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 2002/05/31 (金)  「大波乱の幕開け」

東アジア特有の強い湿気によって、試合開始当初から異様に汗を掻いていたフランス代表の動きは確かに良くなかったし、セネガルはアフリカのチームとは思えない高い組織力を発揮していたし、将軍:ジダンを肉離れで欠いていたとは言え、それ以上にあまりにも運が無かった。

どんなに完璧なシュートを打ってもポストに嫌われたフランスに対して、セネガルの1点は、グランダーのセンタリングがDFの足に当たってコースが変わり、それをMFプティがコーナーキックに逃れようとクリアして、それをキーパーが弾いてしまった。そして、こけたセネガルのFWの目の前にボールが転がり込む…

かつてフランスに植民地支配を受けていたセネガルにとって、この1勝はとてつもなく重要な歴史的意味を持つ。そういった意味合いでは、W杯連覇というプレッシャーとジダンを欠く不安に駆られたフランス代表と、かつての宗主国打破に燃えるセネガル代表のモチベーションの違いは明白だった。

しかし、マスコミはこの「1勝」よりも「1敗」の方を大々的に報じている。1点の遠さ、W杯の難しさ、ちゃんとそういうものも含めて報道すべきなのではないだろうか? キムタクを擁立するNHKといい、久米宏の金髪といい、日テレの松岡&一茂コンビといい… マスコミが煽るほどに一般人は退いてしまう事を何故学習しないのでしょう?

 

 2002/05/30 (木)  「疲労、その原因と対策と」

最近体が重い…そう思って体重を量ってみたら、本当に体重が増えていました。個人的なベストウェイトは53キロなので、5キロも超過している計算になります。急激に5キロも太れば、重く感じるのは当たり前ですな。

通勤時間が短くなって1日あたりの歩数が減っているので、確実に消費カロリーが減っています。年齢とともに下っ腹の脂肪が取れにくくなっているし、筋トレも長続きしない(これは性格の問題?)。でも、最大の問題点は「布団」だと思う。前は畳の部屋だったので、敷布団を床に敷いても問題なかったのですが、今の部屋はフローリングなので、同じように布団を床に敷くと固く感じてしまうです。

その対策として、今喉から手が出る程欲しいのが、テンピュール社製の敷布団「コンビマットレス」(11万3千円)です。『体上層部にテンピュール素材、下層部に高密度ウレタンフォームを用い二層構造で身体をしっかりとサポート…』東急ハンズで寝心地を試したことがありましたが、あの魅惑の感触が忘れられません。

今でも愛用しているテンピュール社製の枕(通称:にゃも枕)は1万2千円しましたが、今度は10倍ですか… 値段に見合った安眠効果は十分にあると思いますし、社会人の私には決して買えない値段でもありません。しかし、問題になるのは、あの敷布団に慣れてしまったら他の布団で寝れなくなってしまうことです。人間の欲望は果てしないですなぁ…

 

 2002/05/29 (水)  「祝!夏コミ当選!」

キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!!

郵便物の転送のため1日遅れで、ようやくコミケット事務局から夏コミ当落通知が届きました。その結果はトップページでも書いているので自明の理ですが、無事に当選していました。これで3回連続当選、通算当選率は100%! なんたる強運! いや、地獄への片道切符だから悪運?

ともかく、これで不安はなくなり、後は今日から夏コミ前日まで、締め切りに向けて走り始めるだけです。今回はオフセット新刊1冊、創作小説1冊、コピー本1冊…と盛りだくさんの内容になっています。

今回の新刊は、以下の3つです。
・「非存在コミケ学入門」
・「e-Angel」
・「2002年上半期GM研活動報告書」

※「Creation」→「同人誌事業部」に出展物の詳細を掲載していますので、そちらも参照してください。

「非存コミケ学入門」のシナリオ起こしは順調ですが、前に漫画を描いたときから半年以上もブランクがあるので、絵のリハビリにしばらく時間がかかりそうです。今回から印刷所を共信印刷に変えるし、レーザープリンタも導入しなければならないし… 先のことを考えると思いやられますが、今日だけは浮かれることにしよう。

 

 2002/05/28 (火)  「いよいよ明日?」

巷では続々と夏コミの当落結果が悲喜こもごも伝えられていますが、GM研にはまだ通知は届いていません。引越し前の住所で申し込んでいるので、郵便物の転送に時間が掛かるため、通常よりも約1日余分に掛かるためであり、おそらく明日(29日)には届くと思います。果たして、三度目の地獄への片道切符のラベルの色は?

一応、WEB上でも当落の確認は出来るのですが、もし落選していたら、WEB上+郵送で二度打ちのめされることになる。私にはそんな度胸はありませぬ… 今は、ただ運を天に任せて、明日の郵便ポストをハラハラしながら待ちたいと思います。

(気になって気になって何も手につきません…)

 

 2002/05/27 (月)  「ICO」

前々から諸方面で絶賛の声を聞いてはいましたが、実際にやってみると… す、すばらしい!月並みですが他に言葉が見つかりません。このゲームに触れる機会を作ってくれた、ファミ通の懸賞を当ててくれたゲームの神様に感謝しなければなるまいて。

生贄にされるために連れてこられた角の生えた少年が、言葉の通じない名も知らぬ少女の手を引きながら、絶海の魔女の城から脱出するアクションアドベンチャーゲーム、それが「ICO」です。R1ボタンで少女の手を引きながら移動するのだが、手を引いたときに後で体重の重みが手に伝わってくる感触がやたらとリアルだ。そして、余計な説明は一切ない。チュートリアルは全くないし、セーブポイントの説明すらないし、音楽すらほとんどない。しかし、この一体感・緊張感は何だろう? すべてが芸術。それが「ICO」なのである。

この忙しい時期に困ったものですが、相手にとって不足なし!攻略サイトは一切使わずに、悩みに悩んでゲームを楽しみたいと思います。ゲーム単体で語り尽くせるとはとても思えないので、レビューを書くにあたっては、宮部みゆきの小説「ICO」も読んでおかねばならいだろう。いや、宮部みゆきの作風を学ぶためにも「模倣犯」から読む必要があるだろう。レビューは6月7日公開の予定です。

 

 2002/05/26 (日)  「最悪の店員」

先日、日本橋の中古同人誌店「Dカルト」に行った時の話です。満タンになったポイントカードを使おうとしたら、店員に「記名のないポイントカードは使えません」と言われたので「じゃあ、書くものありますか?」と聞き返したら、「この場で書かれたものは無効だとポイントカードを作る際にご説明したはずです」と言われました。

当然、そんな説明は無かったし、何の意味も無い効率の悪いだけの規約の意義をまったく理解できませんでしたが、100歩譲ってそれは認めましょう。記名して次回に使えばいいだけですからね。しかし、次の店員の発言で私の怒りは頂点に達しました。

「それとお客サマ、店内でリストを広げるのは注意させていただく場合がありますのでご了承ください」

…禁止なら禁止と言えばいいのに、禁止を強要しないで「勧告」するという、いかにもマニュアル通りな対応が気に入りませんでした。その理由の根拠として「同業者の価格調査だったりしたら困るから」と言っていましたが、じゃあ調査されて何か不都合なことでもあるのか? むしろ、積極的に価格調査して、競争原理を働かせるのが資本主義の基本じゃないのか? そもそも、リストを広げた時点で注意すればいいだろう! こっちの不手際につけこんで後付で因縁をつけるなんて、店員としてどうこうのレベルではなく、人間としても最低だ!

