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 2002/09/30 (月)  「君が望む永遠(2)」

もう、もーどれーなーい♪

…すっかり「君望」中毒と化してしまいました。いやはや…このゲームは非常に危険です。本当に戻れなくなってしまうので、堅気の生活を捨てたくない人は絶対に手を出してはいけません。私は警告しましたからね!興味本位で手を出しても責任は負いかねます(マヂで)

さて、プレー時間16時間…涼宮遙シナリオをクリアしました。泣きっぱなしで気持ちに整理がつかないので、冷静にレビュアーとしてどう評価すべきなのか判断できませんが、少なくとも、4時間にも渡るプロローグ、その後12時間にも及ぶ長大なプレー時間を「泣かせ続けた」ことは、なかなかにできることではないと思う。

でも、正直言って、この物語で「涼宮遙」以外を選ぶことなど許されていいのだろうか?と思ってしまう。「選択の重み」を痛烈に実感させるこの物語において、いくらゲームだからと言っても、他のヒロインを選ぶのは躊躇われるべきではないだろうか?

もしかすると、「君望」のレビューは書けないかも知れません。シナリオを1本しかクリアしていない状態ではゲームとして評価することはできないし、GM研レビューの本慨であるはずの「誰に薦めたいのか」すら分かりません。いっそ、点数を付けるレビューだったら割り切れるかもしれないが…

ああ、いかん!いかん!冷静になれない。もう少し様子を見てから、この問題に取り組むとしましょうかね…

 

 2002/09/29 (日)  「君が望む永遠(1)」

DC版の「君が望む永遠」の攻略開始!

…連続プレー10時間経過…(遥シナリオの中盤)

すでに深夜1時を回りました。明日は仕事だというのに、徹夜明け&泣き腫らした顔で出社しろというのでせうか?ああ、でも止められん…誰か助けてください(苦)

 

 2002/09/28 (土)  「日本橋物欲紀行」

今週もいつものように日本橋に買出しに出向くことに。天王寺のアニメイト阿倍野ベルタから日本橋まで歩いて移動して馴染みの店をチェック。月末はいつにも増して買い物が多いので大変です。どのくらい大変なのか、具体例をあげて説明しようと、今日買ったものをリスト化してみましょう。

漫画
 ななか 6/17 (8)、ちょびっツ(7)、
 ぐるぐるくりーちゃー(1))、よみきりもの(3)
 ダイナマイトダンディ地獄のワニ蔵(4)

雑誌
 ファミ通、ドリマガ、電撃萌王03

書籍
 カラフルMOON月姫、「ほしのこえ」を聴け

DVD
 ほしのこえ、「ほしのこえ」DVD BOOK
 あずまんが大王(1年生)、
 まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜

CD
 まほろまてぃっく/らじおDEどらてぃっく
 アニメ店長ドラマCD最白III
 田村ゆかり 花降り月夜と恋曜日
 みんなのがんぱれーどまーち(1)善行の隊長日誌
 留守電メモリーズ2ndバージョン(南つばめ編)

ゲーム
 君が望む永遠(DC)

同人誌
 相沢くんと月宮くんと2
 夏休みの研究。IN 痕
 あずまんが探求IV

…いやはや、我ながら豪快な買いっぷりですなぁ…(合計金額は敢えて考えないようしています)この中で一際光るのが、DVDの「ほしのこえ」です。話題の個人製作アニメーションを遂に買ってしまいました。さっそく拝見……す、すげぇ!…詳しい感想はそのうち正式レビューで書こうと思います。DVD化記念として「天空の城ラピュタ」のレビューも決定したことだし、10月はアニメレビュー強化月間に?

 

 2002/09/26 (木)  「風雨来記レビュー前夜」

予定を大幅にオーバーして「風雨来記」の攻略が終了しました。明日の締め切りいっぱい(23時59分59秒)まで粘って、どうにかレビューを完成させたいと思いますが、正直言って現段階では、「どんな切り口で書いていいものやらサッパリわからない」状態です。それは、この作品が、私にとっていろんな意味で「意外」だったからです。

ゲームを始めた当初は、立ち絵のショボさや中途半端なボイスに「ガッカリ」したり、バイクの移動シーンに戸惑ったりカメラのピントは全然関係なかったりするなど、システム面では不満だらけだった。でも、旅の途中でヒロイン達と出逢い、彼女達の深い苦悩を知り、恋に落ちてしまってからは、もう夢中でメロメロになってしまいました。しかし、それだけに「悲恋」という結末はあまりにも衝撃的だったのです…

演出論として「前向きで上質な悲恋モノ」として認めている自分と、心かき乱されるほどに感情移入してしまい「ハッピーエンドを願って止まない」自分との葛藤… はてさて、どんなレビューになることやら…

 

 2002/09/25 (水)  「めでたくない優勝」

延長12回裏サヨナラ暴投で、史上初の「サヨナラ負け優勝」という煮え切らない優勝を味わう羽目になった巨人。デーゲームで負けてナイターのダイエーの引き分けで優勝した西武。両チームとも圧倒的な強さで大独走してペナントを制覇したのに、竜頭蛇尾というか何とも締りの無い「絵にならない優勝」でした。

まるで阪神が優勝したかのような六甲おろしの大合唱の中、遠慮がちに胴上げする巨人の選手…1日前の中継で優勝が決まらなくて日テレがっくり、フジテレビは完全中継で高視聴率を獲得してご満悦。天下のナベツネと言えども、優勝の日取だけはままならないようですなぁ…まるで政治家のような原監督のインタビューも空寒く響くばかり…

今年のペナントレースを振り返ってみると、春先は「星野阪神快進撃」に沸いたが、怪我人の続出と選手層の薄さは隠し様もなく、じりじりと後退を続けて気がつけば毎度の定位置に…横浜の「逆独走」がなければ、最下位争いをしていても不思議ではない。星野監督は人脈も広いが敵も多い人である。喧嘩別れした中日からは「恩を仇で返しやがって」と目の敵にされ、親友:山本浩二率いる広島には「アイツにだけは負けたくない」とライバル心を燃やし、横浜からは「最下位を脱出するには阪神に勝つしかない」と背水の陣で迫られ…6月以降の阪神の失速は偶然ではなく、「阪神包囲網」が発動されたからなのである。

