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| ●ⅰモードもいっしょ、サービス一時停止事件 |
5月24日に発売された「ⅰモードもいっしょ」のデータ配信サービスがダウンし、約1週間サービスが一時停止を余儀なくされるという事件が起きてしまった。6月1日の復帰後にＳＣＥは「6月いっぱいを試験運用期間とする」と発表し、今後もトラブルによるサービス停止がありえることを示唆している。今回のシステムダウンの最大の原因は不安定＆ずさん極まりないⅰモードシステムの体質にある。まともな運用テストもしないで発売したため、サーバーが負荷に耐えられなくなったのだ。
売ろうとする製品の品質を保証できないというのは、モノづくりをする者にとって許されない最低最悪の行為だ。これが自動車だったら、リコール騒ぎに発展していてもおかしくない事件だ。だが、ゲームのバグやインフラ不備は「仕様です」の一言で片付けられてしまう。こんなバカな話はない！ 商品の値段に見合った品質とサービスを提供維持するのは、メーカーの当然の義務だ！
ＮＴＴがある限り、日本のネットゲームには未来はないのかぁぁぁ！（血涙）
Market Research
閑話休題。今週はお休みです。
Cross Review Review
| ●魔剣（シャオ） 6月7日発売 ＰＳ２ アトラス 6800円 |
カエル大宮 （９点）：世界観の緻密さが秀逸。力押しだけでは進めない仕掛けも○
キッシー嵐山（８点）：ＤＣ版から大幅向上。経験値稼ぎ的行動できるのは良し悪し
奥村キスコ （８点）：人物のグラフィックが人形みたいで違和感
羽田隆之 （７点）：キャラを自在に操る＆攻撃パターンを見出す楽しみ
ＤＣの「魔剣Ｘ」の改訂版。悪魔絵師「金子一馬」の世界観が魅力的な３Ｄアクション。メガテンファン、金子絵ファン、３Ｄ酔いしない人にはオススメ。
Pick up this week
| ●Xenosaga 12月発売予定 ＰＳ２ 価格未定 ナムコ/モノリスソフト |
今週号のファミ通で、謎のベールに包まれていた「ゼノサーガ」の全貌が明らかになった。週刊ＧＭ研編集長（兼ＧＭ研所長）がシナリオ部門で史上最高の評価をつけた名作「ゼノギアス」のスタッフが手掛ける新作「ゼノサーガ」。ＦＦ１０以上の期待を寄せてている、この作品の正体とは？
前作「ゼノギアス」とのシナリオ上のつながりは無いが、哲学的・宗教的・ＳＦな世界観は受け継がれている。そして、これは続編ではなく、宇宙の創生から終焉までを描く壮大な新しい叙事詩（サーガ）の始まりなのです。構想ではすでにエピソード５まで固まっているらしい。完結まで何年懸かるか分からないけど…
ゼノギアスは様々な事情によって見切り発車を余儀なくされてしまった。Disk2での苦肉の策は大きな論議を呼んだ（私はそれも演出の一手段だと評価しているが）。この世界観を１から作り直したいという熱意がスクウェアからの独立を決意させ、ファンの根強い続編製作要望が長い準備期間を支えた。「力への意志」というサブタイトルが示すように…