店員は最低だが本に罪はないので買いましたが、くそ!誰がこんな店二度と来るか! 怒りのムシが収まらないので、ずっと先延ばしにし続けてきた「日本橋攻略マップ2002」の編集作業を急ぐことにしました。個人的な私怨ではなく、客観的なデータであらゆる角度から徹底的に叩いてやる! 首を洗って待っていろ!!

怒りパワーでムカムカしていたら脳貧血もぶっ飛んでしまいましたよ!血の気が多いくらいの方が、健康にはいいのか?

 

 2002/05/25 (土)  「脳貧血?」

※この日記は翌日になって書いたものです

土曜日に発行を予定していた「週刊GM研vol.48」でしたが、筆者急病につき1日だけ発行を延期させていただきました。翌日には体調が回復してなんとか発行できましたが、まだ本調子ではなかったようで、記事内容にはあまり満足してしません。それに病名も原因もさっぱり分かりません。

実は、土曜日は新大阪で会社の健康診断に行っていたのです。この日に向けて、この1週間は食事にも気をつけていたし、睡眠時間も十分に取るようにしていたのですが…当日の朝起きてみると、なんと夢精していました。しかも、三度寝した時に起きたらしいのですが、肝心の夢の記憶はまったくありません。なんだか、とても損した気分です。これが原因で、尿検査で蛋白が出たらどうしよう…

結局、健康診断では「特に異常なし」であっさりと済んでしまったが、昼過ぎに帰宅して週刊GM研の編集作業を始めたら…強烈な頭痛に襲われてそのままダウン。身体は問題なく動くのに、ちょっと深い思考をしようとすると頭痛に襲われる。にっちもさっちも行かなくなって作業は中断。クソ暑い部屋で布団に転がりながらアレコレ考えてみると…

そう言えば、お医者さんの診察で、なぜか聴診器を首の血管などに当てたりするという、あからさまに怪しい動きをしていましたが、そこから推測するに、軽い脳貧血状態だったようです。大体3時間周期で強烈な眠気に襲われるのですが、単に眠いというわけではなく、目の焦点が合わなくなって意識を失うように数分間寝てしまい、起きるとびっしょり寝汗をかいている。でも、仕事中に居眠りするわけにはいかないので眠気を堪えていると、酷い頭痛に苛まれて症状は悪化していくばかりです。

だが、脳貧血は症例であって根本的な原因は別にある。脳に十分な酸素と血液が供給できなくなると、人体はエネルギーの消耗を最小限に抑えるために睡眠を促しているに過ぎない。どうやら原因は「血流」にあるらしい。まぁ私のようなヤクザな食生活をしていれば、血がサラサラであるはずがないし、血液も栄養満点であるはずもない。若いうちはそれでも基礎体力で乗り切ることができたが、20台も後半に差し掛かると無理が効かなくなってくるようだ。

でも、生活習慣はそう簡単に変えられないので、食生活から徐々に改善していこう。飲み物は野菜ジュースと豆乳、カップ麺は週に2回まで、社食では酢の物や煮物の小鉢を1品増やすようにしよう。無くして分かる健康のありがたさよのぅ…

 

 2002/05/24 (金)  「ブラウザテスト」

突然思い立って、ブラウザのテストを行いました。まずはNetscape6.2を、リリースされたばかりの「Netscape 7.0 Preview Release 1」にアップグレード。まだプレビュー版ですが、バグだらけ使い物にならなかったNetscape6とは段違いに快適です。タブブラウザになっているし、Geckoエンジンで表示速度も大幅に向上しているし、起動速度もちょっとだけ早くなっています。

ちなみに、『Netscape6でGM研HPを見ると、トップメニューのカウンタの左端の桁が正常に表示されない』という未解決のバグがありましたが、Netscape7ではこの問題が解決されていました。どうやら、これはNetscape6特有のバグだったようです。IEとの表示差異にもいくつか改善されているようなので、バグに悩まされているNetscape6使いの方には迷わず導入をオススメします。まだ英語版しか出ていませんが、日本語版が正式リリースが待ち遠しい。

次に導入したのが、「mozilla 1.0 Release Candidate 2」です。万年未完成のオープンソースブラウザが、正式版のリリースにようやく漕ぎ付けました。オープンソースの利点を活かして、世界中の有志が日々バグフィックスをしています。日本語版は「もじら組」からダウンロードできますが、初心者の人には難易度が高いかも(目的のインストールファイルを探すこと自体が難しい)。見た目はNetscapeと同じですが、余計なものが付属していない分だけ使用感は軽い。Netscape7と同じGeckoエンジンなのでブラウズも快適。

とりあえず、今回導入した2つのブラウザでは、GM研HPは問題なく閲覧できました。以下に、現在のテスト環境についてまとめておきます。

テスト環境:
◎ Internet Explorer 6.0(Windows ME)
◎ Internet Explorer 5.5 SP2(Windows ME)
◎ Internet Explorer 5.0(Windows 98 SE)
○ Netscape 7.0 Preview Release 1(Windows ME)
△ Netscape 6.2.3(Windows ME)
○ Netscape Communicator 4.7(Windows 98 SE)
○ mozilla 1.0 Release Candidate 2 (Windows ME)
○ Opera 6.01(Windows ME)

◎ 最適化
○ 特に問題なし
△ 一部不具合あり

 

 2002/05/23 (木)  「「封印の剣」レビュー裏話」

http://www.gmken.com/review/fe_gba.html

なんとか予定通りに「ファイアーエムブレム 封印の剣」のレビューをアップできました。論文部分は前日に書き上げていたのですが、時間が余ったのをいいことにキャラクター選評を書き始めたのが運の尽き… 書いても書いてもキリが無いのでベスト10に絞ったものの、今度はお気に入りの名セリフを選び始めたら甲乙付け難く… 恐ろしく時間がかかってしまいました。

さて、論文部分についてですが、やはり思い入れのあるシリーズだけに、いつもよりも文字量が多いですね。必要最小限ですが珍しく(?)ちゃんとゲームについて解説していますしね。でも、実は今回のレビューは、掲載したのとは別に、もう1本ボツにした原稿があったのです! ボツにした理由は、任天堂とエンターブレイン+加賀昭三氏の間で現在も裁判が継続中の「ティアリングサーガ」に関する記述への配慮によるものです。

裁判の行方が読めない現状では、この件に対して断定的な発言を避ける必要がありました。それに、私の中では「FE」と「TS」の作品としての優劣はすでに定まっていたので、敢えてレビューの場で深くツッコム必要はないと判断しました。良くも悪くも、GBAエムブレムは「我関せず」とばかりに原点に逆行してみせた。その1点で十分であり、比較評価なんて意味がないのではないでしょうか?

攻略サイト
http://yuukari.pos.to/fe_index.html

会話参考サイト
http://www.interq.or.jp/tiger/miyaji/emblemstop.html

 

 2002/05/22 (水)  「横浜黄昏」

横浜ベイスターズの連敗がようやく13で止まりました。勝率も2割台に復帰で5月初勝利です!!

