋼賀城に乗り込めば強化系巻物の出現率も高くなるが、そこに辿り着くまでの時間や、装備を失ったり死んだりするリスクを考慮したら、「根来神社往復コース」が最も効率がいいのである。

敵の攻撃パターンも完全に把握していたし、序盤のマップの敵だけが相手だから余裕をかましていたら、突然殺されてしまいました。「ひまガッパ」の特殊攻撃「アイテム投げ」によって投げつけられたのは「620ギタン」…これは「お金を敵に投げると金額の1/10のダメージが与えられる」という、シレンでは常識の上級テクニックなのだが、まさか敵に使われるとは…「62のダメージ!」…序盤だったので即死でした。

偶然「復活の草」を持っていたので復活できたけど、嫌な汗をかきました。単なる死亡なら風来救助隊に助けてもらえるけど、いつまでも救助される側に甘んじていることは、「レビューせんたい(博多弁?)シレンジャー」のプライドが許さない。いかなる事態をも想定した一部の隙も無い研ぎ澄まされた集中力、それこそがシレンの真髄である。

剣と盾を+13まで鍛えたところで、鋼賀城天守閣に乗り込む。「炎上の巻物」を読んで鋼賀忍者を焼き尽くしつつ、遠距離からの手裏剣も炎の壁でシャットアウト。燃えながら近寄ってきた頭領を「ドラゴン草」で攻撃したら、あっさりクリア。…武器の強化も防具の強化も、実は必要なかった(汗

さっそく第2ダンジョン「ホウライ山」に挑戦!が、いきなりレベルアップした敵に四苦八苦。16F、17Fと「2回連続モンスターハウス」という大ピンチを総力戦で切り抜けたものの、装備品の強度に限界を感じて戦略的撤退を決意。「持ち帰りの巻物」で帰還しました。普段なら欲をかいてもう少し無理をすることろですが、せっかく見つけた最強の剣「剛剣マンジカブラ」を失うわけにはいかなかった。シレンは引き際も大切である。

第2ダンジョンには旅の途中で気軽に寄れる村が無いので、鍛冶屋が利用できないのが困る。ヒビのはいった腕輪の修理もできやしない。もうしばらく第1ダンジョンで鍛錬してから挑む必要がありそうだ。

 

 2002/02/13 (水)  「原作付きアニメはどうあるべきか」

TVアニメ版の「Kanon」の第1話を見逃しました。そもそも、草木も眠る丑みつ時:深夜2:45〜という放映時間帯が尋常ではない。関西地区は2週間遅れというのも舐めてるし、関東でも東京ローカル。最初から視聴率なんて考慮しないならOVAでやればいいのに…深夜だからエロというわけでもないみたいだし…

すでに先行放映している東京人からの伝聞によると、あまり良い出来ではないらしい。樋上いたるの原画からかけ離れた絵柄、ただ豪華なだけでキャラになりきれてない声優陣、原作の設定を無視しまくったキャラ設定…このコメントを聞く限りまるでダメダメですな。とりあえず来週の放送を見てみてから、DVD版を買うかどうか検討するとしよう。

フジテレビの狙いは、全国約10万人のKey信者が買い求めるDVDから発生する製作権利料であろう。だからアニメの出来はどうでもいいのか?なんとも下衆な商売である。基本的に原作側はアニメには文句を言えない立場にある。こういう原作へのこだわりというものは、原作者よりもファンの方が強いようだ。原作者は自分が作った作品に変化が生じることを「新鮮」に感じるが、ファンはその変化を「イメージの破壊」だと解釈する。

私は原作つきのアニメはあまり好きではない。原作が売れたから便乗しようという魂胆が見え見えだし、ブームが終らないうちに放送するために制作期間も恐ろしく短くなる。そんな状態でまともなアニメが作れるはずがない。それに、原作のファンが買ってくれるという甘えと打算が気に喰わない。最近は音楽業界の都合によってOP・EDテーマが選定されたりするのも気に入らない。

オリジナルで視聴者を呼べるビックネームが少なすぎるアニメ業界では、小粒でも確実な小ヒットが望める原作付アニメ化戦略を取らざるを得ないのは理解できる。しかし、再生産から新しい物は決して生まれない。DVDの普及により業界全体の数字の面では復調したかのように見えるが、「視聴」から「所有」への変化はアニメを単なるファンアイテムにしてしまった。ジャパニメーションは今、底なしの劣化スパイラルに陥っているのである。

 

 2002/02/12 (火)  「風来のシレン外伝(1)」

「ラ・ピュセル」のレビューも片付いたことだし、ようやく「風来のシレン外伝:アスカ見参」の攻略を開始できます。いや、むしろこれがやりたいがために、前のレビューを超特急で仕上げたようなものです。「あなたにとっての生涯のベストゲームは?」と聞かれば迷わず「風来のシレン!(スーパーファミコン版)」と答える私にとって、この不思議のダンジョンシリーズをプレーすることは何を差し置いても優先されるべき、最重要事項なのである!

