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 2004/06/30 (水)  「バイオリズムはまだ、カーブの底どん底ね」

ピンチの後にはチャンスあり、と昨日の日記で書いたばかりですが、まだまだ運気のバイオリズムは底を脱していなかったようです。仕事から帰ってくると、自転車の後輪がパンクしていたので、家まで押して帰る破目に…しかも、またしても今月も家賃の口座引き落としに失敗しやがるし…ちなみに、表題の元ネタはシスプリの曲からです。咄嗟にこんな痛いネタを思い浮かべてしまうあたりに、自分の業の深さを思い知ってみたり。ギャグをかませるうちは、まだ大丈夫?

眠気を堪えて、ひらすら原稿の微修正。ここが踏ん張りどころなのだが…自分にプレッシャーをかけすぎて頭痛がしてきました。これが生みの苦しみか…

 

 2004/06/29 (火)  「禍福はあざなえる縄の如し」

ここ数日、嫌なことばかり続いていましたが、人生というやつは上手く出来ているもので、ピンチの後にはチャンスあり。本日、とても嬉しいお誘いをいただきました。私から原稿(アンケート企画)をお願いすることはあっても、何か頼まれることなんてないだろうと思っていたので、ある意味すごいプレシャーでもあったりするわけですが…これはファン冥利に尽きる大仕事ですので、ここはひとつ気合を入れて、喜んでご協力させていただきますとも!(以上、私信でした)

週刊GM研の編集作業が、かなりしんどくなってきました。1日発行を延期した挙句に、今週号はニュースもコラムもお休みで、ミニレビュー3本のみ。なんとも寂しい誌面になってしまいました。フル規格で書くとなると2時間以上かかってしまうし、それ以上に精神的な疲労も大きいので、編集作業の後に夏コミの原稿に取りかかる余力が無くなってしまうんですよ。かといって、ドリマガやファミ通などの時事ネタを、そのままスルーするのはもっと気持ちが悪いし、こういう定常更新は一度でもサボってしまうと、どんどん身体も頭も鈍ってしまいますからね…

GM研通信vol.2の製作は、7月12日の入稿に向けていよいよラストスパートに入ります。書き下ろし記事「同人誌即売会の歩き方」は、興が乗って初稿を書き過ぎて予定の2倍のサイズになってしまい、ページ割りを急遽変更することになりましたが、全体のページ数は変わらないので、ちょっと楽になりました。あとひとつ書き下ろしの「マリみて考察学」さえ上がれば、後は推敲と校正とデザインワークを残すのみ。でも、そこが一番神経を使うし数字が読めない部分でもあるわけですが…

 

 2004/06/28 (月)  「嫌な事は重なるものだ」

昨夜放送された「せんせいのお時間」の最終回のタイマー録画に失敗しました(苦悶)。チャンネルも放送時間も間違いはなかったのに、今週に限って30分2本立ての1時間放送だったとは…ラテ欄(ラジオテレビ欄)に(終)のマークがあったから、録画できていた第12話を観て「ふーん、終わりらしくない終わり方だなぁ。第二期放送を狙っているのかな?」と思っていたら、エンディング後に「まだまだ続くよ」とのメッセージが。そして、第13話のオープニングが始まったところでタイマー録画が終了…原作のファンだしアニメの出来も良かったから、いずれDVDシリーズが出たら買うつもりだった、というのがせめてもの救いですが…昨日に続いて、またしても自分のミスでストレスを溜めてしまう結果になってしまいました。

またしてもホームページのカウンタのログが吹っ飛びました。6月20日に90,000ヒットを迎えたばかりだったので、日次集計の記録から累計を推算するのは比較的楽でしたが、こうも誤動作が多いと不安になります。レンタルサーバーの仕様によりwebキャッシュが解放されないため、与えられている容量が変わらないのにどんどん重くなっていくことに原因があるのではないだろうか…最近はもっと安いレンタルサーバーは他にいくつもあるし、いっそのことブログ化してしまうという手段(て)もある。でも、ドメインの代行サービスの継続を考慮すると、現状の体制を急に変えることはできません。ただでさえ、夏コミの原稿でヒィヒィ言ってる状態ですしねぇ…当分の間は、レビューのリンク解析ログの個数を削減して容量を節約しながらしのぐしかないようです。

 

 2004/06/27 (日)  「とっても嫌な日曜日」

今日は天下の日曜日。でもサービス業の私は今日も出勤なり。このサイクルにも慣れて来たので、もうあんまり気にならなくなってきたのですが、今日は嫌なことばかりがやたらと目に付く日でした。朝の通勤電車で原稿の校正作業をしていると、若い母親が自分の娘を「どうしてテストで、もっといい点が取れないの!」と、強い口調で一方的になじる会話が聞こえてきました。「なんでこんな簡単な問題が出来ないの?近所の○○ちゃんも××ちゃんもいい点取ったって自慢してるじゃない。お母さん恥ずかしいわ。黙ってないでなんとか言いなさいよ!」。…いや、おばはん、人前で子供に恥をかかせているアンタの方が、よっほど恥ずかしいよ、人として。聞き耳を立てているけど皆目を逸らせて他人のフリを決め込んだ車内の雰囲気に、私はさらにイライラしました。関西だったらこんなことはない。絶対にない。他人だろうと遠慮なんてしないで「アカンもんはアカン」と言うだろう。約4年の関西生活でもまったく関西弁に染まらなかった私でしたが、本質はかなり感化されていたみたいですね。今まさに抗議のために立ち上がろうとした時、その親子はその駅で降りてしまいました。…振り上げたこの拳をどうしろと?不完全燃焼でムカムカだけが残ってしまいました。

嫌な事は重なるものです。仕事帰りに秋葉原に寄った時のこと。今週発売のドリマガを捜し歩くも、ソフマップでは扱っていなかったし、ポイントカードの組み合わせでアニメイトで買おうとしたら夜7時で閉店しているし、メロンブックスにはファミ通さえない体たらくだし…仕方なく、とらのあなでドリマガを購入。些少だけどポイントもつくしまぁいいや…と思っていたら、会計前にポイントカードを渡すのを忘れてしまいました。あれ?おかしいなぁ…いつもなら、鬱陶しいくらいマニュアルどおり「ポイントカードはお持ちですか?」と聞いて来るから、出し忘れなんてありえないのに…あのバイト、言い忘れやがったな!いや、もちろん規約上の非は私にあるんでしょうけど、私ほどのヘビーユーザーでさえ疲れていたり油断したりすると忘れてしまう、ミスが多発する事項だからこそ、面倒でも会計前にレジ担当が毎回聞くように規則化したんじゃないのか?聞かない事で煩わしさを軽減するのがサービスだとでも思っているのか?それは違うだろう!レジのシステム上の仕様だからそうしなければならない、と言っているわけではない。すべてはお客さんを不快にさせないために必要なことなのです。少なくとも、私は今日とても不快な思いをしました。あのレジ担当のレジでは二度と買い物をしたくありません。確かにとらのあなは秋葉原ではナンバー1かもしれないが、オンリー1ではない。他店の選択肢はいくらでもある、という事を忘れてはいけないのです。

 

 2004/06/26 (土)  「フリーズ!」

慣れない肉体労働(?)で疲れ果てて帰宅して、眠りを欲する肉体と精神に鞭打って、夏コミ原稿に取り掛かろうとしていたら…突然、パソコンがフリーズしてしまいました。ハードディスクがアクセスしっぱなしのビジー状態がいつまで経っても解除されず、あらゆるキー操作を受け付けない。仕方なくリセットボタンで再起動してみると、ディスクスキャン後に起動してから数分で、またフリーズしてしまいます。まさか、ウイルスが侵入したのか?最近話題の、「サイトを見ただけで感染する」タイプのスパイウェア型ウイルスに感染して、コントロールを乗っ取られたのか??夏コミの原稿は一体どうなってしまうんだぁぁぁ!!ここ2ヶ月以上、まったくバックアップを取っていなかったというのに…