その間隙を縫って混戦から飛び出したのが、包囲網から外れた巨人だった。これまでは「長嶋カンピュータ」というハンデがあったからこそ互角の勝負が出来たのだが、もともと選手個々の能力は質・量ともに圧倒的であり、外様のネームバリューではなく生え抜きの若手を登用した「まともな選手起用」さえできれば、負ける方が難しいはずなのだ。原監督の手腕を評価するのはまだ総計かもしれないが、長嶋流「天然」を演じつつ兄貴分として選手と接し、桑田を復活させたり若手を起用したりするのだから、存外に抜け目の無い油断なら無い男なのかも。

日本シリーズの予想は「4−1で西武の勝ち」ということにしておきましょう。その根拠としては、10/26開幕の日本シリーズまで間がありすぎるので、両チーム共に現在の好調を維持するのは非常に難しい。そうなると好不調の波の無い「機動力」を持つ西武が若干有利となる。それと球場の問題だが、西武は西武球場も東京ドームも知っているが、巨人は西武球場を知らない。相手のミスに付け込む井原野球ではその些細な差が致命打になる。不確定要素は、ケガから復帰する松坂の出来と、メジャー行きに心が飛んでしまっている松井秀喜の出来。短期決戦だけに、3塁コーチボックスの最前線で流れを逃さない試合巧者の智将:井原春樹の優位は動かないだろう。90年代の西武黄金時代をファンとして見守ってきた私としては、強い西武の真の復活は巨人を倒してこそ成就するものだと思っています。

 

 2002/09/24 (火)  「ネタ帳」

何気なく手帳をパラパラめくっていると、まだ使っていないネタがいくつか出てきたので、まとめてご紹介しておきましょう。

日本橋をいつものように巡回していると、マニアショップ「げちゅう屋」から出てくる4人組の外人さんを目撃。いわゆる「白人社会型の美男美女」の2組のカップルが、両手にオタクグッズを抱えて談笑していました。オタクは世界の共通語、という言葉は本当なんですねぇ…

日本橋の裏路地に佇む、知る人ぞ知る定食屋「ちょいめし かあちゃん」の店頭で、妙な張り紙を発見。「10/3『マネーの虎』に出演して26,500円を出資してもらうため、お休みします」…はぁ?26,500円くらい自分でなんとかせんかい!(東京への往復交通費だけで足が出るんじゃないのか?…あ、でも「やらせ」があの番組の本質だから交通費は番組が持つのかな?(あんな番組がゴールデンを張っているんだから、テレビ界のネタ不足も深刻ですねぇ…))

同人アイテムショップ「らしんばん」にて、「○ゲ屋池袋店」オープン時に同人誌作家から贈られた記念色紙が売られているのを発見。金のために横流する○ゲ屋も酷いが、それを買い取るらしんばんも如何なものか?あぁ、この世に義理も人情もないのか…

吉野家にて「特盛汁だく」を注文。明らかに新米のバイト君が、いかにもマニュアルどおりに「今月オススメの半熟卵はいかかですか?」と聞いてくるが、私は「いらん」と即答。その店員は「並玉」と通の注文をした隣のおじさんにまで半熟卵を薦めて、煙たがられていました。

以上、小ネタ終了〜
思いつくままに書くのが日記の醍醐味だけど、こうして日常の記憶の代わりにするのも、たまにはいいものですね。

 

 2002/09/23 (月)  「東京ゲームショー閉幕」

あ、そういえば、「東京ゲームショー2002」って昨日で終わりだったんですね。公式発表によると、今回の入場者数は3日間で13万4042人。前回の「TGS2001秋」よりも5000人ほど増加した、ということだが、今回は1日目がビジネスデーに割り当てられていたので、実質的には20%前後の集客増である。でも、どうしてせっかく3連休なのに今日もやらないんだろう?(解:ネタも経費も続かないから)

「週刊GM研vol.64」でもゲームショーに対する私見を書いていますが、別に驚くような発表は何一つありませんでした。予定調和な続編の発表と、代わり映えしないクリエータ陣。資金力ないメーカーはブースを構えることすらできず、来場者のお目当ては物販や声優のステージイベントだったりするし… 「○○の製作発表!」だけで夢を見ることができた時代が懐かしい(今は、そんな夢を見せてくれるようなクリエータもメーカーも片手で数えるほどもいないのだが…)

注目していた「TLSの続編(?)」についても、どの筋からも何も情報が入ってこないですねぇ…「話題にもなりゃしねぇ」という内容だったのかな?ネットの前情報で流されていた「最悪の選択」が本当だったとしても、「何も無い」よりはマシだったのかも…(溜息)

 

 2002/09/22 (日)  「柴田亜美先生サイン会」

「週刊GM研vol.64」の編集作業で大苦戦。「北朝鮮拉致事件安否リスト」をニュースとしてどう扱うか大いに悩んだし、待望の田中芳樹の新刊小説「春の魔術」を読みふけり、思想対論本「反米という作法」を読んでレポートをまとめ… その影響で締め切りを18時間も超過せざるを得なくなってしまいました。取材時間は通常の5倍、執筆時間も通常の3倍は掛かってしまいました…あぁ、しんどい…

閑話休題

今日は天王寺の巨大書店「喜久屋書店」で開催された、柴田亜美先生のサイン会に参加してきました。月刊少年ガンガンに7年ぶりに復活した「南国少年パプワくん」の続編「PAPUWA」の単行本1巻発売記念のこのイベント。予約券の配付当日、書店開店時間に行った私ですら108番でした。恐るべし!アーミン人気!(女性ファンが3〜4割くらいいるのが、意外だった)

昨日の単行本発売日に予約券と本を引換えする際に、本番用の整理券を渡され、その順番で当日の列を作るというシステム。番号によって集合時間をずらす、など細かい配慮がされていたのが有り難い(昨年末に神戸であった「みずしな孝之」先生のサイン会では行列で2時間待ちなんてこともあったからなぁ…)。

整理券番号9番の私の番はすぐに回ってきた。それにしても、ビル2つの1Fをぶち抜いた巨大書店なのに、サイン会場はレジ横のせこいスペースなのだろうか?手際がいいのか悪いのか、よく分からない本屋だな… とりあえずイベント担当さんにデジカメを渡し、アーミン先生にご挨拶。3年前の次世代ワールドホビーフェアでサインをもらったことがあったけど、まったく変わりませんねぇ…(むしろ若く見えるのは気のせい?)

