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今週の激闘を終えて帰宅。さすがに今夜は原稿に取り掛かる気力も残っておらず、さりとて何もしないわけにもいかないので、web告知の進捗を更新しようとしてところ…
疑:あれ?数え直してみたら167本のはずが、179本あるんですけど?? 答:台割作成時に何本か掲載候補が抜けてしまったため いや、確かに以前縁起のいい数字の179本にいっそのことしてしまおうかしら?と言っていましたが、期せずしてこの数字になってしまいました。なぜ179が縁起がいいのか?それは分かる人に分かればいいので、特に説明はしませんが… 問題なのは製作スケジュールに乗っかってくる+12本は影響が大きすぎることです。今週末に予定以上の積み上げが何本できるだろうか… 2008/06/26(木) 「123/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「D.C.B.S. (RAKUKINE)」 これで、全167本のうち123本が完成しました。進捗率は73.7%です。例によって例の如く振り返る暇はないので解説は割愛させていただきます。平日1日1本ペースで今週分をなんとか完走を果たしました。限界です(ブラバラ風の脱力BGMとともに電池が切れたように就寝) 今週末のノルマは10本… 2008/06/25(水) 「122/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「Sincerely (龍楽園)」 これで、全167本のうち122本が完成しました。進捗率は73.1%です。本日もなんとか平日1本のペースを死守。そして昨日と同じようにタイムアップです。それでも苛酷な環境でも徐々に耐性が出来てスキルアップしつつあるから、人間とは恐ろしいものですね… 相変わらず綱渡りのスケジュールは、今週末が最大の山場になると思います。6/30の時点で80%に達していなければアウト。レビューだけで本の全ページが構成されるわけではありませんからねぇ… せっかく早く書きあがったのに、日記で睡眠時間を削るわけにも行かないので、今夜はこの辺で… 2008/06/24(火) 「121/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「毎日なかよし (TUGUMIX)」 これで、全167本のうち121本が完成しました。進捗率は72.5%です。 本日もなんとか平日1本のペースを死守。そして昨日と同じようにタイムアップです。 あ、先週のさんま御殿を観る前に上書き毎回録画されてた… まともにテレビを観る時間もなく、修羅場モードは続きます。 あと46本、92時間。確保できる…かな? 2008/06/23(月) 「120/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「SWORD DANCERS 2 (比村乳業(仮))」 これで、全167本のうち120本が完成しました。進捗率は71.9%です。 平日の1本ノルマはハードすぎます。もう1行も書けないくらい精根尽き果てました… レスもロクに出来ない状態ですが、本日はここまで! 2008/06/22(日) 「119/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに5本書き上げました。「マリア様がみむきもしない再録本 (HONEY DROP)」 「BYE-BYE / COMIPA (チキンなげっと)」 「さつきそら (ひなたぼっこ倶楽部)」 「だから俺はレンを襲う (自称清純派)」 「8cm (8thGOD's)」 これで、全167本のうち119本が完成しました。進捗率は71.3%です。 目が痛くてこれ以上画面を凝視してられそうにないので、今夜はとっとと寝ます。 申し訳ありませんが、解説は割愛させていただきますね… 2008/06/20(金) 「114/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「秋桜友達 (クロスロード)」 これで、全167本のうち114本が完成しました。進捗率は68.3%です。 筆舌に尽くしがたい激務の日々と壊れっぱなしの体調の中、ようやく1本仕上げました。 ホンマにこのペースで間に合うんかいな? 週末はおとなしく家にひきこもって原稿に励むとしましょうかね… あー遊びたい!…という気持ちを抑えるとまたストレスが… 2008/06/16(月) 「サンクリ40レポート」6/15は池袋サンシャインシティで開催された同人誌即売会「サンシャインクリエイション40」に一般参加してきました。前日は自宅に持ち帰った仕事で朝4時まで不眠不休だったこともあり、いつにも増して最悪のコンディションでしたが、夏コミ前最後の大イベントということもあり、眠い目をこすりながら7時30分に現着。いつものようにBホールの列に行ってみると、前から10列目くらいというありえない人の少なさに驚く。Bホールは私にとってはマリみて・なのは・ハルヒ・らきすた、という有力ジャンルが集中していて大変便利なホールなのですが、やはり多くの人は成年向けの大手サークルさんをお目当てにA23やA1に並んでいたようで、そっちの列はすごいことになっていたようです。列整理のスタッフさんが「これほど平和で仕事が楽な列は他にないっすよ」と言ってたくらいですから。それでも、私の直前の列で7時25分区切りでペナルティが施行されていました。Bホールは50名にも満たない小規模なものでしたが、他のホールではもっと大規模なものだったようです。40回記念開催ということもあり、今後はより徹底した早朝来場対策をするという意思表示なのでしょう。11時に開場を迎えてみると、終始まったりだったBホールの列もかなりの人数になっていて、開場とともにみるみる人が溢れていく。外は日焼けするほど日差しが強かったけど、中は人口密度の高さと蒸し暑さですごいことに。A23とA1はもっとすごいことになっていたようですが…まぁ、雨が降るよりはよっぽどマシだったかと。Bホールは外周に列誘導が必要な大手さんが居ない代わりに、島中で小規模な列が出来たり、他のホールの攻略を終えた人が後から後から入ってくる展開で終始賑わいを見せていました。6月ということですでにコミケモードに入っている方も多く、オフセット発行率は決して高くはありませんでしたが、そこがかえって忙しすぎないイベントとして、交流や挨拶回りにもバランスよく時間を使えるイベントとも言えるのかも知れませんね。少々気になったのは、なのは系でいくつかBとCに分散配置になってしまったサークルさんがいたことや、40回記念だけど記念行事的なものがなかった(あったかも知れないけど実感できなかった)ことでしょうか。サンクリくらい大きいイベントになると、ネタ的なことは難しいと思いますが… 本日の収穫は45冊でした。サンクリの常連さんでBC(もしくはBD)ホールは毎回全チェックしているので、新規開拓がそうそう出てくるものではありませんが、思わぬところで委託本を見つけたり、レビューの表紙使用の直接許諾を取ってまわったり、ここのところ短時間で切り上げるイベントが多くて頼んでいなかったスケブをお願いしてみたりと、冊数以上に非常に充実したイベントでした。ちなみに、本日のスケブは、商業単行本が間もなく発売されるミュンヒハウゼン症候群さんの「まどかさん」、しばらくサンクリには参加できないかもしれないゆ〜のす通信さんの「かがみん」、流風舎さんの「シグナム(ボル建仕様)」の3つでした。無理を押してでも参加して良かったと思える、いい充電ができました。vol.6については改めて期待を込めた催促もいただいたことだし… さて、ここからは夏に向けて自分の作業に徹するとしましょうかね… 今回のレポートは短めですがこの辺で。 2008/06/15(日) 「今月のきらら」1 ふおんコネクト!2 三者三葉 3 メロ(3乗) 4 かみさまのいうとおり! 5 ねこきっさ 6 うぃずりず 7 あっちこっち 8 ドージンワーク番外編 9 ゆゆ式 10 ダブルナイト 11 まーぶるインスパイア 仕事のバタバタ続きでレポートが遅れてしまいましたが、きらら本誌7月号の自分内ランキングは上記のようになりました。全25本中で自分内単行本購入基準(略してC点)をクリアしていた作品は11本。打率に換算すると.436でした。まずはさらっと一読して小首を傾げる。はて?なぜ今月の表紙を飾っている「棺担ぎのクロ」を見かけなかった気がするのだが?目次を確認にしてみると、「作者急病のため休載」という記載がありました。ずっと蒼樹うめ先生が表紙を担当しているキャラットとは異なり、看板クラスの有力作品が月変わりで表紙を務める本誌は、デザインの多様性という面では個人的に好きなのですが、看板漫画という過度の期待とペースを掴めない過密スケジュールが心配なところでもあります。 そんな中、初ランクインを果たしたのが「ゆゆ式」と「ダブルナイト」の2本です。「ゆゆ式」はしばらく様子見をしていましたが、連載4回目でようやくこの作品の狙いドコロが掴めてきた気がします。このゆるくてフリーダムな笑いはさまーずのライブっぽいノリで、私は好きです。「ダブルナイト」は随分前からあと一歩の境界線上にあった作品でしたが、男の子以上に男前な稲穂さんと、女の子以上にかわいいユキちゃんの微妙な関係をライバル登場でジェラシー発動、という分かりやすい構図を描いたダンスパーティー編で何かをつかんだような手応えを感じました。ここしばらくの完結ラッシュで中盤の構成力に不安を感じていましたが、こうして既存の作品から2列目の飛び出す作品が出てくる辺りが、この雑誌のレベルの高さを物語っているのかもしれませんね。いずれも今後も期待できそうです。 そんな今月の首位に立ったのは「ふおんコネクト!」でした。修学旅行編の完結編となる今回は、旅行現地ネタはそこそこに、交流(あける)とノキアママとの微妙な関係が垣間見えるエピソードとか、バカ騒ぎしつつ、あとでふりかえって(読み返して)頬がほころぶような小さな気遣いとか、実にこの作品らしい修学旅行だったと思います。次点には葉子様の恋愛相談完結編を描いた「三者三葉」が。恋愛相談と言っても、あのメンバーでまともに行くはずが無いのはお約束というものです。このベタな昭和のコントのようなノリは、今はかえって貴重なのかもしれませんね。3番手には「メロ(3乗)」が。ヒロイン3人の個別エピソード紹介から入るスタイルは今回のころな編で一巡。それぞれの視点から福田君の好きな部分がはっきりとしてきて、次回からの展開も楽しみです。 今月は時間がなさすぎるので短めですが、この辺で。 2008/06/13(金) 「113/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「楽園観用少女 (す茶らか本舗)」 これで、全167本のうち113本が完成しました。進捗率は67.6%です。 PCの前に座れたのは0時を過ぎてからで、さすがに今夜こそは1本も書けないだろうと覚悟していましたが、どうにか1本仕上げることができました。さすがマリみて本のレビューは思い入れが半端ではありません。今まであーでもない、こーでもないと読書百遍で頭の中に溜め込んでいたものを一気に吐き出すのは、文章書きにとってはある種の快感なのかも知れません。いや、決して先月原稿をろくすっぽ書かなかったことへの言い訳をしてるわけではありませんが(^^;「あの時期があったからいい本が書けた」と後で振り返るためにも、なんとかして夏コミの発行に間に合わせたいものです。 あ、レビューの補足を書く間もなくタイムリミットを迎えてしまいました。 なんだかなー 2008/06/12(木) 「112/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「こちらリリアンかわら版編集部 (赤木文庫)」 これで、全167本のうち112本が完成しました。進捗率は67.1%です。 なぜか昨日書いた日記が消えてしまったので、もう一度書くのは時間もなく厳しいところですが…当初予定した「カナティ!」ではなく、より代表作としてご紹介したいと思うこのシリーズへと、執筆直前になって差し替えさせていただきました。小説本でしかもシリーズものということもあって、ネタバレをどこまで押さえつつ作品への興味を引く紹介ができるか?悩みながらの執筆だったし、校正でかなり手が入ることになると思いますが、ひとまず納得できるクオリティに仕上げることができたと思います。 さて、時間がなさすぎるのでこのへんで。 2008/06/11(水) 「111/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「マリみちょ (Skirthike)」 これで、全167本のうち111本が完成しました。進捗率は66.5%です。 解説を書いている暇もなく就寝時間を迎えてしまったので、補足説明は何もできませんが、限界を超えた連投の日々でも何とか平日に2時間の製作時間を確保できるようになりました。やはりサークル封筒が届くと「やるぞ!」という実感が涌いてくるものですね。いつまでも宿題を残しっぱなしでは、もし何か不測の事態が起きた場合、自分の悔いを残すだけではなく、ご期待していただいている皆様にもガッカリさせてしまうことになりますからね。今出来るすべてをしたい。暗い事件にやりきれない気持ちは、逆に私を前に進めることの幸福を実感させてくれました。前へ。もっと前へ。その先にある”やり遂げた幸せ”を私達は知っているのだから… 2008/06/08(日) 「哀悼:秋葉原通り魔事件」修羅場仕事明けで鳥越神社祭の喧騒もよそに泥のように眠り、昼過ぎにやっとこさ起床してお持ち帰りの仕事を片付けようとテレビをつけたら、そこには見慣れたアキバの交差点の映像と「秋葉原に通り魔」のテロップが…すでにニュースで大騒ぎになっているので、事件について解説をする必要はないと思いますが…まずはなにより、かのような理不尽な不幸によって生命を奪われた方々に心からご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に心よりお悔やみを申し上げます。レンタカーを調達し、歩行者天国の時間帯を狙い、警官に銃を向けられるとあっさりナイフを手放すなど、明らかに計画的に犯行に及んだ今回の犯人への怒りは当然ありますが、もっとやりきれないのは救急隊員の必死の救急活動を、携帯カメラで撮影したりネットにアップしたりしているヤジウマたちの無神経さにも怒りを覚えます。私だってあの場合にいても何もできなかっただろう。恐怖と怒りに震えるしかできなかっただろう。せめて救急車両の邪魔にならないように、すみやかに現場を離れる。多分私ができたのはそれだけだろう。生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人間にカメラを向けていいわけがない。マスコミやヤジウマが集まりすぎたため、何名もの救急救命士の手を割いて、ビニールシートで隠して救急車に搬送するなどという馬鹿馬鹿しい対応をせざるをえなかったことに、誰も疑問を抱かないのだろうか? ここ数年、通り魔事件は頻発していましたが、それでも私の中での危機意識は薄かったのかもしれません。ニュースの映像越しで伝えられる報道を、どこか遠い国の出来事だと思っていたのかもしれません。しかし、通い慣れた場所で自分と近い趣味持つ人々が集う場所で起きた惨劇の報らせを前にして、どれほど自分の認識が甘かったを痛感しました。この日、私は仕事の煽りをくって自宅で静養していましたが、何事もなければその時間帯はいつもなら秋葉原にいるはずでした。事件に巻き込まれていたかもしれない。ほんの少しの偶然と他人の悪意で、人の生命も想いも何もかもが踏みにじられ消し飛んでしまう。運命と呼ぶにはあまりにも理不尽な不幸は、自分にも紙一重のところまで近づいていたのだと…自衛のための武装もやむなしだと思います。 改めて生命を失った方々のご冥福を慎んでお祈りいたします。 2008/06/07(土) 「夏コミ当選のお知らせ」マイミクさんの当選速報ラッシュにはちょっと出遅れてしまいましたが、GM研も無事に夏コミ当選していました。配置は以下の通りです。土曜日 東地区 "マ" ブロック 19b …あれれ?なぜか今回は2日目の配置です。去年の夏と同じ配置方式に戻ったということでしょうか?