そこで、LANケーブルを引っこ抜いた状態でウイルススキャンを実行。ついでに、セキュリティ会社が提供している最新のスパイウェア検知ツールも試してみるも…ウイルスは発見できず。となると、問題はWindowsかHDDということになります。HDDが壊れてしまったら手も足も出ないけど、今回の問題はWindowsにあると予想されます。そこで、重要な原稿やメールのデータバックアップを行った上で、ノートンのメンテナンスツールのフルコース(問題検知、ディスクドクター、最適化(デブラグ))を実行しました。2時間以上かかりましたが、おかげで何の問題もなかったかのように見事に安定状態に戻ってくれました。た、助かった…本当に原稿データが飛んでいたら、切腹ものでしたよ。メールの状態のまま保管してあるゲスト様の原稿もろとも吹っ飛んでいたかもしれないのですから…これからは、せめて週に1回はバックアップを取るように気をつけることにしましょう。

 

 2004/06/25 (金)  「地獄と天国」

今週もやってきました金曜満員電車(苦)。私にとって一週間でもっとも憂鬱な日、それは金曜日なのです。身動きが取れないほどの満員電車では、朝の日課となっている原稿の校正さえできません。しかも、昨夜シャワーを浴びた時「やけに泡立ちの悪いボーディーソープだなぁ」と思っていたら、シャンプーの詰め替え液を間違えて入れていたことが判明。肌がベトベトするのは湿度のせいだけではなかったらしい。しかも、今日の仕事はジーパンでずっと立ち仕事でフロアを歩き回っていたので、急性の痔が再発してしまうわで…踏んだり蹴ったりです。その上、帰宅時には雨に降られるし…

こんなイライラした状態ではまともな原稿も書けないので、思い切ってエアコンを稼動させることにしました。試しにドライ運転してみたら…なんてこったい!完全に別世界じゃあーりませんか!感動的に快適です。いつも会社の寒いくらい効きすぎたエアコンに辟易していたけど、自分で身銭を切って使うエアコンというものは、こんなにもありがたいものだったのですね…高い電気代を覚悟の上でエアコンを稼動させたんだから、原稿を書かないわけにはいきませんね。ケツが痛くて座れない情けない姿勢でキーボードを叩き続ける様は…冷静に考えるとかなり不気味ですけど…

 

 2004/06/24 (木)  「秋葉原買出し紀行6」

実に20日ぶりとなる秋葉原買出し紀行。この間も何度も秋葉原には足を運んでいたのですが、主目的が私財の売却であったり金欠で衝動買いする余地も無かったりで、取り立てて日記で書くほどのネタにはならなかったのですが、今週は予約していた商材の発売日が重なってしまったため、大量のブツを購入することになりました。本日の購入リストは以下の通りです。

Memories Off 〜それから〜(限定版)
月は東へ日は西へ(DC版)
トリコロ イメージアルバム
げんしけん(4)
かってに改蔵(25)
美鳥の日々(7)
こち亀(140)
REC(2)花見沢Q太郎
ゲキトウ(1)島本和彦
CLANNADアンソロジーコミック(eb!)
君が望む永遠DVD(5)
Wind -a breath of heart- DVD(1)
新刊同人誌14冊
中古同人誌3冊

金欠だと何度も書いているのに、こんな大量のブツを買うお金がどこにあるんだ!?とツッコミが入りそうですが、実は現金での支払いはほとんどないんですよ。ソフマップの貯め込んだポイントを駆使して、カード決済も駆使して、余っていた図書券も駆使しました。どうしても現金で払わなくてはならない部分については、新たに売却した私財(CD10枚)で補填して、現金出費ゼロを達成。もっとも、支払いを先延ばしにしているだけなので、金が無い事に変わりが無いことは忘れてはならないのですが…

予約特典欲しさに「メモオフ」と「はにはに」は買ったけど未開封のまま封印指定。「ゼノサーガ2」はラオックスに限定版の予約をしていたけど、予約特典のダイジェストDVDをヤフオクで800円(送料込み)で入手できる算段が付いたのでキャンセルしました。ソフマップで「サカつく04」のルピー10%還元セールにちょっと心が動いけど、なんとか自重しました。なぜか小錦がイメージキャラクターになっている、秋葉原電気街祭りのスクラッチカードを4枚もらい、うち2枚で300円引きが当たりました。買い物の値引きにしか使えないのが、今の私にはちょっと辛いところですが…

美鳥の日々、ルーシィの潔い去り際にぐっと来るものがありました。ラストの綾瀬さんの告白シーンでの表情も「おおっ!」と唸らせるものがあったし…というように、心の栄養もバッチリ補給してリフレッシュできたことだし、これで心置きなく戦い(原稿)に集中できます。さあ、明日は早番で6時45分起きだけでど、今夜はもうちょっとだけハッスルしてみますか…

 

 2004/06/23 (水)  「体はペンで出来ている」

体はペンで出来ている。
血潮はインクで、心は消しカス。幾たびの修羅場を越えて不眠。
ただの一度も原稿を落とすことはなく、堅気の者にはただの一度も理解されない。
彼の者は常に一人ペンの丘で自分に酔う。
故に、生涯に意味はなく、
その体は、きっとペンで出来ていた…

「Fate」の名フレーズを現在の心境に置き換えてみましたが、あまり面白いものにはなりませんでしたね。冷静になって読み返してみると、リアルすぎてへこみます。しかし、ここでブルーになっていても、この無限の原稿地獄(アンリミテッド・コミック・ワークス)はいつまで経っても終わりません。今はただひたすらに、寸暇を惜しんで書き続けるしかありません。朝晩の満員電車でも立ったまま原稿の赤ペンチェックをして、お昼休みも速攻で弁当を平らげて原稿チェック。家に帰れば書き下ろしと赤ペンチェックの反映と次バージョンの印刷…このサイクルの生活があと20日ほど続きます。泣き言は終わってからいくらでも聞いてやる!他人の理解を求める前に、まずは自分自身を納得させてみやがれ!そうなって初めて、言葉も想いも全部、残さず伝えられるのだから、きっと…

 

 2004/06/22 (火)  「だいやくしん」

「GM研通信vol.2」の書き下ろし記事として、今回もレビューのアクセス集計結果を載せるため、アクセス集計データをぼーっと眺めていると、「School Rumble」が一気に急上昇しているではあーりませんかっ!6月の始めに集計をした時には、739票(94位)だったのに、アニメ化が正式に発表されるやいなや、わずか半月で1438票(58位)に倍増急上昇!リンク元の解析結果を見てみると、最もアクセスが多かったYahooからのリンクでは、255969件中の3番目にGM研レビューがランクされていました。1番目と2番目がAmazonだから、事実上民間(?)ではナンバー1と認識されているということになります。アニメ化効果ってすごいなぁ…

現在の休日のローテーションから算出した、原稿の締め切り日が決定しました。表紙の入稿が7/1、本文の入稿が7/12です。表紙はすでに出来ているので早期入稿に問題はないのですが、問題は本文です。週2回の休日に短期集中型の執筆では、どう考えても製作時間が足りません。これからは多少の無茶をしてでも挽回しなければ…

 

 2004/06/21 (月)  「熱帯やっ!」

台風6号の影響で今夜の埼玉は熱帯夜です。あまりの蒸し暑さにパジャマさえ着れず、パンツ一丁にタオルケット、という完全夏装備でも寝苦しい。おかげで折角の休日なのに原稿が進まないったらありゃしない!テーブルに置いた腕がベトつくし、お尻が汗ばんで気持ち悪く、同じ姿勢でキーボードを打ち続けることが出来ないのです。こんな状態では集中力のある文章なんて書けませんよ!今日中に書き下ろし企画「同人誌即売会の歩き方」の初稿を完成させようと思っていたのになぁ…進捗率にして約3%の遅れを出してしまいました。今度こそ誤植ゼロを実現するためにも、最終の文章校正フェーズに少しでも余裕を持たせておきたかったのだが…されど、クーラーを稼動させるような経済的な余裕も無い。ちなみに、明日の埼玉の予想最高気温は37℃だという…昼間は会社で寒いくらいクーラーが効いているからいいんだけどね…

そんな苦しい中、郵便局で5月分の国民年金を振り込み、銀行でレンタルサーバーの利用料を振り込む。想定外の出費に財布はかなりピンチです。主婦に混じってスーパーのレジの行列に並んで、85円のキャベツを買いました。原稿の唯一の楽しみだったプリンも我慢しました。明日からも昼飯は手作り弁当です。飲み物は無料で汲んで来たミネラルウォーターのみです。とうとう、我が家のエンゲル係数は10%を切りました。それでも、成し遂げたい目標があるから、どんな我慢だって出来るのです!