「シレン」は最高に面白いゲームだが、同時に最高に難しいゲームでもある。知力・体力・時の運、すべてを兼ね備えてもまだ足りない。失敗すればゼロからやり直し。その極限の緊張感がたまらない!鍛え上げた装備が一瞬で失われた時には、自分のミスを悔やんで不貞寝して枕を涙で濡らすこともある。それでもなお、やめることなどできなくて、100時間単位の時間を投入してしまう…まさに、悪魔のゲームである。

さて、今回最大の目玉はドリキャスのネット機能を活用した「風来救助隊システム」です。これは、これまでの不思議のダンジョンシリーズの常識だった「死亡→すべてのアイテムを失う」をユーザー間の助け合いによって救済するシステムである。死んだときに「ネットでSOS」を選択すると、自動的に風来救助隊のサーバーにつないでくれて、そこで救助要請を登録する。その依頼を引き受けた別のユーザーが、行き倒れになったポイントまで出かけていって救助するのだ。救助に成功するとお礼の品としてネットギタン(ギタンはシレンのお金の単位)が貰えて、レアアイテムが購入できる…という仕組みである。

「シレンジャーの私がミスして死ぬなんてありえないから、このシステムを使う機会はないだろう」と思っていたのですが、初プレーでいきなり死んでしまいました。どこまで進んでいいのか見当がつかなかったので、初期装備のまま行ける所まで行こうとしたら、予想外の攻撃で殺されてしまいました……

失って困るほどのアイテムがあるわけではないが、せっかくなので「ネットでSOS」してみることに…ダイヤルアップ回線が遅いのかサーバーにアクセスが集中しているのか分からないが、かなり待たされましたが無事に登録完了してSOSを送信。

…ここで回線を切って、ホームページの更新作業をしつつ救助を待つ…

1時間後、再び救助隊を訪れてみると、すでに7件もの救助成功報告が!さらに7件の救助進行中とのこと。すさまじい反応の早さである。お礼の呪文を送信して、見事復活!しかも復活のときに救助アイテムが1個貰えるので、「持ち帰りの巻物」を選択してダンジョンを脱出。ありがたや〜

ただし、救助を待っている間はゲームが出来ないのは難点である。この先何ヶ月後かにも現在のような強力な救助体制が維持できるという保証は無いので、初心者は乗り遅れないようにしなくてはならないだろう。ネットゲームの問題点「サービスの維持」をユーザーの自助努力に任せている今回の方式がどこまで機能するのかは、ネットゲームの今後を占う意味でも重要な指針になるかもしれない。

追記:
「鋼鉄の盾+20」をロストしてしまいました。ケンゴウの盾弾きによって飛ばされた盾が、すぐ後ろにいた仲間に当たって、ダメージに変換されてしまい消失………しばし硬直………気力を打ち砕かれて不貞寝。死んでも救助隊に助けてもらえるが、ロストしたアイテムは2度と帰ってこない…まだ合成する前だったのがせめてもの救いだが…

(※シレンは間違いなく歴史的名作ですが、遊び手を選ぶゲームでもあります。逆境を愉しめない方にはオススメできません。)

 

 2002/02/11 (月)  「コミックテンペスト3」

同人誌即売会「コミックテンペスト3」に一般参加してきました。直前まではあんまり行く気がなかったのですが、虎の穴で前売りパンフを買ってみたところ、「みきぽん王国」が参加していることを発見して参加を即決!「みきぽん王国」とは、keyのグラフィクデザイナー「みらくる☆みきぽん」さんの同人誌サークル名です。前回の冬コミに参加していなかったのに、まさかこんな場末のチンケな(失礼)即売会に参会しているとは!夏コミ以来の新刊も大いに期待できるので、これを行かずになんとする!