単行本にサインをしてもらっている間に、しばしトーク。

ア「あ、鳥取の出身なんですか?」
私「ファミ通の「ドキばぐ」で何のために鳥取に行っていたのか、ようやくわかりましたよ」
ア「ホントは、水木しげるロードに行きたかっただけなんだけどね」
ア「ところで、最近、何か面白いゲームってありますか?」
私「PS2の「悪代官」なんてどうですか?とってもお馬鹿サンなゲームなんで「ドキばく」のネタにピッタリだと思いますよ」

最後に、持参したデジカメで記念撮影。イベント告知当初は書店側が勝手に配慮して「撮影禁止」と言っていたが、アーミン先生がWEB日記で「別にわたしゃ芸能人じゃないんだから堅い事いいなさんな(意訳)」と書き込んだことで、撮影OKに変更されました。(一応、条件として勝手にHPに載せたりしなければOK)

パシャ
ありがとうございました〜


……(写真の確認中)

んあ、ものすごい手ブレ!
…書店のイベント担当さん、もう少し丁寧に撮影してください…

写真のことは兎も角、イベントの運営はこれまで参加したサイン会の中で一番スムーズだった。さりげなく「悪代官」のゲリラアピールもできたしね。実際に「ドキばく」のネタになるかどうかは、旬がずれているから難しいかもしれぬが…

 

 2002/09/21 (土)  「日本橋売却紀行」

10月6日の「コミックレヴォリューション32」への遠征が正式に決定しました。

今回も予算は交通費込みで5万円。ただし、前回「大阪→新宿」間4,800円の激安夜行バスを使って、翌日疲れ果てて会社にいけなかった反省から、せめて帰りだけでも新幹線を利用することにした。行きの夜行バスは残り5席のところでギリギリ確保に成功し、新幹線も金券ショップでビジネス切符を入手。4,800円+12,000円&eq;16,800円まで交通費を削ることができたのだが…

これで自由に使えるのは33,200円といういことになるが、それでも少々心許ない金額である。しかし、冬コミの印刷資金を考慮すると予算の増額は難しい… そこで、「資産を一部売却して交通費分くらいは浮かせよう」作戦を実行。

まず白羽の矢が立ったのが「ちょびっツ(DVD1-3)」。これは毎週テレビで観てるので、別にDVDで買わなくても良かったのだけど、ついついコレクター根性と惰性で買っていたのですが… これを売ると言う事は、今後発売される続刊を買わなくて済むという意味でもあり、売却時の現金以外にも将来的な出費を抑制することが出来るのです(でも、決断しどころが難しいんですけどね)これが案外いいお金になりました。「未開封新品で+200円」と「DVDを3本売ると+10%」のサービスを活用して、3本で10340円也。素晴らしいぞ!日本橋の「Plus+」!(ソフマップの買い叩きとはえらい違いだなぁ…)

次は、やらないまま放置されているゲームを売却。クリアしたけどレビューを書く気にもならなかった「ルームメイト麻美」、発売までさんざん待たさてヤル気をなくした「HOSHIGAMI」、いつ買ったのかすら覚えていない「暴れん坊プリンセス(しかも未開封新品)」… 査定の結果は、3900円,1400円,1400+200円、3本5%サービスを利用して、合計72,45円でした。うむ、素晴らしい高額買取だぞ!日本橋の「Plus+」!(「完全版」の発売が発表されたルームメイトに3900円をつけるのは、むしろ節穴かもしれぬが…)

ここで教訓!「やる気が出るまで、その封を開けるな!」 一部のお店では未開封新品に+査定をしてくれるところもあるので、どうせ積んでおくのなら未開封のままにしておきましょう。

さらに、不要なテレカを売却。「テレカそのものが不要だ」と言われたら反論できないけど、マニアの間では高額で取引されるアイテムだったりします。私は基本的に予約特典や貰い物のテレカしか持っていませんが、その分希少価値が出て評価額は上がってしまいます。そんな私の秘蔵のテレカBOX(推定時価10万円)の中から何点か持ち込んだのですが、その1つになんと10,000円の値がつきました!(何のテレカなのかは明記しませんが、全国に100枚しか存在しないブツであることは確かです)ちなみに、店頭価格で42,000円という最高値のテレカを、なぜか私は持ってるんですけど?

あれ?「せめて交通費くらいは…」どころか、ずいぶん+になった気がする。一見無駄に見える私の趣味ですが、ちゃんと出すべき場所に出せば資産として評価されるんですねぇ…

 

 2002/09/20 (金)  「ネットゲーム…ねぇ…」

巷で話題沸騰中のオンラインRPG「ラグナロク」を導入!これで私も廃人生活まっしぐら!…と思っていたのですが、どうやら世の中そう上手く行かないようです。380MBものダウンロードを終えてインストールしたものの、なぜか「サーバーへの接続が失敗しました」と表示されてログインできない。レジストリを点検しDirectXの最新版をダウンロードしてみると、接続できるようになったものの、マウスでの移動操作体系にイライライラ…説明過剰なチュートリアルにイライライラ…そして、終いにはサーバー混雑で接続エラーで強制退去… だめだこりゃ〜 うーん…無料サービス中のβ版だからインフラ面での脆弱性は致し方無いが、ここまでハードルが高いとネットRPGに初心者は近づくことすらできないのではなかろうか?

