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週刊GM研 Vol.54
2002/07/06


【News Headline】
  • サクラ大戦 ワールド・プロジェクト発表会
  • 【mini Review】
  • CD
  •  : SP☆RKLE 〜Songs from TOKIMEKI MEMORIAL 2〜
  • 雑誌
  •  : 電撃萌王 Vol.2
  • 雑誌
  •  : 週刊ファミ通 7月19日号(通巻709号)
    【COLUMN】
  • 休載

  • ■News Headline

     07/01 【サクラ大戦 ワールド・プロジェクト発表会】  
     7月1日、都内で「サクラ大戦 ワールド・プロジェクト」が開催されました。レッド・エンタテイメントがセガの子会社化されたことにより、名実共にセガの世界戦略の中枢を担うタイトルになった「サクラ大戦」ですが、今回の発表会では一気に7本の新作を発表しました。とりあえず、個別にゲーム内容を資料を元にして要約してみましょう。(ちなみに、オチはありません)

    2003年春 サクラ大戦 〜熱き血潮に〜
     「サクラ大戦1」を「4」と同等以上の技術水準で完全にリメイクしたもの。シナリオの1話分追加とか、iモードとの連携とか、新システムの追加とかいろいろありますが、でも、一番嬉しい追加要素は「サブキャラエンド」でしょう(断言!)。「PS2の新規ユーザーに1作目を通過して"5"に臨んでもらいたい」という主旨のようですが、じゃあ「2」から登場のレニと織姫、「3」から登場の巴里華撃団の面々はどうしろというのでしょう?

    2004年中? サクラ大戦5 〜さらば愛しき人よ〜
     サクラ大戦のシリーズ最新作の舞台は紐育(ニューヨーク)。「宝塚→花の都パリ→ブロードウェイ」という流れは別に不自然ではないのですが、「禁酒法とアル・カポネとマフィア、チャールストン、ジャズ」などのアメリカの狂乱の時代が舞台だけに、どんなテーマになるのかちょっと想像できないですね。ヒロインは、劇場版にちょっとだけ登場した、星組隊長「ラチェット・アルタイル」を含めて新キャラ5人の予定。大神一郎は「4」で司令官に昇進してしまったので、主人公も新キャラになるみたいです。意味深なサブタイトルからして、あまりハッピーになりそうにないことと、北米市場を意識しすぎてアメリカ賛美の方向に傾いてしまう懸念もあります。

    サクラ大戦物語
     要するに「サクラ大戦ドラマシリーズ」です。SLG戦闘部分がなくなって純粋なアドベンチャーゲームにになるそうなので、むしろ私としては願ったり叶ったりです。内容的には過去シリーズのキャラをフィーチャーした外伝的な話になりそうですが、サクラ大戦のキャラが「萌え」として成立するのかは少々疑問が残ります。この手のスタイルは専門化した敵が多いので、中途半端な出来で出したらユーザーからの反発もすごいことになるやも?

    サクラ大戦5 Action(仮題)
     ガンシューティングとアクションゲームが三度の飯より好きで、RPGなんて小難しくチマチマしたもんやってられっか!…というメリケン人(偏見だけど多数意見には違いない)の需要を掘り起こすために、「5」のキャラを使ったアクションゲームを、北米市場では本編に先駆けて発売するそうです(日本では本編が先に発売されるらしい)。ソニックのセガだからアクションゲームの質に関しては心配していませんが…過剰にアメリカンテイストに合せないで欲しいです。

    桜姫錦絵巻(仮題)
     真宮寺さくらが江戸時代にタイムスリップ!(笑)え?ここは笑う所じゃないんですか? でも、完全に外伝と割り切っているので、ゲームとしては案外期待できると思います。剣術アクションゲームになるみたいですが、せっかくの外伝なんだから弾けたストーリー展開にも期待したいです。

    KOUMA/降魔(仮題)
     米田・真宮寺一馬・山崎・あやめ、などの華撃団創設以前の降魔部隊が主役のアクションアドベンチャーゲーム…ってことは、バイオ系? いや、一馬の武器は日本刀だから、むしろ鬼武者系? いや、光武すらない時代に生身で降魔と闘うのだから、むしろDINO CRICIS系? 心配なのは、過去の話なのでストーリーのラストが動かせないということ。単独タイトルとして魅力に欠けるのでは?


