雑誌: 週刊わたしのおにいちゃん(5)(最終号) (メディアワークス

 大好評のうちに最終号を迎えた「わたおに」ですが、7月30日に特別増刊号の発売が決定したとのこと。といっても、実際には創刊号の発売1ヶ月前に最終号の原稿は書かれているので、「市場の好評を受けて」というわけでもないし、元々フィギュアは7種類製作していたので、あと1体を後日投入するのは決定事項だったようですけどね。今号のフィギュア「エルロン・エゾモモンガ」ちゃん(エゾモモンガって!すげえファミリーネームだな…)は、パーツが少なくて組み立てる楽しみはあんまりないけど、ペットボトルの中の気泡まで再現されているディテールが結構良かったです。ただひとつ疑問なのが、今流行の”踵(かかと)ローラーシューズ”を履いて体育の授業を受けていいのか?ということ。安全上の問題があるのではないだろうか…と余計な心配をしてしまいます。

 それはさておき、今号の編集後記でのシリーズの総括コラムで「この街(秋葉原)はおにいちゃん多すぎ!」というエピソードには大笑いしてしまいました。…いや、まだ笑えるうちは大丈夫ってことでしょうか。どうやら私は、無差別に「おにいちゃん」という単語に反応するほどの真性妹属性というわけでもないみたいです。アニメ枠の広告で「恋風」がアニメ化される事を初めて知りました。つい昨日恋風のレビューを書いたばかりなのに、アニメ化のことは全く知りませんでしたよ…声優さんに誰一人として知ってる名前がないのと、原作のカケアミの素朴な画風がこれっぽっちも再現されていないキャラ設定画を見てると、大いに不安になるのですが…

雑誌: ドリマガ 2月27日号(Vol.398) (ソフトバンクパブリッシング)

 「衝動的でもいいじゃなーい♪」というBoAの主題歌を使ったCMを大量投下している、コーエーの「戦国無双」の25Pぶち抜き大特集が載っていましたが…なんですかこれは?「真・三國無双の戦国時代版」という程度の認識でしたが、この確信犯的な馬鹿馬鹿しさは尋常ではありません。なんですか?「ケンダマで戦うお市さま」「雑賀孫市のチャージの短い火縄銃」「コナミのゴエモンのデザインに酷似した石川五右衛門」…秀吉や家康が収録されていないのは、後日に「猛将伝」を出すための布石なんでしょうけど…加藤清正や本多忠勝などの「本当に戦場で強かった武将」にスポットが当たっていないのが残念だし、どうせイロモノ路線で行くなら千利休だってアリなのでは?

 元セガの名物広報マンであり、デジキューブの創業にも携わった黒川文雄氏のコラム「ブラック・リターンズ」が、ゲーム業界活動10周年を迎えた区切りとして、今回で最終回を迎えました。「従来の手法とは違う?…冗談じゃない。アナタ方の時計が遅れているのだから、合わせ直しなさい」「常に高速道路の追い越し車線を走っていたい」というように、最後の最後まで真摯な姿勢でゲームアナリストの志を示してくれて、長年の読者としては嬉しく思います。今後の活動については、黒川さんが社長を務めるDexEntertainmentを参照願います。

 今号の「セゲいち」は、「ぷよぷよフィーバー」とセットで販売されることになった「再生品ドリーキャス」について。ドリキャス本体の製造はとっくに終了しているし、在庫も完全になくなっているのですが、あと数年間は修理義務があるため、パーツはストックされているわけで…交換依頼で返品されてきたものを修理して動作確認をしたものを「再生新品」として売る、というと聞こえはいいけど、じゃあ、これまでの「修理」とは「交換」のことだったんかいっ!?というあらぬ疑惑が浮上。修理時の注意事項に「内臓RAMの内容が消えます」というのはそのためだったのかぁ!?それが事実だったとすれば、そんな杜撰な品質管理をしていた企業が信頼を勝ち得るわけもなく、セガハードの敗北は必然だったのかも…(鬱)

雑誌: 週刊ファミ通 2月27日号(vol.793) (エンターブレイン

 ニンテンド・ディーエス(以下、NDS)をゲームクリエイターはどう見ているのか?がとても興味深かった。これといって具体的なビジョンは見えてこない内容ばかりでしたが(もしくは開発中で言いたくても言えない)、なんというか…「こんな仕様を見せられたら有名クリエーターとしては”ワクワクしましね”と言っておかないとカッコが付かない」という空気を感じてしまいました。また、アンケートでメーカーの93.3%が「期待している」と答えたのに対して、販売店の「期待している」は64.4%に止まり、ユーザーの「期待してる」は62.2%に止まるというデータは、メーカーとユーザーの求めるモノの違い=温度差を裏付けるものではないでしょうか?

 またしても任天堂がえげつない特典企画を発表!ファミコンミニといい、クラブニンテンドーといい、最近の任天堂の広報室に何が起きているというのかっ!…と勘ぐりたくなるような企画の充実ぶりですな。今回の企画は、歴代のゼルダ全作品を収録した「ゼルダコレクション」がもらえるというもの。クラブニンテンドーで500ポイントを集めるともらえる会員特典だけど、3月18日発売の「ゼルダの伝説4つの剣+」を購入して登録すると、150ポイントで特別にゼルダコレクションがもらえるので、事実上の購入特典と言っていいでしょう。中古抑制とファンサービスを両立させた良い企画だと思いますが、普通に移植作で再発売しても売り上げが見込める作品を非売品の特典用に作ってしまうというのは…太っ腹だけど大丈夫かいな?と心配もしてしまいます。あ、そうそう、会員特典と言った以上は、GBA-SPのファミコンカラーのように、本来は会員抽選特典だったのに「プレゼント期間が終わったらすぐに色を変えて市場商品化」なんてユーザーを舐めた真似はしないように!

 「絶体絶命都市」で名を馳せたアイレム(長いので以下略)の新作「桜坂消防隊」が結構面白そう。私の愛読書でもある「め組の大吾」で、消防士という職業が十分にヒーローモノとして成立するだけのドラマとアクション性があることは以前から確信していたので、その意図を汲み取ったゲームがようやく出てきてくれたことが単純に嬉しいですね。燃え盛る炎の圧倒的な熱量と生き物のような凶暴な動きをどこまで表現できるのか、注目して行きたいと思います。

Update : 2004/02/14