私は今でこそ横浜ファンを廃業しましたが、初代ファミスタ時代から大洋ホエールズを愛用していたし、弱からずつ強からずで憎めないチームカラーにも好感を持っていました。みずしな孝之先生の漫画「ササキ様に願いを」でからは本格的に横浜ファンになり、1998年にはまさかまさかの38年ぶりの優勝を果たしました。嗚呼、あの栄光は今何処…

佐々木の大リーグ入りはしょうがないとしても、やはり決定打になったのは最強の助っ人ローズを解雇したことでしょう。あまりにも活躍しすぎて年棒を払えなくなったという、なんとも皮肉な解雇劇でした。ベイスターズを愛して止まないローズは、他球団からの誘いをすべて断って現役を引退してしまいました。

マシンガン打線の中核:チームの大黒柱を失ったことで、鈴木尚典は4番の重圧に押し潰され、優勝メンバーの疲弊と世代交代の失敗、そして、チームの要たる正捕手:谷繁を失ったことで破局は決定的になった。森監督がいかに名将であろうとも、使うコマどころか弾薬すらないのでは戦いようがない。

今シーズン末には、鈴木や斎藤などの中心選手がFA権を獲得する。彼らを手放すようでは、いい加減ファンもついてきてくれないと思う。それどころか、1リーグ制になったら真っ先にお家取り潰しの対象になってチームが消滅する可能性も否定できない。新株主になったTBSもイマイチやる気が見られないし、本当にどうなってしまうことやら…

阪神は今調子を落としているけど、勝負は投手陣の復調が期待できる6月です。それと、個人的には、今年は巨人に優勝されても別にいいかなと思っています(筋金入りのアンチ巨人の私がなぜ?)。優勝してすっきりしてしまえば、松井は迷うことなく大リーグ挑戦に踏み切れますからね。私は巨人という球団と読売が嫌いなのであって、個々の選手の力量はちゃんと評価しています。でも、今年の巨人は勝っているけど「華」がないんだよなぁ…

 

 2002/05/21 (火)  「ありがとう15000ヒット」

ゲームキューブの価格が、6月3日から19800円に改定されると正式に発表されました。800円の誤差はあったけど、昨日書いたシナリオとほぼ一致する価格帯です。最終価格14800円への含みを残した2段ステップの値下げの公算が高いけど、今回の値下げとマリオ効果で十分な普及効果が得られて、競合他社に大きな動きがなければ、今年の年末商戦で最終価格という切り札を使わないと思う。(確実に、ゼルダもFFも年末商戦には間に合わないでしょうしね…)

NHKの「クローズアップ現代:半導体・日本は生き残れるか」で、ゲーム機の映像としてPS2の「ICO」が使われていました。な、なんとも渋いセレクトですなぁ… まだGBAのファイアーエムブレムのレビューが残っているので、まだ「ICO」には手をつけていないのですが、期待は高まるばかり。ゼルダ並の新しい発見を期待してしまいます!

本日、GM研HPは15,000ヒットを達成しました。10,000ヒットから3ヶ月で5000ヒットした計算であり、現在のペースなら20,000ヒットの大台は8月中旬、ちょうど夏のコミケの頃になると思います。年間に換算すると年20,000ヒットペース。GM研HPの現在の内容からすれば過大評価ともいえる数字ですが、皆様の期待に少しでも応えられるよう、更なるコンテンツの充実に精進したいと思います。

今回はキリ番としては中途半端なので特に企画はありません。なお、GM研のトップページのカウンタはリロードによる重複チェックをしているので、その日最初にHPを訪れた時点のカウンタのみがキリ番の対象です。同日内でリロードしてみてキリ番だった場合は、すでに他の人がキリ番を踏んでいることになります。どうかご注意くださいませ。 ※日付が変わる、もしくは接続IPアドレスが変化した場合は重複チェックがリセットされます。

GBAのファイアーエムブレムを遂にクリア!予定より1日早くクリアできたので、今回のレビューはかなり余裕を持って取り組めそうです。発行は5月24日いっぱい(0:00〜23:59)の予定です。(←結局ギリギリかい!)

 

 2002/05/20 (月)  「ゲームキューブの値下げについて」

資料探しのために検索エンジン「Google」でキーワードを色々打ち込んでいると、時々自分のHPが引っかかったりします。「ときめきメモリアルファンド」で検索したら、なぜかGM研レビューが5番目でヒットしました。実際にこのキーワードで数回のアクセスが確認されているます。もしかしたら、コナミ関係者もあのレビューを読んだのかも知れませんね。(世間で酷評されているよりは肯定的なレビューですけど、的確な分だけとっても辛辣な内容になっていますけど)

週刊GM研で「ゲームキューブの日本での値下げはもうちょっと先になるだろう」と書いたばかりですが、今日発表のニュースでいきなり予想が外れてしまいました。北米価格が149.95ドルになるというのはアナリスト筋の情報の通りだったのですが、日本市場での価格は発表こそされなかったが、近々に値下げに踏み切るのは確実な情勢である。

1ドル&eq;125円のレートで換算すると約19000円。PS2とXboxと比べて割安感を出すためには、2万円を切るのは確実だろうけど、どこまで下げるかは予想が難しい。夏のマリオまではソフトの数不足は否めないから、値下げによる販売増は一時的なものになるだろう。長期的戦略としては、もう一段階の値下げの引き出しを残しておくのも一つの手だ。夏商戦をとりあえず19000円+マリオで乗り切って、年末商戦を更なる値下げ(14000円+FF)のインパクトで制する…というのはどうだろう?

随分前からゲームキューブ購入宣言をしている私としては、値下げは待ち遠しいのですが、夏のボーナスが出るまではどっちにしても買えないので、しばらくは任天堂の動きを冷静に見守ることにします。

 

 2002/05/19 (日)  「今後のレビュー予定とか」

めざとい読者の方はもう気付いているかもしれませんが、今後のレビュー予定にPS2用ゲーム「ICO」が入っています。というのも、以前お伝えしたとおり、ファミ通の通算6億部プレゼントで「好きなゲームソフト1本」に当選したのですが、その現物がようやく届いたのです。大阪の旧住所で応募していたので、、佐川急便から不着確認の電話が携帯に入るまで延び延びになっていたのです。

希望ソフトは発売時期の制限があったので、何を書いたのかサッパリ忘れていました。当選当初は「侍」と書いたと記憶していたのですが、葉書を出す直前に「ICO」の評判の良さを聞きつけて書き換えたのを思い出しました。我ながらナイスな機転であり、「ICO」との間には運命的な何かがあるような気がしてなりません。

GBAのエムブレムは現在21章の外伝で、残りマップは5つ。なんとか今週中には終らせてレビューに間に合わせたいものです。「ICO」の攻略着手はそれ以降になる予定です。同人誌の製作と平行作業になるのが心配の種ですが…現段階では6月7日のアップを予定しています。

同人誌製作に時間を取られるため、長時間の取材を要するゲームレビューは書きにくくなるので、今後しばらくは漫画レビューが中心になるのですが、何を題材に選ぶかは全く決まっていません。GM研のレビューは作品ごとに切り口を変えているので、同じものさしで量産することができないのが難点です。敬愛すべき作品はたくさんありますが、その偉大さに自分の気持ちが追いついてこないと、気後れしてしまって書くに書けなってしまうのです。

同人誌レビューはいくつか構想は練っていますが、事前に作者様ご本人に画像の使用許可を得るというシステム上、一番プレシャーのかかるレビューです。ご紹介したい作品はたくさんあるのですが… 重圧に負けない心の余裕を持って臨めるようになるまで、しばらくは充電をかねて自分の作品作りに没頭したいと思います。