…いずれにしても、サークルのフロントに立つことが出来ない私にとっては参加曜日は関係ないのですが、お世話になっているサークル様の来場率を考えると、献本対応が俄然スムーズになるので、友人に運営を頼んでいる身としては何気に切実なポイントだったりします。とにもかくにも、これで評論ジャンルに参戦してからコミケ65以来10回連続の当選です。ここ丸2年もの間まったく新刊を出せていないにも関わらず、今回は久しぶりにお誕生席をいただいてしまいました。コミケに当選し続けることができるなら、totoBIGも宝くじも当たらなくていい、とさえ真面目に考えてしまうほどに、大変ありがたいことだと思います。 マイミクさん、およびいつも楽しく本を拝見させていただいているサークル様、当選おめでとうございます。すべての皆様にお祝いの言葉をお贈りする時間はありませんので、この場を借りてお祝い申し上げます。これから始まる(人によってはもう始まっている)皆様の原稿ロードをこっそりと応援しております(^^; 2008/06/02(月) 「110/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「細川可南子がみてる (美術部)」 これで、全167本のうち110本が完成しました。進捗率は65.9%です。vol.5 A'sのマリみて特集で全巻レビュー(当時)を書いたほど特別な作品だけに、どうすれば1Pで伝えきることができるだろうか…と悩んでいた時間がとても長かったのですが、ここ数日はシリーズもののマリみてジャンルのレビューを書いてきた経験値が効いたのか、いざ書き始めてみると恥ずかしい台詞もスラスラ出て来ました。可南子同人のスタンス、可南子宣言からifへの流れ、そしてカナコミへとつながっていく流れを、限られた文字数で詰め込んだこのレビューは、作品の技法や論理の優劣ではなく、その作品に込められた想いの生まれた背景や、想いの行方をこそを伝えたい、というGM研のレビューの理想を体現した、現時点でのベストレビューと言えるものになると思っています。なんとしても、この夏で完成させて本をお届けしたいものです… ああ、どうも熱っぽいと思ったら風邪の引き始めだったようなので、今夜はこの辺で作業を中断します。明日校正してみたら、熱いのは文章のクオリティじゃなくて熱にうなされていただけ、っていうオチにならないことを祈っておきましょう。 2008/06/01(日) 「109/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「GIRLS BE AMBITIOUS!!シリーズ (K2Corp.)」 これで、全167本のうち109本が完成しました。進捗率は65.3%です。日記の日付はまたいでいますが、作業日単位では本日2本目です。「マリア様には内緒です。」もそうでしたが、「GBA」もシリーズ24巻に達する長寿シリーズだけに、読み込みに予想外に時間がかかりましたが、そのおかげで当初の構想になかったエピソードを加味して、代表の表紙も差し替えて満足行く出来のレビューに仕上げることができたと思います。 さて、もう6月ですね。このペースでレビューを量産しても、校了は7月中旬…もっとペースを上げなくては… 2008/05/31(土) 「108/167」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「マリア様には内緒です。 (ハンマーフォール)」 これで、全167本のうち108本が完成しました。進捗率は64.7%です。土日で1本しか書けないのかよ!と思われるかもしれませんが、作品を読み返しながら論旨を再構築するスタイルゆえに、シリーズモノのレビューの執筆時間は冊数に比例して長くなってしまうんですよ。マリア様には内緒です。シリーズは現在44巻発行されている長寿連載であり、GM研にはその全巻を所蔵していることもあり、当然ながら44巻全部読み直すわけで…ネタ拾いに16時間、執筆2時間、という何とも手のかかる1本でしたが、その分思い入れたっぷりなレビューに仕上がった手応えを感じています。 さて、今夜のうちにあと1本行けるかな? 2008/05/30(金) 「今月のきららキャラット」1 ひだまりスケッチ2 火星ロボ大決戦! 3 GA 4 ラジオでGO! 5 ひめくらす 6 雅さんちの戦闘事情 7 CIRCLEさーくる 8 とらぶるクリック! 9 アットホーム・ロマンス 10 ちびでびっ! 11 謎部のアレ。(最終回) 12 からハニ 13 帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!? 14 ハッピーとれいるず!(最終回) ※いつものことですが「バラエティーも〜にん」はランク云々とは別次元の作品ですので、集計対象から除外してあります。 全27本中、単行本購入基準(略してC点)を満たしていたのは14本で打率に換算すると.518。GAと帝立が復帰して、単行本作業による休載もないフルメンバーが揃って打率は微増という結果に。きらら本誌と同様に新旧の入替は継続中であり、今月号では友吉先生の「謎部のアレ。」と、荒井チェリー先生の「ハッピーとれいるず!」の2本が単行本収録回を区切りとして最終回を迎えました。謎部はここ最近面白くなってきたところだったので残念ですが、<第一部完>と書いてあったので復帰の可能性もないわけではないようです。とれいるず!は、荒井先生作品のサブキャラオールスターという企画モノのノリだったので、むしろ単行本1冊分続いたことの方が予想外だったのかも知れませんね。その他にも、「アットホーム・ロマンス」「雅さんちの戦闘事情」「火星ロボ大決戦!」「鳩町まめっこイグニッションズ」の4本がラストエピソードに突入している雰囲気であり、中堅グループ以下から抜け出して追い上げてくる作品出現への待望感はますます大きくなるばかり…惜しい作品は3本ほどありますが、まだ何か決定的なものが足りない気がします。多分、それは突き抜けた個性であると同時に、それが何ものにも替え難い作品世界から自然に発せられるものだと信じられることなのだと思います。その点において、「教艦ASTRO」がいつの日か本誌に戻って来てくれることを願わずにはいられません。 今月の首位に立ったのは、ついに二年生編がスタートした「ひだまりスケッチ」。常に5位以内をキープする大安定株でしたが、意外なことに首位獲りは実に1年半ぶりのことでした。逆に言えばこれはアニメ化されて抜群の知名度を誇る「ひだまりスケッチ」に比類するほどの作品が、この雑誌の上位にひしめいているということでもある。一度でも首位獲りした作品は、多分後になって振り返ったとしても、私の生涯のベスト漫画としても上位に食い込むと思いますよ。それはされておき、今月のひだまりの何がそんなに素晴らしいのかというと、新キャラが二人登場する回であるにもかかわらず、ニアミスで住人同士の顔合わせはなくて、後輩を迎えることへのわくわく感だけでいつもどおりほっこりとした「ひだまりらしさ」を出しているところです。長寿連載における新展開や新キャラは期待よりも不安が大きいものですが、連載第1回からずっとこの作品を見守ってきた者としては、普段着のままの新展開であることを信じて疑っていませんでしたが、おいしい匂いだけでさらに期待感が膨らむ今回のエピソードは、単体としての評価はではなく連載単位で考えると、とても重要な回なのだと思います。アニメ第2期も7月から始まることだし、これを機会にして本誌連載もチェックしてくれる方が増えてくれることを願っております。 次点には、珍しくロボット比率の高い「火星ロボ大決戦!」がランクイン。戦闘が激しくなるほどエロバカ度の上昇も止まるところを知らないのも、全力全開で真顔でシリアスになる暇を与えずボケ倒す最悪と超最悪の2択しかない思考回路は、いつものことながら見事の一言に尽きます。真面目に分析しようとすることを放棄したくなるくらいです(褒め言葉)。このノリを本誌で楽しめるのもあと数回だと思うと複雑な心境ですが、最後まで笑って見守りたいと思います。3番手には久々に学習系ネタを展開した「GA」が。ピクトグラム(道路標識や非常口などのマーク)をお題にして、GAの面々が感性爆発した新マークを披露してくれています。目的に収まらない表現力、これぞアート!…という欄外コメントはまさにその通りだと思います。担当さんもいいセンスしてはりますね。 先月首位を獲得した「ラジオでGO!」は今や上位安定株としてすっかり定着。ブースの中の出演者と、ブースの外のスタッフと、電波の向こう側にいる視聴者。それぞれの立場がラジオを通してつながっていること、距離の近さとリアルタイム性がラジオの魅力なのですが、今回のテーマである「反応」はまさにその本道と言えるものだと思います。ブースのスタッフの反応や、募集をかけたときのFAXの勢いだとか…電波の入りが悪くて夜空を見上げながらラジオを聴く…ネットラジオやネット動画が当たり前の現代でも、ラジオには根強い人気があることの一端をリラックスして描けているこの作品は、もっと評価されてしかるべきだと思います。7月末には待望の単行本の1巻が発売されることだし、ラジオに何かしらの思い入れのある方は是非この機会に読んでみてください。「ふおんコネクト」のようにドラマCD化されるかどうかは、編集部のプッシュ方針次第なので、何とも言いがたいところですが… 今月はこんなところで。 2008/05/29(木) 「107/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「鉄棒少年さんの蔦笙シリーズ (鉄棒少年)」 これで、全167本のうち107本が完成しました。進捗率は64.1%です。1日1本ペースでの量産は早くも途切れてしまいましたが、別にさぼっていたわけではなく、単純にこの1本には通常の倍の時間がかかってしまった、というだけのことです。何しろvol.5 A'sで特集を組んだ「マリみてのif」では5Pを割いたほど思い入れのある作品であり、旧レビューのリライトならまだしも、かつて一度は書き切った感想を、5分の1ページに論旨を圧縮するのは、もしかするとゼロベースから書き直すよりも難しいかもしれません。そんな逡巡もあって、執筆に入る前の方針決めに、やたらと時間がかかってしまいました。 とはいえ、いざ書き始めてからは意外なほど早かった。まだこんなに出てくるのか!?と自分に驚くくらい、スラスラ言葉が出てきました。多分、明日校正作業をしたら、赤面しそうなキーワードがちらほらあったような気もしますが…伊達に107本もレビューを書いていないんだなぁ…と、珍しく自分のスキルアップを実感しました。職業上、論壇の表舞台に立つことのできない私は、誰かに非難されることもないけど、誰かに褒められることもないですからね…vol.6は究極の自己満足本になると思います。濃すぎて受け入れられないかも知れません。でも、それでもいいと思っています。どこに出しても恥ずかしくない内容に仕上げて世に送り出すこと。私にできるのはそれだけなのですから… 2008/05/27(火) 「106/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「トゥインクル(麦畑)」 これで、全167本のうち106本が完成しました。進捗率は63.5%です。目聡い方はお気づきかも知れませんが、以前発表していたレビュー対象とは作品名が違います。過去作品を含めて読み返しているうちに、どうしてもこっちを紹介したい気持ちが強くなってしまったので、急遽差し替えさせていただきました。麦畑さんの作品は全般的に大好きで甲乙つけがたいのですが、二年生トリオを魅力的に描いたこの作品はピカイチだと改めて思ったので…何卒ご理解ご了承くださいませ… ひたひたと迫り来る空前の修羅場の足音への危機感もあってか、2日連続で平日1本のペースでレビューを書けています。アドリブで作品を差し替えても変化に対応して書き切れるのは、心身ともに本当に調子が良いということなのでしょう。明日からはマリみてのシリーズもののレビューゾーンに突入しますが、このペースを崩さずに頑張りまっしょい! 2008/05/26(月) 「105/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「薔薇様の休息。/未来の薔薇達。(NEKOHIGE)」 これで、全167本のうち105本が完成しました。進捗率は62.9%。何気に分母が1増えてしまったので、1本書いても0.2%しか進まない厳しい現実。自業自得とはいえ、ホンマに夏コミに間に合うのだろうかと不安に慄いてみたり。(何気にこの前の日曜日があったのに1本も原稿が進んでいないことを今更ほじくり返してみたり) …と書いているそばから、あと2本、どーしても追加したい本が新たに出現。 ドMなのもほどほどにして欲しいものですが… 2008/05/25(日) 「167本目?漫画をめくる冒険」ようやくゴールが見えてきたと思ったら、またしてもどえらい1冊と出会ってしまいました。「漫画をめくる冒険」(ピアノ・ファイア・パブリッシング) ⇒メロン専売? 私は不勉強で、ものぐさな、ただの漫画好きです。私が今手掛けているレビュー本も、別に評論家ぶりたいわけではないし、語り手としてどんなに評価されようと論壇に立つつもりはありません。ただ面白いものを面白いと伝えたいだけです。だからこそ、他者の伝えたい気持ちに対しても真剣でありたいと思います。本書に対する論考はレビュー本編で行いますが、久々に刺激的な思考に出会えたことに感謝したい。方法論は私とは異なるけど、漫画が好きだ、という眼差しは同じだと思うから… 論考系の本に興味のある方は、是非お手にとってみてはいかが? 2008/05/23(金) 「104/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに4本書き上げました。「マリア様がみてる(布教)の本(UGO)」 「猫神様がみてる(ローカスタ・シネンシス)」 「マリア様もめくりたい(おんぷの絨毯)」 「ちうりっぷ(えん)」 これで、全166本のうち104本が完成しました。進捗率は62.7%。急なシフト変更で遊ぶ予定を入れる余地もなかったので、家に引き篭もって原稿三昧。そのおかげで、マリみてレビューを一気に4本書き上げることができました。マリみて本のレビューは思い入れが大きいこともあって、通常の3割増くらいの時間と気合をかけて臨まなければならないので、マリみてでも4本の量産ペースに乗せられたのは制作進行上大きなプラスになりそうです。 気掛かりなのは7月以降の仕事がどえらい殺人進行になりそうなこと… 今のうちに出来る限り進めておかねば… 2008/05/21(水) 「100/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビュー「カラーボックス「な」本総集編(まじっく・すくえあ)」を新たに1本書き上げました。これで、全166本のうち100本が完成しました。進捗率は60.2%。遂にというか、やっとというか、100本目の大台に到達しました。まだ66本も書かなければならないとも言えるので、100本目だから何か特別な感傷に浸っている場合ではありませんが…ここまでやれた自分に対して、もうちょっとくらい自信を持ってもいいのかもしれない。そう思ってもいい未踏の数字なんですよね実際は。いつもの本なら、この時点で本が1冊完成しているわけだし。マラソンで言えば30km地点。ランナーズハイになってスパートをかけるには丁度いい頃合のはずなので、平日1本のペースに乗せられるように、日々精進するとしませう。 2008/05/19(月) 「とある定食屋の女将さんの嘆ぎ目録」最近仕事で秋葉原に居るときの行きつけになっている、老舗の某定食屋さんで味とボリュームとスピードの生姜焼き定食をかっこんでいると、何やら表の道路から騒がしい奇声が聞こえてきて、コスプレをした集団が通り過ぎて行きました。それを見た女将さん(推定70歳以上)が店員のおばちゃん(推定60歳以上)につぶやいた言葉が印象的でした。「あの変なカッコした若いひとたち、あれって何なんだろうねぇ?ニュースでもやってたけど、秋葉原って変な人が増えたねぇ。いや、恰好のことじゃないよ。コスプレさん…だっけ?あれは昔からあったし、どんな恰好をしててもオタクの若い子ってのは、シャイだけど真面目で礼儀正しくて、他人に迷惑をかけることだけは絶対にしなかったんだけどねぇ…」 いやはや、まったく同感です。