今回の会場は「マイドームおおさか」。場所は大阪城の近くの大阪ビジネスパークのあたり(カプコン本社もこのへんにあるらしい)。ここに来るのは初めてでしたが、行って見たら別にドーム状の建物ではなく単なるビルでしたけどね。名前の由来は「まい(ど)ドーム」なのだろうけど、どうせならそう分かるように「まいどーム大阪」に変えたほうがいいのでは?

準備会のHPに「朝7時以前の来場は絶対にするな!」と注意書きしてあったので、朝8時に地下鉄を乗り継いで現地入り。建物裏の駐車場にすでに45人ほどの行列ができていた。うっ、さすがに「みきぽん」効果はすさまじい!(実際に、このうち5割が「みきぽん」狙いだった)朝9時、ぼちぼち人が増えてきた。今のところ100人くらい。やっと太陽光が当たるようになったが、曇り空にすく隠れてしまう。それにしても寒い…もしかしたら、冬コミの早朝よりも寒いかもしれない。単独行動なのでコンビニで暖かい飲み物で暖をとることもトイレに行くこともできない。手が冷たくて本のページもめくれない。朝11時、寒い寒いと思っていたら小雪が舞い始めた。マジっすか?今年の大阪初雪ですぜ、旦那!(寒さのあまり、変なテンションになっております。ご了承ください)体脂肪率5%の痩身にはこの寒さは堪えます。明日の風邪は確定か?

11時20分、ようやく列が移動して建物の中へ。暖房の効いた室内に、行列から安堵の息が漏れるとともに曇る眼鏡。11時30分、予定通りに会場!受付スタッフの「まほろさん」のコスプレの出来のよさに思わず足を止めそうになったが、ここは迷わず「みきぽん王国」へ移動。さすがは今回唯一にして最大の大手だけあって、スタッフ側も行列対策は完璧。並ぶこと約5分、あっさりと新刊「あぷりこっと」を購入。別に冊数制限はなかったのですが、誰に頼まれているわけでもないし、私は転売野郎ではないから新刊を1冊だけ購入しました。みきぽんさん(らしき人)から先着プレゼントのバレンタインチョコもいただき、ミッションコンプリート。せっかくなので(越前康介風で)一応120サークルの全チェックをしましたが、特に見るべきものもなくあっという間にチェック終了。帰り際にもう一度、受付スタッフの「まほろさん」のコスプレを鑑賞。丸顔がメイド服に良くあっていたし、「ターンAモミアゲ(?)」もバッチリ再現されていました(どうやってセットしたのか謎ですが)。眼福々々。

で、今回の戦利品は…1冊です。1冊?!みきぽん王国の新刊1冊だけかい!個人的には値千金の一冊をノーマークに近い形で入手できてありがたかったけど、即売会のレベルとしては如何なものか?会場前に確認した人数だけでも約300人の参加者を集めていたし、すでに第3回目なのだから需要はあるのだろう。しかし、これほど見るべきものがない即売会も珍しいかもしれない。サークルのレベルについては完全な個人の嗜好の問題なので言及したくないが、せめてもう少しイベント全体のジャンルを絞り込んで特色を出して欲しい。焦点の合っていないイベントは、一般参加者にとってもサークル参加者にとっても不毛なだけですからね。どうせ小規模でやるならオンリーイベントの方が妙なパワーとコダワリがあって潔い。次回からの改善に期待するとしよう。

 

 2002/02/10 (日)  「ソルトレーク冬季オリンピック」

ネタが無いので、冬季オリンピックの話題でもしましょう。ネタが無いからやるの(?)ハイ、その通りです。私にとってはその程度の興味しかありません。個々の競技は嫌いではありませんし、人間の肉体の限界に人生を賭して挑む競技者たちの姿は、非体育会系の私から見ても美しいと思う。では、何が嫌なのかというと、「報道陣の異常な加熱ぶり」と「メダル獲ってなんぼ」みたいな風潮である。

観るべきテレビが何も無いときには、とりあえずオリンピック中継を映していますが、必ず音声をOFFにしています。解説者はちゃんと解説をしないで応援者に成り下がっているし、実況者も実況というより絶叫してるだけで本来の機能を果たしていない。それに、その競技の第一人者を差し置いて日本人選手のことしか紹介しない(しかも過大評価している)し、メダルへの期待を連呼するばかり…とてもじゃないが聞くに耐えません。

それと、やたらと選手のインタビューに時間を割くのは如何なものか?そりゃあ確かに競技選手の4年間の血の滲むような努力には素直に敬意を表したいが、オリンピック報道ではそういうものは全く伝わってこない。その最たるものが松岡修三である。まだ記憶にも新しいシドニーオリンピックで地元オーストラリア人から失笑を買った、そのあまりもの熱血応援ぶりに、引いてしまった人も多いことだろう。報道が選手以上に目立ってどうする!