また、読者様の方から作品の推薦も随時受け付けています(レビューとして書くかどうかは別問題ですけど)。いくら私の守備範囲が広いといっても限界がありますし、案外保守的な傾向があります。メールか掲示板で、お気軽にご提案いただければ幸いです。

 

 2002/05/18 (土)  「川澄綾子ミニライブ」

阿倍野区民センター小ホールで開催された、声優:川澄綾子さんのミニライブに参加してきました。このミニライブは、川澄さんの1stアルバム「Primary」に同封されていたアンケート葉書を送った人に抽選で招待する形式であり、大阪会場では約250名が当選。川澄さん本人の談によると「なかなかの高倍率でしたよ」との事ですが、

阿倍野区民センターは出来たてホヤホヤの区民ホールであり、地下1Fの小ホールはクラシックコンサートにも使える豪華な仕様。だが、スピーカーが少々貧弱すぎるし、音響が良すぎるので手拍子すらイイ音が出すぎるので、ノリノリのライブ系には向いていないだろう。また、近くにホームレスの生活保護所があって一般区民が使用する場所柄ゆえ、数百人単位のアニオタが集結するとすっごく場違いなんですけど…

今回はイベントの主催がアニメイトではなくビクターなので、行列整理やカメラチェックなどのイベント運営に若干の甘さが見られましたが、特に大きな混乱もなく時間通りに入場。整理券番号順の入場だけど座席指定は無いので、149番の私が入場したときにはすでにイイ場所は抑えられていた。舞台のど真ん中にグランドピアノが設置してあったので、ピアノを弾いている指が見える席をなんとか確保して開演を待つことしばし…

暗転した舞台に川澄さんらしき人が登場し、無言のままピアノを弾き始めました。会場全体の「どうしたらいいものやら」という雰囲気の中、川澄さんはピアノ曲「patch of blue sky」を演奏。全部のパートを弾いているわけではないけど、なかなかの腕前ではないでしょうか?

1曲弾き終わった後で、拍手と共に川澄さんのトークへ。ボーカル曲「sakura」を挟んで、ピアノソロ「hide and seek」を演奏開始。しかし、ここでハプニング発生!曲始まると共に楽譜が勝手に閉じてしまったのです!さすがに動揺したのか、3回ほど間違えていましたが、暗譜であれだけ弾けるのは、さすがに3歳から20歳までピアノレッスンを受けていたのは伊達ではありませんな。

最後にボーカル曲「Day's angel」(このアルバムで唯一盛り上がれる曲:本人談)を参加者総立ち&手拍子つきで熱唱。一度は舞台を去ったがアンコールの手拍子(なぜかアンコールというシャウトはなかったが、それが川澄ライブの流儀なの?)に応えて、締めのトークともう一度「patch of blue sky」を演奏。

声優さんのライブとしては、ピアノオンリーの曲が半分以上を占めるという構成は前代未聞なのでは?今回はあくまでビクターから発売されたアルバムのコンサートなので、まほろまてぃっく(こっちはパイオニア)の「かえりみち」を生で聴けなかったのは残念ですが…ピアノ音楽大好きの私にとってはとても満足できたイベントでした。配役に恵まれるようになって声優業も絶好調の川澄さんの今後の活躍がとても楽しみです。

 

 2002/05/17 (金)  「トラいち4 レビュー裏話」

http://www.gmken.com/review/truelove4.html

同人誌「トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!4」のレビューを予定通りアップしました。2月に書いた「みすずちんパニック」から、実に3ヶ月ぶりの同人誌レビューとなりましたが、今回も非常に楽しく書かせていただきました。さすがに今回で4回目だから、どうやったら「トラいち」らしさ・面白さを伝えられるのか? 色々と試行錯誤してみましたが、いかがでしょう?(できれば、1〜3のレビューも合せてご覧下さいませ)

 私は今一人じゃない
 いつどこにあろうと
 ともに歌う仲間がいる
 死すらも超えるマーチを歌おう
 時をも超えるマーチを歌おう
 「トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!!!」

厳しい現実に立ち向かうトゥルラーたちに捧げる歌として、行末にゲーム「ガンパレードマーチ」の突撃軍歌を使ってみました。哀しいほどに現在のトゥルラーを取り巻く厳しい状況とマッチしていますが… その様は、ミノタウロスの大軍にスカウトで突撃するようなものであり、涙を誘わずにはいられません。

でも、トゥルラーの打たれ強さと団結力は本物なので、「トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!!!」この呼び声と共に、いつか本当に死すらも時すらも越えてしまいそうです。かつてない氷河期を越えて、新TLS(?)を拝むその日まで…

最後に、今回も巻末のスペシャルサンクスに私の名前をクレジットしていただいた、作者の大神丈ノ助さんに、改めて感謝させていただきます。

http://www.hi-net.ne.jp/~jonosuke/
大神丈ノ助さんHP「トゥルーラブン」

 

 2002/05/16 (木)  「長者番付」

2001年の高額納税者(いわゆる長者番付)が発表されましたが、トップ100を眺めていて絶句!

41位(―)上月景正 コナミ社長     東京  41,734(単位・万円)
42位(3)孫 正義 ソフトバンク社長  東京  41,396(単位・万円)

なんと、「あの」孫正義よりも、「あの」コナミの社長が上とは!! Yahoo!株バブルが弾けて孫さんが大幅にランクダウンしたとはいえ、上月社長も100位以下からのジャンプアップしているので、一気に順位が逆転してしまいました。「ときメモ3」がこけようと、コナミグループは安泰ということですか?(そのわりには、ここ数日コナミ株は連日のストップ安だし、この1年で株価は半値に落ち込んでいるんですけどねぇ…) コナミ商法についていろいろ言いたいことはあるが、日記で書くには少々勿体無いので、後日、週刊GM研のコラムで書きたいと思います。

2位(―)大川 功 CSK元会長  東京 395,368(単位・万円)

ところで、死んでしまった人が高額納税者になっているのはいかがなものでしょう?それだけ膨大な資産の持ち主だったということでしょう。セガ救済のためにポケットマネーでぽーんと1000億円出すような御仁でしたからねぇ…

22位(―)萩原 一成 無職   東京  55,034(単位・万円)
23位(―)斎藤 慎一 無職   千葉  53,954(単位・万円)
69位(―)高洲 鉄郎 無職   米国  33,710(単位・万円)
74位(―)鈴木 正治 無職   神奈川 32,154(単位・万円)
93位(―)神内由美子 無職   東京  28,412(単位・万円)
97位(―)青木 シヅ 無職   神奈川 26,826(単位・万円)

よく分からないのが、無職の人がどうやったら5億円も納税するほど稼げるのか?ということ。おそらく、地主か株長者あたりなんでしょうけど…(それだけ金があったら働かなくてもいいんだろうけど)。住所が米国でも税金は日本に払わなくちゃいけないの?