 

 2004/06/20 (日)  「通算90,000ヒット達成!」

GM研は、本日、通算90,000ヒットを達成しました。80,000ヒット達成から約一ヵ月半での達成は、7万→8万には二ヶ月半近く掛かっていたわけだから、これは相当なスピードアップですよ。4月までは120ヒット前後で変化のなかった1日平均のアクセスは、5月には平均192ヒットに、6月の集計はまだ途中ですが、今日現在までの平均で223ヒットというように、着実に数字を伸ばしてきています。好調の要因として考えられるのは、やはり、5月のリニューアル時に実行した所長日記のHTML化でしょうね。それ以前の所長日記は、CGIプログラムからテキストファイルを呼び出していたので、テキストの中身が検索エンジンに引っ掛からなかったのです。しかし、テキストのみで2MBを越える最大のコンテンツを活用しないのは、あまりにも勿体無いですからね。読者の反応があるから毎日書き続ける意欲が湧くし、誰かが読んでくれる事を前提にしているからこそ質の高い文章を書こうと思えるわけです。「女性は視られて綺麗になる」という言葉と同じようなものなのかも知れませんね。

また、「Fate」と「CLANNAD」の2本の渾身レビューが諸方面で好評をいただけて、GM研のレビューそのものの信頼度を向上させることができたことも、常連読者の増加につながったと言えます。のた打ち回りながら、ゲームの名場面を思い出してなきながら、ネタバレの取り扱いに頭を捻りながら、苦労して書いた甲斐があったというものです。でも、この2本にあまりにも力を入れすぎてしまったので、燃え尽き症候群に掛かってしまって、しばらくの間は他のゲーム(特にギャルゲー)をやる気力が出てきそうにありません。もっとも、今は夏コミ原稿でそれどころではないので、ちょうどいい冷却期間になっていますけどね。夏の原稿が終わったら、すぐさま冬の新刊のためのネタ仕込みに入らなければならないので、その時が来れば四の五の言わずにゲームをやってると思いますけど…

このままのペースが続けば、大台の10万ヒットの達成は、少し前に算出した「夏コミ前」の予想を上回り、7月末に達成できる見込みとなりました。10万ヒット時には何らかの形で記念企画を行いたいと思います。

 

 2004/06/19 (土)  「またやってもうた…」

ここ何年も使っていなかった魔術回路(電話応対)を焼き切れるくらい酷使して、ヘトヘトに疲れ果てて帰宅してみると、「鋼の錬金術師」と「爆笑問題のバク天」の予約録画に失敗していて、かなりへこみました。関西在住時のクセが抜けず、4チャンネルと6チャンネルを間違えてしまったのです(関西では、日テレ系の読売テレビは10ch、TBS系の毎日放送は4ch、テレ朝系のABCは6chなのです)。完全に私のミスなので、怒りをぶつけることもできず…もっとも、最近のハガレンアニメは、なんか妙な方向に突っ走りつつあるので、観なくても死にはしませんけど…「太田光の一度はやってみたかった」では、今週はどんな強引なやり方でドカベン4コマにつなげるのか…見たかったなぁ…

昨日の日記で紹介した、虎の穴10周年記念10万円福袋ですが、どうやら売れたらしいです。アキバBlogの取材によると、店内には見つからなかったと書いてありましたが、私が現物を見に行った金曜日までは確かにありました。ということは、「売れた」ということなのでしょう。世の中にはとてつもないチャレンジーがいたものですねぇ…限定1個の商品なので補充とかはないみたいですが、中身の目録だけはショーケースに貼ってあるので、興味のある方は合計金額の推算でもしてみましょう。

 

 2004/06/18 (金)  「ラッシュあわわ」

新しい職場には、早番(11時から)と遅番(9時から)の2つの勤務ローテーションがあるわけですが、私はとりあえず火・水が遅番、金・土・日が早番ということになっています。こうなると、一番しんどくなるのは一般のサラリーマンの通勤ラッシュにぶつかってしまう金曜日、ということになります。案の定、京浜東北線は凄まじい満員電車に…とてもじゃないけど、電車の中で夏コミ原稿の赤ペン添削をする余地もありませぬ。土・日は同じ時間帯でも、もう少しマシになると思いますが…

会社帰りに秋葉原に寄って、「虎の穴10周年記念10万円福袋」を見に行ってみました。10万円分の本が入っているお得な福袋、という意味ではなく、福袋の価格が10万円なので間違えないで下さいね(正確には、消費税込みで10万5千円)。いくらオタクの聖地:秋葉原と言えども、この価格に挑む勇者はまだ現れていないらしく、売り出されて2日目なのにまだ売れ残っていました。在庫を何個用意しているのかは不明ですが…ただでさえ金欠の私には当然の如く手の出ない品ですが、中身のリストがショーケースに張ってあったので、リストにざっと目を通してみましたが…たしかに、10万円分くらいの市場評価額はあるラインナップですが、100%手に入らないほどレアな逸品があるわけでもない、というのが難点です。10万円の福袋に10万円ぶんの本を入れてどないすんねん、とツッコミも入れておきましょう。当たり外れはあっても、価格の2倍3倍ぶち込んで当たり前というのが、福袋の醍醐味なんだけどなぁ…

夏コミ計画、いろいろと軌道修正が必要になりそうです。資金難と書店受注のバランスで部数の調整が難航しているため、書店での委託販売は大幅に遅れる事になるかも知れません(9月以降になるかも)。むー

 

 2004/06/17 (木)  「しばらくお休みは月・木です」

社会人生活復帰2日目はいきなり休日。かなり意気込んで仕事に向かう心積もりをしていたので、少々戸惑いもありましたが、このローテーションに慣れるしかないので、それ相応の休日の過ごし方を模索する事にしました。まずは、通勤経路に秋葉原があることをいい事に、定期券で秋葉原に行って「スクールランブル5」「ネギま6」を購入。同時に、再びCDを10枚売却して約5千円をゲットして、いそいそと退散。いつでも秋葉原に来れると思うと、あんまりお金を使う気がしないのが不思議なものです。もっとも、今は使うお金がないというのが現実問題なんですけどね。

ホームタウンの川口市に帰って来てから、食料品などの買い物を済ませる。何しろ、いままでの無職生活のように毎日スーパーを廻って激安商品を追い求めるなんて芸当はできなくなるから、多少値は張っても必要な時に必要なものを買わざるを得ない。たまの休みの日に先読みして買いだめしておく必要もある。ついでに、100円ショップで弁当箱を購入。明日から会社での昼食は手作り弁当です!…こんなことを書くと、私は料理のできる人のように思われそうですが、実際には我が家には砂糖も塩もありません。冷凍食品をレンジでチンして、型押しでおにぎりを作り、レタスとトマトをテキトーにぶち込んで、オマケにスクランブルエッグをつけるくらいですかね…レパートリーなんてものはないので、冷凍食品のローテーションに変化をつけるくらいしか出来ません。でも、冷凍食品もひじきやきんぴらを使っていたりで、意外と栄養のバランスは考えられています。コスト的には200円くらい掛かるでしょうけど…ケチり過ぎて身体を壊したら元も子もありませんしね。当分の間、我が家の家計の生命線は、水曜日のイトーヨーカドーの冷凍食品全品半額に掛かっていると言っても過言ではありません。

毎日「GM研通信vol.2」の製作進捗度数を見ている方は、今日だけでいきなり10%も進行したことに驚いたかもしれませんが、これは書き下ろし特集の「FateとCLANNAD クオリティがゲームの構造を超えた瞬間」の初稿を一気に完成させたからです。まだデザインの方が上がっていないので、文量の調整で今後も修正が必要ですが、ひとつ大きな山は超えました。やはり、仕事のある日とない日のメリハリがあると、集中して原稿を書けるものですね。「休みの今日やらないでいつやるのか!」というプレッシャーがあると、うっかり東風荘で勝つまで麻雀をしてしまったり、手元の漫画に手が伸びて興が乗って全巻を読み返したり、昼寝の誘惑に負けたりしませんからね。さぁ、明日からは、またしっかり稼ぎまっしょい!