オリンピック選手の育成は10年計画なので、長野組が半数を占める日本勢のメダルが大幅に減るのは当たり前である。日本には恒常的にスポーツ選手や芸術を育成するシステムも資金源も存在しないのだから、これは至極当然のことなのだ。2002年以降の日本サッカーがどうなるのか、ちょっと心配だ。

 

 2002/02/09 (土)  「レビューの延期」

私の場合、連休だからといって何処かに出かけたりはしない。日頃溜めているゲームを消化するため、朝の5時までゲームをやって昼過ぎまで眠りこける生活サイクルになるので、むしろ普通の週末よりも家に引き篭りがちになってしまう。

現在「ラ・ピュセル」の攻略中ですが、攻略はすでに最終段階に突入しています。あとは最終ダンジョンを残すだけなのですが、戦力的に少々キツイので鍛錬が必要だし、装備購入のお金がやたらと不足しているので、まだまだ時間がかかりそうだ。

…というわけで、2月11日に予定していたレビューは延期することにしました(といっても1日だけですが)。なんとしても、このゲームの面白さを表現したい。ゲームレビューに専念するため「最終兵器彼女」のレビューも延期にしました。あぁ、自分の体が2つあったら…と不毛なことを考えたりしますが、もしそうだったとしても、仕事と遊びの分業なんてしないで、二人とも遊んでしまうだろう(しかも1本のゲームを奪い合うかも)

さぁ、気合いを入れて最後の攻略だ!

 

 2002/02/08 (金)  「禁断の領域へ」

ついに禁断の領域へ踏み込んでしまいました。それは…トレーディングカードの世界です。虎の穴日本橋店をいつものようにうろついていると、階段の壁に貼られたチラシを発見。「今、トゥルーラブストーリー3のトレーディングカードBOXをお買い上げの方に特製TLSバインダーをプレゼント」とな?これはトゥルラーの端くれとして見逃せぬ!……チーン、4458円になりまーす……ぐはっ!気がついた時にはもう買っていました。あれほどトレカだけはやらないと心に誓っていたのに…

なぜトレカをやりたくなかったか…それは、私のコレクター根性に火がついて歯止めが効かなくなるからである。私の身近にはトレカを交換できる友人はいないのが、交換なしでコンプリートするのは無謀極まる行為だ。しかし、ひとたび決断した後の私の執念はすさまじいものがあるから、金に糸目をつけずに買いまくる泥沼にはまってしまうだろう。なまじ単価が安いので浪費しているという感覚が沸きにくいのも難点である。収集とは最も単純な物欲かつ最も危険な欲望なのです!

さて、今回買ったトレカBOXには、15袋で各10枚&eq;150枚入っている。TLS3トレカは全171種類。そのうち今回は126枚をゲットして、ダブリは24枚出た。まぁ、最初はこんなものだろう。後半になればなるほど辛く険しくなっていくのがトレカ道なのだから。TLSバインダーを1枚ずつ埋めていく行為は意外と楽しい。でも、このバインダーはTLS1用なので、ファイル数が足りない!明日あたりに追加用ファイルを買わねば…まんまとトレカ業界の策略に乗せられてしまった…(それにしても、定価で3000円もするバインダーをおまけで付けてしまうとは、虎の穴が太っ腹なのか、それともTLSトレカがあまりにも売れていないのか…(多分後者だと思うが))

さて、余ったカードをどうするか検討しなくては。一番望ましいのは同好の士と交換することだが…万が一、この日記を読んでいる人でTLS3トレカを集めている方がいれば、ぜひご相談したいのでダメ元でメールお待ちしています。本気でコンプリートするなら、もう1箱BOX買いした後で中古カードショップをあたって狙い撃ちで買い求めるしかあるまい。今まで日本橋のそういうお店(イエローサブマリンとか)にはまったく出入りしていなかったが、今後のためにも調査しておく必要があるだろう。(えっ?他にも買いたいものが?いや、そんなはずは…モゴモゴ)

 