そうそうネットゲームといえば、最近、ネット雀荘「東風荘」に再び出入りするようになりました。IDネームは「gmken」で主に第2東風荘のランキング卓で打っています。一時期のブームは去り接続者はずいぶん減りましたが、そのぶん淘汰されて本当の麻雀好きが残っているので、「麻雀らしい麻雀」がようやく打てる環境になっています。もし偶然見かけたら気軽に対局を申し込んでくださいね〜(だいたい、1日2局くらいなので出現率は低いですけど)

「PSO」も「FF11」も、乗り遅れた感があるので、いまさら始めようという気が起こりません。そういえば、DC版シレンの「風来救助隊」にも長い間接続してないなぁ… ネットゲームには必ず「継続性」が求められるが、それは本当に重要なことなのだろうか?ふと、そんなことを考えてしまう。「やらなくていいネットゲーム」ってないのかなぁ…(まだ考えがうまくまとまらない)

ゲームに物語と作品性を求めるのは、古い価値観なのだろうか?ゲームの面白さをユーザーの自助努力とモラルに委ねてしまうのは、クリエータとして無責任なのではないだろうか?10年先100年先に残せる娯楽と言えるのだろうか? うーん…(この考察は、いずれ後日)

 

 2002/09/19 (木)  「散文」

父親にメールの返事を書く…あぁ、つ、辛い…「レビューを今すぐ1時間以内に書け!」と言われた方がよっぽど楽ですよ。身内にメールを書くほど辛いものは無い。そもそも、相手をどう呼んでいいのかすら分からない。活字で「お父さん」を打ったときの違和感といったら… しっかりとメーラーの設定を変更してgmken.comを悟られないように工作して… あぁ、しんどい…

うーん…トゥルーラブストーリーの新作情報がネット筋でチラホラ聞こえてきていますねぇ… トゥルラーとしてはシリーズ存続は悲願だったけど、今の私の心境は「そんな報告は信じない(by Neoアトラス)」です。漏れ聞こえてくる断片的な情報から判断すると、ebのヒゲと杉ポネは懲りずに、どうやら考えうる限りの範囲での最悪の選択肢の「更に最悪の選択」をしてしまったようです。明日から始まる東京ゲームショーで正式発表になるようですが、期待よりも圧倒的に不安の方が大きいのはなぜ?

もう8割方完成している「トゥルーラブダイアリー」の最終仕様書ですが、TLSの新作の内容如何によってはお蔵入りにするかもしれません。この企画の出る幕が無いことを願っていますが、どうやらその願いは虚しく散ることになるでしょう。求めても与えられないなら、やはり自分で作るしかないのか…(意味深な発言)

さて、次のレビューは「風雨来記」です。先日、日本橋のゲーム屋で市場調査をしていると「未開封新品の中古」の風雨来記を発見し(しかも通常中古と同じ値段)、思わず衝動買いしてしまいました。FOG信者としては抑えておかねばならないアイテムなので、久々に需要を無視した趣味に走ったレビューが書けそうです。

奈良のアニメイトでCレヴォカタログを入手。今回から全国のアニメイトでもカタログが買えるようになったので、今までメッセサンオーの通販で会場配付価格の3倍も出す必要も無くなったわけです。でも、まだ参加するかどうかは決めていません。今回が池袋最後のレヴォだけど、高い交通費を考慮すると…うむむ

EVER17のサウンドトラックの、20曲目「Heilmittel」と22曲目「Karma」がとてもいい。数々の名場面を想い起こして、思い出し泣き… 23曲目「Der Mond Das Mear」のボーカルバージョンが収録されていないのは残念だが、沙羅の歌声を脳内演奏で補完。EVER17の音楽全体を評するとしたら、「印象に残る曲は少ないけど、だからこそ良い曲がよりいっそう栄える」といったところでしょうか?

 

 2002/09/18 (水)  「BITTERSWET FOOLS」

BSF(狂牛病じゃないよ)のレビューを1日予定を前倒ししてアップしました。いつもは締切日の23時59分まで締め切りを引き伸ばして粘って書くものなのに、まさか前日に入稿まで終えてしまうとは、GM研レビュー史上前代未聞の珍事です。この背景には「連休で暇だったしゲームのプレー時間が思いのほか短かった」という真っ当な理由もあるのですが、「あまり熱を入れて書く気がしなかった」というのが本音だったりします。

レビューを読んでもらえば良く分かると思いますが、このゲームに対する私の評価はとても「微妙」です。2000円にしては十分に面白い。でも、DC版とPS2版で追加されているシナリオを分散させて、両方買わせようという商魂が気に入らないし、誤植チェックが甘いし、既読スキップのフラグ管理も滅茶苦茶だし… 物語が上質なだけに、ゲームデザインの悪さが目立ってしょうがない。あー勿体無いなぁ…こんなゲームデザインでもそこそこ売れてしまうPCギャルゲー界って、一体なんなんでしょうねぇ…

誤解の無いように先に言っておきますが、私はこの作品が「ゲームとして」は大嫌いですが、「読み物として」は大好きなんですよ。可愛さ余って憎さ100倍、というわけです。(その辺の詳細は、レビューにて)

 

 2002/09/17 (火)  「レビュー論」

最近になってGM研レビューを読み始めた方も増え始めているようなので、改めてGM研のレビュースタンスについて説明しておきましょう。GM研レビューの理念とは、『採点という観点ではなく方法論と全体論によって作品の本質を見極め、好き嫌いとは一線を画した、妥協も偏りも無く純粋に「作品を紹介する」ことにより、読者に良質な作品との出会いの機会を提供する』というものです。

どうやら一部には「甘口レビュー」と曲解されてしまうこともあるようですが、そもそも「レビューを書きたい」という動機が「作品に対する敬意」による場合がほとんどであり、私が書くべきことは「どう面白いのか」その1点に尽きます。私は商業誌のレビュアーのように作品に点数をつけません。点数を付けることで「基準」に縛られたくはないし、好きでもない作品を紹介したいとは思わないですしね。

でも、これは商業誌のレビュアーを否定するものではありません。レビューを書いてお金を貰うプロは、ちゃんと点数に責任を取れる文章を書かねばならないし、その発言力の大きさに比例して責任も増大していきます。それは当然です(現実にそんな当たり前のことですら守られていませんけどね)。ですが、私がGM研でやっていることは仕事ではありません。折角自由な立場で物が言えるのに、わざわざ自分で表現の自由の幅を狭めてしまうなんて、どう考えてもおかしな話ではなかろうか?

