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 2005/06/30 (木)  「GM研通信vol.4制作日誌(16)」

・表紙入稿完了しました。
・劇場版AIR準備稿第四稿の草案を作成しました。A4で200枚を超えてしまいました…や、やりすぎてしまいました…どうやって短くすればいいのやら…

 

 2005/06/26 (日)  「GM研通信vol.4制作日誌(15)」

田亜湖さんのありがたいお申し出によって、表紙が思わぬ超ハイペースで(ほぼ)完成してくれたお陰で、本文の制作に割ける時間が多少増えました。本文の早期入稿はもう諦めたので、デットラインは7/25です。その間に存在する休日は8回。1日のうち16時間原稿を書いたとして16x8=128時間を最大値で確保できそうです。

本日は「劇場版AIR かってに準備稿 第四稿」の骨子部分の設計をほぼ完了。6/30の休日までに全文を完成させますが…正直言ってページ数が読めません。それに、これはあくまで私の記憶に刻み込まれたAIR像を元にしているため、原作のゲーム版との整合性はかなり怪しくなって来ています。アニメ版もDVDがまだ最後まで出ていないので検証不可能です。もっとも、今回の企画は原作至上主義の見地からのものではなく、あくまでも「つむがれることのなかった劇場版の可能性」を拡大解釈して再構成することにあるので、心の枷がアレコレ無い方がかえって良い結果を生むかもしれませんね。

 

 2005/06/23 (木)  「GM研通信vol.4制作日誌(14)」

これまで制作日誌上で思わせぶりに書いていた「謎の案件」の正体が遂に公開! それは…今回の新刊の表紙イラストをゲスト様に描いていただいているということです。そのゲスト様とは、サークル「泥の沼組」の田亜湖さんです。2000年初めて参加したコミケで出逢った1冊の本…あれから5年、ファンにとってこれ以上ない夢が実現いたしました。

絵の原稿依頼はまったく初めての経験でしたので、自分のイメージを上手く伝えられるかどうか不安な面もありましたが、メールのやりとりをしながら描き上がってきたイラストはまさにイメージ通り…いや、自分のイメージを遥かに超えるものでした。

後は文字レイアウト合成の最終調整を残すのみとなりましたので、表紙サンプルを公開いたします。思わぬ形でクオリティが数段跳ね上がってしまった表紙に恥じない内容にするためにも、まだほとんど真っ白の本文制作に全力投球していきます!

蛇足:気の早い話ですが、次号の表紙は…真剣に悩んでいます。もはや自分で描けるようなクオリティの世界ではありませんので…夏コミ終了後に公募とかある…かも?

 

 2005/06/19 (日)  「サンシャインクリエイション28」

本日は、池袋で開催されたサンシャインクリエイションに一般参加してきました。秋のサンクリからは、レヴォと同等規模のサークル数に拡大するようだし、ゲーマーズがかつて主催していたコミックキャッスルが復活するだとか、新たに込み区キャラクターズなるイベントが立ち上がるとか、ポストレヴォを巡る動きが活発化しているようですね。もっとも、サークルさんの総数がいきなり増えるわけでもないので、本命以外のイベントはいずれ自然に淘汰されていくと思いますが…オールジャンルの即売会はある程度の集客があってこそ始めて成り立つものですしね。(その反面教師がコミックメモリーズだったわけですが…えっ、まだ無くなってない?)

今回のサンクリは、A1,A23,Dの3館構成であるため、文化会館2階のDホールへの行き来は外周を大回りしなければならず、非常に面倒でした。レヴォのようにエロゾーンを隔離するならまだしも、中途半端に創作系やアニメ系も配置されていたため、私のように非エロ総合で動いている人間にとっては、攻略経路に重大な遅れを取ったため買えなかったコピー本がいくつかありました。4館開催が基本になれば、こういう理不尽な配置は多少は緩和されると願いたいのですが…

まずは、Leafやギャルゲー(一般)が集うA23ホールから攻略開始。例によって大手サークルの行列には目もくれず、お目当てのサークルさんにスケブアタックを開始。事前に入念な作戦を建てておき、本人不在や売り子が他にいないなどの要因で依頼が失敗した時のために、代替候補も3つまでリストアップ。それに、最近はGM研の活動が作家さんに知れ渡っていて、同時に即売会に高確率で出没する私の顔が割れていることもあって、以前よりは着実にご依頼しやすい状況になっていることも確かです。むしろ、ご依頼する方の私の度胸の成長の方が追い付けていないくらいです。

(詳しい途中経過については、後日アップします)

ちなみに、本日の購入冊数は64冊(友人からの頼まれモノを除く)でした。コピー本が多かったので金額的には驚くようなものではありませんが(当社比)、最近はコピー本とはいえ非常に出来がいいので侮れません。作家さんの日記とか読んでいると、本当に当日の朝に作り始めてこれだけのことが出来てしまうのか…と驚いてしまいます。家庭用のプリンタでも綺麗に表紙のカラー出力ふができる時代ですしねぇ…

さて、休息の刻は終わりぬ。心の栄養補給は完了しました。明日からは「今日買った本が読みたかったら、その日の作成ノルマを上げやがれ!」という人参作戦で本物の修羅場原稿モードに突入です!