 

 2004/06/16 (水)  「業務開始!」

2ヵ月半の無職生活を終えて、今日から真っ当な社会人に復帰です!…といっても、朝11時が始業なので満員電車に鉢合わせることもなく、初日は手続きとオフィスの案内と会社資料に目を通すだけで終わってしまい、しかも、いきなり明日は休みです(笑)しばらくの間は、教育担当の人に合わせたローテーションになったので、休日は月・木ということになったからです。どうやら、当分の間は即売会には行けそうにありません。(私がこれからやろうしているのは、そういう即売会に行けない人たちのためのインフラを整備する仕事なんだから、悔いはありませんけどね)。

ここで、緊急募集!即売会に行くついでに本の買出しを頼まれてやろうか?という奇特な方を募集します。ミッションの難易度によって相応の手数料をプラスして成功報酬をお支払いいたします。何時間もかけて大手に並んで転売なんかするより、確実に小金を稼げますよ。当面の募集は、6/20の「サンクリ24」と、6/27の「まほろけっとファイナル」の2つだけです。いずれも定員1名で、定員に達し次第募集を終了します。サンクリについてはかなり緊急なので、ご応募はお早めに〜(ダメ元なので言ってみただけなので、あまり期待はしてませんけど)

 

 2004/06/15 (火)  「近鉄・オリックス球団合併問題」

唐突に発表された、近鉄とオリックスの今シーズン終了後の球団合併が合意に達したとの報道に…年配のゲーマーは、初代ファミスタの「レールウェイズ(阪急&南海)」を思い出した方も多いのではないでしょうか? しかし、現実問題としては笑い事ではありません。本当に合併となれば、支配下登録選手の約半数が路頭に迷うことになるし、パリーグが5チームになると試合がない1球団が毎日できてしまい、試合消化のスケジュールが崩壊してしまいます。いつものように、ナベツネが激怒して反対するかと思いきや、「オーナー会議でオーナーの皆さんの意見を聴きたい」としれっと不気味な発言。かねてから1リーグ制必要論を唱えてきたナベツネにとって、これは千載一遇の機会なのでしょう。火付け役が仇敵のオリックス宮内オーナーだというのがチト気に食わないだけで。だが、いずれ1リーグ制になるにしても、球団数は偶数であることが大前提になるのは間違いない。合併が承認されるとすれば、新たに1球団増やすことは考えにくい。ならば、整理の対象になる球団は…言わずとも限られてくるでしょう。青息吐息でいつでも身売りしたがっているダイエーを、巨人が吸収合併…なんてドアホウなシナリオでさえ完全に否定できないのが、一寸先も読めない現在の状況の恐ろしさです。しかし、オーナー会議で「はいそうですか」と承認されれば、地元ファンの気持ちとは関係なく合併に動くというのは…相当な反発が予想されます。この問題の行く末を注意深く見守っていきましょう。

 

 2004/06/14 (月)  「表紙完成!」

木曜日に描いた渚とセイバーのイラストを表紙のレイヤーに配置して、文字デザインなどの細部を詰めて、早くも「GM研通信vol.2 創刊Re・ACT」の表紙が完成しました! 前回の表紙の「イロイロやった割に、かえって見にくくなった」という反省を踏まえて、今回は出来る限りシンプルに、かつ文字の読みやすさを最優先にした配色と配置にこだわってみました。渚とセイバーの2点のイラストも想像以上に人目を引く効果があり、描いた本人でさえ暇があるとついつい表紙のサンプルを印刷した紙を何度も見て、ニヤニヤしてしまいます。本来なら、今すぐにでもサンプルをHP上に公開したいところですが、まだゲスト様のアンケート企画への参加状況が確定していない段階ですし、肝心の各コーナーの製作にまだ着手していない現状では、まだ公開というわけには行きません。全体の作業進行度はまだまだ17%。本文20%OFFの締切まであとちょうど1ヶ月。業務開始まで残されたあと数日、どこまで書き下ろしコーナーの土台作りができるかどうか、ここからが正念場です。

と言ったそばから、超深夜or超早朝のEURO2004生中継を観てる場合じゃないだろう。でも、録画で観るサッカーほどつまらないものはないからなぁ…今朝の「フランスvsイングランド」これだけは是が非でも生中継で観なければっ!今夜はF1中継もあるんでしたね…眠れぬ夜でテンションを上げて、原稿に勢いがつく…かも?

追記:「フランスvsイングランド」
さすがに夜更かしは辛いので超早起きしてEURO2004「フランスvsイングランド」の中継をテレビ観戦していたのですが…サッカーって怖いゲームだなぁ…と痛感させられた一戦でした。完璧にフランスの攻撃を跳ね返し続けていたイングランドの堅牢な守備が、この試合でたった一度与えてしまったゴール正面でのフリーキックをきかっけにして、ロスタイム3分で立て続けに2点を奪われての大逆転劇…すさまじいドラマでした。決めるべきところで決めてしまうジダンは、やはり掛け値なしのスーパースターなのですねぇ…うう、急に「サカつく04」がやりたくなってしまったぞい…

 

 2004/06/13 (日)  「週刊GM研増刊号」

今週の週刊GM研は、あまりにもネタが少なすぎるため、レギュラー発行を見合わせて、週刊ファミ通のミニレビューのみを掲載することにしました。

 【週刊ファミ通 6月25日号(vol.810)】 エンターブレイン 
 週刊GM研vol.108のコラムでも採り上げた「トゥルーファンタジーライブオンライン(以下、TFLO)」の開発中止についてですが、ファミ通エクスプレスで開発元のレベルファイブの日野社長がより詳しい開発中止の真相を語っています。他のタイトル(ドラクエ8)の開発に比重を置くためでは?という憶測を否定した上で、「TFLO」の世界が持つ魅力を世に送り出すことは絶対に諦めない、と明言しています。これはまだ公式には発表されていない情報ですが、ソニー絡みのRPG新作タイトルの開発が進んでいるらしく、それがオンラインRPGである可能性も無きにしも非ず。いずれにせよ、マイクロソフトの日本戦略が破綻したことには変わりはないんですけどね。

 PSPとNDSの徹底比較特集が非常に興味深かった。ゲーム機の実寸をそのまま誌面で紹介しているのも面白かったし、E3会場に集まったゲーム業界関係者を対象にした、PSP VS NDS徹底比較アンケートも面白かった。日本人の52%がNDSを支持し、PSP支持は25%に止まったのに対して、アメリカ人は反対に60%がPSPを支持し、NDS支持は18%に止まる、というように対照的な結果が出ました。新しいゲームの切り口に期待を寄せる日本人と、ゲーム性よりも映像の美麗さを求めるアメリカ人、というゲーム文化の相違が顕著に出ている結果だと思います。でも、今の日本の大手ゲームメーカーの多くが、そういう嗜好を持った北米市場を強く意識したゲーム作りをしているのですから…国内市場に元気がなくなるのも至極当然の結果なのかも知れませんね。ゲームアナリスト:平林久和さんの「PSPはアクセサリ」「ターゲットが違うから潰し合いにはならない」という分析にも激しく同意。でも、少なくとも私は、PSPのむき出しの液晶を首にぶら下げたいとは思いませんけどね(折りたたみ型の携帯電話が異常に好きな日本人の平均的な心理)。

 