99位(―)大川 隆法 幸福の科学総裁   東京  26,631(単位・万円)

これは…ノーコメントとさせていただきます(笑)

 

 2002/05/15 (水)  「アクセス向上委員会(14)」

今月のアクセス向上委員会は、4月23日にゲーム系サーチエンジン「ゲーマーズターミナル」に登録した効果によって、トップページのカウンタは初めて3桁を記録するなど、委員会の名称と趣旨に見合った活動の成果を出すことが出来ました。このアクセス増がレビューページの閲覧傾向にどのような変化をもたらしたのか、今回の集計には大いに期待していたのですが…

蓋を開けてみると、レビューページ全体のアクセス数はむしろ減っていました。ゴールデンウィークによるアクセス減の影響もありましたが、よくよく考えてみると、それほど不思議な数字ではありません。同じ人が二度読むものではないし、話題として旧くなれば検索エンジンのキーワードとして使われることもなくなる。

  1位 −( 1) 1140 (+ 40) 「少女ネム」
  2位 −( 2)  884 (+ 71) 「素敵だね」
  3位 −( 3)  802 (+ 40) 「魁!クロマティ高校」
  4位 −( 4)  779 (+104) 「ファイナルファンタジー10」
  5位 −( 5)  750 (+108) 「御旗のもとに」
  6位 −( 6)  598 (+119) 「遠い約束」
  7位 −( 7)  471 (+ 56) 「メタルギアソリッド2」
  7位 ↑( 8)  471 (+ 59) 「月姫」
  9位 −( 9)  437 (+ 30) 「トゥルーラブストーリー3」
 10位 −(10)  422 (+ 35) 「Missing Blue」
 11位 ↑(12)  394 (+ 50) 「ガンパレードマーチ」
 12位 ↓(11)  384 (+ 19) 「グランツーリスモ3」
 13位 −(13)  366 (+ 48) 「AIR」
 14位 ↑(15)  353 (+ 49) 「ひがしんが大戦3」
 15位 ↓(14)  343 (+ 26) 「週刊GM研vol.29」
 16位 ↑(17)  338 (+ 45) 「ティアリングサーガ」
 17位 ↑(19)  314 (+ 41) 「サクラ大戦3」
 18位 −(18)  309 (+ 29) 「よしえサン」
 19位 ↓(16)  304 (+  6) 「それはエノキダ!」
 20位 ↑(23)  292 (+ 22) 「黒猫と月気球をめぐる冒険」

上位陣には大きな変化はないので、今回は20位以下の注目株に注目してみましょう。

 28位 ↑( 81)  235 (+159) 「MONSTER」
 29位 ↑( 53)  221 (+103) 「ときめきメモリアル3」
 38位 ↑(101)  193 (+136) 「みずいろ」
 43位 ↑( 75)  172 (+ 92) 「ラ・ピュセル 光の聖女伝説」

順調に数字を伸ばしつつあるのがレビュー新体制に移行した2月以降のレビュー群です。来月にはベスト20位入りを果たしそうな「MONSTER」は、検索キーワードの解析によると「なまえのないかいぶつ、エミル・シェーベ、フランツ・ボナパルタ」に類するものが56件もあり、品薄になっている単行本最終巻の限定版の影響が大きかったようです。

検索エンジンへの登録の遅れですっかり旬を逃してしまった「ときめきメモリアル3」ですが、ここに来て順調に数字を伸ばし始めました。検索キーワードとしては「ときメモファンド、暴落、Girl's Side」などなど… まぁ「無名より悪名」ともいいますからねぇ…

最近のゲームレビューでは一番の伸びを見せている「みずいろ」ですが、検索キーワードとしては「やかま進藤、おとな進藤、しょんぼり、ポンコツ」などなど…こんなキーワードで検索する人は明らかに「みずいろ」マニアです。ヒロイン選評での評価が厳しすぎるという声もありますが、隙の多さも「みずいろ」のキャラの味のひとつだと思っています。

地味ながらも頑張っているのが「ラ・ピュセル 光の聖女伝説」。このアクセスの特徴としては、全体の70%がGM研内部のリンクからのアクセスなのです。つまり、GM研レビューでこのゲームのことを初めて知った人がとても多いのです。それはレビュアーにとってとても嬉しい事です。

一方、最近の「エンジェリックレイヤー」や「銀色のハーモニー」などは不調ですね。一部のコアなファンの方にはとても喜んでもらえたし、自分が好きなものを好きなように書いたので個人的には満足しています。しかし、そういう個人的嗜好に偏ってしまうのは、レビューサイトとしては少々問題があるかもしれません。

読者が望んでいるものと、自分が書きたいと思うもの。そのバランス感覚・匙加減を間違えると、読者は離れて行ってしまう。ただの自己満足のレビューなら何処にでもある。上辺だけのレビューなら商業誌でも読める。自分にできる何かを追い求めるあまり、足元が見えなくなってしまっては意味が無い。まずは自分に出来ることから始めよう。

※次回の集計は6月15日の予定です。

 

 2002/05/14 (火)  「ウイルス来襲!」

病み上がりだというのに、いきなり500行オーバーのプログラム(JAVA)を書き上げて、よろよろと家に帰ってメールチェックをしていたら、はて?見慣れぬ画面表示が…

『電子メールからウイルスを検知しました。』

!ついに来やがりましたか!世界の7%のPCが感染したという噂の「Klez」ウイルスが! しっかりとインターネットセキュリティが検知してくれたので感染せずに済みましたが、差出人を偽っている上に一見すると添付ファイルがあるようにも見えないので、素人さんは思わず開封してしまうことでしょう。なけなしの金をはたいてセキュリティ対策ソフトを買った甲斐があったというものです。

まぁ、サーバーPC世界でのウイルスの脅威に比べれば、家庭用PCでのウイルスの脅威なんて可愛いもんですよ。市販のセキュリティソフトやセキュリティアップデート対策をしていれば99.9%確実に防げますけらね。家庭向けのウイルスは感染力は強いけど破壊力は弱いし、たとえ被害にあっても個人レベルの問題でしかない。それに対してサーバー向けのウイルスの被害は企業の巨大な損失に結びついてしまう。

むしろ、今問題となりつつあるのが、検出の難しい「スパイウェア」と呼ばれる種類のウイルスである。例えば、キー入力をすべて記憶してしまうウイルスによって暗証番号を盗んだりもするそうだ。ウイルスとの闘いは果て無きイタチゴッコなのだが、標的となっているマイクロソフト製品にも大いに責任がある。毎日のように発見されるセキュリティホール、一般にはアナウンスされることのない最新セキュリティパッチ、十分なバグフィックスもなく製品のバージョンアップばかりを繰り返し、コードが巨大化しすぎて自分でも何が何やらわからない状態になってしまっている。そのくせ、金になる認証技術だけは一人前…

Xboxがなぜ売れないのか?それは、日本人がマイクロソフトに対して持っている根強い不快感にも原因があるのでは? コナミも似たようなヤリ手ババアですが、まだ製品のすべてが腐ってしまったわけではない。しかし、強引な多角経営が祟ってコナミ株は連日のストップ安を記録。まったくもって、この世はバグだらけですなぁ…

 

 2002/05/13 (月)  「祭りの後始末」

夜行バスを使って朝7時に家に辿り着きましたが、極度の疲労で倒れるように布団に沈みました。あと2日しか残っていない有休を使うのは気が進まなかったが、とても出勤できる状態ではありませんでした。2日で3時間しか寝ていない睡眠不足だわ、重い手提げ袋で掌はズル剥けだわ、肩はガタガタで腕が上がらないわ、長時間の座りすぎで急性の痔になるわ、あくびをすると目ヤニが目に染みるわで…これではとても仕事になりませぬ。

