編集後記

増量 but 短縮

 月刊GM研3月号、いかがだったでしょうか? 今月号は2月号に比べてコーナーが3つ増えた上に、2月は28日までしかないため、編集期間が5日短縮され、かなり無茶なスケジュールを強いられてしまいました。最後の週末では20時間近くをかけて「所長講演」と「小説」を書き上げるハメに… 今後スケジュールを立てるときは、疲労も考慮する必要があるだろう。

小説こぼれ話

 ようやく第四話までを掲載できた小説「e-Angel」ですが、実は先月号の次回予告にあった第四話のタイトルが変更されています。これはストーリー編成が大きく変わって、第四話と第五話を合併したためです。しかも第六話以降のプロットも50%近くを破棄して作り直しというありさまなのです。次回掲載予定の第六話、第七話はタイトルすら未定です。こんな調子で、本当に完結まで辿り着けるのだろうか…

 この小説には、人物の容姿に関する記述がほとんどありません。これは手を抜いているのではなく、敢えて書かないようにしているのです。会話の節々や仕草から表情を想像できる余地を残したいから。固定されたイメージに固執して欲しくないです。イラストとして掲載しているのは私が描いているイメージでしかなく、唯一の設定ではないのですから。

 ちなみに、今月の表紙のイラストは、先月のような手抜きではなく、正真正銘の書き下ろしです。スキャニングのガンマ補正を手動で微調整したので、かなり品質の良いものに仕上げることが出来ました。ペン入れ直前の下書きを敢えて掲載したのは、その方が設定資料の味が出る気がしたから。まだまだ昔のタッチは取り戻せていないが、動きのあるデッサンや、瞳の描き方とかは昔よりも良くなったかも。次号のイラストはカラーに挑戦?

次号リニューアル?

 月刊GM研4月号では、デザイン面で大幅なリニューアルを行う予定です。それと同時に「gmken.com」のメインコンテンツの正式な運用準備も行います。「批評ポータルサイト:GM研」がいよいよ始まります! 今度という今度は正式決定です。そのためにクリアしなくてはならない技術的な問題がいくつか残っていますが、今後総力を挙げて取り組んでいくつもりです。これが今後の月刊GM研の充実に繋がるものであると確信しています。

 それでは、次号、月刊GM研4月号でまたお会いしましょう。

月刊GM研編集長 : gonta

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