 2004/06/12 (土)  「3年B組金策先生!」

金策のため、手提げ袋一杯にアレコレ詰め込んで、午後から池袋入り。お目当ては同人系リサイクルショップ「らしんばん」。今日が改装リニューアルオープン日ということでしたが、今の私には「衝動買い」という選択肢はありません。目的は「売り」のみ!(ちなみに、「らしんばん」は秋葉原にはありません)。怒涛のテレカ50枚と、その他声優・ゲーム系CDを10枚。今まで溜め込んできた私財(のほんの一部)を容赦なく売り飛ばしました。しかも、査定に納得できないブツは隣のK-BOOKSと比較して高額査定を引き出すという徹底ぶり。おかげで、約25,000円の現金に換えることができました。K-BOOKSのアニメ館では、意外と買取してくれる店が少ないポスター買取もやっているようなので、今度ポスターラックを持参して売却してみることにしよう。1枚50円だとしても、100枚あれば5,000円ですから。

その後、秋葉原に移動してソフマップにゲームを売り飛ばす。未開封のゲームもあったりして、我ながら過去いかに金の使い方が荒かったか痛感させられます。すべて新品で買ったものだったから、初期費用と比べれば買取価格は見るも無残に買い叩かれましたけど…それでも、11本売って買取チケット+CLUB-S特典で18%UPして約22,000をポイントでゲット。これで、6月末の「はにはに」「メモオフ」「君望ファンディスク」は、ポイントだけでなんとか払えそうです。「ゼノサーガU」「サカつく」「金八先生」の3本はスルーして中古待ち確定。その他DVDなどはカード決済にすれば支払いは8月末だから…ギリギリなんとかなるでしょう。まったくもって、貯金というやつは出来る時にやっておくもんですねぇ…(後悔先に立たず)

 

 2004/06/11 (金)  「節約生活の効果は?」

再就職は決まったものの、締め日の関係上、初給料が入ってくるのは7月末なので、生活が苦しいことには変わりはありません。そんな中でも、一か月分の通勤定期などの、仕事開始に必要な経費は削りようがありません。そこで、もっぱら削る対象は食費となりますが、すでに健康的な食生活の限界まで切り詰めているので、これ以上やると身体を壊してかえって医療費が高くつきます。そこで、日頃から節約を心がけて公共料金を少しでも減らそうと努力しているのですが、その成果は目に見えて現れました。

まず、何も節電しなかった入居初月の電気代は「4,929円」でしたが、使わないコンセントを抜いて待機電力をカットした先月は「3,727円」。実に1,200円近くもの節約に成功しました!意外と大電力を消費していたのは、電源を落とした後のパソコンのマルチタップと、Yahoo!BBモデムのACアダプタ。意外なところでは、炊飯器の保温より電子レンジを使った方が電気代が安いということ。電子レンジは数分、炊飯器の保温は夜→翌昼で約17時間だから、よく考えれば当然のことなのですが。

ガス料金は初月が「2,760円」でしたが、煮沸中のガスの火力を絞った今月は「2,590円」で、170円の節約に成功しました!しかし、水道代は…初月も今月も1,512円でまったく変化なし。というのも、これは基本料金の範囲しか使っていないから、これ以上節約のやりようがないのです。こっちに越してきてからというものシャワーばかりで、一度も浴槽にお湯を貯めたことがないのだから、すでに最強の節約法を実行しているということですね。水道代を気にせず日本人らしい入浴ができるようになるのが、極貧生活の終わりの目安なのかもしれませんね。

 

 2004/06/10 (木)  「同調開始(トレース・オン)!」

「GM研通信vol.2 創刊Re・ACT」の表紙イラストの作成に着手しました。昨年の冬コミの表紙を描いて以来だから、半年以上もタブレットペンを握っていません。私の画力は元々ゼロですが、せめてマイナスに見えない程度まで勘を取り戻しておかないと話しになりません。午前中いっぱいを費やして、ComicStudioEXのラスターペンの線の太さ・抜き・入り・ペン先の形状に至るまで、イロイロと試してみました。なんとも理系的な絵の描き方ですね。午後からは、いよいよアナログトレースの本番に突入。原画をネームレイヤーに撮り込んで半透明処理し、その上から主線を1本1本丁寧になぞっていく…納得の行く線が引けるまで、1本の線のために100回でも200回でもリテイク「Ctl+Z」を繰り返す。髪の毛1本、1ドットのはみ出しも許さない。そのまま一度も席を立たずに、飯も食べずに連続9時間。「Fate」の衛宮士郎の投影魔術ばりの、あきれるほどの集中力を発揮して、ようやくセイバーと渚、2人の表紙用イラストを完成させました。ああ、しんどかった…

多分、もっと簡単に高い精度で機械的にライントレース処理ができてしまう機能が、グラフィックソフトには組み込まれているのかもしれませんが、あったとしても私は現行のスタイルを変えないと思います。画才がない私にとっては、原画への敬愛の念を込めて1本1本なぞることは、最大級の賛辞であるとともに、喜びでもあるのですから。それに、カラーの表紙なのに敢えてイラストをモノクロにして描いているので、ある程度のデフォルメが必要になってきます。髪の毛の陰影や服の皺まで再現してしまうと、白黒絵としてのバランス(白の美しさ)が狂ってしまいますからね。投影魔術のように、真作に迫るような寸分違わぬ複製は私には作れませんが、真作から受けたイメージを素直に投影したものとして、真作との相違を楽しんでいただければ幸いです。(表紙のサンプルは、文字デザインの細部を詰めてから公開します)

6月8日の日記に、「夏コミの印刷会社には緑陽社を使う」と書きましたが、「PEPPY ANGEL」の桜月りんさんからメールをいただき、「緑陽社の友達の輪サービスを使いませんか?」とお声を掛けていただきました。桜月さんには、エヴァ本のレビューでお世話になっていましたし、「GM研通信創刊号」でもアンケート企画にご参加いただくなど、お世話になりっぱなしでしたが、今でもこのweb日記をチェックして頂いているとは…こういう時、同人活動をやってて本当に良かったなぁ〜としみじみ思います。「友達の輪サービス」とは、緑陽社の会員の紹介があった場合、初回利用の人でも会員締め切りが適用され、紹介した人も割引チケットがもらえるので、双方にとって利点があるサービスなのです。早期入稿20%OFFの死守が死活問題となっている現在の私にとって、2〜3日の締め切り延長は砂漠の水よりも貴重なものなのです。というわけで、喜んで桜月さんのご好意に甘えさえて頂くことにしました。今回のゲスト企画の参加者を含めご助力いただいた方々のためにも、恥ずかしくない本に仕上げるべく、更なる情熱を製作に注ぎ込むことにいたしまっしょい!

 

 2004/06/09 (水)  「表紙図案決定」

「GM研通信vol.2 創刊Re・ACT」の表紙図案が決定しました。2004年版のファミ通に合わせて、デザインテンプレートを修正するとともに、数百点もの候補からアナログトレースする図案の選定を行いました。構想当初は、特集記事に合わせて「FateとCLANNADとマリみて」の3点のイラストを使用する予定でしたが、文字面のレイアウトとの兼ね合いもあるので、「セイバー(Fate)と、渚(CLANNAD)」の2人に絞ることにしました。本当は、凛や智代も大好きだから描きたいところだけど、作品の代名詞的存在という意味では、やはり主役の二人を外す事はできませんからね。前回の表紙を描いてから半年以上もタブレットペンを握っていないので、線引きのリハビリから始めなくてはならないのですが…

工程全体の作業量の分析も終わり、トップページに制作進行度を%表示できるようにしました。前回150Pの本を1ヶ月で作ったという自信と、ツールの技術ノウハウを蓄積できたことで、かなり精度の高い数字を出せるようになりました。やはり、若いうちの苦労はやっておくものですね(笑)

 

 2004/06/08 (火)  「印刷会社決定」

様々な難題を抱えたまま制作進行中の「GM研通信vol.2 創刊Re:ACT」ですが、懸案だった印刷会社の選定が終わり、スケジュールが確定しました。新しい印刷会社は…緑陽社です。データ出力料が無料であり、A5の100Pで200部の小部数カラーセットでも500円以下の原価を維持できるところを探していましたが、決定打になったのは「余部増量サービス」でした。200部刷ったとすれば260部が納品される。資金問題を抱えるGM研にとっては、なんともタイムリーでありがたいサービスです。他にも、一度この会社を利用して会員になると、その後は締め切りが数日延長され、入金のスケジュールもある程度考慮される、などのメリットも見逃せない。しかも、カラーセットの夏コミの締め切りが、7/12までで20%OFF、7/20まででも10%OFF、と余裕のあるスケジュールも魅力的(表紙の入稿はこれより10日ほど早くなってますけど)。