 

 2005/06/18 (土)  「GM研通信vol.4制作日誌(13)」

やっぱり生きていたキラ…なんだかなぁ…それはさておき、謎の案件は着々と進行中です。ここに書いている時点で、新刊絡みのことだと言っているのも同然だったりもしますが。詳細は近日中に発表できるかと思います。

 

 2005/06/17 (金)  「蒸し暑いっすねぇ」

関東に越して来て2度目の6月ですが、梅雨ってこんなに雨ばかりのものなのでしょうか?私のがまだ田舎暮らしをしていたことは、水不足だのなんだの毎年のようにニュースで言っていたし、梅雨入り宣言が当たるの外れるだのの話ばかり聞いていたんですけど…昔からの梅雨というより、温暖化による熱帯性の湿度のような気もします。電気代節約の鬼である私でさえ、この湿度に耐えかねてエアコンのドライ運転をするくらいですから。もっとも、週のうち5日は終電近くまで会社にいるので関係有りませんが(ぐはっ)

 

 2005/06/16 (木)  「GM研通信vol.4制作日誌(12)」

貴重な休日で遅れている制作スケジュールを一気に挽回…したかったのですが、目をやってしまいまともにディスプレイを見れません。なんとか追加収録のレビュー1本と、作家さんへの連絡メールを書くのが精一杯でした…残された捻出可能な制作時間は100時間を切ってしまったというのに…むぅぅぅ

 

 2005/06/15 (水)  「?」

まだ自信を持って言える段階ではないのですが、思い掛けないお申し出を受けての企画が進行中です。詳しくは近日発表!

 

 2005/06/14 (火)  「温故知新」

何がキッカケだったのかサッカリ分かりませんが、ふと思い立って、GM研の過去の作品を引っ張り出して読んでみました。GM研が現在のレビュー本サークルとして同人活動を始めてからまだ1年半しか経っていないわけですが、過去の活動は更にマイナーだったので、当時の作品を知る人は案外多くないのかもしれません。というより、自分自身でさえどんな本を描いていたのか完全に忘却しかかっていました。他人が描いた同人誌なら5300冊以上が脳にインプットされているんですけどね(^^;

その中でも、レビュー本に切り替える直前に書いた創作小説「e-Angel」と、完成一歩手前で開発を無期凍結した恋愛SLG「トゥルーラブ・ダイアイリー」(の仕様書)は、普通に面白くてつい読みふけってしまいました。いくら自分が書いたことさえ忘れているとはいえ、当時は命がけで書いていた作品だったわけであり、内容的にもそれなりの水準には達していたのかな?と今なら冷静に分析しています。もっとも、次第に記憶が蘇ってくると直したい部分や恥ずかしくて穴があったら入りたいような未熟さ加減を痛感したりもしますが…

ちなみに、過去の活動本の在庫は作者保存分のみしかなく再販の予定もありません。

 

 2005/06/13 (月)  「GM研通信vol.4制作日誌(11)」

筆舌に尽くしがたい朝の京浜東北線の満員電車の中で、速攻で弁当を平らげて残りの休憩時間をフルに使って、帰りの電車で眠気を堪えながら…赤ボールペンで文章校正。睡眠時間を削ると仕事に響くので、同人誌作成という規定外の時間を捻出するためには、普段使うはずのない時間に強引に割り込ませるしかありません。時間そのものが増やせないなら密度を上げればいい。でも、この考え方には疲労という概念がないので…カタギのままでいたい人にはオススメしません。

新刊の表紙図案の作成に着手。サブタイトルの「空と海と雲と〜」をカラーイメージとすることは前々から決めていましたが、ずっと悩んでいるのが恒例となっているゲームキャラの模写イラストを使うかどうかです。「To Heart2」の委員長や、「雲のむこう、約束の場所」の佐由理や、「AIR」の観鈴など、描きたいキャラはいくつもあるのですが、もっと今回の収録論文のテーマを象徴的に現すもの…例えば、手をつないで海を見つめる少年と少女の後姿(AIRのラストカット風味)であるとか…うーん、どうしたものやら…