会社に休みの電話を入れて、そのまま爆睡…あぁ、やっぱりテンピュールの枕はいい!夜行バスの硬い椅子と凶悪な震動で痛めた脊椎を優しく包んで………はっ!目が覚めたら日が暮れていました。「いくら安くても夜行バスはもうこりごりだ」…西日の差し込む窓から夕陽に向ってそう誓ったのでした。

まったりと起きて買った本の整理を開始。レヴォ会場で買ったのが52冊。金額的には予算どおり3万円に収めたのですが…その後が悪かった。秋葉原の中古同人誌屋で絶版同人誌に物欲を発揮しすぎて、19冊を購入+レヴォ不参加のサークルの委託新刊を8冊+渡辺製作所の「GOF(ぐろーぶ おん ふぁいと)」を購入…気がついたら、財布には2千円しか残っていませんでした。あぁ、秋葉原はげに恐ろしき街よのぅ…

池袋のK-BOOKSの男性向け同人誌コーナーが秋葉原店に統合されていたり、まんだらけが秋葉原に進出していたり、駅前広場が立体駐車場になっていたり、アキハバラデパートがリニューアルされていたりと、ちょっと見ない間に結構変わっていました。でも、私の行動半径はいつもどおり変わりませんけどね。秋葉原名物「おでん缶」を食し、総武線のミルクスタンドで「さわやかカリン(100円)」を一気飲み(当然、左手は腰に!)。

さて、明日からは気持ちを入れ替えてお仕事に精を出すことにしましょう。そろそろ次の祭り(夏コミ)に向けて本格始動もしないとしけないし。あとは無事に当選していることを祈るのみですが、こればっかりは運を天に任せるほかありませぬ。

 

 2002/05/12 (日)  「コミックレヴォリューション31」

池袋サンサインシティで開催された同人誌即売会「コミックレヴォリューション31」に一般参加してきました。大阪→新宿間片道4800円という激安夜行バスを使って新宿経由で朝7時に現地入り。レヴォには「徹夜組」へのペナルティがあるのだが、早朝の何時までがペナルティの対象になるかどうかは明文化されていない。前回は前日に東京入りして始発で朝6時に現地入りしたのだが、地下駐車場に誘導されて「30回記念ペナルティ恩赦」によって事無きを得たという苦い経験がありました。判断基準は「スタッフが迷惑と判断した時点で」とうことらしいが…

レヴォの行列の特徴は、4つの館ごとに行列が分かれていることであり、館によっては行列の規模が天と地ほども違います。今回の配置の特徴としては、ギャルゲーの大手が集中する「レッドの間」と、男性向けが集中する「グリーンの間」が最激戦区となっており、予想通り朝7時の時点で途方も無い行列ができていました。それに比べて、私が並んだ「イエローの間」の行列はとてもまったりしてました。

今回の私の作戦は、もっとも手薄な「イエローの間」の「MRI/岡本外科」の限定二部の在庫発掘本をゲットして、そこで取って返して行列の掃けたレッド→グリーンを回り、イエローに戻ってチェックサークル回りをするというものでしたが、少々レヴォを甘く見たようです。10時30分の開場宣言から3分後にはイエローの間に入場を果たした私は「MRI」に直行。早くも残り1冊になっていた在庫発掘本のゲットに成功!しかし…

すぐさま会場を抜けてレッドの行列を捜すが…とんでもない行列に!どうやら厳しい入場制限がしかれているようであり、列が全く動きません。最後尾の公園でぼーっと鳩を眺めていると会場内の修羅場を忘れそうになりますが… いやはや、レヴォは2回目ですが、あいかわらず修羅場ですね、ここは… 混雑ではコミケよりも凄まじい。参加者の99%が男であり会場の熱気で汗臭い中を、人波に押し流されながら、時には肘で波を切り裂いて突き進む。そこはまさに「戦場」です。

2時を過ぎた頃にはカタログも完売して入場フリーになったが、出入り口の一方通行規制がなくなって、むしろ混雑は加速してしまった。いくら入場フリーになったからと言っても、エレベータを使ったり到る所で座り込むのはやめて欲しい。そんなことだから、同施設の一般利用者から不気味がられたり、即売会、ひいては同人誌そのものの存在自体が目の敵にされるんだ。「お客様」としてではなく「参加者」としての意識を、もっと強く持っていただきたいものですな。

チェックサークルの買い物もあらかた片付いたし、会場全体がまったりしてきたので、レビューでお世話になっている作家様への挨拶周りを開始。「チキンなげっと」の大羽なおさんは…どうやらスケブを描いてらっしゃるようなので、もうしばらく後にしましょう。(その辺を一回りしてきた後)はて?スケブなのに定規を?お話してみて分かりましたが、あれは某原稿なのだそうです(眼福♪)。「みずいろ」のアンソロの感想などでしばし談笑。今後もアンソロのお仕事は順調のようで、これからの大羽さんのご活躍が本当に楽しみです。

大羽なお創作活動デジタル広報局「Stillチキンなげっと」
http://www7.plala.or.jp/oou/

「はプロン団」の大神丈ノ助さんにもご挨拶。新作「トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!4」では、第3巻に引き続きスペシャルサンクスに名を連ねている私としては、今回の「壁」進出は本当に嬉しい限りです。アスキーのゲーム事業部門売却とか、TLS絵師の松田さん隠居などなど、TLSの未来は全く見えないのですが…そんな時こそ「トラいち」を!(詳しくは、今週末の「トラいち4」レビューにて)

「トゥルーラブン」
http://www.hi-net.ne.jp/~jonosuke/

毎度の事ながら、レヴォはとても疲れるイベントですが、とても内容の濃いイベントでもあります。参加するならそれなりの度胸と根性が必要ですけど。(イベント後の行動については、後日にまわします。とにかく今は眠らせて下さいまし…)

 

 2002/05/11 (土)  「オトナの遠足」

明日はオトナの遠足の日です。お小遣いは3万5千円まで(ただし、自己責任の範囲に限り生活費の使い込みも可)。銀行の両替機で両替した35枚もの千円札でパンパンに膨らんだ財布は、ある意味壮観ですらあります(気分だけは金持ち気分に浸れますしね)。この財布から千円札がなくなったらゲームオーバーです。

おやつは無制限(ただし、水分を摂取しすぎると行列の際にトイレに行きたくなるので注意)。水分と食事は死なない程度の補給に止めます。交通費は大阪→新宿間4800円の夜行バスを使用しますが、絶対に寝れないので体力の消耗には十分気をつけましょう。

では、そろそろ行って(逝って)きまーす。

 

 2002/05/10 (金)  「遠足はもう始まっている」

川澄綾子さんのファーストアルバム発売記念ライブの当選通知が届きました。CDの中に入っているアンケートハガキで応募する形式だったので、あまり倍率は高くなかったと思うけど、あいかわらずこの手の抽選には驚異的な強さを発揮しています。この調子でコミケにも当選できると良いのですが…

明日の夜には春レヴォへの移動しなければならないので、今週の週刊GM研は早めにアップしました。ちゃんと発行日の0時に入稿できるなんて、いつ以来でしょう?って、本来はそれが当たり前なんでしょうけどね… 28ヒットまで落ち込んでいたヒット数も、一転して70台に回復したし、更新の大切さを改めて思い知りました。

さて、明日は出発直前まで情報収集をしながらレヴォの作戦を練りつつ、リスト作りやお土産の用意や必要物資の選択など、やることがありすぎて、おちおちゲームをしている暇もありません。でも、それも楽しみの一つです。遠足は準備の段階からすでに始まっているのです!(そして家に無事に帰るまでが遠足です!)