6/16からは再就職先の業務が開始されるということもあり、今暇なうちに少しでも作業を進めておく必要があります。ゲスト様参加企画との兼ね合いもあるので、優先すべき項目をきっちりと見極めて製作をバリバリ進めて行きたいと思います。

 

 2004/06/07 (月)  「二転三転大ピンチ!」

昨日の日記に「1ヵ月分の家賃が浮いて印刷費用問題クリア!」と書きましたが、たった一日で状況は激変してしまいました。雨の中公用で出かけていて家に帰り着くと、ポストにはレオパレスから「6月分の家賃が振り込まれておりません」との督促状が…ちょっと待てやコラッ!家賃は銀行引き落としにしてるはずだぞ!5月末に引き落としが無かったから、てっきり自分が「入居時に入金ずみだった」と間違えていたのだろうと解釈して、昨日まで「家賃が浮いた」と思っていたのに…契約書類を引っ張り出してよく読んでみると、確かに5月末に納める6月分の家賃は、所定の銀行口座から引き落とされるように手続き済みでした。ちゃんと控えの書類もあります。これは銀行のミスなのか、それともレオパレスのミスなのか?問い質すために最寄のレオパレスセンターに急行し、調査を依頼しましたが…「わかりません」「とりあえず今月は現金で納めて下さい」の一点張りで原因究明をしようとせず、まったく要領を得ない対応に、温厚な私もさすがにブチ切れそうになりました。湧き上がる不信感と怒りを抑えながら、しつこく居座って調査を要求し続けて、とりあえず分かったのは、「銀行にも引き落とし登録はされている」ということだけでした。もしかして、何かと世間を騒がせているUFJがトラブルの原因なのかも?

原因は不明のままでしたが、唯一つ確定したのは「家賃臨時収入は夢幻と消えた」ということです。事態は一転、印刷費用どころか夏コミ買出しの予算の確保さえも難しい大ピンチに陥ってしまいました(苦) そうと知っていれば、今日「空の境界」の商業誌版を買ってきたりしなかったのになぁ…ま、無いものは無いんだからしょうがない。ならば、無から有を作るまで!今まで手をつけていなかった聖域(グッズ)を売却するしかあるまい。どうせ眠らせておくだけのグッズなら、まだ見ぬ未来の才能のために遣う「生き銭」に換えた方が建設的というものですしね。節約はいくらでもする。でも、買う事を我慢はしません。金が無い事を理由に、モノを観る眼を曇らせたくはないから…

 

 2004/06/06 (日)  「梅雨入り」

今日から関東地方も梅雨入りしたそうです。気象予報士泣かせで全く当たらない今年の週間天気予報ですが、確か2週間くらい前から何度も梅雨入りしそうだと言っていたような気がするのですが…(予報が当たらない事をネタにして笑いを取る気象予報士:石原良純はどうにかならないものかと小一時間…)

「ネタが無い時のお天気話頼み」はこのくらいにして、製作進行中の「GM研通信vol.2 創刊Re:ACT」の進捗を報告しておきましょう。まず、懸案となっていた印刷費用の問題については、クリアになりました。入居時の契約で5月分の家賃をすでに払い込み済みだと分かったので、1ヵ月分の家賃が丸々浮いたんですよ。これでカラー表紙も夢ではない…かもだ。でも、カラーにすると原価損益分岐点が跳ね上がってしまうため、大部数を刷る必要があるわけで…ぐむむ。表紙の仕様最終決定には、もうしばらく時間が掛かりそうです。

現在は、不足しているレビューの補充を中1日で量産しながら、デザイン資料集めと全体のページ割りの作業を進めています。100ページに渡るページ割りをしていて思うのは…100ページの本を作るってのは、こんなに大変だったんですね。ページがまだまだ埋まりません。自分でやっておいて言うのはナニですが、前回、どうやって150Pもの本を作れたのか不思議でなりません(笑)追加の書き下ろし企画のアイデア出しも急がねば…

 

 2004/06/05 (土)  「5月期月例アクセス統計報告」

順位 項目 カウント 先月比
1 鳥の詩 11,842 +738
2 魁クロマティ高校 8,906 +293
3 Ever17 -the out of infinity- 8,208 +492
4 実況パワフルプロ野球10 7,529 +449
5 遠い約束 6,739 +228
6 ファイナルファンタジー10 6,614 +240
7 素敵だね 5,558 +362
8 ファイアーエムブレム烈火の剣 5,288 +479
9 君が望む永遠 5,164 +585
10 最終兵器彼女 4,672 +355
11 御旗のもとに 4,328 +128
12 課長バカ一代 4,218 +127
13 MONSTER 4,121 +317
14 月姫 4,105 +387
15 ファイアーエムブレム封印の剣 3,828 +173
16 少女ネム 3,545 +59
17 サカつく3 3,469 +203
18 AIR 3,448 +194
19 あずまんが大王 2,765 +145
20 ガンパレードマーチ 2,712 +134

 今月は順位の変動が全く無かったトップ20ですが、そのほとんどが旬の話題の新規レビュー並、あるいはそれ以上の高いアベレージで推移し続けていて、人気の息の長さには毎度のことながら驚嘆させられます。その中でも、今月も月間最多アクセスを記録したのは「鳥の詩」でした。今秋にはAIRの劇場版アニメが公開され、TVアニメシリーズも放映され、ボーカルのLiaさんのフルアルバムも発売されるなど、今後も話題が豊富であり、この勢いはまだまだ続きそうです(※11,000ヒットを超えているトップコンテンツであるにも関わらず、つい昨日までの数年間に渡って誤植を放置していたという、あまりにも恥ずかしい過去があったという事実に気づいていた人はいるでしょうか…誰もツッコンでくれないので秘密裏に修正しておきました。)。「クロ高」は連載本誌でのパワーダウンが心配です。「少女ネム」は忘れ去られようとしているのかなぁ…

順位 項目 カウント 先月比
21 メタルギアソリッド2 2,710 +138
22 かまいたちの夜2 2,684 +122
23 魔界戦記ディスガイア 2,575 +352
24 Missing Blue 2,395 +133
25↑ まんが化学式に強くなる 2,339 +399
26 実況パワフルプロ野球9 2,323 +65
27 ゼノサーガ エピソードI 2,313 +135
28↑ プリンセスホリデー 2,281 +386
29 MISSING PARTS 2,234 +73
30 ときめきメモリアル3 2,184 +130
31 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! 2,134 +137
32 ラ・ピュセル 光の聖女伝説 2,117 +127
33 賭博黙示録カイジ 2,076 +133
34 ハーメルンのバイオリン弾き 2,047 +112
35 ICO 2,008 +136
36 トゥルーラブストーリー3 1,889 +62
37 久遠の絆再臨詔 1,820 +85
38↑ True Love Story Summer Days, and yet... 1,785 +233
39 銀と金 1,781 +117
40 ひがしんが大戦3 1,756 +25
41 無頼伝涯 1,716 +72
42 みずいろ 1,701 +97
43 ラブひな 1,593 +81
44 想い出にかわる君 1,574 +149
45 サクラ大戦3 巴里は燃えているか 1,570 +72
46 よしえサン 1,542 +28
47 Memries Off 2nd 1,535 +67
48 MISSING PARTS 2 1,527 +37
49 魁!クロマティ大戦3 1,478 +50
50 みすずちんパニック! 1,467 +27

 21位から50位までを見てみると…「ディスガイア」は今月も続伸したが惜しくもトップ20入りは成らず。携帯電話用のディスガイア新作の配信開始でどこまで票を伸ばせるか注目したいところ。どういうわけか400に迫る急加速を見せたのは「まんが化学式に強くなる」。続編「物理」の執筆も大詰めみたいだし、こちらにも期待しておきましょう。「プリホリ」はPS2版の発売の影響で大きく票を伸ばしました。すでにDC版を持っているユーザーには、PS2版と同じ特典CDを(DC版のアンケートハガキを送った人に)無料で郵送するという、アルケミストのユーザーを大切にしたサポート体制にも好感が持てます。愛されるブランドとはかくあるべし!「TLS-S」はベスト版の発売も決まり、品薄で高値安定していた中古価格で手が出せなかったユーザーも、これを機会に遊んでみてはいかがでしょう?OVAさえ見なければいい作品ですから(苦笑)

