Weekly Web Magazine
週刊GM研 Vol.8
2001/06/25

News Headline

ナムコ・エニックス・スクウェアがネットゲーム共同会社設立

 先日、株式提携を結んだ、ナムコ・エニックス・スクウェアの3社がネットゲームの共同会社を設立した。世界を代表するメーカーが本格的にネットゲームの開発を始めるということで、ゲーム業界からの期待も大きい。特にドラクエとFFという2大RPGがネットゲーム化が実現されれば、一気にネットゲームが普及するであろう(それが面白いかどうかは別問題だが)

 オンライン化されるメリットというのは、ソフトレベルでハードの垣根を越えることができることである。既にセガがPS2とDCでネット相互互換を可能にしているし、「FF11」ではPS2とPCでネットワーク機能を共有することができるようになる。いずれはゲームサーバーにアクセスする形式になって、家庭用ハードという概念すらなくなってしまうかもしれない。


Market Research

混乱するPS2販売

 PS2の実質的値下げともいえる「GT3同梱モデル」が市場投入されたが、販売店側の反応はあまり良くない。というのも、GT3発売からかなり時間が経ってしまい、大抵のユーザーが既にGT3を買ってしまっているし、販売店側も通常モデルとGTモデルの2重の在庫を抱えることになってしまう。それに、このGTモデルの発表はGT3発売後に行われた為、GT3発売に合わせてPS2本体を購入した人たちにとっては背信行為とすら言える。

 傲慢なSCEの販売戦略は、販売店にとっても消費者にとっても何一つ利益を生み出していない。「iモードもいっしょ」の不手際といい、後手後手に回っているネット戦略といい、どうも最近のSCEには驕りが見える。成り上がって初心を忘れてしまったのだろうか?「改革者」として任天堂一党独裁体制を崩壊させたあの時のような魅力は今のSCEには微塵もない。世の人々の関心がゲームキューブとXboxという次世代機に向かっていく中で、SCEはトップメーカーとしての責務を果たすことができるであろうか?


Cross Review Review

リモココロン  6月28日発売 PS2 SCE 5800円

浜村通信(9点):快感の芯は「ゼルダ」に近い。
あらじ谷塚(7点):注意力・想像力働かせまくり。想像、喜び、発見、驚きの繰り返し
戦闘員まるこ(7点):まるで間違い探しをしている気分。難易度は高め
カミカゼ長田(7点):イベント発生プロセスが難解。

住人に間接的に関与してリアクションを楽しむ風変わりなコミカルアクションゲーム。


シャドウハーツ  6月28日発売 PS2 アルゼ/サクノス 6800円

浜村通信(8点):初心者は初心者なりに、上級者は上級者なりの戦闘が楽しめる
あらじ谷塚(7点):ストレスになるところが皆無に等しく快適
戦闘員まるこ(7点):物語や展開はふつう。目押しでテンポがいいし戦闘が飽きない
カミカゼ長田(7点):戦闘中のヘボい動きが気になる。目押しはウザいと感じるときも

目押し戦闘システムが特徴の近世ファンタジーRPG。


スターオーシャン ブルースフィア  6月28日発売 GB エニックス/トライエース 5800円

水ピン(8点):自由度の高い育成の奥深さがおもしろい。マップの広さに閉口
いーです井手(8点):シリーズおなじみの要素が詰め込まれて盛りだくさんな印象
吉池マリア(7点):料理や武器加工などてんこ盛り
レゲー秋山(8点):育成システムはやや敷居が高いが奥深い。ボリューム満点

自由度の高い育成システムに定評がある人気RPG「スターオーシャンセカンドストーリー」の続編。


Pick up this week

ときめきメモリアル2 Substories 〜Memories Ringing On〜   
8月30日発売予定 PS 5980円(予価) コナミ/KCE東京

 意外と早い発売となる「ときメモ2」ドラマシリーズ3(最終作?)の全貌がようやく見えてきた。今度の主役は、「陽ノ下光、麻生華澄、水無月琴子、佐倉楓子」の4人。2点だけの画面写真だったが、それだけでも十分にシナリオは予想できる。「華澄さんに平手打ちする水無月さん」の画面写真から想像するに、今回のドラマシリーズはかなり熱い展開になりそうである。ときメモが今まで無縁だった恋愛の修羅場と嫉妬をいかにして表現するのか、注目を集めそうである。

 「ときメモGirls side」という女性向ときめきメモリアルも正式に発表され、「ときメモ3」も来年度には投入される見通し。強引な独占戦略で最近良いイメージのないコナミが、作品で答えを出すことができるのかどうか、今後とも厳しく動向をチェックしていきます。


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