 2002/02/07 (木)  「ラ・ピュセル(2)」

2月11日にレビューを間に合わせるために現在やり込み中の「ラ・ピュセル」ですが、締め切りに間に合うかどうか雲行きが怪しくなってきました。「20時間くらいでクリアできる」と読んでいたのですが、少しこのゲームを舐めていたみたいです。少なくとも45時間はかかりそうです。スケジュール的には赤信号の大ピンチですが、ゲームとしては思い掛けないくらい面白いんですけど。

前回の日記ではいくつか不満を漏らしたけど、今はこのゲーム流の楽しみ方を発見したので気にならなくなりました。そこに気付くかどうかで、このゲームの評価はかなり変わってくると思います。私も途中まで気付かないでガシガシ進んでいたのですが、中盤でどうにも敵に勝てなってから「スキルシステム」と「お店システム」に気がついた。「スキルシステム」とは、装備品に付加してある能力成長補助のことである。強さだけを求めて同じ装備のままだと、パラメータが偏ってスキルの憶えが悪くなる。特に防御系スキルの有無は戦局を左右する重要な要素です。「お店システム」とは、商品を買った後に「アンケート」で「高くてもいいから良い品を」と答えないと商品がいつまでたってもレベルアップしないのだ。てっきり「初期装備を浄化ボーナスで強化していく」仕様だと思っていました…大間違いです。

中盤以降のボスの凶悪な強さを除けば、シミュレーションRPGとして相当面白いゲームだと思います。「ファイアーエムブレム」「東京魔人学園」「ファイナルファンタジータクティクス」「タクティクスオウガ」…キラ星の如く歴史的名作たちと肩を並べる…とまでは言わないまでも、十分に名作を呼べるものかもしれません。「マール王国」のイメージを引きずってしまうのは、むしろマイナスかも知れない。先入観なしでやれば、思い掛けない掘り出し物になるのに…初週販売は28000本くらい(電撃オンライン速報)。70000本が精一杯のペースだが、頑張って10万本はいってもらいたいものだ。(だからそこ、レビューで応援する意義があるとも言えるが)

 

 2002/02/06 (水)  「コンビニ弁当戦争?」

最近、コンビニのお弁当が面白い。テレビ番組とのタイアップ企画ものが期間限定商品として登場し、にわかにコンビニ弁当戦争の様相を呈してきました。ローソンでは、「おじょママ(フジテレビ:火曜19:30〜20:00)」とタイアップして「おかずバカ弁当(関西地区限定)」を投入。ファミリーマートでは、「debuya(テレビ東京:火曜24:00〜24:30)」とタイアップして「debuyaメニュー3品」を投入しています。

「おじょママ」とは、ハイヒールモモコ・ピンクの電話(よっちゃん)・小川菜摘の3人の芸能人主婦のトーク番組であり、番組内の料理企画をローソンに持ち込んで実現したのが、「おかずバカ弁当」である。これは、弁当の8割がおかずという妙なお弁当だが、彩りや栄養バランスの考えられた主婦の知恵の詰まった弁当である。だが、量的に満足できないのと580円という価格が少々高く感じるかもしれない。

「debuya」とは、石塚英彦とパパイヤ鈴木の巨漢コンビが送る、デブのデブによるデブのための番組である。常識を超えた大盛り料理を紹介する人気コーナー「大盛りの美学」の企画で実現したのが、「debuyaメニュー3品(どデカおむすび、まいう〜丼、シャスデリー弁当)」。 「どデカおむすび(190円)」は3色の具材を詰め込んだ特大おにぎり。「まいう〜丼(480円)」は大盛りハヤシライスに半熟タマゴ。「シャスデリー弁当(580円)」はカツカレーと肉ジャガと竹輪の天ぷらのミックス弁当だが、中心はあくまで大盛りご飯。半熟タマゴをコンビニ弁当で食べられるとは、日本の食品加工技術はすごいなぁ…

食費を極限まで削っている私にとってコンビニ弁当ですら贅沢な食い物だが、こういう話題性のあるメニューならついつい食べたくなるものだ。お弁当は回転率の良い商品だが賞味期限が短いのでリスクも大きい。しかし、コンビニに来る客の大半は食料を求めてやってくるのであり、飲み物・雑誌・デザートなどにも消費が派生する。まさにコンビニの顔とも言える存在だ。値下げ戦争の不毛さは牛丼戦争で実証済みだから、値段じゃなくてメニューで勝負するのは、望ましい傾向だと言える。100メートル歩けばコンビニに当たるという過当競争が繰り広げられている都市部では、いかに他店との差別化を図れるかが決め手なのだから。