アキバが電気街だったよりも前から、この場所で商売を営んでいたであろう時代の生き証人の言葉には、さすがに重みがありますね。他人事ですがオタクの一員として申し訳ないという気持ちでいっぱいです。修学旅行シーズンだからなのか、街には学生服のグループがあちこちで見受けられますが、彼らがアキバに何を期待して訪れて、どんな印象を持って帰っていくのか…報道という名のゴシップだから、いつかみんな忘れるだろうと受け流せるレベルではなく、不安と嘆きは世代を越えて既成事実としてイメージ化するところまで来てしまっていること…これは大変残念なことだと思います。 「アキバ文化を広めるため」だとか「自分は2chとかYoutubeで知名度が高い」だとか、そんなものが免罪符になると考えていることが、いかに浅慮で恥知らずでオメデタイ行為なのかを物語っている。アキバは様々な趣味思考=オタク心を持つ者が集う街であり、コスプレやハルヒはそのごく一部の要素でしかない。その濃度が異常に高いだけであって、特別な何かが許容されているわけではない。知名度が高いことが正義だというなら、知名度を上げるための全ての行為を認めるのだろうか?自分が言っていることが、どれほどバカバカしい極論なのか気付いていないのだろうか… 都の条例がどのようなものか彼らは知らないだろうが、このような挑発行為が続けば、遠からず新たな逮捕者が出ることになるだろう。その影響は個人に止まらず、ここぞとばかりに法と秩序を守るという正義の御旗を立てて条文の改正と拡大解釈を許すことになる。そうなったとき、状況は回復不可能なものになってしまう。公権力に事態の解決を委ねることは自由と自尊の精神を放棄することに他ならない。アキバが特別だから発展したのではない。皆がいつもより少しだけ特別でありたいと願うからアキバが発展したのだ。自由だからこそ自らを律しなければならないのだから… …この件はいくら書いても切りがないので日記での論考はここで止めておきます。 本論はvol.6に収録する所長講演にて。 2008/05/18(日) 「桃鮭祭レポート」5/18(日)は、東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎展示室(長っ!)で開催された、マリア様がみてるオンリー同人誌即売会「桃鮭祭」に一般参加してきました。括りとしては、祐巳・由乃・志摩子の2年生トリオ中心。紅・黄・白の3色を混ぜたサーモンピンクが由来のこのイベントは、サークル「ケセラセラ」の紗兎(さい)巴晴さんが初主催を務めた新規イベントでしたが、マリみて系イベントでは御馴染みの光景となっているベテランスタッフさん達による万全のサポートもあって、狭くて多層階で企画満載で非常に易度の高いイベントでしたが、円滑な運営でトラブルもなく、最後まで退屈せずアフターまで楽しめたイベントだったと感じました。話を開場前まで戻すと…カタログには「一般来場期間は10時以降でお願いします」とあったのは、多分建物の開館時間との兼ね合いもあっただろうし、エントランスに収容できる列数が限られていることもあっての配慮だと思います。一般参加者がフライングせずに時間をちゃんと守る紳士淑女っぷりは、他のイベントではあまり見られない傾向かも。10時の待機列形成開始後は、しばらくするとエントランスが埋まってしまいましたが、土地柄もあって表の道路に列を作るわけにはいかないので、入りきらない人については整理券を配って開場時間に再集合してもらう方式を採用したのは、非常に良い判断だったと思います。 11時に開場を迎えると、人の流れは明らかに「右回り」。40SPの開催に対してその7割以上の新刊がコピー本という圧倒的な率の高さから、困難な作戦になるだろうとは予想していましたが、あの狭い会場のキャパシティから考えると、よくあんな人数を捌けたものだとスタッフさんの手腕に感服しきりです。サークルさんの方も、マリみてのオンリーだとどのくらいの人数になるのか、空気を読んでいる方が多いこともあり、順番さえ間違えなければ単独作戦でもそれなりの成果は上がるはずです。現に私は1箇所のコピー本の確保に失敗しましたが、それは後日オフセットに再録が期待できるという判断の元に他を優先した結果であり、17箇所のコピー本を確保できたのは十分すぎる戦果だと思います。 お買い物タイムは30分ほどで一段落。今日は蒲田のリリマジ4との掛け持ちを断念したこともあって時間に恵まれていたので、久しぶりにスケブをお願いしてみたり、イベント企画を心ゆくまで満喫することに。 企画その1:シールラリー カタログの裏面をシール貼りの台紙にして、シール3枚でイベント企画参加チケット1枚と交換できるというもので、シールの配布条件が各サークルさんに一任されていました。無料でOKのところもあれば、何か1つの購入が条件になっている場合もあったり、中には「次回も立ち寄ってくれること」といった変わったケースもありました。今までも数サークル規模の協賛でシールラリーが行われたことはありましたが、今回のように全サークル参加の規模でイベント企画用のチケットとして有効利用されたのは、とても意義のあることだと思います。 企画その2:リリアン中間試験 クリスマスパーティーの席次を答えるような非常にマニアックな問題もあれば、○×問題のような誰でも答えやすい問題もあれば、ここまで出てるのに思い出せない!絶妙なトコロを狙った記述問題があったり…非常に良く出来たテストでした。最高得点でも70点台で、50点に満たない人が大半でした。私の点数は…聞かないであげてください(^^; 企画その3:福引大会 前述のシールラリーでシールを集めたり、中間試験に参加したり、アンケートを提出するともらえる、紅・黄・白・桃鮭、4種類のチケットをためると、その枚数だけ福引ができるというシステムです。紅・黄・白は3枚セットで1回。桃鮭はそれだけで1回。あとカタログでも1回。つまり、シールラリーで5枚、中間試験で1枚、アンケートで桃鮭が1枚…普通にやれば計4回の福引ができる計算になります。まぁ、何回引いても出ない時は出ないものですが(^^;私は無印(ポストカード)が3セットと、ゴロンタコースターが当たりました。以前、ゴロンタのタンブラーが当たったこともあったから、これも何かの縁? 企画その4:未来絵日記 マリみてに対する熱い想いを未来絵日記風に書き綴り、6月のサンクリで発行するイベントアフターレポート「リリアンかわら版」に収録するという企画。絵心のない私はこちらへの参加は控えたので、どんな作品が集まったのかは6月のサンクリを迎えるまでは何とも言えませんが…お題が何でもアリなのは、かえってハードルが上がってしまったような気もします。 企画その5:喫茶薔薇の館 イベント企画参加チケットで紅茶がいただける喫茶コーナーもありましたが、福引に全戦力を投入してしまった私は足を踏み入れることができなかったので、レポートは書けませんが…別途マイミクさんから喫茶で配っていたお菓子(食用着色料でキャラ絵の入ったせんべい)をいただきました。食べるのがもったいないくらい良い出来です。食用着色料って、こんなに鮮やかに色が表現できるんだぁ…と日本の技術料に驚愕しました。 企画を楽しみつつ、いつもお世話になっている作家さんや、もはやマリみてイベントで会わないことはないくらい常連の一般参加の方と談笑しつつ、閉会間際にリリマジ4で協業して下さったマイミクさんと合流。蒲田もどえらい盛況だったようです。お忙しいところ引き受けて下さって大感謝です!アフターイベントは、ジャンケン大会ではなくアンケートを提出した人にランダムで景品が当たる抽選会方式でした。お目当ての物が当たるとは限りませんが、ジャンケンにトコトン弱い自分としては、全員に何かしら当たるというこの方式も好きかも。色紙の提供数がやたらと多かったようですが、ほぼ全サークルに近い当日の色紙提供があって、福引の景品や看板POPも放出して、アフターに残った全員にちょうど景品が行き届くというミラクルが!締めの挨拶は、主催の紗兎さんから。「今日は本当に色々な人に助けていただいて素敵なイベントにすることができました。これからは作家としても個人としても、皆さんに恩返しをしていきたいです。」という言葉がとても印象的でした。最後は「起立!気をつけ!お疲れ様でした!」の号令と、記念撮影(主催さん個人用)で幕を閉じました。こういう風景を見ていると、マリみてイベントがいかに特別なジャンルとして愛されてきたのか、改めて感慨深いものがありますね。サーモンピンクな3人と同じように、気心の知れた「仲間」として1つの作品を支持できるという喜び。それは同人の醍醐味であり、1つの究極形なのだと思います。 余談: ちなみに、アフターイベントで恒例となっているマリみてイベント各主催さんによる次回イベント予告ですが、9/15(月・祝)に開催される「わたしの十字架3」のイベント内イベントとして、「カナコミ2」が開催されることが急遽決定しました!…という重大発表がありました。な、なんだってーーーー!!!詳細はまだ何も聞いていないので、主催さんから近々あるであろう公式発表を待つしかないわけですが…嗚呼、き、気になる… 2008/05/17(土) 「第3回なのドンカフェ」5/17(土)は、都内某所で開催された、第3回なのドンカフェに参加してきました。GWの最終日(5/6)に開催された公式大会には、残念ながら仕事の都合で参加できなかったので、こうして短い間隔で参加の機会が再びあることはファンとして嬉しいものです。大会独特の緊張感も好きですが、ワイワイ楽しく遊べるフリー対局のカフェスタイルも私は好きだし、それに実験的な遊びコゴコロのある突発企画に出会える場でもあることも大きな魅力です。なのドンが1年以上も続けて遊ばれ支持されているのは、他のカードゲームに類を見ないシンプルさと優れたゲームバランスによるところが大きいわけですが、それはテストプレーでの生の反応を見て楽しみたいという、作者(美月さん)の遊戯に対する真摯な姿勢(サービス精神)から来るものなのだと思います。今回の突発企画は2つ。いずれも後ほどなのドン公式HPに掲載されるとのことなので、前回の新ギミック運用テストのようにレポート記載を自粛しないで済みそうです(^^; 突発企画その1は「美月さんとデュエル」。自分のなのドンセットから40枚を選んでデッキを作り、タイマン勝負で自分のカードを交互に引いて先に上がった方が勝ち(リンカーコアポイントをゼロにしたら勝負あり)…という、2人で短時間でも遊べるなのドンをテーマにしたものです。デッキの組み方や対戦相手のデッキとの相性にも左右されますが、通常の4人打ちでは滅多にお目にかかれない6枚役がバンバン決まる(それは相手にも言えることですが)のは痛快です。思わず平手打ちの感覚を見失ってしまいそうなほどに(^^;誰もが「なのフェ」を中心にしたデッキを組むと予想していたので、私は敢えて「はやて&闇の書の意志」で組んでみました。セレクトカードもあるので確率論では「なのフェ」とまったく同じであり、しかも相手と全くカードが被らないので蒐集のリスクが全くないのです。それは同時に、すべて自力でツモらなければならないとも言えますが…キャラクターカードは3種類までという制限があるので、ヴォルケンでデッキを組むのはかなり難しそう。オールデバイスはデバイススターズしか狙えないがあらゆるデッキに対応可能。ただし軽打なので長期戦になりがちで一発逆転されるリスクもあるし、セレクトカードがないなど短所あり。バインドによる「ずっと俺のターン!」は効果的ですが、その防御のためにバリアカードを入れるかどうかは微妙なところ。いつも必要な時にあるとは限らないし。カードリッジは6枚役を目指すなら必要だし、平手とは違って全部自分で引けるが、相手も速攻で上がってくるので長期戦が望めない場合はロードする回数分ツモが減るという考え方もある。とにかく、何が正解というものではないので、これはこれで遊び甲斐のある試みだと思います。 突破企画その2は、リインIIのパーツ(手・足・上半身・アホ毛)ごとにリンカーコアポイントを設定して、作者の美月さんが各テーブルを回って対戦して、負けたポイント分だけダメージを受けた状態のイラストを後日描いてアップするというもの。私はあまり詳しくないのですが、クイーンズブレイド方式なのだそうです。要するにエロくない脱衣麻雀みたいなものでしょうか?(ダメージの表現は、服がボロボロになるとか、包帯とか、そんな感じでしょうか?)。1対3ではさすがに分が悪いということで、美月さんは味方(「さうんどすとっく」のさとちさん)を一人引き連れて転戦することになったのですが…コンビ打ちの勝率は4割くらいでしたが、戦績以上に印象的だったのは、コンビ打ちの醍醐味であるはずのアシストで、さとちさんが放った史上最強のキラーパス(オールマイティのリインIIカードの放銃)に対して「急にボールが来たから」と慌てて、上がりの方が強いのに、なぜか上流が強いからと同時宣言のあった蒐集にカードが渡ってしまい、結果この局を失うことに…その瞬間には、10人以上のギャラリーがいたにもかかわらず、製作者自身がルールを間違えるわけない…よね?と、何とも言えないふわっとした場の空気を演出してみせた美月さんの天然っぷりは、間違いなく本日のMVPでした。こんな風に漫画以上のミラクルに出会えるのも、リアル対戦の醍醐味というものですね。 なのドンを遊んで1年以上になりますが、未だに会心の上がりには至っていなくて、全然飽きるということがありません。次期バージョンを望む声もあるとは思いますが、大会やカフェの現場に参加している身としては、まだまだ工夫次第で楽しめると思います。重要なのはどう面白く遊ぶことが出来るか?ということなのですから。なのドンをお持ちの方で、まだリアル対戦を未経験の方は、是非また機会があれば参加してみることをオススメします。 2008/05/15(木) 「99/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。「あなたがいる世界は綺麗だから」(サークル:羽根屋根) これで、全166本のうち99本が完成しました。進捗率は59.6%。とうとう100本の大台にリーチがかかりました。平日は仕事に支障が出ないようにコンディション調整が最優先になることもあり、この1本に3日かかってしまいましたが、元々この1本は着想から2ヶ月かかった超難産レビューだったので、この一山が越せたのはただの1本以上の価値があります。さすがに手をかけた甲斐あって、読み返すが恥ずかしくなるくらい思い入れが詰まった会心のレビューになりました。この勢いで3月には一度挫けてしまったマリみてゾーンの執筆を続けてみるとしましょう。 ※目聡い方はお気づきかもしれませんが、レビュー作品を最後の最後で差し替えました。「まるで天使/笑顔をさがしてる」→「あなたがいる世界は綺麗だ」。ただし、完全な差し替えではなく論旨のメインを「まるで〜」から「あなた〜」に繋げるレビュー手法を取っています。さらに、写真というキーワードつながりで「明日も笑って 笑って」からも「あなた〜」に繋げてあるので…3in1とも言えるレビューです。作風を語る上では論考対象の作品を増やすのは有効な手法ですが、思考も論旨もまとめる分難易度も非常に高いのでレビューの書き方としては他人にオススメはしませんが… 2008/05/13(火) 「今月のきらら」1 あねちっくセンセーション (最終回)2 ふおんコネクト! 3 かみさまのいうとおり! 4 三者三葉 5 ドージンワーク番外編 6 うぃずりず 7 ねこきっさ 8 まーぶるインスパイア 9 あっちこっち 10 Sweet Home 全24本中で、自分内単行本購入基準(略してC点)をクリアしていた作品は10本で、打率に換算すると.417。ランキングの常連だった「メロ(3乗)」がフォワードの単行本作業で休載。「棺担ぎのクロ」も休載で計2本の減少要因に対して、しばらく様子見を続けてきた「あっちこっち」が初のランクインを果たし、キャラットでも本誌でもゲスト掲載が続く、やまぶき綾先生の「Sweet Home」も堅実にランクインしたものの、「-そら-」が初のランク落ちとなって総数ではマイナス1本という結果になりました。今月号で「あねちっくセンセーション」と「1年777組」の2本が最終回を迎え、来月号ではさらに2本が最終回を迎える春の大改変期にしては、新たに台頭する新連載がなかなか出てこないのが少々寂しいところですが… そんな今月号を制したのは、最終回を迎えた「あねちっくセンセーション」。先月号に次ぐV2で有終の美を飾りました。