 

 2005/06/12 (日)  「GM研通信vol.4制作日誌(10)」

今回収録する同人誌レビュー恒例のアンケート企画への参加について、すべてのサークル様からご快諾をいただけました。これですべてのページとスケジュールが確定して、どのページを何日までに仕上げるのか逆算したカレンダーを作成。追加レビューの「NHKにようこそ」と「ハヤテのごとく」も予定に組み込み済み。早期入稿割引が使えるかどうかはギリギリの状態ですが、数少ない休日をフルに使って納得の行く出来に仕上げたいと思います。

 

 2005/06/11 (土)  「いい加減にしーど(SEED)」

…今週のガンダムSEEDはひどかった…さんざん前作の主人公をさんざん引っ張った挙句にこれですか?核爆発までやっといて「実は生きてました」なんて言い訳は絶対に許されないと思うんだけどなぁ…(陽電子砲の直撃でも生きているという男塾もびっくりの作品なので、やりかねないが…)シリーズの落とし前をどうつけるつもりなのやら…

 

 2005/06/10 (金)  「GM研通信vol.4制作日誌(9)」

書き下ろし企画「劇場版AIRかってに準備稿第4版」の原稿お越しを始める前に、劇場版パンフレットの第3稿の再点検を行いました。劇場版を観たその日のうちに第3稿を読んだので、行き場を失った想いとあいまって第3稿に感動してしていましたが、こうして時間をおいて分析してみると、この第3稿がボツになった理由が冷静に分かるようになってきました。いかに文字ベースの草稿とはいえ、その場面の本質を表現するにはくどいと感じてしまいます。200字詰原稿用紙で388枚あったというから、全体を通してみるとそのくどさは更にすごいことになっていたことでしょうね。しかし、これは、すごくもったいないことだと思います。パンフレットに収録されていた断片からうかがい知ることの出来る、DERAM編、SUMMER編、AIR編を無理なくクロスさせた意欲的な構成が、「家族」というテーマを強く打ち出そうとして空回りしてしまったことで、某巨匠の手によってまるごと変えられてしまったわけですから…

私が今書いている準備稿第4稿は、第3稿の主旨を拡大解釈したものになりますが、それは脚本家の中村誠氏の意図したものと同じだとは限りません。私は脚本家本人ではないし、劇場版AIRに関わったスタッフがどんな気持ちで第3稿をわざわざパンフレットに収録したのかも分かりません。ただ、今重要なのは、批評ではなく具体的な作品像をもって、失われた可能性があったことを風化させないことだと思うから…

 

 2005/06/09 (木)  「HAPPY READY GO?」

ネット界隈ではちょっとした話題になっていた(らしい)ネギまのCDをオリコン1位にしよう計画(うろおぼえ)ですが、どうもこういうノリには付いて行けないなぁ、と冷ややかに見てしまう私はひねくれ者なのだろうか?ネギまのアニメの出来は最悪だが、OPテーマを同じ曲で出席番号順のユニットで6ヶ月連続でリリースするのは企画として面白いと思うし、歌い手の実力に落差はあるものの「ハッピーマテリアル」も単純にいい曲だと思う。でも、だからといってオタク界だけの動きで一人が何枚もCDを買ってオリコンに載ったからといって、何になるのかと問いたい。ヒットチャートに載ることが曲の良し悪しの本質の指標としてはまったく役になっていない現状で、アニソンが1位をとったからといって一般層からの認識を改めるような紹介などできようもなく、「またオタクがキモイことをやって世間を騒がせている」くらいでさらっと流されてしまうのがオチだろう。電車男が大ヒットしたといっても、たかが50万部。ベストセラーというには物足りない数字といえるだろう。世間一般がオタク界発のヒットをどのように曲解しているかは、電車男の劇場版を見えば火を見るより明らかだろうに…

 

 2005/06/08 (水)  「・・・」

激務に追われる日々の中でも健康診断はオールA。意外と丈夫な身体に自分でも驚いていたのですが、着実に疲労は蓄積されていたようです。普通に椅子から立ち上がっただけで、ピキッと左足首のスジを痛めてしまいました。足首を曲げないようにしていないと痛みが走るので、普通に歩くことさえできません。特に階段の下りはきつくて、手すりを使って一段ずつ下りる始末…こんな調子でこの修羅場を乗り切れるのだろうか…

 