 

 2002/02/05 (火)  「ラ・ピュセル(1)」

PS2用シミュレーションRPG「ラ・ピュセル〜光の聖女伝説〜」の攻略を開始。HPのリニューアル作業に追われて1週間ゲームが出来ない状態が続いていたが、デバック作業も一段落ついたことだし、本業(?)のレビュー取材活動に復帰したのですが… 1週間のスケジュール遅延の影響で、積みゲームの2択に迫られることになりました。

「ラ・ピュセル」と「東京魔人学園外法帖」。どちらもシミュレーションRPGなのですが、魔人学園を後回しにすることにしました。発売日は魔人学園の方が先だったし、ゲーム内容への期待度・読者様の需要も魔人学園の方が高いと思いますが、敢えて「ラ・ピュセル」を優先することにしました。なぜなら、魔人学園はどう考えても今週中にクリアできるとは思えないからです。「ラ・ピュセル」は章仕立てで20時間もあればクリアできる(と思う)。なんだか、月刊GM研時代よりも締め切りに左右されているような気がしないでもないが…

さて、「ラ・ピュセル」について知らない人のために説明しておくと、このゲームは「マール王国の人形姫」シリーズで(ちょっとだけ)有名な「日本一ソフトウェア」が製作したシミュレーションRPGです。SRPGと言っても、戦略型ではなくて戦術型。RPGの戦闘部分がタクティクス風になっていて、これが意外とよく出来ている。支援攻撃と一斉攻撃の使い分けや、向き・高低差・地形効果・属性効果などの修正…などのようにSRPGの基本はよく抑えられています。

システム面で目新しい要素としては、「浄化」システムが挙げられる。マップ上の闇の磁場を浄化することで、その磁場の線上にいる敵にダメージを与えたり(その磁場の向きはキャラの方向(敵味方問わず)に曲がる)、敵キャラを浄化することで仲間にしたり、アイテムの魔力を強化したりできる。方向によるチェーン連鎖は「HOSHIGAMI」のパクリくさいが、この業界では先に出した者勝ち。磁場を巧く操ってループを完成させると「大奇跡」が発動するが、手間が掛かる割に威力が弱いし経験値も入らないので、ついつい通常攻撃のみのパワープレイになりがちである。(それはそれで楽しいけど)

ただ、少々技術面での不安がある。すでに3回もフリーズしているし(ウチのPS2が老朽化しているだけかも知れないが…)、セリフ毎に読み込むのも少々ウザイ。PS2なのにDVDじゃなくてCDROMを使っているのも疑問である。演出とキャラクターについては、まだ途中なので結論は出せない。後日の日記にて。

 

 2002/02/04 (月)  「夏コミの申込みジャンル決定!」

夏のコミケでの申し込みジャンルをようやく決めました。前々回、前回と同様に「モーニング系漫画FC」のジャンルにするか、それともジャンルを変えて「創作系小説」のジャンルで申し込みむのか… かなり迷いましたが、今回も従来通りのジャンルで申し込むことにしました。これは悩みに悩み抜いた末の決断でした。特に問題となった事項を列挙してみると…

【創作系小説というジャンルにどれほどの需要があるのか?】
コミケでの創作系小説というジャンルでは、一部の大手を除けば5冊〜10冊出れば上出来です。その場で中身を吟味し切れないこのジャンルでは、作品の中身よりも作者個人の交友関係(コネ)の広さと強さに比重が置かれています。同人誌というより自費出版に近い感覚です。

【400ページ以上にもなる本を500円程度で作れるのか?】
絶対無理です。仮に220Pの文庫本サイズ(表紙モノクロ)を50部印刷したとすると、原価は1600円を越えます。100部にすれば原価は900円程度に収まりますが、今度は在庫の山が残ります。いずれにしても400ページなんて夢のまた夢です。

【前回「シリーズ終了」を宣言した手前、シリーズを続けるのは体裁が悪い】
あの時点ではネタは出し尽くしたのですが、その後語り足りなかったことが後から後から出て、もう1本描くだけのネタは十分にあります。少ないながらも読者様からの続編要望もありますし、コミケ(ほぼ)唯一の須賀原漫画の灯を消すのも惜しいですし…