順位 項目 カウント 先月比
51 グランツーリスモ3 1,451 +74
52 ティアリングサーガ 1,436 +78
53 悪代官2 -妄想伝- 1,435 +110
54 アルスラーン戦記 1,405 +103
55 悪代官 1,390 +77
56 あずかんな大気 1,369 +89
57 かってに改蔵 1,310 +131
58↑ テイルズ オブ シンフォニア 1,269 +231
59 気分は形而上 1,252 +45
60 黒猫と月気球をめぐる冒険 1,251 +64
61 村下孝蔵 1,229 +56
62↑ Fate/stay night 1,211 +405
63 探偵紳士DASH 1,206 +123
64 AIが止まらない 1,197 +73
65 ヴィオラートのアトリエ 1,191 +96
66 エンジェリックレイヤー 1,188 +77
67 トリコロ 1,187 +120
68 天空の城ラピュタ 1,106 +35
69 マリア様がみてる 1,079 +99
70 宮村優子カレンダー 1,070 +56
71 シスタープリンセス 1,049 +49
72 みんなのGOLF4 1,047 +127
73 がんばれ美月さん 1,041 +48
74 Wind -a breath of heart- 1,037 +108
75 ときメモ2 Memories Ringing On 1,007 +59
76 サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜 974 +65
77 風雨来記 971 +64
78↑ MISSING PARTS 3 951 +149
79 ALICE 913 +38
80 その後のEVANGELION 907 +59
81↑ Never7 -the end of infinity- 899 +161
82 なげやり 881 +45
83 鬼武者 878 +54
84 ももいろシスターズ 878 +70
85 GM研ゲーム大賞2002 834 +59
86↑ ほしのこえ 832 +120
87 BloodTheLastVampire 828 +49
88 桜玉吉開運画集 805 +28
89 サカつく特大号 805 +29
90 サクラ大戦〜熱き血潮に〜 781 +83
91 それはエノキダ! 770 +25
92 セガのゲームは世界いちぃぃぃ!2 747 +63
93 PeppyAngel 746 +43
94↑ School Rumble 739 +110
95 BITTERSWEET FOOLS 736 +28
96 かしましハウス 736 +18
97↑ ラブロマ 719 +113
98 セガガガ 709 +36
99↑ 鋼の錬金術師 686 +195
100 辛島美登里 683 +50

 51位から100位を見てみると、続伸を続ける漫画勢「トリコロ」「School Rumble」「ラブロマ」「鋼の錬金術師」の動きが目立っていました。でも、「鋼〜」の勢いはさすがに鈍化してきましたね。「トリコロ」は今後ドラマCDや画集なども発売されるので、更なる人気を呼び込みそうです。「Fate」は今月も400オーバーで好調な伸びを見せたものの、先月に比べると失速気味。PCゲームユーザーの多くが「CLANNAD」に流れたことが要因でしょうか?PS2への移植も決まって、また票を伸ばし始めたのは「シンフォニア」。ナムコの技術力をもってすれば、ゲームキューブ特有の表現を完全以上のクオリティで再現してくれることでしょう。このゲームのためにゲームキューブを買ったユーザーは複雑な心境かも知れませんが…ちなみに、私は藤島康介先生の描くキャラが好きなのであって、テイルズシリーズが好きというわけではないので、新作「リバース」をやる予定はまったくありませんので、あしからず。

順位 項目 カウント 先月比
101 ときメモ2 Leaping School Festival 670 +32
102 ロケットの夏 660 +136
103 ななか6/17 648 +48
104 銀色のハーモニー 643 +33
105 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ! 612 +28
106 いいひと。 603 +54
107 銀河英雄伝説 601 +49
108 みんなのうた「笑顔」 549 +39
109 私立T女子学園 540 +26
110 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!4 536 +23
111 8cm 528 +29
112 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!2 517 +19
113 5121小隊第一次活動報告 510 +21
114 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!6 486 +22
115 ぼくらは虚空に夜を視る 482 +35
116 サクラ大戦3歌謡全集 476 +20
117 新しい歴史教科書 473 +16
118 大羽なお「こみパ」5作品 471 +41
119↑ エマ 464 +72
120 カンブリアンQTS 459 +55
121 はたらくまいきさん 456 +20
122↑ げんしけん 454 +367
123↑ Remember11 -the age of infinity- 451 +343
124 戦争論2 450 +40
125↑ 逆転裁判3 423 +318
126 ゲームの話をしよう 412 +17
127 ORANGE(オレンジ) 411 +44
128 東風荘 404 +9
129 天駆ける狐 395 +18
130↑ サクラ大戦物語 ミステリアス巴里 380 +309
131 炎の言霊 372 +18
132 イーグル 355 +8
133 GAME OF THE YEAR 2001 349 +17
134 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!3 345 +15
135 非存在病理学入門 343 +32
136 風よ万里を翔けよ 333 +19
137 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!5 329 +17
138 恋風 300 +85
139↑ 逆転裁判 296 +208
140↑ 逆転裁判2 288 +228
141 微睡みの中、凍える翼 278 +8
142 この街で君に 268 +20
143↑ 薬師寺涼子の怪奇事件簿 268 +238
144 GM研ゲーム大賞2003 260 +75
145 いちご通信EX 257 +49
146 CLANNAD 251 初登場
147 EMBRYO PIANO WORKS 247 +18
148 ワイルドエンジェルス 227 +14
149 気分刊トゥルモロ 221 +10
150 せんせいのお時間 188 初登場
151 週刊GM研 vol.102 186 +109
152 幸せの洪水の前で 171 初登場
153 週刊GM研 vol.103 152 +116
154 シレン・モンスターズ ネットサル 147 初登場
155 トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!7 141 +110
156 週刊GM研 vol.105 129 初登場
157 付和雷堂のメイド本 104 初登場
158 爆裂カップメン 94 +14
159 週刊GM研 vol.101 75 +14
160 週刊GM研 vol.106 104 初登場
161 週刊GM研 vol.104 94 初登場
162 週刊GM研 vol.107 71 初登場

 101位以下を見てみると、アニメ化が決定した「げんしけん」が5倍増と大躍進。先月アップした新作レビューも軒並み好調を維持しているようです。キャラクター選評がないためキーワードヒット率が低いのに、「逆転裁判」「Remember11」「サクラ大戦物語」が300近い伸びを見せたのは、とても興味深い新傾向だと思います。新規レビューでは、わずか4日間の集計で検索エンジン経由のアクセスがないにも関わらず、「CLANNAD」が250票を超えたのは驚異的なことです。その他の新規レビューについても、全体の初期値のアベレージが底上げされていますが、これは、GM研への1日当りの平均アクセスが200を超えるようになったデータと無関係ではないでしょう。レビューを書く事がHPへのアクセス増につながり、HPへのアクセス増がレビューの閲覧増につながる。この好循環が続けられるように、レビューの安定供給に努めて行きたいと思います。

 

 2004/06/04 (金)  「秋葉原買出し紀行5」

今週末は東京近郊で参加できる即売会もなく、即売会帰りに秋葉原に寄るいつものコースが使えないので、どうせなら秋葉原のソフマップ14号店で行われる、minoriの新作「はるのあしおと」の体験版の無料配布会に合わせて、平日の今日を買出し日にすることにしました。しかし、配布開始は20時10分から…という非常に遅い時間帯だったので、かなり時間を潰す必要がありました。まぁ、ここはオタクの聖地秋葉原。気力と体力と財力の続く限り、いくらでも暇なんて潰せます。