 2005/06/07 (火)  「GM研通信vol.4制作日誌(8)」

メモ代わりに使っていた携帯電話から、書き下ろし論文「オタク文化の限界点」のネタをパソコンに起こしていく作業をしていると…こんなこと書いて大丈夫なのだろうか?と身の危険を感じてしまいます。世はまさにアキバ系萌え産業が脚光を浴び追い風吹きまくりの中、冷徹にこのブームの終焉とこの産業が近い将来確実に直面する危機を考察するこの論文は、実体なき数字が示す「今」しか見えていない者や、興味半分でオタク文化を捉えている者には、決して理解できないものになるでしょうね。様々なモノを賭けて強い覚悟を持ってこの世界に身を置く者と、そこにある喜びを分ち合う術を理屈ではなく実感として知っている者には、どうしても伝えておきたいのです。それが、今の私に出来る唯一のことだから…

 

 2005/06/06 (月)  「GM研通信vol.4制作日誌(7)」

締め切りも確定したことだし、いよいよ本格的に本作りを開始。まずは本の設計図と言える台割りを作成。制作前には100Pに収まらないだろうと予想していたのですが、実際にページ割りをしてみる、むしろページが余るくらいで…?その原因は、思いのほか収録できるレビューの数が少なかったためです。単純なレビューの本数では、ネタを仕込む時間が3ヶ月しかなかったvol.3をも下回る結果に?!…今からレビューの増産を平行して進めるのは無理なので、今回は量よりも質!1つのレビューを掘り下げていく形にしたいと思います。それを含めると、書き下ろしは合計88Pか…ごふっ

 

 2005/06/05 (日)  「大航海遊び納め」

夏コミ新刊の原稿制作に専念するため、今日をもって大航海時代オンラインの遊び納めとすることにしました。詳しい航海日誌は冊子版に収録しますが、このまま長く遊んでいくには様々な面で限界を感じ始めていた時期だったことも確かであり、しばらく距離を置くのはむしろいいきっかけになるかも知れません。もっとも、遊んでなくても課金されてしまうオンラインゲームならではのジレンマもあるわけですが…復帰は早くて7月中旬になる見通しです。

 

 2005/06/04 (土)  「さあ、殺し合い(本作り)を始めようか」

↑月姫の名台詞からの引用

コミケ当選後もしばらくウダウダしておりましたが、本格的に本の制作に入ることにしました。完全にダメ元でご依頼してみたアンケート企画のお返事をいただけたこともあり、これで本が間に合いませんでしたとは絶対に言えませんからね。まずはページ割りから…うーん自殺的な書き下ろし数に眩暈がしそうです。締め切りは表紙が7/2、本文が7/13。割引なしの最終デットラインはカラーが7/11、本文が7/21。この期間で残された休日は12日間のみ。確保できる総制作時間は150時間未満…ごふっ

 

 2005/06/03 (金)  「どーにも始まらない」

日記がたまりまくってどーにもなりません。最近は疲れすぎていてパソコンの電源をつけることさえないことも…この日の帰宅後は、メシ!風呂!寝る!を30分以内にすべて終わらせていました。こんな調子で100Pオーバーの同人誌の執筆ができるんかいな?

 

 2005/06/02 (木)  「Little Flower レビュー」

同人誌レビューに「Little Flower」のレビューを追加しました。

シャーリー同人誌で御馴染み(?)のサークル「花楠(かなん)」さんの「Little Flower」シリーズのレビューをアップしました。通常、同人誌レビューは画像の使用許諾申請をいただいてから2,3日中に書き上げていたのですが、今回は1週間もかかってしまいました。筆舌に尽くしがたい激務続きで執筆時間がまったく確保できなかったというのもありますが、今回のレビューの主旨でもある「好きすぎる作品ならではの難しさ」も少なからずあったと思います。GM研のレビューは画力であるとかネタであるとか、作品の表層的なものだけを評価したり解説することなく、その作品の根底にある背景や込められた思いを読者として感じ、分かりやすい言葉で伝えることをモットーとしています。特に同人誌はレビューで紹介しても手に入れられる時期と環境が限られています。だからこそ、伝えるべきは作品単体の技術論ではなく、原作となった一次創作に対する作者と読者の感じている目には見えにくい「何か」なのだと思います。それが何なのか、私にはまだ上手く説明することはできませんが、いつかその境地に辿り着けるように、良質な作品のご紹介を続けていきたいと思います。

 

 2005/06/01 (水)  「GM研通信vol.4制作日誌(6)」

連日の激務で日記の更新もままならない状態ですが、朗報が入りましたのでお伝えします。
夏コミ当選しました! 配置は「1日目:西2ホール:す-38b」です。

…年に2回の地獄への片道切符ですが、今回こそ戻って来れないかも…
詳しくはまた後日。今は何でもいいから眠らせて下さい…