0泊3日の超強行軍に備えて、少しでも体力を温存しておくことにしましょう。今日は無理せず早く寝るとしましょう…ZZZ

 

 2002/05/09 (木)  「むっきー!」

今日も今日とて「ファイアーエムブレム 封印の剣」三昧ですが、16章外伝「至高の光」で敵の長距離魔法に大苦戦! 「バーサークの杖」で混乱させられたリリーナに、10マス先から「サンダーストーム」をかけられて、主人公ロイは即死… 「あぁ、ロイ、死んでしまうなんて…(リリーナ)」…って、あんたが殺したんだろうが!! 

あまりの難しさに、思わず「むっきー」とブチ切れそうになりましたが、ここで投げ出したらゲーマーの名がすたる!とばかりに再チャレンジ。確率の網を掻い潜り、なんとか攻略に成功。封印の剣は比較的簡単だと言われているけど、なんだかんだ言って、やっぱりエムブレムは難しいなぁ。まぁ、それでこそ、やりがいがあるんだけど。

今週末の春レヴォ遠征のサークルチェックがすべて終了。チェックするサークル数は86にも及び、これを2時間以内に回りきるという、とても厳しいミッションになりそうです。最大の懸案は、どうやら日曜日は雨らしいことと、夜行バスが延着しないことを祈ることと、お金が持つかどうかということ。今度ばかりは緊急増資は絶対に出来ないからなぁ…

レンタルサーバーの契約更新料も必要だし、あぁ金がないというのは、頭がないのと同じなんだねぇ(by西原理恵子)

 

 2002/05/08 (水)  「ワンダースワン上位機種?」

http://www.dengekionline.com/news/200205/08/n20020508swan.html

バンダイからの発表によると、携帯用ゲーム機「ワンダースワン」の上位機種「スワンクリスタル」を7月12日に発売するのだそうな。モノクロ・カラーのソフトとの互換性を保ちつつ、液晶をカラーTFTに変更。実物を見てみないと、どの程度液晶の品質が向上したのかは判断できない。携帯用として使うためには、画素としての美しさ以前に、バックライトが非常に重要になるからだ。ゲーム雑誌に載っているような綺麗な映像をプレイ環境で再現できなければ何の意味もないからね。

携帯ゲーム機市場では、圧倒的なシェアをGBAが握っている。GBAの本体は8800円だし、GBA用ゲームは4800円〜5800円が主流であり、家庭用ゲーム機と比べても割安感はほとんどない。それでも、ひと昔前のタイプのゲームが10万本程度をコンスタントに売れる、安定した需要を発揮しているので、「どうにかして携帯ゲーム市場に食い込めないものか?」と考えるのも無理からぬことである。

しかし、その未練があるがゆえに、ソニーはワンダースワンへのテコ入れに本腰を入れることができず、スクウェアの任天堂との復縁によって唯一の独占タイトルの強みを失い、スワンの発売予定ソフトは先細りする一方… 上位互換機の発売も、結局は目玉となるべきソフトがなければ不発に終りかねない。個人的には、朱と紫という本体カラーはどちらも嫌いだし、多分買ったとしても、やってるのは「GUNPEY(初代)」だったりして?

もし、横井軍平氏が存命だったら、スワン・プロジェクトはもっと違った形になっていたのかもしれませんね…(合掌)

 

 2002/05/07 (火)  「てーごわいシミュレーション♪」

嗚呼「GBAのファイアーエムブレム」が面白すぎ! まだ14章(全25章)だというのに、早くも2回目の電池交換を迎えてしまいました。ダイソーの100円の単三乾電池(4本入り)の持ちが悪いのもありますが、それにしてもすごいハマりっぷりです。おかげで、家庭用ゲーム機をやらなくなってしまいました。ROMの超高速読み込みが快適だし、液晶も非常に綺麗だし、ゲームバランスも素晴らしい。

ファイアーエムブレムを120%楽しむためにはいくつかの素質が必要です。何度死んでもへこたれないド根性と、難易度が高ければ高いほど燃えるチャレンジャースピリットと、難易度を快感にすら感じられるマゾっ気、この3つを兼ね備えていない人にとっては、単なる難しいSLGでしかありません。しかし、3つすべてを兼ね備える人にとっては、麻薬的な名作となるのです。

「ティアリングサーガ」は進化の方向を間違えて失敗しましたが、「GBAエムブレム」は原点に戻すことで輝きを取り戻した。結局、FEシリーズは加賀氏の個人の力量だけのものではなく、任天堂イズムが作り出した名作だった、ということだ。あの訴訟がどうなったのか良く分からないが、ゲームの評価としては訴えるまでもなく、闇に葬られるのは自明の理でしたけどね…

 

 2002/05/06 (月)  「連休の終わりに物思ふ」

終ってみればあっという間の連休でしたね。私は帰省もせずに徹底的に家でダラダラと過ごしましたが、有意義かどうかは別問題として、リフレッシュできたことは確かです。これから始まる夏コミへの長い修羅場を思うと生きた心地がしませんが…

春レヴォを直前に控えて、超緊縮財政を実施中なのですが、こんな時に限ってネットオークションで貴重な本が出品されたり、同僚の先輩から飲みに誘われたりします。今日の飲み会などは、夕食のカップ麺のビニールを破って、今まさに蓋をめくろうとした刹那、「晩飯食べに行きませんか?」と誘われてしまいました。あと1秒でも遅ければ、4000円を失うこともなく(…って、4人中一番の量を飲み食いした奴が言うのも何ですが)

ここのところ付き合いで毎日お酒を飲んでいますが、酔うと確かに心地よいですね。よく寝れるし、愉快な気分にもなれるし。でも、自分の金でお酒を買って毎晩飲もうとは思わない。私は酒も煙草も車も要らない。というより、私の広くて深すぎる知識欲を満足させるためには、そんな余計な(?)ものに金を回す余裕なんてありません。

自分の稼ぎをどう使おうと誰かに文句を言われる筋合いはありませんが、常に「闘っている」というイメージは失いたくない。私は自分らしくあるために、いくつもの可能性や大切な人を犠牲にしてきました。自分が選んだ道なので後悔はしません(してはいけません)が、過去を捨てることが強さではないと思います。どんなに時間がかかっても、過去を積み上げることで何かを成すことができる、それが、人間が人間たる所以なのですから。

 

 2002/05/05 (日)  「奈良いろいろ」

現在、ウチに逗留中の「Kick and Rush!」の管理人氏とともに、奈良観光に繰り出すことに。以前、兄を案内したのとほぼ同じコース(興福寺→奈良公園→東大寺)を回ってみたが、ゴールデンウィークで観光客だらけで混み混み状態でした。しかも、夏日のすさまじい日差しが、ひきこもり生活の私には眩しすぎる。鹿たちも暑さにぐったりしていて、観光客が鹿せんべいにを与えすぎて満腹なので、木陰からまったく動かない。でも、子供が鹿せんべいを差し出すとちゃんと食べるあたりに、プロフェッショナルですなぁ。