最終回は何を書いてもネタバレになってしまいそうなので内容については敢えて一切触れませんが、最後までギャグ漫画の精神を忘れず、物語というような大上段に構えたものではなく、拳で語る等身大の姉と弟の確かな絆を最後まで連載で描き切れたことを、同人時代から吉谷氏の作風を知る者の一人として、とても嬉しく思います。センターカラーの少なさからも分かるように、雑誌の戦略的なポジションでは決して恵まれていた作品ではなく、派手さとはあまり縁のない作品でしたが、個性派でありながら軽妙な読み口には独特の存在感がありました。7月末予定の最終単行本での描き下ろしも楽しみにしてます!(主にウソ予告とか) 次点には、表紙&巻頭カラー&単行本2巻&ドラマCD発売…と編集部がラッシュでプッシュ仕掛けを打ちまくった「ふおんコネクト」が、先月に続いてがっちりポジションをキープ。修学旅行編のスタートとなる今回は、やはりというか当然というか、スタートからして普通じゃない。普通じゃない事を、普通じゃない方法で、普通にしてしまうのがこの作品の(ちょっと判りづらい)魅力であり、とかく問題児のふおんや、異端児の交流ばかりが目立ちそうなところを、元巻さんのような大人しい真面目キャラが時折見せる”大胆な善意”が効果的に描かれている、そのバランス感覚がギャグとして成立していることは、この上なく素晴らしいセンスだと思います。単行本2巻は5月27日、ドラマCDは5月23日の発売です! 本日は時間が無いので、以下の論評は割愛させていただきます。 2008/05/11(日) 「98/166」休日を完全に家に引き篭もってすごして、GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに4本書き上げました。「イミシん☆」(サークル:住職とその一味) 「また春に会いましょう」(サークル:大黒堂) 「せかいはかがやく」(サークル:サガマニ) 「SWEET3(3乗)」(サークル:走れ!) これで、全166本のうち98本が完成しました。進捗率は59.0%。とうとう100本の大台が近づいてきました。前人未到の神域だと思っていた数字の達成が近づいてくると、何やら感慨深いものがありますね。ゴールはまだまだ先ですが、久々に1日4本の量産ペースで書く事が出来たことは、精神的にもかなり楽になりました。 それにしても、書くのも一苦労なこの本ですが、読む方は大丈夫なんでしょうか?真面目に読んだら、一体何日かかるんじゃい?辞書並みの文字数だけど、全文必読の辞書なんてありゃしないのですが…今更ながら、この超自己満足な企画に読者の方が付いてきてくれるのかどうか不安になってみたり。もし付いてきてくれても、ページ数との兼ね合いで印刷代も莫大な金額に跳ね上がるので、前作割れの部数しか印刷できなくて、欲しい人に行き届かないかもしれないという苦しさも抱えているので… とにもかくにも、夏の完成に向けて、平日は最低でも2日に1本。休日は最低3本のペースで、この長きに渡ったレビューマラソンに決着を付けることにしましょう! 2008/05/10(土) 「なのはStSサントラ」原稿のお供に音楽は欠かせませんが、集中力を保つためにはボーカル曲よりもサントラなどのBGMオンリーの曲が望ましいわけですが、テンションを上げるほどお気に入りのBGMと出会うことは稀であり、ゆえに時としてエンコードに時間をかけてでも新曲を求めたくなるものです。そういえば今更ですが、なのはStSのサントラはまだエンコードしてなかったなと思い出しました。なのはStSのサントラは、DVDのおまけとして3枚に分かれて収録されているので、エンコードするのもCD音源として聴くのもめんどいなー…ってことで長らく放置して忘れ去っていましたが、無印もA'sも音楽面で好みの曲が多かった(アニメにおける音楽のトータル演出レベルとは別問題ですが)ので、これは期待できる!…と思っていたのですが… なんかものすごい違和感に困惑しきりです。iTunesの5段階レートチェックを各曲につけながら聴いていたのですが、第一聴印象からして「おおっ!」と思える曲があまりにも少ない。そしてアニメのシーンが回想としてまったく頭に浮かんでこない。StSは通算5回しか(しか?)観ていませんし、個人的に名場面だと思うシーンは両手の数で足りてしまうほど少ないわけですが、それにしてもあまりに低い打率です。全体的に感じるのは軍隊組織色が強いためか重低音で速いテンポを刻む機械的な音の厚みで攻める曲調が多くなり、シンプルながら芯の強さのある音で攻めるクラシックとの親和性が非常に高かった無印とA'sの曲調とはあまりにも異なっているように感じました。私は音楽の専門家ではありませんので、その相違についての善悪を語りたいわけではありませんし、StSにはStSのコンセプトがあったであろうことも理解しています。それがその作品の記憶とマッチしていて、思い出を再生するキーとなれるのであれば何だって構わないと思います。 誤解の無いように書いておきますが、私はStSという存在を肯定したいと最近思えるようになってきました。物足りないところは沢山あったけど、そのありにも隙だらけで素材としての魅力に満ちたこの作品は、公式設定をファンに押し付けるものではなかった。過去があって未来があるように、成長して変化するのが当たり前であり同じものなどどこにもないのですから。でも、そのお蔭で新旧どちらのなのはも二次創作の舞台で活気を失わず、多くの個人作家が願うキャラクター像やサイドストーリーが生まれている事実を好ましく思う。それが私がStSを肯定したいと思う理由です。 だからこそ、音楽演出の面ではそういった展開から再評価するような事例が非常に起きにくいことあって、公式サンドラにインスピレーションをかきたてるようなパワーが感じられなかったことが、とても残念でならないのです。やはりvol.6のなのはif特集に書くリリカルオーケストラのネタは、当初の構想通り無印とA'sのみの構成で行くことにします… ちなみに、星5つの曲はこちら 「優しさに包まれて」 「Ace of Ace」 「その涙も、悲しみも 〜集え、星の輝き Ver.StS〜」 す、少ない… 2008/05/08(水) 「94/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビュー「いくの・デイズ」(サークル:腰の曲がった空間)を新たに1本書き上げました。これで、全166本のうち94本が完成しました。進捗率は56.6%です。2日で1本か…クオリティを落とさないことと、本業に支障を来たさない睡眠時間を確保することが絶対条件とはいえ、正直厳しいペースです。今週末は大人しく家に引き篭もって原稿に勤しむとしますかね… 2008/05/05(月) 「コミティア84&久遠の恋物語ファイナル」5/5(月)は東京ビッグサイトで開催された、創作系即売会コミティア84に参加してきました。コミティア出身の作家さんが商業誌の第一線で活躍していることもあって、イベントとしての注目度が近年とみに上昇中であり、通常開催のビッグサイト1館1800サークル体制では落選が出てしまうほど参加サークル数が増えており、参加者数は1万人を超えており、限界まで配置数を増やすため通行に支障を来たすほどの巨大イベントへと成長する過程でのジレンマを抱えているコミティアが、年に一度すべてのリミッターを解除できるイベント、それが2館体制・史上最大2636サークル・推計来場者2万人で開催される「コミティア拡大スペシャル」なのです。この日はいつもお世話になっているサークルさんのご厚意でサークル入場させていただきましたが、朝9時半に現着してみると、東西通路の半面を埋め尽くす長大な列と最後尾の札が!すわっ何事!いくら拡大スペシャルだからといって、コミティアにこんな行列が…と思っていたら、これは今回ファイナルを迎えるワールドホビーフェスティバル有明の列でした。コミティアはガレリア1Fに列を形成していてこちらも結構な規模になっていましたが、ちゃんと目視してないので推算不能です。開場後はいつもの2倍の広さなのにいつもと変わらない密度だと感じられたことから、単純計算で2倍ということはないにしても、少なく見積もっても5割増くらいの規模だったのではないかと。その辺は次回のティアズマガジンの統計を楽しみに待ちましょう。 今回の参加サークル数は史上最大の2636。普段は二次創作で活動しているサークルさんが創作ジャンルで初参加されているところもいくつかあったし、ゴールデンウィークで遠征がしやすいということもあってか、普段のコミティアでは見かけないサークルさんも多数いて、カタログチェックをするだけで日が暮れそうな勢いです。催し物としては、西原理恵子先生の大原画展や、眼鏡で理系で白衣な博士がおもてなししてくれる「Cafe Scifi+tique」や、単独で100サークルを越えた「百合部」などの横断ジャンル企画、メロンパンなどのケータリングサービスの屋台村、出張編集部には史上最大の31編集部が参加。1館体制では配置スペースの制限もあって催し物とのバランスに苦慮されていますが、今回はほぼ使い放題。特にサークル島中の広さといったら通常の2倍近くて快適そのもの。これなら将来的に3000サークル越えでも十分に対応できそうですね。 サークルさんのお手伝いといっても、私の場合は店番ではなくお買い物の代行がメインです。被っているサークルさんの情報交換をしてから、開場前にお知り合いのサークルさんにご挨拶回りに出発。設営中だったりコピー本の会場製本中だったりと、状況によっては非常に声を掛けづらいこともあるので、空気を読んだタイミングや手短に要件を伝えられるように頭を整理しておくとか、これはこれで結構奥の深い分野だっりしますが…そんな中、今日はいつもお世話になっている某作家さんの所で開場時間ギリギリまでコピー本の製本作業のお手伝いをさせていただきました。そういえば、今日は一般参加のはずの某主催さんが、突発的に行列が出来た某サークルさんの列整理をやっている姿を見かけたりと、こういうことが自主的に行われる場の雰囲気が、この規模のイベントになっても維持されていることは大変喜ばしいことだと思います。 ちなみに、「Cafe Scifi+tique」は11時の一般開場に先立って、10時30分から営業していたそうです。これは開場後は動けなくなるサークルさん向けへの嬉しい配慮だと思います。それを事前に知っていれば、開場ギリギリの設営ミッションにしなかったのに…と後悔した人もいたとかいないとか。私は今日は1時までしか滞在できない制約があったのでカフェは利用しませんでしたが、博士カタログと須田さぎり先生のイラスト入りの眼鏡拭きを購入しました。もしまた機会があれば是非カフェの方も利用してみたいものですね。 11時の一般開場後は、約100のチェックサークルを超高速で買い倒れして回ることに。何しろ時間がないので「信用買い」のレベルに達しているサークルさんの新刊は無条件で買い!通りがかりでピンときたご新規さんのサークルさんがあったらコピー本だけでも押さえておけ!書店で補完できる可能性のあるサークルさんは、行列のタイムロスを天秤にかけて速やかに特攻か回避を選択。2時間制限で1つでも多くの本を見て回るためには、とにかく迷わないことが重要なのです!この日の収穫は67冊。ミッション成功率は99%。私にとっては別段驚くまでもない普段どおりの数字ですが、普段の半分近い時間で同等の戦果を上げたという結果が、いかにすさまじい密度で買い物をしていたかを物語っています。その反面、スケブをお願いできなかったり、お世話になっている方々と落ち着いてお話できなかったりと、割り切らなければならない部分があったのも事実ですが…結果的に非常に充実した時間を過ごすことができました。 1時ちょうどに開場を後にして、蒲田のアプリコで開催された「久遠の恋物語Final」に参加するため移動を開始して、2時前に会場に到着。久遠の絆発売10周年記念にして、最終回を迎えた即売会であり、GM研通信の表紙絵でいつもお世話になっている作家さんが関西から遠征参加されていることもあって、私にとってはコミティアの時間を削ってでも駆け付ける価値のあるイベントなのです。小規模なイベントの買い物タイムはあっという間に終わってしまうものですが、催し物が非常に充実していることもあって、私が来たときにもまだ多くの人がまったり談笑していました。喫茶スペースはMISSING PARTSの「サイバリア」を模したものになっており、FOG作品の思い出を熱く語っていました。さすがに危ないので菜々子の殺人料理の再現とは行きませんが…「FOG同人大集合」のコーナーでは、貴重なFOG作品同人が展示されており、私ですら読んだことのないレアな本が目白押しで、ついつい全巻に目を通してしまいました。眼福です。かつてカナコミで読書コーナーをディレクションさせていただいた身としては、事前にサークルさんに使用許諾を取っていたり、奥付の個人情報にあたる部分はシール貼りで隠してあったり、と細かい配慮がなされているところがとても参考になりました。それに、100冊近い本を展開するならそれ相応の広さが必要であることも実感しました。長机2つに179冊を詰め込んだカナコミライブラリーが、いかに詰め込みすぎだったことか良く分かりました(^^; アフターイベントのジャンケン大会、そして非公式打ち上げのカラオケにも参加する予定でしたが、悪い予感がして仕事場に電話を入れてみたところ、単に報告がなかっただけでトラブルが発生していたことが発覚。仕方なくカラオケを断念して火消しに急行。どうやら即売会の神様は即売会タイムの間しか保護してくれないらしい…カラオケは、またいつか関西に遠征した時にでも、ということで… コミティアのオススメ本は後日の日記で。 2008/05/03(土) 「都産祭2008」5/3は都産貿浜松町館で開催された、同人誌即売会大合同イベント「都産祭2008」に一般参加してきました。11ものオンリーイベントが共通パンフレットで入場できる複合イベントの代名詞的な存在として、すっかり認知された感のある名物イベントで定着した都産祭ですが、成年向けに対する対応の変化など、昨年とは状況の変化が多々あったわけであり、その辺も含めてどんな感じだったのか、ざっとレポートしてみましょう。朝、小雨の降り続くあいにくの天気だったため、現地入りは10時半とかなり遅めに。先週のcomic1☆2といい、最近の即売会は天気に恵まれない印象があるのは気のせいですか?3〜5Fをフロア別に一般待機列を作っていましたが、私のお目当ては「しまけっと」と「ARIA CARNIVAL 5」だったので迷わず4Fの列に着列。すると、ちょうどマリみてイベントでよく(というか必ず)お見かけする方とバッタリ出くわしたので、アレコレ楽しくお話させていただきました。普段はお互いに作戦を遂行すべく慌しく会場という名の戦場を駆けている身の上ゆえ、落ち着いて同人について深いお話をする機会には恵まなかったので、短時間でしたがとても充実した時間を過ごすことができました。こういう偶然もあるなら雨の憎らしさも薄れる…かも。 浜松町館系イベントで標準装備になりつつある年齢認証リストバンド(通称:エロい人バンド)は、今回も一般待機列とカタログ販売時に身分証明書チェックの上で配布されていました。私は運転免許証を持参しましたが、生年月日を確認するまでもなく「あ、ゴールドなら誕生日を確認するまでもないです」とのことで一瞬でチェック完了でした。チェックする方のスキルも上がっているようです。18禁ゾーンはサークルの配置図の上では列単位で区分されていましたが、だからといって購入時にリストバンドを確認をしているようには見えませんでした。もっとも、私はガチの18禁本を滅多に買わないので参考データにはならないかも知れませんが…ちなみに、2Fで開催されていた「帝國メイド倶楽部」は都産祭とは別運営・別カタログであり、成年向けのチェック方法も別方式(リストバンド式ではなく、ゾーニングエリアを机の仕切りで隔離する方式)が採用されていました。いずれにしても、スタッフさん各位の尽力もあって、大きな遅滞も混乱もなく運営されており、成年向け問題は沈静化に向かいそうな様子で一安心です。 11時に開場時間を迎えると、特に待つこともなくスムーズに入場開始。しかし!そこに待っていたのはかつて無い規模で繰り広げられていた会場コピー本製本!休憩スペースが臨時製本会場になっているくらいで…そして遅刻されているサークルさんも多数!用意していた作戦の大半が宙に浮いてしまったので、以後の作戦はすべてアドリブで行動することに。