さて、表題にある「BITTERSWEET FOOLS」(DC版)についてですが、久しぶりに辛口のレビューになりそうです。でも、それは決して「面白くなかった」という意味ではなく、「とても残念だった」からなのです。せっかく素材(シナリオ・キャラクター・雰囲気)が一流なのに、料理人の腕(ゲームデザイン)が悪いとここまでメシが不味くなるとは… 愛憎入り混じった、かなり特殊なレビューになりそうです。

 

 2002/09/16 (月)  「amazon」

amazon、と言っても仮面ライダーではありません。通販サイトのamazonのことです。「EVER17」のサウンドトラックを求めて日本橋周辺のCD屋をいくら捜しても見つからなかったので、今回初めてamazonを利用してみたのですが、いともあっさりと所望のブツの発注に成功しました。送料無料で24時間以内に発送。うん、こりゃ便利ですなぁ〜 

土曜の昼に発注して、月曜にはもう届きました。でも、サインの確認をせずに郵便受けに放り込むだけだし、CDを緩衝材もなしに入れる…という無駄を極限まで省いたやり方は、合理的だけど安全面では多少リスクがあるのではなかろうか?(送料無料のメリットに比べれば微々たる問題なのかもしれないけどね)

日本橋で市場調査をしていると、ゲーム店「スーパーポテト」で面白いサービスを発見。「鉄騎とXbox本体をセットでご購入の方は、大阪市内無料配送いたします」。ほぅ、なかなか面白いことを考えたものだと関心しました。あまりにも巨大な「鉄騎」の箱の現物を初めてみたけど、あれは車なしではとても運搬できない(しかも武器運搬ケースを模してあるので、人相の悪い人があれを持って街を歩いていたら職務質問されかねない)。

9月は2回も3連休がある珍しい月です。普段は買出しや取材やイベントや原稿の執筆に追われる「忙しい週末」を送っている私ですが、今日は掃除に洗濯に本棚の整理にパソコンのデータバックアップ…というように、久しぶりにまったりと「休日らしい休日」を過ごすことができました。特別なことは何も無いこんな当たり前の日常の中にこそ、幸せというものはあるのかもしれませんね…

 

 2002/09/15 (日)  「アクセス向上委員会(17)」

8月は実家に帰省していたためアクセス集計ができなかったので、今回は2か月分のデータということになります。よって、今回の数字は「通常の2倍増し」で脳内変換ながらお楽しみください。

  1位 ↑( 2) 1615 (+558) 「遠い約束」
  2位 ↑( 4) 1260 (+310) 「魁!クロマティ高校」
  3位 ↓( 1) 1238 (+ 40) 「少女ネム」
  4位 ↑( 5) 1075 (+158) 「ファイナルファンタジー10」
  5位 ↑( 7) 1054 (+445) 「最終兵器彼女」
  6位 ↓( 3)  992 (+ 33) 「素敵だね」
  7位 ↓( 6)  831 (+ 36) 「御旗のもとに」
  8位 ↑(初)  768 (+768) 「かまいたちの夜2」
  9位 ↓( 8)  703 (+104) 「月姫」
 10位 ↑(15)  629 (+201) 「MONSTER」
 11位 ↓( 9)  624 (+ 91) 「メタルギアソリッド2」
 12位 −(12)  611 (+127) 「ガンパレードマーチ」
 13位 ↑(14)  603 (+165) 「AIR」
 14位 ↓(13)  590 (+121) 「ひがしんが大戦3」
 15位 ↑(17)  588 (+179) 「ときめきメモリアル3」
 16位 ↓(11)  580 (+ 93) 「Missing Blue」
 17位 ↑(24)  563 (+231) 「ファイアーエムブレム紋章の剣」
 18位 ↓(10)  559 (+ 71) 「トゥルーラブストーリー3」
 19位 ↑(30)  547 (+250) 「鳥の詩」
 20位 ↓(18)  484 (+ 76) 「ティアリングサーガ」

上位陣に大激震!2ヶ月前の集計時からいまだに衰えない「最終兵器彼女」と「遠い約束」の勢いは止まる事を知らず、集計開始以来ずっと1位を守り続けてきた「少女ネム」をついに抜き去ってしまいました。「クロマティ高校」も再加速して2位に浮上。5位までが1000ヒット超えを果たし、768票を獲得していきなり8位に食い込んだ「かまいたちの夜2」、PS2版の発売で息を吹き返した「AIR」と「鳥の詩」など、時代のニーズを正確に反映した非常にハイレベルな争いになってきました。

 87位 (初) 137 「悪代官」
 90位 (初) 133 「EVER17」

特筆すべきは、集計期間わずか2日の「EVER17」が133票を獲得したことと、集計期間わずか半月の「悪代官」が137票を獲得したことでしょう。検索エンジンへの自動登録には約1ヶ月かかるので、これはすべて純粋に「GM研のレビューを読もうとして読んだ」アクセスによるものだと言えます。「EVER17」の場合、EVER17系レビューリンクサイトに取り上げられたことにより、悪代官は日頃から交流のある掲示板からの訪問者により…こうしてダイレクトに反応が返って来ると、書き手としては苦労して書いた甲斐があったというものです。

8月下旬から始めた「週2本:レビュー強化月間」ですが、やはり負担が大きすぎるため、元通り週1本ペースに戻すことにします。執筆ペースは新キーボード導入効果もあって週2本ペースでもまったく問題ないのですが、肝心の作品取材時間が不足してしまったのです。ゲームレビューには多大なプレー時間が必要だし、同人誌レビューは作者様への許諾を得るまでの時間差が発生するし、漫画レビューも作品を読み返す時間もバカになりませんからねぇ… でも、今回は良い経験になったので、いつかそのうち強化月間の復活もあるやも?

 

 2002/09/14 (土)  「EVER17 レビュー裏話」

レビュー公開から、わずか24時間で「93ヒット」を記録してしまった「EVER17」レビュー。いやー苦労して書いた甲斐があったというものです。A4レポート用紙4枚を埋め尽くした膨大なネタの中から、ネタバレにならないように慎重に言葉を選び、「面白さの雰囲気」をそこはかとなく匂わせる…「紹介者」のスタンスを取るGM研のレビューでは、ネタバレは極力避けなくてはならない。謎こそがゲームの根幹であるEVER17のようなゲームでは、それはなおさら大切になる。だが、それでは書き手としてのストレスは解放されること無く行き場を失ってしまう。その妥協案が、「ネタバレ部分を白文字表記にして、読みたい人だけが読めるようにしよう」というものだったのです。