【配置日の問題】
創作系だと3日目の配置(しかも西館)となり、買い物に専念できないし、売り子をしてくれる友人の都合がつかない。漫画FCなら1日目の配置だが、今年のお盆休みは「お盆後半型」なので、夏コミの1日目+前日入り=合計2日も有給休暇が必要になります。8月の時点でどんな仕事を抱えているのか不明ですし…

以上のような問題点を考慮した上で、やはり今回も「モーニング系漫画FC」のジャンルで申し込むことにしました。さすがに3回連続の当選は難しいかもしれませんが、当選のあかつきには、新作2種類を出展したいと思います。1つは新刊同人誌「非存在コミケ学入門」、もう1つは小説「e-Angel」です。

同人誌「非存在コミケ学入門」は、須賀原洋行漫画「非存在病理学入門」のパロディで、コミケの実態解明というコンセプトは前シリーズと同じですが、今回は初めて4コマ漫画に挑戦します!原作のシュールな笑いを活かした新種のレポート漫画を目指して、現在鋭意構想中です。どぞ、ご期待くださいませ。

小説「e-Angel」の製本化は、あまりにもコストが合わないため断念します。1000円を越えるような創作小説を誰が買うでしょうか?私なら買いません。ですが、これは「書かない」という意味ではありません。ちゃんと夏コミで出展しますよ。製本化はできませんが、代案としてCD-ROMに収録することにします。これにより、容量は完全無制限&製造コストも大幅に安く上げることができますし、イベント直前まで締め切りを引っ張ることもできます。ただし、パソコン上で読みやすくするための工夫は必要になりますが…

それと、恒例(?)のコピー本も製作予定です。上半期レビュー総集編とか企画モノとか、いろいろ考えています。既刊の増刷予定は今のところありませんが、在庫分の再販は小部数ですが可能です。

長くなりましたが、こんなところでしょうか? 出来るかどうかは別として、先のことを考えるのは楽しいものですね。あとは当選してくれることを願いばかりです。

 

 2002/02/03 (日)  「ある日曜日の風景」

隣人の超絶的ないびきにゲンナリしています。地の底から響いてくるような重低音いびきであり、一体どんな姿勢で寝ていればあんな音が出るのか不思議でなりません。でも、寝ている人間に注意しても焼け石に水。我慢して隣人が寝返りを打つまで起きている事にしました。でも、こうして無理に起きていても、なぜか原稿は進まないんですけどね…

せっかくの日曜日だというのに、やっとこと言えば日本橋に出かけて「空の境界線(上)(下)」を入手したことくらいで、あとはひたすらレビューの執筆に追われてました。HPのリニューアルをしたのが金曜日だったため、今週は中0日で週刊GM研を、中1日でレビューを2本上げるという、非人間的な進行になってしまったのです。なんとか間に合いましたが、「MISSING PARTS」の攻略日記をつけていなかったら、本当に落ちてたかも知れません。来週は4連休(誤植じゃないよ。ウチの会社の特別休みだから)もあるので、余裕の入稿ができると思います(多分)

今日は節分でしたが、「関西では節分に太巻きを食べる」というのは本当だったんですね。なんでも厄除けの言い伝えがあるそうな。せっかくなので近所のスーパーの節分特集コーナーで極上太巻き(450円)を買って食べましたが、あまり節分の雰囲気が出ませんね。いや、節分のような地味なイベントでは雰囲気の出しようも無いけれど。都会では豆まきしてもゴミになるだけ?

 

 2002/02/02 (土)  「どっきんバグバグあにまる」

HPリニューアルから2日。続々と発見されるバグへの対応にテンテコ舞いです。まぁ、十分なテストをしなかった私の自業自得なんですけどねぇ…もうしばらくの間見苦しい状態が続くかと思いますが、どうか皆様、バグの発見にご協力をお願い致します。

今回見つかったエラーの多くは、InternetExploere の曖昧なHTMLに原因がありました。全体画面の幅を強引に調節している<TABLE>タグに終端</TABLE>タグをつけていないと、Netscape4ではまったく表示されなかったため、「右フレームが表示されない」という状態に陥りました(→修正完了)。また、<TEXTAREA>タグは<FORM>タグで囲っていないとNetscape4ではまったく表示されないし、たとえ表示されても自動改行が認識されません(→TEXTAREAを破棄して、TABLELで書き直し)。