普段は開幕で列が出来ることのないサークルさんに予想外の列が出来ていたり、事前情報は何もなくて何があるかも不明なのに突然最後尾札が出現したサークルさんがあったり…しかも、大変恥ずかしいお話ですが、この日朝の私の所持金は1900円しかなくて、序盤戦が終わったら資金調達のために1時間ほど会場を離れなければならない、という非常に悩ましい縛りもある限られた時間と限られた資金の状況下だったので、会場に戻って来たときに遅刻していたサークルさんがちょうど販売開始だったとか、運の良さにも随分助けられたミッションだったと言えます。ただし、これは結果オーライだっただけで、補給線の確保に失敗している時点で参謀としては落第かもしれませんが(^^; 会場に戻ってきたところで、2Fの帝國メイド倶楽部に立ち寄って、今回のカタログ注意漫画を担当されたシャーリーサークルの「花楠」さんにご挨拶。特定原作のあるオンリー以外で、キャラ物の注意書き漫画は珍しい(しかも、3Pの依頼のところを5P描いちゃった、という裏話も)。メガネウサギ本のオフセ化計画も再プッシュ(そそのかしともいう)しておきました。あ、でも、作家さん達の間で評判がいいのは本当ですよー。その後、4Fに復帰してARIAスペースをじっくり見て回ることに。ARIAにはまった時期がごく最近だったことと、オンリーイベントの日程が被ったりすることもあり、ARIAイベントへの参加は実質これが初めてでしたが…想像以上にいい感じの盛り上がりあるイベントだと感じました。初見のサークルさんが描くそれぞれのARIA観は新鮮だったし、コスプレさんも多かったし、グッズにも工夫を凝らしたものが多かった。TUGUMIXさんの缶バッチガチャガチャとか、皮を加工してキャラ絵デザインを施したお財布とか…高額すぎて金欠の私には手が出ませんでしたが(^^;作家さんも一部被っていますが、ジャンル的にはマリみてとかなり近い感じです。マリみての作家さんも最近になってARIAにはまる人が増えてきているので、原作の供給がこれから先は望めませんが、うまく相乗効果を出せれば長続きするジャンルになれるかも。個人的にはあの方やこの方やらの解釈でのARIA本を是非読んでみたいところですが… この日の人出については、他のフロアの序盤戦の状況は把握していませんが、1時頃でも5Fの大半を占めるアイマスには多くの人で終始賑わっていてジャンルとしてまだまだ元気なところを見せ付けてくれたし、3Fは初音ミク以外は多少まったり感はありましたが共通カタログ効果なのか行き交う人は常にいた。2Fの帝國メイドは別カタログでしたが、かといって閑散としているわけではなく、常連さんを中心としたゆったりとした雰囲気でした。単独では成立し難いマイナージャンルにとって、共通カタログによる絶大な集客効果は大きなメリットですが、イベントならではの独自色は出しにくくなるデメリットもあります。アフターのじゃんけん大会には参加していないので確かなことは言えませんが、連携企画方面での充実が今後より求められてくるかもしれませんね。 この日の収穫は47冊でした。そのうち8割方がARIA本です。久しぶりに「全部1冊ずつお願いします」と言える新規開拓ができて、非常に充実度の高いイベントでしたが、金欠だってのに5/5にはコミティア(とFOGイベント)が控えてるってのに…と財務担当泣かせなイベントでもありました。ご利用は計画的に行きたいものです(^^; 2008/05/02(金) 「今月のきららキャラット」1 ラジオでGO!2 ひだまりスケッチ 3 火星ロボ大決戦! 4 雅さんちの戦闘事情 5 かみさまのいうとおり! 6 CIRCLEさーくる 7 アットホーム・ロマンス 8 ちびでびっ! 9 とらぶるクリック! 10 ひめくらす 11 謎部のアレ。 12 Cherry☆Berry 13 からハニ 14 ハッピーとれいるず! ※いつものことですが「バラエティーも〜にん」はランク云々とは別次元の作品ですので、集計対象から除外してあります。 全28本中、単行本購入基準(略してC点)を満たしていたのは14本で打率に換算すると.500。表紙の修正が間に合わないほど急だった「GA」の休載以外は、単行本作業による定期休載もなく、ほぼベストに近い布陣となった今月号は、数字だけを見れば手堅く5割をキープして変化に乏しく見えるかも知れませんが、その5割の充実ぶりには目を見張るものがあります。TOP5の常連である先頭グループのレベルの高さだけではなく、6〜11位あたりまでの第2グループの底上げがここ数ヶ月で顕著になっています。正直言ってお気に入りの順番を付けることが忍びないくらい、同時多発的にスイッチが入ってしまった作品が…雑誌ウォッチャーにとっては、とても贅沢な悩みだと思いますけど… そんな風雲急を告げる6月号を制したのは、なぐも先生の「ラジオでGO!」です。ここしばらくは安定したクオリティでTOP5の常連になっていましたが、ついに初登頂を果たしました。同人時代から作風を知るファンとしては「ついに来たか!」と感慨深いものがあります。しかも、大御所「ひだまりスケッチ」と最終決戦を展開する「火星ロボ大決戦」を押しのけての首位獲りです。では、何がそんなにすごいのかというと…ちょっと抽象的かもしれませんが、その作品で伝えようとしている(と思われる)ものが伝えられたと感じられること、描きたいと思っていたものが描けた(のではないかと想像できる)こと、その2点において、今月のエピソードは確かな手応えが感じられた。そういう意味での首位です。よく誤解されますが、このランキングは比較論で作品に優劣をつけているわけではありません。笑いを数値化することができないように、面白さのツボも十人十色です。その前提を承知の上でそれでも私がこの集計を続けているのは、作品に対して真剣にありたいと、出来る限り客観的でありたいと考えているからです。そうして理論で完全武装をしていてもなお、ガードの上からノックし続けて本気を引きずり出して欲しい。「きらら」はそれができる数少ない雑誌だと思います。 話が逸れましたが、簡単に「ラジオでGO!」の魅力を語ってみましょう。この作品はラジオ漫画でありながら、ラジオの収録風景ばかりが描かれているわけでありません。ラジオ製作という仕事に携わる人々の人間模様であったり、ラジオ越しにいるリスナーであったり、様々な場所・職業・生活の中でのラジオという存在の面白さが感じられることの嬉しさを、ちょっとした何気ない日常の中でナチュラルに描いているということ。これはやろうとしてなかなかできるものではないと思います。私と同人の趣味が近い人には是非オススメしたい作品なので、そのうち単行本にまとまったら読んでみてはいかがでしょう? ラジG語りにパワーを使いすぎたので、2位以下は駆け足でまるっとまとめて解説。「ひだまりスケッチ」は遂に1年生編が終了。春の別れはなんともうめ先生らしく穏やかなものでした。2年生編ではひだまり荘に後輩新キャラが入ってくる…かも(願望)。「火星ロボ大決戦!」は遂に最終決戦に突入!もちろんエロバカ度もクライマックス!ロボバトルの割合が低いのは仕様なので諦めてください(褒め言葉)。「雅さんちの戦闘事情」は久々に主人公が登場!(久々なのがデフォになっている主人公って一体…)出番があったらあったで笑いが取れるのは芸人としてはおいしいわけですが、敵も味方も第三勢力も全方位ボケっぱなしなのに、なんとなーく物語が進行している不思議。 「CIRCLEさーくる」は奥手なオタク男子にとってはあるあるネタの宝庫です。例えるなら「げんしけん」のようにオタクの業とかではなく、ライトな視点でオタク学生サークルの日常を描いたもの。そこが魅力でもあり、好みは別れるところなのかも。「アットホーム・ロマンス」は集計開始最高順位を獲得。今まで姉萌えやママ萌えの変態漫画(褒め言葉)道を突き進んできたこの作品でしたが、ここに来て「求められる側の本音」が語られて完全にスイッチが入ってしまいました。ママ喫茶マーミヤンって、ネーミングセンスは…「ちびでびっ!」は不憫の代名詞だった店長さんにようやく春が?「謎部のアレ。」は今までのおバカっぷりとのギャップの激しいええっ!な展開に驚きつつ今後を見守りたい。今回もゲスト扱いの「Cherry☆Berry」は早いところ連載になってくれないものかと…やはりこの手の作品は軸になる男の子キャラがいると展開が締まりますね。 とりとめなく書き散らしましたが、今月はこの辺で。 2008/04/30(水) 「comic1☆2 オススメ本(その2)」「その1」と書いたからには「その2」も当然あるものだと、自分にプレッシャーをかけずぎる性分は程々にしておくべきかと…■マリみて ・美術部 「細川可南子がみてる 特別でない可南子の一日」 マーガレットにリボンのネタを中心に繰り広げられる可南子中心マリみてワールドも17作目です。これだけ長くシリーズが続いているのは、創作意欲を刺激して止まない原作の燃料補給と、そのお題に全力で「if」で応える同人作家と同人読者という構図の中で、原作に出番があろうとなかろうと我が道を往くカナみてが支持され続けているという事実は、マリみて同人の面白さを語る上で欠かせない存在です。予想が当たるか外れるかではなく、好きな人の笑顔を想像すること・幸せであれと願いを掛けてみること。出番が無かったからこそファンとしての素直な「hope」に満ちた今作は、私にとってはカナみてシリーズの中で2番目に好きな作品になりました。 ・ティンクルスター 「179.3cmライフ」 ここしばらくシリアス良い子の可南子本が続いていましたが、全編が四角目可南子のエピソードで構成される179.xシリーズで、ティンクルスターさんのもうひとつの顔:芸人魂の本領発揮です!今回は男性の柏木さんが対戦(?)相手とあって、いつも以上に容赦のない大暴れっぷりを発揮してくれています。四角目可南子の芸風スイッチを入れて「キラキラまわる」を見てみるとこうなるのか!…といつもながら新鮮さを失わないパロディ精神に感服しました。成熟した安定ジャンルというイメージのあるマリみて同人ですが、実はそれは作家諸氏が自分の世界観にチャレンジし続けているから成立するものだと思います。芸人は永遠の若手なのですから! ■なのは ・ryu-minBS 「Lyrical Magic すとらいかーず 3rd Holiday」 スバルが寝起きの悪いティアナに出来心で装着させてしまったネコミミをめぐって、ティアにゃのネコミミに突っ込みたくても突っ込めない「ティアにゃランスター」編は、ryu-minさんの作風としてはかなり長めのお話ですが、多くのキャラが絡む見せ方がStrikerSを題材にしたパロディならではの面白さをよく再現できていると思います。突っ込み役が少し目を離すと、各々が勝手なマニアな思考を始めるのは仕様です。キャロがFFマニアなのも、ヴィータが相変わらず腹を下すまでアイス(戦友)と格闘するのも、ギン姉の重度の妹(スバル)かわいがりも、すべて仕様です。物語をなぞるのも工夫次第ではここまで面白くなるんですね。 ■らきすた ・ゆ〜のす通信 「アトのまつり!」 ゆ〜のす通信さんのらきすた本と言えば「かがみんシリーズ」ですが、今回のお題は柊4姉妹(とその母)のドタバタホームコメディです。原作ではつかさ以外は性格面での露出が極めて少ない(というか無い)柊家の面々をフリーダムに妄想&捏造。暴走シスコンエロ姉貴って…でも、こういう思い切った(ネジが何本もぶっ飛んだ)パロディはアンソロでは絶対に描けない同人の醍醐味ですね。コンプエースで商業誌デビューも決定した、ゆ〜のすさんのますますの活躍を陰ながら応援いたします!(悩みすぎて石を精製しないように「命を大事に」で) ミニレビューもいいけど本編の原稿も書きやがれ!…と進行人格が噴火しそうなので、「その3」があるかどうかは微妙です。あ、でも、オススメのなのフェ本は紹介しておきたいなぁ… 2008/04/28(月) 「comic1☆2 オススメ本(その1)」comic1☆2で買い込んだ本の中で、特にオススメ作品をまるっと駆け足でご紹介。時間とお財布の都合上いくつか書店補完に回したものもあるので完全版というわけではありませんが、この中のいくつかは追加レビューの対象になる…かも。■なのは ・ぱるくす 「PN6」「PN7」 まさかの2週連続オフセット発行!6ではナチュラルに危険分子を排除しようと考えるフェイトをなだめすかそうと気苦労の絶えないエイミィさんシリーズ(長っ!)の隠れファンとして今回の立ち位置は面白かったし、7はなのフェ分が不足していた頃に突発的に描いた話から生まれたものであり、もう諦めるしかないくらい末期でラブラブななのフェ愛に満ち溢れています。読んでる方が恥ずかしいほどプラトニックなキャラ愛に万歳! ・不可思議 「ゆの×くろ」 不可思議さんが描いていた「腐女子はやて」シリーズに登場していた、ゆの×くろ本を完全再現。「はやての本を不可思議さんのサークルに本を委託する」という設定で、値段POPにも「委託」と書く徹底した演出が面白い。中身はど直球のBL。腐女子はやての前知識がない身内にこの本が自分の部屋にあるのを見られたら、すわっ何事かと変な目で見られるかも? ・まじっく・すくえあ 「レイジングハートさんA's」 レイジングハートさんシリーズも5作目。カラー表紙全盛時代に2色刷りのシンプルな味わいはかえって貴重かも。今回はA'sの名シーンを一気に振り返りつつ、レイハさんのネームの多い知的なロジック解釈ツッコミが炸裂しています。無印とA'sとをつなぐ数々の作品を予備知識として語りたくなる下りは、なのはファンなら誰もがが頷くことでしょう。 ■ひだまりスケッチ ・うつらうららか 「ひだまりわはー」 えれっとさんのわはーな作風は「ひだまりスケッチ」とよく合うと前々から思っていましたが、やはりこれはイイものでした。原作では名前だけは頻出のコンビニ「ベリマ」。しかしお店の直接的な描写はほとんどなく、今作に登場する店長さんも想像で描かれたものでしたが、両作品には絵柄以上に作風や着眼点や空気感も何か通じるものがあります。 ■コードギアス ・美彩'd 「ここではお姉ちゃんと呼べ 実の姉弟であればこそけじめが必要だ」 きららで連載している姉萌え変態漫画(褒め言葉)のノリそのままに、コーネリア皇女殿下(28)に姉萌えでハアハアするルルーシュの変態っぷりが痛快です(くどいようですが褒め言葉)。コピ本代わりの8P折り本なので書店委託があるかどうかは微妙ですが、そのうち続きも描かれるそうなので、お姉ちゃん好きは期待して待ちましょう! その2は明日の日記で 2008/04/27(日) 「comic1☆2 レポート」本日は東京ビッグサイトで開催された、同人誌即売会comic1☆2に一般参加してきました。レヴォのスタッフを中心にして春の後継イベントとして新規開催された昨年は4/29の祝日開催ということもあり、私は業務上の都合上参加できませんでしたが、方々でのレポートによると、超大手サークルさんの参加効果もあって凄まじい賑わいで男性向けイベントならではの活気があったそうですが、今回は果たして?AM7:40、国際展示場駅でマイミクさんと待ち合わせ。駅を降りてあまりの寒さにホットドリンクを調達。もう5月も間近…なんだけどなぁ。列の方はというと…マックの十字路のさらに駅側まで最後尾が延びていました。しばらく大イベントからは遠ざかっていた(サンクリも大抵手薄なBホールが初手攻略になることが多かった)ので、長大な列を眺めて改めて同人文化の巨大さを再認識しました。列が確定したのは、やぐら橋を渡り切って「ようこそビッグサイトへ」の看板のある広場のあたり。他のイベントも開催されていることもあって、広場の半面だけの使用でしたが、それでも広場を埋め尽くす人の数は算出不能なほどみっちり。雨は小雨程度で8時過ぎには止みましたが、濡れた路面が乾くほどでもなく、立ちっ放しの人が多かったこともあり、いつも以上に列の密度が高かったのかも。 10時前くらいにトレイを済ませるついでに最後尾がどこまで延びているか見てみたら、列を圧縮した状態でも、マックの十字路あたりまで半面が埋め尽くされていました。おそらく、東西連絡通路にも人が埋まっていたであろうことから推計するに、軽く見積もって2万5000人くらいはいたかも。ちなみに、comic1のサークルチケットは1サークル2枚だったとのこと。この規模のイベントでは非常に珍しいパターンですが、それでも、中の人だけで+5000人と考えると、東6ホールと西2ホールを全部使って18万人(3日目のみ)のコミケと比較すると、いかに凄まじい密度の開催かよく分かるかもしれません。※これらの数字はすべて目測であり正確性を期すものではありません。 