それにしても、この数字は明らかに尋常ではありません。Googleなどの検索エンジンにひっかるにしても、最低でも1ヶ月近くかかるはずだし…アクセス解析でリンク元を調べてみると、EVER17の感想/レビューを収集している2箇所のサイトから大量のアクセスがあったことが判明しました。その2サイトは、ともに興味深い内容だったので、ここでご紹介しておきましょう。

http://village.infoweb.ne.jp/~fxba0022/okotoba/0208okotoba.html
 「EVER17」について、感想/レビュー、プレイ日記、掲示板、攻略情報、二次創作、スタッフ/声優、関連商品…などなど、多岐にわたる巨大リンク集が圧巻です!ネットのレビューの世界は奥が深いなぁ…

「MMMay - My Merry May & Ever17 (KID) Fan Site -」
 http://members.jcom.home.ne.jp/suzukikiki/mmmay.htm
 「Ever17の雑誌レビューの点数についてどう思う?」のアンケート結果に思わず納得。このゲームを完全にクリアしたあとに8点以下を付けるなんて、どんな節穴レビュアーでも出来るわけがない(だからこそ、ネットレビュアーが入り込む余地がある、とも言えるんですけどね)

 

 2002/09/13 (金)  「非存在コミケ学入門の全国委託販売決定!」

先週日記に書いた「吉報?」の情報がようやく解禁になりました。トップページでも日記の表題にも書いてあるので、皆様すでにご存知だと思いますが、GM研発行の同人誌「非存在コミケ学入門」の全国委託販売が決定しました! 同人誌専門店「メロンブック」の全国14店舗(札幌/仙台/高崎/宇都宮/横浜/秋葉原/静岡/名古屋/京都/大阪/神戸/広島/福岡/小倉)にて、9月下旬から販売開始です!委託部数は50部、価格は即売会と同じ500円です。遠方に在住の為イベントなどにもなかなか来れない方や、時間が無くて即売会に来れない方は、ぜひこの機会をご利用ください。

さて、私にとっては初めての委託販売なので、なにからなにまで分からないことだらけなのですが、ここで疑問をひとつ。50冊を14店舗で分けると…1店あたり3.57冊。地域差があるにしても、多くても10冊以上入荷することはないでしょう。委託契約期間も2ヶ月と非常に短いので、見かけたらチャンスを逃さずに手に取って読んで頂くと幸いです。

売上の30%を手数料として収める委託販売のシステムで、即売会と同じ500円で売るのはむしろ珍しいことかも知れません(100円or10%を上乗せするのが、もっともポピュラーみたいです)。ですが、GM研のような発行部数の少ない零細サークルにとって、これはハッキリ言って原価ギリギリです。しかし、リスクを上回るメリット(宣伝効果)を計算に入れると、損を承知の上でやってみる価値はあると判断し、今回の委託販売を決断したわけです。

金曜日の朝にメロンブッくスの同人管理部に納品する本を送り出したので、おそらく店頭に並ぶのは1週間後…次の週末あたりでしょうか?同人誌とはいえ、自分の本がお店に並ぶというのは、いまだに想像できない光景なのですが、私自身も楽しみに待ちたいと思います。

 

 2002/09/12 (木)  「あうう…」

ただいま、「EVER17」のレビューと格闘中…

水面下で進めていた計画は1勝1敗という結果に…1両日中に正式発表できるかも?

(手抜きですまんす)

 

 2002/09/11 (水)  「怒りと1周年」

佐川急便のあまりものいい加減さに、心底呆れ果てました。まっとうな会社勤めの人間には「再配達の受付は午後6時まで」なんて時間帯に電話できるわけがねぇだろうがっ!「走るセールスドライバー」なんてキャッチフレーズ以前に、もっと確実に荷を届ける体制を整えていただきたいものである。

GM研トップページのカウンタが突然暴走!もしや、同時多発テロ1周年の影響か?(GM研のサーバーはアメリカにあるんですよ) ログファイルがバグっていただけだったし、昨日のカウンタを覚えていたのですぐに復旧できましたが、バグの原因は不明のままです。うーん…

今日はアメリカ同時多発テロ1周年。ブッシュ大統領の演説の中継を聞いてみたが、犠牲者の追悼と、制服組(軍隊)への労いを強調するに止まり、「イラク先制攻撃」という言葉は出てきませんでした。軍事協力を約束しているのはイギリスだけだし、アメリカ国内の世論も厳しいものがあるから、当然の判断と言えなくもない。だが、演説中にあった「アメリカに新たなテロを仕掛ける集団は、アメリカの4軍の反撃に遭う事になる」という警告が気になる。もし、アメリカが戦争の口実を作るために「テロ勢力の先制攻撃」を意図的に許容する恐れがあるのだ。

かつて真珠湾攻撃の時、アメリカ軍は日本軍の暗号を傍聴していたにも関わらず、ハワイ艦隊を生贄に捧げ、日本の宣戦布告をわざと受領せず「奇襲」と非難した経緯がある。テロがテログループの犯行だという「証拠」は必要なくて、アメリカにとって必要なのは「テロが起きた」という事実のみである。11月の中間選挙までの2ヶ月間、いつ何時何が起きても不思議ではない危険な情勢が続くことになるだろう。

 

 2002/09/10 (火)  「55の手習い」

久しぶりに実家から電話が掛かってきたと思ったら、親父曰く「お前のメールアドレス教えてくれ」とのこと…ええっ! 55歳の役職定年を期に早期退職制度を利用して、計画よりも5年も早く老後生活に突入して毎日が暇だからと言っても、55歳でインターネットを始めようという向学心には、我が父親ながら驚きを禁じえません。でも、このHPのことを嗅ぎ付けられると厄介なので、gmken.com のアドレスではなく別のアドレスを教えておきました(初心者がアドレスだけで独自ドメインの存在を察知できるとは思えないが、用心するに越したことはない)。

「EVER17」のレビューの方針がようやく決定。ネタバレにならないレベルでキーワードを散りばめる、という、書き手も読み手も非常に疲れる最高難度のレビューになりそうです。明日から3日間手間暇かけてじっくり推敲しますよ! あ、いつの間にか「週1本」のレビューペースに戻ってしまいましたが、このままなし崩し的にレビュー強化月間は終了という事になりそうです。やっぱり、週に3回も締め切りがあると気が休まる時がないし、書くことが目的になってしまうことは質的な妥協に繋がってしまうしね。

さて、数日前に書いた「吉報?」ですが、来週の頭くらいには正式発表できるやも?お楽しみに〜♪

 

 2002/09/09 (月)  「雑記」

「宇多田ヒカル電撃入籍!」

…私は宇多田ヒカルのファンではないので、このニュース自体にはこれっぽっちも興味はありませんが、マスコミどものバカ騒ぎがあまりにも酷いので、ちょっと苦言を呈しておきましょう。ワイドショーでバカ騒ぎする分には勝手にやってくれればいいのだが、日米首脳会談と北朝鮮訪問という重大な外交を目前に控えた小泉首相に、「宇多田ヒカルさんの入籍をどう思われますか?」などとコメントを求めるに到っては、黙っていられない!