東大寺南大門通りのお土産屋で、来週の春レヴォでご挨拶に伺うサークル様へのお土産を調達。ウケと笑いを取るべきか、味を優先するべきなのか迷いましたが、今回は無難な線でまとめることに。春レヴォは大変厳しい予算だし手荷物にも限界があるので、懇意にして戴いているすべてのサークル様にお土産を用意できないのが残念ですが…

奈良の神社巡りは、そうとうな距離を歩くし、アップダウンも激しいので、ちょっとしたクロスカントリーです。春日大社を含めたフルコースを回ったら10kmくらいあるんじゃないでしょうか? しかし、こんなことで音を上げているようでは、レヴォの混雑地獄・夏コミ会場の灼熱地獄・夏コミ原稿の進行地獄、3つの地獄に耐えられない! リハビリと観光を兼ねるのは効率がいいのですが、同じコースを何度も回ると飽きてしまうのが難点です。

さて、明日は連休最後の日か…時間を「これでもか!」とばかりに無駄に使ったこの連休は、ある意味では最高に贅沢な時間を使い方を出来たのかもしれません。安息の時は終わりぬ。休みボケを直して、日常へと復帰することにいたしましょう。

 

 2002/05/04 (土)  「陳謝:週刊GM研の臨時休刊について」

締め切り当日になって緊急決定した、週刊GM研の臨時休刊について、この場を借りて陳謝させていただきたいと思います。雑誌各誌が合併号のためネタがない、引きこもってゲームばかりで買い物をしていないのでミニレビューができない、世間のニュースも連休モードでニュースもない、唯一書けるのはコラムだけ…という惨状だったのです。

しかし、どんな理由があろうとも、それらは言い訳に過ぎません。本来は、そういう事態を想定した進行管理を行い、先週号を合併号にしておくべきでした。これは、4号連続で週刊ペースを守れていたという過信と、アクセス数の倍増という慢心が招いたものであり、書き手の端くれとして読者様に対して果たすべき責任について、改めて考えなくてはならないでしょう。

スケジュール(目標)を立てることは大切なことです。特に私は自分を追い込まないと動けない性格なので、締め切りを設けることは必要不可欠なのです。しかし、できない約束ならしない方がいい。更新を期待して訪問してくださる読者様に対して、これほど失礼なことはありませんからね。今後、このようなことが起こらないよう、肝に銘じて編集活動を行っていく所存です。

この度は、お騒がせして大変申しわけありませんでした。

 

 2002/05/03 (金)  「中休み?」

ゴールデンウィークも後半戦に突入しましたが、それとともにGM研の読者の方も連休モードのようですね。一日のヒット数は連休前は「アベレージ:70」でしたが、昨日は55ヒット、今日は32ヒット…というように、通常の半分以下になっています。連休明けには元に戻るでしょうか? 心配する暇があったら、コンテンツの更新作業の一つでもした方が遥かに有益なんでしょうけど、すっかり休みボケしてしまったので、やる気が出てきません。やる気のない時に書いてもロクなものにならないので、しばしまったりと連休ボケを楽しんでリフレッシュするといたしましょう。

今日も今日とてGBAのファイアーエムブレム。携帯ゲーム機なのに家の中で黙々と攻略を進めているので、ますます出不精になってしまいました。電源をOFFにするだけで勝手に中断セーブをしてくれるので、ちょっとした空き時間(カップ麺が出来るまでの3分間、90秒のTVCM)ですらプレー可能です(そのままゲームに熱中してしまい、伸びきったカップ麺を食する破目になったり、CMが開けてもTVを見なかったりもしますけど)。

ただし、小さい液晶画面を緊張感をハラハラしながら見守っていると、かなり目が疲れます。目が疲れては休憩し、うっかりミスでユニットが死んだらリセットして不貞寝して…を繰り返しているので、攻略は遅々として進みません。一応、5月24日にレビューの予定を組んでいますが、それまでにクリアできるかどうか… かなり良い攻略ページを参考にしているので、取りこぼしによる「最初からやり直し」がないのがせめてもの救いです。

「ファイアーエムブレム封印の剣」攻略サイト
http://yuukari.pos.to/fe_index.html

 

 2002/05/02 (木)  「シスプリ」

GM研には「締め切りは当日の23時59分まで」という悪い常識があるのですが、ごく稀に締め切り前日に原稿が完成することもあります。いや、本当はそれが当たり前なんでしょうけど… 数日間かけて準備しているレビューの原稿は余裕を持った進行で書いているので、大抵は前日の23時頃にはアップされています。

さて、今回のレビューはドリキャスの「シスタープリンセス」でしたが、非常に特殊なファン層を持つゲームだし、すでに世間的な評価が定まっている作品なので、何をどう書いたらいいものやら、かなり悩みました。何しろ、このゲームは「キャラクターがすべて」であって、「ゲーム」として分析評価をすることには全く意味がないですからね。結果的には「シスプリの特殊性をどう楽しむか?」というテーマに落ち着きました。

ギャルゲー恒例の「キャラクター選評」については、ちゃんと12人分の原稿を書いたのですが、最終段階でボツにしました。というのも、このゲームではシナリオはキャラクターの評価にはまるで関係ないし、萌えの基準や趣向・性癖は百人百様ですから、「ゲームとしての順位付け」には何の意味もありません。いや、そもそも可愛い妹達に順位付けするなんてできない!(←バカ兄貴)

キャラクターゲームとしては非常に楽しめましたが、ゲームとしてどうだったのか?と問われると答えに窮します。まぁ、そういう理屈ぬきで萌え転がるのが正しい遊び方なのでしょう。もし、このレビューで興味を持ってしまった方は、その点を十分踏まえた上でチャレンジしてみてください。(くれぐれも、ハマリすぎないようにご注意ください)

 

 2002/05/01 (水)  「疲労とレビュー」

GBAのファイアーエムブレムが面白すぎ! 電源を切るだけでいつでも中断できるから、ついついちょっとした時間でもやってしまう。初代FEを髣髴とさせるバランスが絶妙で、ちょっと油断すると殺されるけど、投げ出すほどは難しくないし、ちくちくユニットを育てていくのが楽しくて仕方がない。でも、液晶を長時間凝視すると目が疲れるし、GBAは液晶が綺麗に見える角度が限定されるので、長時間同じ姿勢をしていると肩が凝ってしまうのが難点である。

ゴールデンウィークも半分が終了。すっかりゲーム漬けの生活になっていて、今日はとうとう家から一歩も出ませんでした。天気が良ければ自転車で遠乗りするなり、日本橋に繰り出すなり、布団を干したりできるのだが… 家に居る時間が長ければレビューの攻略や原稿が順調に行くとは限らない。一日中パソコンの前に座っていても、名案が浮かぶとは限らないし、むしろ無目的にダラダラと時間を使って頭脳が疲労していく弊害の方が強い。柔軟な発想が要求されるレビューにおいては、その影響は甚大である。

そもそも、レビューには「正解」という概念がないので、論理だけで突き詰めていこうとすると、必ず限界にぶち当たってしまう。自分の論理の中でしか出せない答えでは、どんなに技巧を凝らしても読者の心に訴えかける文章にはならない。そこで求められるのは、「自分以外の誰か」になりきる想像力を働かせて、自分自身を客観的に見つめ、「自分自身でも気付かない本音を引き出す」ことである。これはあくまで理想であって、いつも実践できているわけではないけど、常にそうありたいと心がけています。

たまには、こうして当たり前のことを確認してみるのいいものですね。