そんなこんなで10時30分の開場時間を迎えたわけですが…列がまったく動きません。ちょっと動いては止まるを無数に繰り返しながら、やっとこさ会場入り口に到着したのは10時55分。実に25分ものタイムロスを喫してしまいました。その主要因だったと思われるのは、4列固定のまま誘導をせざるを得なかったことです。2基4列編成のエスカーレーターでは時間当たりの処理能力に限界がある。せめて対面の東4側のエスカレーターが使えれば状況は違ったかもしれないが、他のイベントとの兼ね合いでそれはできなかったし、階段との併用は殺気立った徹夜・始発組を誘導するには安全上のリスクが高すぎる。ナンボほど徹夜・始発組がいたのか?それは、このエスカレーター体制で運べる人数を時間計算してみると推算できるかもしれません。めんどいので私はしませんけど。 話を戻して入場後の様子などを。25分の出遅れは正直痛い。難易度の高いコピー本ミッションは全滅も覚悟していましたが、マイミクさんと難易度の高い初手攻略ミッションの分担協議が事前にできていたおかげで、これほどの出遅れがあったにも関わらず、ミッション成功率は…99%!と、この規模ではありえない数字を記録できました。おそらく私の身体ひとつでは相当な数をカバーし切れなかったことでしょう。多謝!(ちなみに、果たせなかった1%は本ではなく、先着配布ラミカの3択でお目当てのカードに間に合わなかったことです。後でお話したときに聞いた配布状況でのあまりの瞬殺っぷりに、みんな「なのフェ」のカップリングが大好きなんだと改めて実感。どんな大手さんもそっちのけで、なのフェのラミカに走った同胞たちに乾杯!) この日の初期事前チェックサークルは97。その後の情報収集活動でスーパーカスタムした結果47まで絞り込みましたが、物理的な距離だけは埋めようがない。なのは系の「な」ブロックと、マリみて系の「け」ブロック、そして外周大手さんの「あ」と一部の「に」ブロックは、ちょうど端・中間・端という配置であり同時攻略など不可能。ある意味では憎らしいほど効果的に人を散らせる練り込まれた配置とも言えます。今回は幸運にもマリみてとなのはを分担同時攻略できましたが、単独ミッションを遂行する側からすると悩ましいことこの上ない配置ですね…普段のコミケなら壁配置のサークルさんがお誕生席どころか島中に配置されていたりと、配置図を眺めているだけでも不安いっぱいでしたが、私が見た限りでは、実際には熟練スタッフさんの的確な対応で大きな混乱はありませんでした。私が唯一外周に並んだ「apricot+」さんのところでは、女性スタッフの仕切りが素晴らしかった。列途中札を持って奮闘していた女子高生…ではなく蒼樹うめ先生、似合いすぎです。お隣のMATSUDA98先生は女性だったんですね。二度ビックリ。 コミケよりも島中のサークルスペースが広く、島間の通路幅も広かったものの、そこかしこに列が作られていたし、そもそも参加者の絶対数が多いので移動には一苦労でした。柱脇や壁際に座り込んでいる人の姿が目立ったし、ちょうど出入り口付近の配置だったサークルさんから聞いた話では、ちょうど開場ダッシュを目の当たりにして、その殺気はおもわず引いてしまうくらいだったとか…活気があることは大変結構なことですが、それはマナーよりも優先されるものではないと思うのですが…「同人に活気を取り戻すこと」はそのためには何をしてもいいという免罪符にはならない。次につながるものでなければ意味がない。それが必要だと認めさせられるものでなければ意味がないのですから… 買い物を終えてまったりしたころで、「カナトウロード」にお邪魔してマリみて系のお知り合いにご挨拶。可南子と瞳子のサークルカット並びだけではなく、共通の飾りつけポスターも作って擬似ミニイベント風に仕上がっていました。さすが仕事が細かい。それに、不思議とここだけ他の殺伐とした空気とは違うような気がしました。ひとしきりご挨拶をしていたところ、マイミクさんにお稲荷さんと巻き寿司をご馳走になりました。疲れていたところに酢が強めの味付けが丁度良かったです。大変美味しゅうございました。その他にも、商業誌デビューの決まった作家さんへのお祝いに駆けつけたり、関西在住のマイミクさんと久しぶりに会えたりとか…求心力のある大規模イベントだからこその楽しみもあるイベントでした。コミケに行けない私にとっては、comic1が春のコミケとして成長してることはとても嬉しいことです。ただし、その割をくう形になったサンクリは、来年から開催日戦略について再考する必要があるのかも知れません。ちなみに、見本誌読書コーナーは午後1時の段階でまったく本が並べてありませんでした。その後どのような運用がなされたのかは、仕事の都合で2時過ぎには早上がりしてしまったので確認していません。見本誌の図書館寄贈については私も同人に関わる者として思うところがありますが、イベントレポートには書ききれないので、これはまた後日に。 この日の収穫は68冊でした。ミッションを簡略化するために相当な数を絞ったことと、立ちっ放しの待機列と混雑の中での最大戦速移動で疲労が激しかったこと、ジャンルが飛び地になっていて絨毯爆撃がしにくいということもあり、新規開拓はまったくできませんでしたが、それでもオフセット率80%以上という充実っぷりはコミケ並のクオリティがありました。気になる本は後日ご紹介させていただきますね。この中のうち何本かがGM研通信vol.6に収録するレビューの最終候補になるかも? 2008/04/24(木) 「93/166」GM研通信vol.6に収録する同人誌レビュー「Bright Family Planning(芝刈組)」を新たに1本書き上げました。これで、全166本のうち93本が完成しました。進捗率は56.0%。レビュー原稿の執筆は3/10以来のことであり、実に一ヶ月半近くも書けない状態が続いていました。度重なる体調不良と苛烈を極める仕事の日々と、想いの強さに追いつけない我が身の未熟さを呪うばかりの日々の中で、いつしか私は原稿に向かうことを避けるようになっていました。これが最後になるかも知れないという覚悟があるがゆえに、この本にあまりにも多くのものを託そうとしてしまったのでしょう。しかし、それはとんでもない思い上がりだと気づくことができました。この本の内容に対して評価を下すのは読者であって私ではないし、たかが8年、たかが蔵書1万2000冊の同人キャリアで、同人の森羅万象を知り尽くし悟りの境地に至った気になっているとは、片腹痛いわ!!未来に何かを託そうと言うのであれば、残すべきは思想家として潔く散る遺言ではなく、恥辱にまみれても先駆者として道を切り開き続けることではないか?この本が言わんとするのは作品の評論ではない。臨界点を突破した想いの果てに世界が存在することを、創作における「公(おおやけ)」の精神が在るべきなのだと伝えるためのキッカケでしかないのですから… 「天籟(てんらい)の書」の完成まで、残された時間はあと3ヶ月… はじめようをはじめるために、今までの自分を終わらせる勇気を! 2008/04/22(火) 「名古屋旅行記 Ciao Sorella!」4/19(土)は名古屋の星野書店で開催された、マリア様がみてる公式新刊「マーガレットにリボン」のサイン会に参加するついでに、マイミクさん達と一緒に名古屋港にあるイタリア村にも行ってきました。※デジカメを充電器にセットしたまま忘れてきてしまったので、せっかくの旅行記ですがテキストオンリーでお送りいたします。朝10時の星野書店の開店に合うように新幹線で名古屋入り。年に2回あるかどうかの新幹線移動ですが、大阪や京都に比べれば名古屋は近く感じます。この日はマイミクさんとアニメあれこれ話をずっとしていたので、なおさらあっという間でしたね。N700系には初めて乗りましたが、座り心地や震動とか細かい所で改善されていることを実感。サイン会の整理券は電話予約していましたが、整理券番号を先に知っていた方が時間的な予想がしやすいので、先に本を買ってからイタリア村入りすることに。難易度が高いと言われる名古屋の地下街で迷うこともなく、地下鉄を乗り継いで名古屋港へ。旅行慣れしている同行者がいる頼もしさを実感。 10時45分にはイタリア村に到着。オープン3周年を迎えるイタリア村ですが、事前情報では今年に入って様々な問題が持ち上がったり負債が100億を超えていたり…と先行きが危ぶまれている状況だっただけに、このタイミングでこの地に来れたのはマリア様のお導き、ということにしておきましょう。ちなみに、このチョイスはマリみての修学旅行先がイタリアだったこともありますが、もうひとつ、ARIAの舞台となったヴェネチア好きが高じてのことでもあります。イタリア村といいつつ、ネタの多くがヴェネチアに偏っているのもある意味丁度良かったですし。 エントランスには大鐘楼と立派な門が。そして真実の口のレプリカがいきなり?と思ったら、なぜか100円を投入するマシンが併設されている。その割にはこれが何なのか一切説明書きがない。物は試しということで口に手を突っ込んでコイン1個入れてみると、なにやらイタリア語で機械がしゃべり始めるも解説は一切なし。しばらくすると、ぺろっと紙が印刷されて出てきました。どうやら、手相占いマシーンだったようです。生活・愛情・ギャンブル・健康・仕事の5項目を9段階で評価してありましたが(9段階というきりの悪いところがイタリア風?)、「健康3」というのがリアリティありすぎです。「愛情8」は何か違う気がしますが、愛情であって恋愛運とは書いてないならある意味正確なのかもしれない。コメント蘭はすべてカタカナで書かれていましたが、「アナタハトクニセイジツトイウワケデハアリマセン」とか遠慮なくずばずばとマイナスを書くのがイタリア流? イタリア式の軽いジャブをくらって広場に入ると、仮面装束の怪人?がおいでおいでしていたので記念撮影。基本的にイタリア村はショッピングモールなので入村料は無料なのだが、ゴンドラや美術館は有料なのです。セットでチケットを買うと200円引きになったり、買い物が割引になるクーポンをもらったり…とお得に過ごす方法もあるので要チェックですよ。まずは何はなくともゴンドラチェック!ゴンドラは6人乗りで、船頭さんは1名。朝イチには15名くらいの行列が出来ていましたが、買い物を済ませて1時前に乗った時にはノータイムで乗れました。イケメンなイタリア人の若い船頭さんが鼻歌を歌いながら陽気に水路を10分ほどかけてゆっくりとクルージング。途中偶然にも披露宴会場の控え室にいたサンマルコ楽団と遭遇したり、狭い水路を舟幅ギリギリでキックも使いながらコーナーリングする様がディズニーシーとはまた違った面白味がありました。強風のためゴンドラのコースが半分使えなかったのが残念でしたが… それほど広くない村内には、様々な要素が所狭しと詰め込まれています。例えば、珈琲店の軒先に看板に埋もれるようにひっそりと佇むマリア様像とか、トレヴィの泉を模した?小さな泉にコインが沈んでいるのは別に不思議ではありませんが、なぜか泉には金魚が泳いでいるとか…ヴェネチアンガラス美術館のブロックノートには、もしやと思ってページをめくってみると、イラスト付きでARIAファンの書き込みが!…皆考えることは一緒なんですね。足湯は拭くものを持ってきていなかったのでパスしました。使い捨てタオルとか設置してあれば便利なんですけど… 食べる方では本格薄焼きピザも美味しかったし、ピアノの演奏を聴きながら喫茶サンマルコ飲んだキャラメルマキアートで一服。ジェラートは一際目を引いた「味噌味」にチャレンジ。名前のインパクトの割に味にはインパクトはありませんでしたが…お土産には、さすがにローマ饅頭とフィレンツェ煎餅はありませんでしたが(^^)、イタリア村オリジナルの饅頭とピザ味煎餅スナック(ピッツア・パタティーナ)があったので代用になる…かも。マーブル紙を扱う文具店の品揃えがちょっと想像と違っていて、マーブル模様のシャーペンはなくボールペンのみ。しかもボールペンに紙を巻いただけというチープさ…以前、美術部さんがカナコミで展示していた想像自作マーブルシャーペンの方が圧倒的にクオリティ高かったですよ。ノーマルが500円でキャップがつくだけで+500円という理不尽さ…このテキトーさもイタリアっぽいのかも。お会計時に「グラッツェ!」といってくれる店員さんと日本語そのまんまの店員さんとまちまちなのは、テーマパークじゃないから徹底できないのも致し方ない…かな。イタリア土産と名古屋土産が半々くらいというのは、少々アレかもですが…私はARIAチックなポストカードを何枚かと、収録曲の「瀬戸の花嫁」につられてサンマルコ楽団のCDを購入。 午後からは快晴になり、限られた時間ながら効率的に満喫できました。逆に言えば、短時間である程度見渡せてしまうので、リピーターには結びつきにくいと思いますが…夜景とか季節によってまた違った趣があるのかも知れないけど、近場にないと足繁く通うわけにもいかないので…経営に行き詰ったらいっそのこと、東京の湾岸あたりに移築してくれないかなぁ… 2時半過ぎに再び名古屋駅前に舞い戻り、プレゼント用のお花を仕入れてサイン会会場へ。この時期はマーガレットは花屋さんでは扱っていないそうです。サイン会場に水差しにあったのは、もしかして本当に原作どおり春菊?マイミクさんとは整理券番号は100番近く離れていたし、帰りは元々別便の予定だったのでここでお別れすることに。いつもマリみて系即売会でお会いする方がスーツ姿でいたりと、サイン会はいつものように和やかな雰囲気でつづがなく進行。皆さん一言二言今野先生とひびき先生に話しかけていて、サイン会慣れしてるなぁという印象。私は前々回の津田沼から2度目の参戦でしたが、今回も緊張で何も気の利いたことはいえぬままでした。本へのサインの後には、別冊コバルトセット購入特典として、サイン入りの瞳子のカラーイラストをいただきました。こういう嬉しいおまけがあったり、旅先での楽しみがあるとサイン会はより面白味があるものですね。私の場合、仕事柄遠出がしにくいのが難点ですが… サイン会後には、三重在住の友人と合流して、喫茶店コメダ珈琲店で久しぶりにたっぷりおしゃべり。アイスコーヒーの上にソフトクリーム1個分はゆうにある生クリームがでーんと乗っかり、しかも標準でガムシロップが大量に入っている、甘味マニア御用達のお店らしい。「ガムシロップ抜き」という注文の仕方があり、トッピングで小豆がついてくる特殊っぷり。午後4時にも関わらず30分待ちの行列が出来るくらいですから。落ち着いて色々と深い話ができたので、vol.6の所長講演にここで着想を得たロジックがいくつか発表できる…かも。 たっぷり遊んでたっぷりしゃべって、帰りの新幹線では爆睡。しかし、夜はまだ終わっていなかったわけですが、それはまた別の話。(オチはありません) 2008/04/15(火) 「アキバ歩行者天国の無法地帯化について」職場でwebに詳しいアルバイトと最近のIT事情についてアレコレ話していたところ、「アキバblogを最近見なくなった」という話が上がってきたので、それはなぜかとたずねたら、「興味半分に暴走を取り上げる記事ばかりで、まるで芸能週刊誌みたいで嫌になったから」とのこと。なるほど…言い得て妙なり。私もRSSの使って業務上の情報収集に必要な記事しか目に入らないようにしていますが、改めてここしばらくの記事を洗ってみると、2007年5月の日記でも私が懸念していた通りの傾向が出ていますね。巨大すぎる影響力を持ってしまったメディアがカルト的な正義として認知され、法や倫理や秩序などのすべてに対して露出することが優先されてしまう危うさがある、と…もはや毎週末の定番になっている、歩行者天国での無秩序ぶりを伝える記事。コスプレ撮影に群がる人々とケツ出しやらローアングラーやら。過激すぎるセクシーコスプレ。駅前には通行の邪魔になるほど勧誘メイドさんがわらわら。終いにはエアガンを乱射して警察沙汰。それを面白半分に報道するTV局…こういう記事を読むと、まったくもって世も末だなぁ…と、公人としてアキバ系産業を拡大さる立場にある人間として暗澹たる、忸怩たる思いになってしまいます。 あ、ちなみに今日の日記はアキバblogを批判したいわけではないので、くれぐれも誤解のなきよう願います。前記のような記事も、このカオス状態を含めてアキバの今を伝えている、とも取れるわけであり、結構な額の広告料をもらってPVを上げるということで広告価値を上げるビジネスモデルを取っている商用サイトである以上、利潤を追求することは至極もっともなことです。