どうして、こんなしょーもないイチ歌手の入籍騒ぎなんぞで、1国の首相にコメントを求める必要があるのか、理解に苦しみます。多摩川のアザラシ「タマちゃん」の時もそうだった。この時もマスコミは小泉首相にコメントを求めていた。でも、わざわざ会見を開いてコメントする官房長官にも問題がある。人気取り・好感度アップの下心がみえみえです。(中間選挙のためにイラクと戦争をおっ始めようとしている大統領に比べれば可愛いもんですが…)

「EVER17」のレビューに向けて謎を改めて検証する作業に入っているのですが、すでにA4のレポート用紙4枚もの量に達してしまいました。でも、紹介文としてのGM研レビューのスタンスでは、極力ネタバレは避けなければならないので、おそらくこのレポートは使えないんですが… ちなみに、私は攻略の順番を「沙羅→優→空→つぐみ」以外の組み合わせは認めない!と言っていましたが、これは訂正させていただきます。「どれが先でも後でも一緒」というのがクリア後の私の見解です。どのみち「ココ編」をやらないと謎は解けないので、むしろ必要なのは「プレー時間の間隔を空けずに一気にクリアする」ことです。

まだまだやってる「パワプロ9」。1日10分ずつ進めている「ホームランくん」モードは、ようやく滋賀県に到達。福岡はまだまだ遠い。サクセスモードは、ようやく1チーム分の選手が揃ったので、今はリーグモードで140試合回してみて能力値と成績との相関関係を検証中。まだまだ終らんよ!(ガンダムネタ)

 

 2002/09/08 (日)  「EVER17(END)」

この週末で一気に攻略を進めていた「EVER17」ですが、「小町つぐみ」編をクリアして、すべての謎の鍵を握る「八神ココ」編をクリア。各キャラのエピローグも見終わって、コンプリート達成! 総プレー時間は38時間でした。

さて、攻略は終ったものの、すぐにはレビューは書けそうにありません。すべての謎の断片が猛スピードで収束していく「ココ編」の情報の洪水により、まるで知恵熱が出たかのように頭が混乱しています。正式な感想はレビューで書きますが、率直な感想を述べるとすれば、おおむね私好みのハッピーエンドだったし、「第3視点」などの小難しい学術用語や数多くの謎でさえも「難しくて面白かった」と思えてきました。

でも、20時間以上の前フリを強要するこの構造は、すべてをコンプリートしないと評価できない。ファミ通のクロスレビューでは、1本のゲームに38時間もかけることはまずありえないでしょう。私も「ココ編」の途中までは解けない謎にイライラしていましたからねぇ…でも、どうか挫けないで欲しい。その先にあるハッピーエンドを信じて…

金曜日の締め切りまでまだ数日残されているので、じっくり考えを煮詰めるとしましょうかね…

 

 2002/09/07 (土)  「吉報?」

今日、大変喜ばしい知らせが届きました。まだ詳しい話ができないのが残念ですが、近日中に皆様にお伝えできると思います。この件に関してイロイロと準備しなければならないので、今日の更新はちょっぴり手抜きです。ご了承くださいませ〜

 

 2002/09/06 (金)  「かってに改蔵」

なんとかギリギリで「かってに改蔵」の漫画レビューをアップしました。うーん、今回は非常に苦労しました。ストーリーの無い1話完結のギャグ漫画は、ストーリー漫画のようにレビューの時期やネタバレに気を遣わなくてもいいという利点はあります。しかし、物語として評価しようがないということは、笑いセンスや作画レベルなどの技術論に走らざるを得ないということでもある。でも、本来GM研のレビューは、作品を要素に分解して統一的な指標で評価するものではなく、主観と客観・相対と絶対を織り交ぜて導かれるものです。もっと分かりやすく言うと、私がなすべきことは「作品を評価する」ことではなく、「作品の評価を伝える」ことなのです。

ゲームレビューはネタの仕込みに膨大な時間が必要ですが、私は根っからのゲーム人(びと)なので何時間ゲームをやっても苦にならない(むしろ楽しい)し、その時間に比例してネタが増えていくので、ゲームレビューは毎回書ききれないほどのネタが出せるわけなのですが… 漫画のレビューは案外と大変です。自分の記憶として染み込んでいるので全体としての雰囲気は容易につかめるが、個々についてはむしろ像がぼやけてしまう。そのため、言葉は1つに集約されてしまうのです。私個人にとってはそのひとことで十分事足りるのですが、それではレビューとしては成り立ちません。しかし、「いちど集約された言葉を再び展開する」というのは非常に難しい作業です。記憶は時と共に確実に薄れていくし、物事の感じ方が現在と同じであるという保証はないのですから…

と、なぜか妙に難しい話をしてみたくなりました。「改蔵」の痛い小ネタを読みすぎた副作用?レビューの質としては満足していませんが、こうしてレビュー自体について考える機会を作ってくれただけでも、収穫はあったと思います。

 

 2002/09/05 (木)  「EVER17(3)」

「EVER17」の攻略を順調に消化。次なるターゲットは「茜ヶ崎空」。LeMUのシステムに組み込まれたホログラムのAIである彼女のシナリオは、武視点で進めることになるのですが、先に結論を言ってしまうと、非常に出来のいいシナリオです。迫る圧潰の恐怖と謎の病魔の緊張感が良く書けていたし、ホログラムAIという特性から生じる人間理解への矛盾や恋愛感情への戸惑いが上手く活かされていたし、謎だったライプリヒの企み・事故の真相にもちょっとだけ近づけました。