あと、バグとは言えないかもしれないが、左フレームの読み込みが遅いと感じました。友人からの報告で「ADSLでも遅い」とあったので、改善策を取りました。アイコン画像に減色処理をかけて容量を8分の1に圧縮し、画像の先読み機能(<IMG>タグで極小サイズの画像を読み込む)を追加することで、初回読み込みがちょっとだけ早くなった(と思います)。

今までのテスト環境は、IE6.0、Netscape6.2 だけだったのですが、置物と化していたノートパソコン(VAIO)を引っ張り出してきて、IE5.0、Netscape4.7 でもテストするようにしました。Windows環境なら、これでほとんど対応できると思います(JavaScriptの性質上、IE3、Netscape3では動作の保証はできません)。ただし、IEであってもMac環境では色々と問題があるようです。ネットで調べていても具体的な表示差異は詳しく載っていません。なぜかGM研にはMac使いの常連さんが7.8%くらいいるので、その方々から寄せられるバグ報告に個別に対応して、1つずつバグを潰していくしかないでしょう。

工程見通しの立たないデバックは辛いものがあります。それは趣味でも仕事でも同じなんですね…

 

 2002/02/02 (土)  「予約戦争終結?」

ここ数日、異例の怒り心頭連載企画(?)となっていた「ゼノサーガ限定版予約戦争」ですが、それも今回でついに終結です!でも、ハッピーエンドではなくて、限りなく灰色の決着です。そう今日現在、予約はできていません。でも、諦めてもいません。まだ予約を開始していない某店(内緒)に最後の希望を託して毎日機をうかがっていますが、それとは別のシナリオも準備しておくことにしました。その名も「夜討ち朝駆け!有休当日決戦」です。

どのお店に行っても「限定版の予約は打ち切りました」と口を揃えていますが、「当日販売分はあるのか?」と聞くと、ほとんどのお店が「ある」と答えています。そこで、2月28日(木曜日)に有給休暇を取って始発で日本橋入りし、予約を受け付けていなくてもっとも大量に入荷しそうな某店(これも内緒)に押しかけるというものである。木曜日という不自然な日に有休をどうやって取るかが最大の難関だが、入手成功率は100%と断言してもいいだろう。あくまで予約できなかった時の最終手段だけど。

※(秘密作戦なので、具体的なお店の名前は公開できません。)

【雑記】
中古ゲームショップ「スーパーポテト」で、「ヒロインドリーム(週間特価セール:280円)」という鼻血特価をみつけてしまいました。おもわず目も眩む冗談みたいな値段設定ですな…牛丼並と同じ値段か…(遠い目)。今日からXbox本体の予約が始まりましたが、殺到とは行かないまでも、それなりに数は出ているようです。私は意地でも買いませんけどね。ダメ元でファミ通のXboxプレゼントに応募(3口)はしましたが…(でも、あのコーナーは懸賞王の私の運を持ってしても当たったためしがないんだよなぁ…)

 

 2002/02/01 (金)  「限定版は誰のためにあるべきか」

予約し損ねた「ゼノサーガ限定版」のおかげで、昨日に引き続き大変機嫌の悪いGM研所長です。どの程度品薄なのか確認するためにYahooオークションを覗いてみたら、予約引き換えの物件が60件以上が出品されており、26000円で取引されているものまで…「地方のショップでオークション分を確保しました」などと抜け抜けとコメントしてあり、腸煮え繰り返っております。貴様等のような浅ましいバイヤーがいるから、一般人が品物を手に入れられなくて泣く事になるんだ!恥を知れ恥を!この(以下、過激すぎるので削除)めが!

(しばらくお待ちください)

…売る方も売る方だが、買う方も買う方だと思う。私は限定版マニアではあるが、そこにプレミアム価値を求めてはいないから、限定版の正規定価を上回るような限定版は絶対に買わないことにしている。私は作品への敬意を込めて限定版を愛でているのであって、決して悪徳中古屋や小賢しいネットバイヤーどもを儲けさせるために限定版を買っているわけではないのだから。

プレミアなんていうものは、需要と供給のバランスを見誤ったメーカーの過失の産物なのだ。限定版とは、あくまでもファンサービスであるべきだ。必要とする人すべてに行き渡ることこそが最も大切であり、売れ残りのリスクはある程度甘受すべし。ナムコがこの空前絶後の品薄を受けて限定版の増産に踏み切るかどうかで、私が今後ナムコ製品に関わっていくスタンスが変わるかもしれない。