ただし、まともなジャーナリズムを持たず、宗教的な倫理観も家族徒弟的な倫理観も持たずに育った我が国の現代っ子が、果たして情報の真贋と多面性と相対的な正義と悪があることを見極められることができるだろうか?…もちろん考えるまでもなくNOです。 マスコミと称するTV局ですら、イチ個人レベルの商用ニュースサイトの記事を真に受けて取材(というより撮影)をするご時世であり、そんなレベルのニュースを日々受信している視聴者の認識は推して知るべしだ。それに、記事にされることを明らかに狙っている図式も気に喰わない。ネタに走りすぎた店頭のPOPなんかもそうだ。あれは最早商売上の工夫の域をはみ出しすぎている。いくら販促とはいえ、事件性の高いネタを引っ張ってきたり、全く関係のない作品の吹き出しコピペマンガを載せるのはやりすぎだ。パフォーマンスをするから記事にするのか、記事にされるからパフォーマンスをするのか… 別にニワトリと卵の問答をしたいわけではないし、どちらがより悪いかを論じたいわけでもありません。問題なのはお互いに自分達は悪くないという責任転嫁の果てに「露出こそが正義」という捻じ曲がったマイノリティジャスティスが成立してしまっている現状です。確かにパフォーマンスを取り締まる明確な刑法は存在しないから、公権力はそこに犯罪が発生しないかぎり強制排除はできない。歩行者天国は道路交通法の無許可道路使用に該当する注意でしか対応できない。法がないわけではなく、法の範囲が及ばないことをいいことに、やりたい放題”脱法”している。末期的な群集心理の行き着く先が今のアキバだとすれば、なんとも情けないことである。 「迷惑掛けてないですし、問題ないんじゃないんですか」 とある記事の取材に聴衆はそう答えたという…嗚呼情けなや。現代日本人の性根はここまで腐ってしまったのか…誰が見ていなくても自分自身が見ている。自分に対して恥ずかしいとは思わないのだろうか?アキバ文化が誤解されて報道されることで、表現の自由を守るために裁量と良識に任され保証されていた自由とは、法によってひとたび規制対象になればいとも容易く吹き飛ぶであると、なぜ理解できないのか?私は同人と深く関わりを持つ者として、二次創作も無法という意味では一緒ではないか?という批判されることに完全で自明な理として断言したい。二次創作を行うすべての者は、誰もが一次創作への敬意を持っている。一次創作者の好意的な黙認という危ういバランスの上に成り立っている表現形態であることを知っている。常に襟を正して場を守るためにどう行動すべきかを真剣に考えている。例えば歩行者天国でのパフォーマンスが禁止されるとして、その場を守るためにパフォーマーや撮影者が行動を起こすとは考えにくい。禁止される段階になってから反対運動のひとつくらい起こるかもしれないが、「なくならないためにどうすればよいか?」という事前行動は誰もしないだろう。それが決定的な違いであり、物事の本質的な価値の有無なのではないでしょうか? 「他人の振り見て我が振り直せ」という諺は日本人の品格とは何かを示すお手本だと思います。いつからこの国は「赤信号みんなで渡れば怖くない」などという恥知らずな民族に成り下がってしまったのか… 2008/04/12(土) 「今月のきらら」1 あねちっくセンセーション2 ふおんコネクト! 3 三者三葉 4 メロ3(三乗) 5 かみさまのいうとおり! 6 ドージンワーク番外編 7 棺担ぎのクロ 8 うぃずりず 9 まーぶるインスパイア 10 ねこきっさ 11 -そら- 全24本中で、自分内単行本購入基準(略してC点)をクリアしていた作品は11本で、打率に換算すると.458。C点本数は11本で先月号と変わりはありませんが、全本数が24本と2本減っている分表示上の打率は上がっています。単行本作業やローテーションによる計画的休載が2本、体調不良による休載が1本。総ページ数はほぼ変わっていませんが、これは「ドージンワーク」のストーリー仕立ての番外編のスタートと、「二丁目路地裏探偵奇譚」の増ページで補完されたものであり、来月号で「あねちっくセンセーション」と「1年777組」の2本が最終回を迎えることも重なり、今後のゲスト陣の定着がより一層急務になってくるわけですが…C点まであと一歩でダンゴ状態になっている第2グループから、弾けた個性で抜け出る作品が出てくれることを願って止みません。 そんな今月の首位に輝いたのは、来月号で最終回を迎える「あねちっくセンセーション」です。この集計ページでも安定した実力を発揮して連載開始当初からずっと追いかけてきた作品でしたが、ファイナルエピソードを迎えてランクもブースト加速。初のベスト3入りとなる2位を獲得した先月集計を経て、今月遂に激戦区きららの首位に立ちました。今ようやく明かされた「姉さくらが弟春人に対してバイオレンスであった理由」そして「かつて交わした約束」…文面だけを見ると急展開のようにも取れますが、連載をずっと読んでいる側からすると、これはごく自然なものだと思えました。これまで積み重ねてきたドツキ漫才の如き笑いの日々があるからこそ、次回最終回という佳境にあってさえ、「勝ちたいのか負けたいのか」が分からないことに対して全く不安を覚えないのは、その答えは頭で理解するものではなく、全力全開バトルの果てに春人が勝ち取るもの(勝敗とは関係ないもの)だと理屈抜きで理解しているからなのでしょう。 次点には、単行本作業休載から復帰した「ふおんコネクト!」が。来月号は単行本とドラマCDの発売に合わせて、雑誌の表紙&巻頭カラーで編集部的にも大プッシュしていく作品という位置づけに。マイトップ3の常連にしている私としてはこの作品のポテンシャルからすれば当然の流れだと思いますが、この作品の笑いの種類は、業が深くて密度も高い「濃い」種類のネタの面白さであり、一読しただけでは伝えずらいことを考えれば、編集部的には結構な博打だったのかも知れませんね。多分、私と趣味の近い友人に単行本を1冊渡しても、それでも十分には伝わらないかもしれない。ちょうど私の中でのブレイクポイントになったエピソードは2巻に収録されるはずなので、それを待ってからの方が布教活動しやすいかも。今月のネタは感想を書くとイイお話しの感動が薄れてしまうのは本意ではないので控えますが、いつもの通りはみだした先生と生徒の視点から真面目ちゃんが終わりで初めて知った学び舎の意味…長くこの作品を読んでいる人にとっては表面上の笑いの先にある何かを感じられたことでしょう。 続いては恋の相談(?)の前段階だけで山Gいじりで1話分笑い倒してしまえる「三者三葉」が安定した実力を発揮。矛盾たっぷりに過保護で過剰反応な山Gさんネタはやはり鉄板ですね。先生になる方法を調べ始めた山Gを止めた双葉の「あっさり実現しそうで怖い」に深く頷く。4位の「メロ3(三乗) 」は今回は高砂さんメインのお話。前回が委員長メインだったから、まずは1名ずつフラグを立てていく(?)展開なのでしょう。まぁ、当の福田君本人は好意をよせられているなど全然全く少しも気づいてないわけですが… 今月からスタートした「ドージンワーク番外編」は、以前フォワードの読み切りで掲載されたエピソードに登場した、ソーラの同級生で露理の悪巧みでエロマンガに目覚めてしまった「しずちゃん」が主役。3年後を舞台に4コマではなくフリー構成で展開されています。毎号読み切りで別キャラ視点でやっていくのかどうかは不明ですが、本編同様に同人界を描くことの写実性は求めずに、あくまでキャラクターギャグ漫画としてお楽しみください。その他では、筋肉視点での電車居眠りエピソード再びがグッジョブだった「まーぶるインスパイア」、たまもさんの破壊神ドライブの謎が明かされた「かみさまのいうとおり!」…というように、常連陣もチャレンジと新鮮さを失わない。それがこの雑誌の強さの秘訣なのでしょう。 今月のレポートはこんなところです。 2008/04/08(火) 「最終回総まくり:おかわり」アニメ最終回を振り返った日記で、うっかり「みなみけ おかわり」を入れ忘れていたので、後付になりますが追加しておきます。第2期といっても1クールから続きモノで製作会社が違うバージョンを放送するという非常に珍しい形態だったので、評価する方としても今期のアニメというイメージが薄かったのかも知れません。ただ、第2期だからどうこうとか、第1期と比べてどうこうというのは…正直言って私の中では特に関係ありませんでした。確かに切り替え当初は「なぜ変える必要があるのか?」という違和感が多少ありましたが、どちらも中身はしっかりと「みなみけ」していたので、すぐに慣れました。絵柄など些細な問題であり、要は原作をよく理解したアニメであるかどうかが重要なのだと気づくことができました。評価的には前作と合わせて「良作」と呼べると思います。 ちなみに、ちまたで評判の「狼と香辛料」と「バンブーブレード」は放送時間の重複により視聴できませんでした。今期も「仮面のメイドガイ」やNHKのBS系は受信できず…新アニメの観感については、第1回放送が一巡したあたりで。 2008/04/06(日) 「子羊たちの春休み3」本日は、浅草の都産貿台東館で開催された、マリア様がみてるオンリー同人誌即売会「子羊たちの春休み3」に一般参加してきました。第1回がPia、第2回が浜松町、そして第3回の今回は台東館…と毎年ロケーションは変わっていますが、イベントの活気は衰えるどころかますます盛況になっているように感じます。参加サークルは124。現役で活動しているマリみてサークルさんで参加できなかった方は僅か5〜6くらい…というように、このジャンルのほぼ総動員に近い規模の開催となりました。大きなイベントの谷間に当たる時期でもあり、そして公式の最新刊「マーガレットにリボン」が発売されたばかり、などの追い風となる要因もありましたが、それ以上にこのイベントを成功させるために裏方として奔走してくれた主催氏の苦労を知る立場にある者としては、この幸運と成功は決して偶然ではなく、誠実な努力と積み重ねが呼び込んだものだと思います。出囃子から書くのもナニですが、関係諸氏のその情熱が作り上げた歴史に深く感謝いたします。感傷的な概況はこのくらいにして、当日のレポートをば。GM研本部から台東館までは徒歩で25分。決して歩けない距離ではないのですが、地下鉄やバスを使うにも中途半端な距離だと言えます。都営浅草線で蔵前から浅草駅までの1駅に170円払っても、短縮できるのはせいぜい5分くらいでは割に合わない。都営浅草線の浅草駅は、銀座線の浅草駅とは徒歩3分くらい離れているので、初心者は迷いやすいので要注意!朝9時前に台東館に現着。1Fのエレベータホールにはすでに100名近い一般参加者が列整理の開始を待っていました。はて?確かに今回は「史上最大級」のマリみてイベントとはいえ、ここまでの求心力になるものなのか?そう疑問に思いつつ、マリみて階の列誘導が始まってみると、移動したのはそのうち4割…後でカタログを買って気づきましたが、別フロアで開催されていたハヤテのごとく!オンリー「執事とらのあな2」に、誰もが知ってる大手サークルのbolzeさんが、イベント内イベントのバンブーブレードで丸太道場さんが参加していたことがこの確変状況を生み出していたようです。実際、開場したら列の8割方がそこに直行だったそうですし… 今回の子羊3は台東階4Fを全面使用しているため、約130サークルで半面を使っても、あと半面が丸々余るという広々仕様。一般待機列もコスプレゾーンとは別に確保しても無問題なくらいに広々。一般待機列は開場前には200名規模になっていたので、一般参加者の出足はいつもどおりといった感触です。すでに円熟期にあるジャンルには拡大することはないわけですが、この減衰率の低さ・キープ力の高さは相当なものだと思います。顔と名前が一致しないけど、どこかで見たような面々がそこかしこにいるので…カタログチェックをしながら朝食代わりに途中のコンビニが買ったメロンパンをほおばるも、ふと裏面の成分表を見て「1個あたり614kcal」のとんだ地雷表記に軽くびびっていると、スタッフさんから今回の成年向けチェックの方式の説明が。 今回は浜松町で一般化している待機列もしくはカタログ販売時の身分証明書提示による18禁リストバンド装着方式ではなく、成年向け作品を扱う各サークルで頒布時に購入者に対して身分証明書の提示を求める方式でやるとのアナウンスがありました。なるほど…確かに成年向けを扱う割合が著しく低いマリみてジャンルでは、全員チェックをしたりゾーニングをすることはかえって非効率だし、どのような方式を取ったとしても完全などあり得ないのだから、「頒布者の自己責任に委ねる」というのは同人の本来的な原則精神に乗っ取ったものであり、私も大いに賛同します。「場」を守るために様々な対策を模索して会場側と折衝を繰り返してきた中で、少しずつ相互理解は出来始めているのかもしれない。あくまで想像でしかありませんが、悲観的に考えすぎることもないと思いますよ。 ちなみに、今回は広々としたスペースを活用して、ティンクルスターの藍川さんの聖画風のイラストを超巨大パネルにして飾った「お迎え絵」を、一般入場の際に目に入るようにレイアウトされていました。待機列の仕切りも敢えてこのパネルが見えないように工夫してあって芸が細かい!パネル横には電子ピアノが設置されており、女性のスタッフさんによる生演奏が何度か行われて目でも耳でも楽しめる工夫がされていました。コスプレゾーンの利用が少ないのは別に今に始まったことではありませんが、薔薇の館のテーブルを再現した談話スペースとか、素人レベルを超えすぎた落書きノートコーナーとか、イベント的な仕掛け多くないものの配置など細かいところに配慮の行き届いたイベントですね、いつものことながら。 開場後は一目散に行きつけのサークルさんに直行。マーボン効果もあって、この日はチェックサークル45のうち約半数がコピー本を発行するという、史上最高レベルの難易度となったミッションは…2箇所で目前で完売を迎える残念な展開に。数が数だったので打率としては決して悪くないわけですが、手に入りそうなところで逃すとダメージが大きいですね。見本誌をしっかり読んでオフセ収録希望を出すのも忘れずに手を尽くしたことだし、後は運を天に任せるとしましょう。珍しいところでは、普段はコミティアやサンクリのオプー漫画で参加している「ミュンヒハウゼン症候群」の珠月まやさんがマリみてサークルとして参加していたこと。コピー本でしたが、後日オフセにして出るそうなので要チェックです。「美術部」さんのスペースに飾られていた、ピザハットのキャンペーン箱に可南子を足した箱は、あまりにも出来が良すぎてナチュラルすぎたためか、ネタだと気づく人が少なかったようですが…「まじっく・すくえあ」のはざまさんによるマリみて歴代イベントレポート漫画「同人誌概論」の切り口が面白かったし、他にも「鉄棒少年」の夏師さんにも久しぶりにご挨拶できたし、親しくしていただいている方々ともゆっくりとお話ができて、非常に満足殿高いイベントになりました。 この日の収穫は53冊でした。コピー本が多かったとは言え、オンリーイベントでは最大級の歴代最高に近い収穫でした。気になる本は機会があれば日記の方で後日ご紹介いたします。こめかみがピクピクする頭痛を抱えていたので、アフターイベントには参加せず早めに切り上げさるを得なかったのが心残りですが…今年は5月にも9月にも10月にもマリみてのイベントがあることだし、それまでにしっかりコンディションを整えておくことにしましょう。(もちろん、自分の本を夏にちゃんと出して、秋には御礼詣出が出来るようにしますよ!) すっかり我が家のインテリアの一部となった、子羊製のマリみてスクールカレンダーをめくって4月に合わせて、さて心機一転、自分の本作りにも励むとしましょうかね! 2008/04/04(金) 「今期のアニメ最終回総まくり」最終回ラッシュとなった今期のアニメについて、駆け足で最終回についてあれやこれや書き留めておくとしましょう。まず、お気に入り順では以下のような最終評価になりました。殿堂入り: ARIA 良作: CLANNAD 俗・さよなら絶望先生 普通に楽しめました: ガンダム00 ハヤテのごとく! 灼眼のシャナII 逆境無頼カイジ 所々惜しいけど無料で観る分にはいいかな?: シゴフミ ガンスリ(第2期) ■ARIA 雑誌連載の完結と、単行本の発行と、アニメの最終回がこれほど接近した状態で展開されるアニメは前代未聞だと思います。月刊ウンディーネは各地で瞬殺されて、過去の水の三大妖精シリーズはとてつもないプレミア価格で取引されています。発売当時は書店筋で余ってしょうがねぇ状態でしたが…人気爆発効果とは恐ろしいものです。