でも、それは「沙羅→優→空」という順序で攻略を進めた場合に限っての話です。この順序を誤ると、物語の価値は50%OFFされてしまうと極論してもいいかも知れません。今日クリアした「空」シナリオの充実度が高い分、他のキャラのシナリオの密度が下がってしまったと言えなくも無い。事実、ボーリュ―ムにおいてもクオリティにおいても、その差は歴然です。謎を散らすのはいいけれど、キャラクターを単なる設定や謎を語るための代弁者として扱って欲しくないんだけどなぁ…

 

 2002/09/04 (水)  「EVER17(2)」

「EVER17」攻略2日目は、「田中優美清春香菜」の攻略に着手。え?この名前はどう読めばいいのかって?うむ、まったくもってっごもっともなお話です。本人も「優」と略しているくらい、果てしなく長いこの名前の正確な読み方は「タナカ・ユウビセイハルカナ」です。

優シナリオは少年視点で攻略を進めることになるのだが、沙羅シナリオではあまり見えてこなかったLeMUとライプリヒの謎がちょっとだけ見えてきました。一応メインヒロイン格だけあってシナリオにも力が入っているし、物語への興味関心を引くという意味では、1番目にもってくるべきシナリオだと思います。

でも、優シナリオの難点はエンディングの分岐点が中盤にあるため、エンディングを分岐させるのが非常に面倒くさいことです。沙羅シナリオと順序が逆になっても特に差し支えは無いが、先に「武視点」で始めてしまうと、いきなり謎の核心に迫りすぎてしまう(と思う)。それに、いずれにしても4人をクリアしてから選択可能になる「八神ココ編」をクリアしないと、すべての謎は解けない仕組みになっているんだから、結局は順番は好みでいいんのかも知れないが…

 

 2002/09/03 (火)  「EVER17」

次のゲームレビューに備えて「EVER17」の攻略に着手しているのですが、とりあえず「松永沙羅」を”少年視点”でクリアしました。で、ファーストプレイの感想ですが… うーん…「Edgeworth Box」のMU-6さんのWEB日記での感想と同様に、まだ評価は微妙ですね。ゲーム序盤のチンプンカンプンな展開と、アメリカンジョークを「コメッチョ」と呼ぶ妙なセンスとか、深海に閉じ込められた緊迫感が全然無いとか、無意味な言葉の掛け合いが多すぎるとか、科学技術の説明的セリフが多すぎるとか…

不満はいっぱいありますが、それを上回るものがあるかどうかは、まだ物語の謎の全容が見えてこないので判断しかねます。どうやら各キャラのシナリオに謎の断片が散りばめられていて、全員をクリアしないと謎は解明できないようです(KID製品ではいつものことのようですが)。でも、こういうシステムの場合、クリアする順番によって物語の評価が左右されてしまう危険もあり、私はあまり好きではない構成なんですが…

レビューの予定を組んでしまっている以上、どんな評価になろうとも書かねばならないのですが、どうせ書くなら「面白かった」と言いたいものですなぁ…

 

 2002/09/02 (月)  「あずかんな大気 レビュー」

同人誌「あずかんな大気」のレビューを予定通りアップしました。今回はかなりの自信作です。シリーズ通巻のレビューという性質上、全体論の観点からのレビューに仕上げる必要があったのですが、上手く「あずまんが」との分析を絡めながら「あずかんな」の面白さの種類を伝えられたのでは、と自画自賛しております。

でも、これは書き上げた直後の高揚感(レビュアーズ・ハイ)でそう感じているだけであり、おそらく明日になって冷静に読んでみれば、誤植や論理の綻びを見つけて反省するばかり、というのがいつものパターンなんですけどね。まぁ、これはレビューに限らず、創作活動に携わる人すべてに当てはまる図式でもあるのですが。

同人誌のレビューというものは、作者様に紹介用画像の仕様許諾を直接申請できる、というメリットと同時に、作者様から直接お返事を戴くことが「期待に応えなければ!」という大きなプレッシャーにもなります。でも、そうして「誰のために書くのか」を明確にすることで、論理のバランスが保てているのも事実です。

『飛行機があれだけ飛べるのは…
すさまじいばかりの空気の抵抗があるからなのだ!』(by 島本和彦)

こういうフォーマットで本格的に同人誌のレビューを書いている人は非常に珍しい。だからこそ、作家様は好意的に紹介用の画像の仕様許諾を了承して下さっているわけですが、そのご期待に応えることができたかどうか、少しでも作品の普及に貢献できたかどうかは、私自身は直接確かめる術はありません。私に出来ることは、確固たる信念と願いを込めて、ただひたすら書き続けることだけなのです!(と自分に言い聞かせる)

 

 2002/09/01 (日)  「榎本温子 サイン&握手会」

アニメイト主催の、声優「榎本温子」さんのサイン&握手会に参加してきました。これは榎本さんの1stアルバム「Touch My Heart」の購入特典イベントであり、会場は、アニメイトの入っている阿倍野ベルタの3F、阿倍野市民学習センター講堂。普段はご老人の憩いの場だが、100人の2講演、今日だけはむさいオタクが占拠。ああ場違い!(数人女性ファンが混じっていたのは、ボーイズラブ道を邁進するアニメイトならではの光景?)

わりと長めのトークの後恒例のジャンケン大会に。でも、ジャンケンが「抽選会」と言えるかどうか疑問が残ります。最初のサイン入りポスターの時に「グーチョキパーの法則」で残り8人まで勝ち残ったが、そこで8人同士のジャンケンになってしまい法則が崩壊。そこから先は言わずもがなの全敗でした。番号つきの整理券を配ってるんだから、公平にくじ引きにするべきなのでは?(ジャンケンに弱い男の切実なる願い)

トークは笑いのツボを心得ていて面白かったんです。そのトークの中でちらほら見え隠れしていたのですが、やっぱり天下のエイベックスは金持ちですなぁ。前泊&飛行機で大阪入りですかい!妙に営業トークが長かったのも気になります。ライブは東京でしかやらないのに…(イベント慣れという面では昨日の植田さんとはえらい違いです)

30分ほどで終りましたが、まぁオマケのイベントじゃこんなもんでしょう(イベントレポートの熱の入り方自体が全然違います)。それに、やっぱり「歌手は歌ってナンボ」だと思いますしね。一度は歌手の正式なライブに行ってみたいものですが、関西圏ではそれは難しい。あぁ、遥かなる関東…