ちょうど、とらのあな3号店(古物専門)の105円均一コーナーで、今日から「5冊買うとプラス2冊が無料になる」セールを行っていたので、すべてのワゴンをチェックして貴重なバックナンバーをGET。さすがに「気分刊モロモロ」みたいに巻数がやたらと多くなると、どの号が抜けているのか訳が分からなくなりますが、蔵書リストを堂々と広げて買い物なんてさせてくれないので、大変苦労します。たかが105円とはいえ、タブって買ってしまった時の精神的なダメージは大きいし、ダブっても好きで買った作家さんの本を捨てたりはできないし、105円になるくらいだから買取に出しても値段が付かない(買い取り不可)でしょうしね…あやふやな記憶力との博打の果てに、1点も被らずに満足の行く買い物が出来たのは僥倖と言うべきかは(古語)。

その後、ソフマップでは予約しておいた「マリみてDVD(CE2)」を購入。散々「資金難」と言っておいて、どこに限定版を買う金があるんだ!と突っ込まれそうですが、支払いはすべてポイント払いなので現金支出はゼロなんですよ。不要なゲームやDVDを売った際に、現金ではなくソフマップのポイントとして溜めておくと、売価が15%UPになる仕組みを活用し、更にソフマップでの年間買い物料に応じて還元されるポイント(30万円なら3000円還元)も活用していると、結構な金額になるんですよ。私はファミ通もソフマップで買って10ポイント付けてもらうほどの、「節約の鬼」やさかいに。小さなことからコツコツと!(byきよし師匠)

でも、そうまでして日々血の滲むような節約をして作ったお金を、結局はバカバカしいことに使ってしまうのだから、人間という生き物は良くわかりませんね。まだ時間があったので、駅前のK-BOOKSに寄ってみると、プロ作家「井原裕士」欄に雑記帳2000夏&2000冬を発見。ノーマークの他店なら100円200円で転がっていてもおかしくないけど、ここではプロ作家プレミアムで結構いい値段が付いていました。しかし…この先ノーマークの店で同じ作品が見つかるとは限らない。現に、これまでずっと探してきたのに一度も出会うことがなかったのだから…しばしの葛藤の末、気がついた時にはもう購入していました。この2冊だけでCDが1枚買えるほどのお金が吹っ飛びましたが…読んで悔いなし。そう思える良い本だったので良しとしましょう。

19時を過ぎた頃に14号店に行ってみると、何やら自主的に行列らしきものが出来つつあったので、私も流れに乗って列に加わることに。体験版配布全国行脚は今日がスタートということもあり、結構皆さん鋭い出足だったようです。秋葉原ではこの先何度もチャンスはあるはずなんですけどねぇ…しばらくすると、イベント会場で見慣れたminoriのスタッフさんが到着。緑色に髪を染めた人(多分とっても偉い人)が、関係者に何度も何度も挨拶してお辞儀していました。しっかり営業してはるんやなぁ〜と感心してみたり。もっとも、今回の体験版無料配布は、予約してないと貰えないという性質のものではないので、ショップ側への利益貢献という面ではあまり効果は無いのかも知れませんが…発売日は7/23に延びたようですが、資金繰りに問題を抱える今の私の現状では、延期してもらってラッキーでした(不謹慎)。その頃には夏コミの入稿も終わっているだろうから、最高のタイミングでゲームに集中できる…といいなぁ。「はにはに」や「サカつく04」や「パワプロ11」や「メモオフそれから」や「ゼノサーガ2」や「金八先生」や「Fファナテック」や「桜坂消防隊」や「大美人」まで、同時に解禁されてしまうので、あまりにもライバルは多いですけどね。この先のゲーム攻略予定を羅列するだけで、お腹一杯です(悶絶)

 

 2004/06/03 (木)  「夏コミに向けて」

無事に夏コミに当選したことだし、そろそろ本腰を入れて「GM研通信vol.2 創刊Re:ACT」の製作に入ることにしました。まずは、本の仕様の設計から。大枠としてすでに決まっている要素をまとめてみると…

・デザインコンセプトは、もう一度ファミ通でやる
・資金難のためフルカラーの表紙は無理だろう
・ネタの量的にも資金的にも100Pが限界だろう
・価格はなんとか500円に抑えたい
・ゲスト企画をやるなら、作家さんの迷惑にならないように早めに行動しよう
・発行部数の現状維持は困難だろう
・データ出力料金のかからない印刷会社を探そう
・表紙のイラストは、FateとCLANNADとマリみて
・特集企画は「マリみて考察学」「FateとCLANNAD:クオリティが構造を超えた瞬間」

あとは、上半期のレビューを30本改訂収録…って!8本も足りへんやん!結構ハイペースで書いていたはずなんだけどなぁ…改めて3年という歳月で積み上げてきたものが、どれほど大きなものだったか痛感させられます。まぁ、無いものは仕方が無い。本の製作と同時進行で、新規レビューの執筆も進めるしかありませんね。日々の更新が製作に直結する、と考えれば少しは気が楽になる…かな?

 

 2004/06/02 (水)  「ぶざけんなよ社会保険庁!(後編)」

朝一番に社会保険庁の埼玉出先機関に電話を入れる。私が努めて冷静に説明したのが良かったのか、国会議員の年金問題でさんざん叩かれてお役所が弱気になっているからなのか、それは判りませんけど、とりあえず最低限の納得できる回答を引き出すことができたので、臨戦態勢を解除することにいたします。

昨日の日記で「年金は絶対にもらえない」と書きましたが、そう考える理由について補足説明をしておきましょう。テレビに出てくるお偉方の先生が説明している、年金財政の破綻とか小難しいことは私は言いません。遅かれ早かれ財政の破綻は確実だろうけど、もっと単純で判りやすいポイントは、「年金支給開始年齢は上がり続ける」「現役世代の平均寿命は下がっていく」この2点だけで十分です。ただでさえ、現役世代の若者が年金の元を取るためには、100歳以上まで生きなければならないというのに、添加物にまみれたインスタント食品を摂取してきた世代が、丈夫な昔の人と同じように長生きが出来るとは思えません。医療技術が進歩しても、それはただ単に延命期間が延びるだけであり、それは医療費負担として国にも家族にも重い負担が圧し掛かるだけです。年金を単なる税金の一種として取られるだけ取られ続けていくわけです。しかも、年金として収めたはずの資金が、役人どものとてつもないバカバカしい運用の失敗によって、何兆円単位で目減りしていくといのだから、たまったものではありませんよ…現職総理大臣さえ納めていなかったわけですし…こんな穴だらけの制度と、杜撰な運営体制を信用しろという方が無理があります。無知であることが善良であることではない。国民の怒りはすでに我慢の限界に達しているのだと、危機意識を持ってやっていただきたいものである。

 

 2004/06/01 (火)  「ぶざけんなよ社会保険庁!(前編)」

4月に前の会社を辞めたので、厚生年金から国民年金にスイッチしたわけですが、今日、ようやく納付に必要な書類が届きました。現在無職の私には、月々13,300円の出費は致命傷ですが、これも国民の義務と諦めるしかないわけで…さて、4月分の支払期限は5月31日。ん?あれ?…もう期日は過ぎてるんですけど??納付書が届いたのは、本日6月1日…どうしろというんだ(怒髪天を衝く)!

怒りを堪えて努めて冷静に抗議の電話を入れるため、納付書に記載されていた浦和の出先機関に電話してみたが…何度かけても話し中です(3時間以上)。しかも5時を1秒でも過ぎたら案内終了。明日お掛け直し下さいって…ふざけんなよこんちくしょう!!期限切れの請求書を送ってくるなんて、架空請求詐欺の手口とやってることは変わらないじゃないか!!ただでさえ、絶対にもらえない年金だと分かってるのに、バカ正直に自己申告で年金種別を切りえて払い続けようとしてる善良な市民が、なぜこんな理不尽な仕打ちを喰らわなくてはならんのだ!!天下った役人どもの職務怠慢によって期限内納付ができなかったために、公正に年金が支給される対象から外されるというなら、本気で訴訟を起したるぞゴルァ!!

※明日、もう一度電話してみて納得のいく回答が得られないようであれば、税理士の叔父に連絡を取って然るべき法的手段に訴えることになります。(明日の日記につづく)