私も第一期からアニメは観ていましたが、録画もせず環境アニメ程度の認識で眺めていたわけですが、アニメ第三期で一気に動き始めた”それぞれの未来”を目の当たりにして、今までただ穏やかに流れていた時間がどれほど愛しいものであったのか気づくことができました。具体的に言うと、アリスちゃんがプリマに飛び級昇格を果たした瞬間です。そこから原作を読み始めて、このアニメがいかに原作の魅力を忠実に再現し、なおかつ雄弁に追加要素で世界観を演出しているかを知るに至りました。原作にはなかった、藍華ちゃんの昇格試験の様子や、アリシアさんの引退セレモニー、そしてプリマ昇格試験の最後の案内先に灯里ちゃんがARIAカンパニーを選んだこと…そのすべてに惜しみない拍手を贈りたいと思います。アニメの価値は原作に忠実であるかどうかで決まるのではなく、アニメという表現媒体を使ってより魅力的に原作の世界観を伝えようとすること。愚直なまでにその精神を貫いたこのアニメが、最後の最後で大輪の華を咲かせて世間に広く評価され始めたことをとても嬉しく思います。 ■CLANNAD 2クールでは尺が足りないことは当初から予想していましたが、やっぱり第二期としてAFTERをやるんですね。無理に詰め込むよりも、今はただ幸せだった頃を目一杯のクオリティで贅沢に描く…それは英断だったと思います。オープニングで「あのキャラ」を出しておいて、登場させないとはまんまと騙されました。オリジナルの番外編となった最終回は、その先に待ち受ける辛すぎる未来を忘れさせるには十分なものでした。たとえそれが一時のことであろうと…AFTERの放送時期や話数については明言されていませんが、テレビのスケジュールを考慮すると少なくとも秋以降…「あのシーン」を真冬に合うように調整してくると予想されます。ただし、本編で「願いの光」を一切扱わなかったのに、AFTERであれをどう説明つけるというのか…京アニ脚本のお手並み拝見といきましょう。そういえば、TVアニメ本編ではじっくりと描かれることのなかった智代編については、DVD8巻に特別編が収録されるとのこと。個人的にはもうちょっと藤林姉妹のシナリオを織り交ぜて欲しかったけど、渚ルートから外れるわけにもいかんしなぁ…第二期を気長に待つことにしましょう。 ■俗・さよなら絶望先生 最終回には単行本12巻のネタも使われており、原作の進み具合との兼ね合いからして、あるとしてもあと1年くらい先の話かもしれませんが…特に終止符を打ったわけではないので、第三期があっても不思議ではありません。最終回には初音ミクがめるめるの声オーディションのアフレコに登場して驚きましたが、まぁアシスタントの前田君とか背景にしつこく出演してる麻生さんとか、やりたい放題のアニメですし、視認できないほど高速で流れる絶望小ネタにはもっとヤバイネタが転がっているわけだし…冷静に「それはどう面白いの?」と問われて説明に困るわけですが…麻生さんがホンマに総理になっちゃったらどうしよう? ■ガンダム00 色々評価は分かれる作品でしたが、「俺がガンダムだ!」「狙い撃つぜ!」などなど多数の名フレーズを生み出したことや、壮絶な皆殺しエンドであったとはいえ、2クールでひとまずの決着をつけたあたりは、普通に見ていて面白かったと思います。ガンダムとして良いか悪いかは別の話です。生憎私はガンダムを語れるほど詳しくないので比較論には言及はしませんが…少なくとも、SEED DESTINYのようなトホホな終わり方よりは何万倍もいいんじゃないでしょうか?個人的なピークはグラハム・エーカーが刹那との最終決戦で言い放った「やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ。そうだ、戦う運命にあった。ようやく理解した。君の圧倒的な性能に僕は心を奪われた。この気持ち、まさしく愛だ!」でした。争いを生み出す世界の歪みを”愛ゆえに”で片付けてしまうその様はある意味すがすがしい。第二期への思わせぶりな伏線もたっぷり用意されていましたが、キーパーソンになるのはもしかすると沙慈かも? ■ハヤテのごとく! 小学館パワーを炸裂させた4クールを無事に完遂。しかも第二期の製作発表というおまけ付き。「絶対可憐チルドレン」に日曜朝10時枠を継承して、完全にテレ東小学館枠の確保に成功してますね。3クール目の執事バトルとかオリジナル要素も破綻しない程度に楽しめたし、ネットラジオの「ハヤコン(略語)」の自由さも面白かった。個人的には、最終回でのヒナギクと西沢さんが仲良くしている下りが、今までのアニメで描いていなかった展開だったのはいただけないところ…ヒナギク→ハヤテの下りがその他にもバッサリとカットされているのは、第一期はあくまでナギお嬢様をお守りする執事コメディとして描き、同時攻略ギャルゲー的展開は第二期で描こうという魂胆なのでしょう。そのためのヒナギク温存か…そんな制約があってさえ4クールにわたって過不足ないクオリティを維持したことは十分に評価していいのでは? ■灼眼のシャナII 原作は相変わらず未読なので自信を持って断言できるわけではありませんが、第三期も確実にありそうな終わり方でした。まぁ、ここで終わられては、積み残した謎が多すぎて困ってしまいますけど。シャナと和美のお互いを認め合った恋のライバル(好敵手)関係の決着については暈した形になっていますが、結果については1つしかない演出であり語るのは野暮というもの。シリーズの多くを費やした「近衛史菜」についても最後の最後で頂の座:ヘカテーの変化として顕現したことで帳尻も合ったことだし…機会があれば第一期も観てみることにします。 ■逆境無頼カイジ 「ざわ…ざわ…」福本擬音と、「カイジ痛恨!」などのナレーションが印象的だったカイジ。原作通りですべて知っている内容でしたが、普通に楽しめました。免疫のない方には少々刺激が強かったかもしれませんが…第二期製作決定!…ということは、やるんですね地下チンチロリンと沼パチンコを。この2ネタで再び2クール。さすがに麻雀の17歩はアニメ向きではないのでそこまではやらないでしょうけど…早くても1年後くらいなので、アニメをきっかけにしてこの作品にはまった方は、是非漫画原作版でこの狂気の世界に身を委ねてみましょう! ■シゴフミ なんだかんだで最後まで見届けました。正直、あの最終回はもったいないなーと思いますが、あの尺でまとめる無理難題に対しては最良の選択なのかもしれない。全体的なペース配分に見誤りがあったようにも思う。世界観を説明するためのエピソードが多すぎたことで、途中で視聴が途切れてしまった人もいただろう。現に私もマイミクさんの日記で「こういう見方があるんだ」という発見がなければ、録画も止めていたと思う。個人的なピークはチアキさんのエピソード「サイカイ」でした。結果的に、チアキさんというお気に入りのサブキャラが出来たわけであり、世の中何が幸いするか分からんもんですな。 ■ガンスリ(第2期) これもなんだかんだで最後まで見届けました。第二期はピノッキオ絡みが多かったこともあり、擬体の中ではトリエラがメインで活躍しており、ヘンリエッタやその他のファンにとっては見せ場も少なくて、その辺りが評価に影響してくるかも知れませんが、私はこの作品の本質は闇社会に手を染める者達の不器用な愛情にこそあると思っているので、ピノッキオやフランカ、クリスチアーノらを魅力的に描いたこの第2期は好感が持てました。ピノッキオとトリエラの最終決戦には、BGMに「Biancaneve Bruno」を流しつつ、私は勝った、敵を倒して、大切なものを守った。私は知った凍える世界を溶かす温もりを…というフレーズに合わせた演出が欲しかったところですが… さて、この春はどんなアニメと出逢えるだろうか? 2008/04/02(水) 「絶望した!医療保険社会の崩壊に絶望した!」本日の日記は珍しく社会派です。別に24時間オタク妄想に華を咲かせているわけではなく、仕事場では冷徹にロジックでぶった斬る鬼軍師であり、ベンチャー社長の経営哲学日記に目を通し、Nikkei.comやITmediaの記事を網羅する、普通にビジネスマンをしている時間の方が長かったりするわけですが…本日のお題は医療保険社会の崩壊です。うむ、硬い。※念のため断っておきますが、私には支持政党はありませんし、右でも左でもありません。 世の中はガソリン税の暫定税率期限切れに伴うガソリン値下げの話題で狂奔していますが、その裏でひっそりと進行しているトンデモ医療保険制度改革についてはあまりにも知られていません。ガソリン代が25円も違えば確かに生活に直結する切実な問題ですが、それは所詮は今一時のことです。リッター150円だからといって干上がってしまうほどの物価高ではありません。しかし、この医療制度改革は長生きすることも、太く短く生きることも、どちらも許されない夢も希望もない未来へとつながっていく、恐ろしい第一歩なのです。それが「後期高齢者医療制度」と「メタボ検診の義務化」です。 「後期高齢者医療制度」とは、後期高齢者(75歳以上)を現在加入している国保や健保を脱退させて、後期高齢者だけの独立保険に組み入れられることで、家族に扶養されている人を含めすべての後期高齢者が保険料の負担を求められ、大多数が「年金天引き」で保険料を徴収されるようになります。医療費の窓口負担は「原則=1割」「現役並み所得者=3割」で変わりませんが、医療機関に支払われる診療報酬は、他の医療保険と別建ての「包括定額制」とし「後期高齢者の心身の特性に相応しい診療報酬体系」を名目に、診療報酬を引き下げ、受けられる医療に制限を設ける…つまり、バカ正直に後期高齢者に手厚い医療をする病院・診療所ほど経営が悪化するようになる。そうなると病院側はますます医療にドライにならなければ、手を抜かなければ経営が成り立たない。それこそバカげた話が現実になってしまうのです。定期的な診察が必要な患者でさえ、医療制限によって診察を受けることができない…要するに、金を持ってない奴は長生きするな、ということでしょうか?日本の高度経済成長を支えた世代が明るい老後を夢見て定年退職を迎えた頃には、生きることも死ぬことも許されぬ歪んだ法制度しかないという現実。これで絶望せずにいられようか!! 憤慨ついでにもうひとつ「メタボ検診の義務化」について。正式には「特定健康診査・特定保健指導」のことですが、この新制度は現在の健康診断に腹囲測定を加えたもので、男性でウエストが85cm以上、または85cm未満でもBMIが25以上の人は、国から「メタボまたはその予備軍」と認定され、その企業は医師や保健師、管理栄養士などを通じて、生活習慣改善のための支援を行なうことが義務づけられる。内容は未定だが、改善されない場合はペナルティが課せられる。対象者は40歳〜74歳。糖尿病等の肥満に伴う医療費を削減する狙いが…とのことですが、まったくもって余計なお世話であり、先の高齢者医療とも矛盾が発生する。長生きして欲しくないくせに、肥満病の抑制・健康の名の下に働き盛りの世代からも医療指導費をふんだくろうというのだから、医学政治界の金を見て患者も国の未来も見ようとしない倣岸不遜っぷりにはある意味恐れ入りますな。そもそも、太っている事が万病の元のように言われるが、健康的であることと肥満は意味が違う。古来豊満さは豊かさの象徴でもあった。貧しい庶民はやせ細り病気になりやすかった。もちろん現代の飽食の時代にその図式は当てはまるものではないが、では、我々は何を糧にしてストレス社会と戦えというのか?長生きしても医療費がかさんで厄介払いされて野垂れ死ぬしかなく、ならば太く短く生きようとしても強制的に矯正されてしまう。ただ都合の良い納税マシーンとして細く長すぎず生きろと?…これが絶望しないでいられようか!!! …と、ここまでアホタレな国だとは思いたくなりませんでしたが、どうやら想像以上にバカバカしい未来しか来そうにありませんね… 2008/04/01(火) 「マーガレットにリボン(ネタバレあり)」本日はマリみての最新刊「マーガレットにリボン」の公式発売日、ということで本日よりネタバレ感想を解禁いたします。まだ読んでいなくてこれから読む予定のある方は、今日の日記は読み飛ばしていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。以下、ネタバレを含む感想 前巻「キラキラまわる」での展開が、今にも終わってしまいそうなほど綺麗で素敵だっただけに、このまま一気に祥子様の卒業エピソードに…とは行かずに、箸休め的なエピソードを挟んで心を落ち着けるいとまをくれるのも、ある意味ではマリみてのお約束です。二年生トリオの表紙画像が公開された時点で想像はついていましたが、この「マーガレットにリボン(以下、マーボン)」はショートエピソードを集めた番外編的な位置づけの作品です。「フレーム オブ マインド」「イン ライブラリー」「バラエティギフト」のように、定期的にかつ物語が大きく動く時には世界観を補完する番外編を挟むのはマリみてファンにとっては既に恒例行事なのですが、今回はコバルトの短編集の再録ではなく、すべて書き下ろしのエピソードであることに決定的な違いがあり、新鮮な読感がありました。まだ頭の中で整理中なので散文的な表現になってしまいますが、初期感想としてざっくりと読んでいただければと思います。 ■イラストのこと ひびき先生の絵柄は常に変化と成長を続けているので、絵柄については時制での比較をすることにあまり意味はありませんが、ここしばらくの「お姉さまの貫禄が出てきた祐巳ちゃん」に対して、今回の二年生三人組だからこそ見せる「素に近い表情の祐巳ちゃん」も実に良いものだと改めて思いました。作中のイラストは2点と少なめですが、資料が無くても想像で補完してしまえるのがマリみてファンの特性でもあります。オリキャラはデザインが無い方が創作しがいがある…のかも。 ■本編のこと 「フレーム オブ マインド」でも使われた手法ですが、マーボンではホワイトデーのお返しのプレゼントを用意する三人組の話を軸にして、そこから「○○みたいだね」のように派生した話題に対してエピソードを挟んで行く構成になっています。蓉子様が”世話好きの優等生”を脱すべくチャレンジするものの”蓉子様らしい”失敗に終わった”大学デビュー”のエピソードや、江利子様が山辺先生の連れ子の娘さんと初対面して”江利子様らしい”解釈で好敵手関係を築いたエピソードや、聖様が祐巳たちの修学旅行と同時にイタリア旅行をしていたのではないか?という疑問に答えた”聖様らしい”愉快なエピソード…というように、前三薔薇様ファンにはもちろんのこと、聖様のイタリア旅行記は本編の謎を補完するという意味でも大きな意義があると思います。これはもちろん読者の要望もあってのことだと思いますが、「パラソルをさして」から5年半もの時を経て明かされた祐巳ちゃんの傘の十日間を描いたエピソード「青い傘の思い出」のように、今このタイミングだからこそ書くことが出来たこと、今このタイミングで読むことが出来たこと、その両方に偶然を超えためぐり合わせのようなものを感じるのは気のせいでしょうか?志摩子さんが打ち明けた家庭の事情も、曾祖母のお葬式の帰りの静様との偶然の再会も、青い傘が導いた恋人の再会も…婉曲的に「別れ」と「始まり」を表現しており、まもなく訪れる祥子様たちの卒業を前にした今だからこそじんわりと深く静かに受け止めることのできたテーマなのだと思います。パラソルをさがしてが5年前の発行であることと「5年前の私」が重なっているのは何かの必然だったのかも知れませんね。 ■あとがきのこと マーガレットとりぼんは奇しくも集英社の雑誌名ですが、それはさておき、注目すべきは「祐巳・祥子編もそろそろゴールが見えた」というコメントです。これはつまり、「祐巳・祥子編がゴールを迎えてもマリみては続く」と楽観的に解釈をしてもいいと思います。読者の数だけ○○編があり、おばあちゃんから妹に、そして孫に受け継がれていくこの優しい世界観が続いてくれることを、ファンなら誰もが願っていると思いますが、主人公である祐巳ちゃんにとって祥子様の卒業は大きな転機であり、当然ながら物語にとっても大きな転機になります。そのような一大転機を前にして心配よりも「どうにかなるさ」と思える”信頼”が勝ってしまうのは、とても稀有な状況なのではないでしょうか? 次巻は通例であれば7月予定…ということは、夏コミの原稿に間に合いますね。この夏のマリみて二次創作は祥子様卒業祭開催の予感? 2008/03/31(月) 「今月のきららキャラット」1 GA2 火星ロボ大決戦! 3 雅さんちの戦闘事情 4 ラジオでGO! 5 ひだまりスケッチ 6 CIRCLEさーくる 7 とらぶるクリック! 8 ちびでびっ! 9 ひめくらす 10 |