    ■mini Review

     【SP☆RKLE 〜Songs from TOKIMEKI MEMORIAL 2〜】   
     声優:野田順子さんが「ときメモ2」で歌ったイメージソングを集めたベスト版が登場。見所は、アルバム未収録だった名曲「想い…。」! 「勇気の神様〜Hibikino Version〜」はこのアルバムのみの収録とのことでしたが、あまり代わり映えしなかったのは気のせいですか? 昨年の11月のセカンドライブで歌ったライブバージョンを収録している「SMILE AGAIN」と「For Yourself」は観客の合いの手が入っているので、それが気になる人にはオススメできませんが、ノダジュンのライブの盛り上がりとノリの良さの雰囲気そこはかとなく感じるには丁度いいと思います。

     今考えてみると、「ときメモ2」の歴史は短かったし、ゲームとしてもキャラクターとしてもあまり評価されなかったのですが、声優:野田順子をメジャーに押し上げた功績だけは認められてもいいと思います。以前、某イベントで野田さんのライブを観た時、野田さんが「笑顔の写真は撮らない」と言っていましたが、今回のブックレットの写真の表情が(比較的)柔らかかったのは、声優業と歌手という仕事への確信と自信から生まれる、余裕のようなものがあるのかも知れません。

     【電撃萌王 Vol.2】  
     いつかの「ゲーム事業部門撤退宣言」も何処吹く風とばかりに「シスプリ2」の製作を発表して、ますます萌えの追求に余念の無いメディアワークス。漫画では、みづきたけひとの「こはるびより」の出来が飛び抜けていいです。氷川へきるの4コマ漫画「まろまゆ」も増ページされていい感じ(「あずまんが大王」の影響が色濃いですけど)。萌え系同業他誌に比べて780円というお買い得な価格設定にも好感が持てます。

     ただし、大真面目に「萌えとは?」とか考察している文面を読んでいると、滑稽な気分になってしまうのはなぜでしょう?エロロリ猫耳巫女さんメイドロボ(同人業界用語で、これらの趣味に当てはまる事を「属性」と呼ぶ)に興味の無い私にとっては、「萌え=同人」というイメージを作られてしまうのは気分の良いものではありません。確かにそれらの要素は強烈な魅力を持っています。でも、それを標準だと思うようになると危険です。秘め事だからこそ、恥じらいがあるからこそ、背徳だと認識していればこそ楽しめるのであって、刺激の果てしない追求はいつか必ず弾けます。この「萌えバブル」は一体どこまで行くんでしょうねぇ…

     【週刊ファミ通 7月19日号(vol.709)】 エンターブレイン 
     クロスレビューでWS版の「ONE PIECE」の採点は「7・8・7・」…ん?4点とな?…久々にパンチの効いた極端な採点を見ました。ファミ通のクロレビには、6点とか7点とか無難な点をつける傾向があったり、大手メーカーの作品に対して「右に習え」とばかりに点数を揃える傾向があったのですが、最近は少し方針が変わってきたみたいです。しかし、それは私のように全レビュアーの採点基準を把握している例外的な読者にしか分からない変化です。やはり、年に1回くらいはちゃんと本誌でクロレビ特集を組んで、レビュアーの採点基準や得意・苦手ジャンルや着目要素を明確にしておくべきだと思います。

     今週の「いい電子」の1コマ目に、「プロジェクトX」のOP「地上の星」の歌詞が一部引用されていましたが、どこにも「JASRAC出xxxxxxx-xxx」などの表記が無いのですが、これは大丈夫なんでしょうか?JASRACに因縁を付けられる前に対応策を打っておいた方が良いのでは? 今週は、作者よりも大人気のアシスタント松村さんネタでしたが、日本で5番目(?)に有名なディープ日本ハムファンの松村嬢は、日本ハムの札幌移転決定をどう思っているのでしょう?このネタは続く?


    ■COLUMN

     【休載】 
    ※同人誌原稿の追い込みのため、今週のコラムはお休みさせていただきます。


    文責:GM研編集部編集長 gonta

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