同人誌: コハクリコ(4) (峠 / 経験値ランド(旧:峠の巫女刈り))大胆な余白の使い方と、二頭身のデフォルメと、なにげに過激で際どい発言が素敵な同人誌を描いているサークル(GM研の格付けでは最高の5つ星評価)、それが、旧サークル名:「峠の巫女刈り」です。この前の冬コミからサークル名が、HP名と同じ「経験値ランド」に変わったので、昔からのファンの人は要注意です。TYPE-MOONの新作「Fate/Stay night」の発売も迫り、月姫ジャンル全体にも世代交代の波が押し寄せようとしていますし、ファンにとっては期待が大きすぎたため不満たらたらなアニメ版… そんな状況さえもネタにしてしまう逞しいギャグ魂と月姫への愛が、このシリーズには満ち溢れています。アニメ版の次回予告の「真月譚月姫」の台詞が「真ゲッター月姫」に聞こえる、という件には大笑いさせていただきました。今回のシリーズ新刊の発行に合わせて、シリーズ既刊も書店委託向けに増刷されたので、このシリーズ未体験の方もこの機会に読んでみてはいかがでしょう? 雑誌: 週刊わたしのおにいちゃん(2) (メディアワークス)主にマニア街で話題騒然(?)のこの雑誌ですが、第1巻は軒並み大好評完売御礼で早くも第2巻の登場です。でも、よく考えてみれば、この雑誌名ってどうなんでしょう?知らない人が聞いたら「お兄ちゃん特集の週刊誌なのか?」と誤解されそうな気がします…もっとも、誌名がどうのこうのという以前に、萌えの記号としての「幼女」や「スクール水着」の定義を堅気の人間には理解できるわけがないんでしょうけどね。ロリコンとロリ萌え属性には天と地ほども違いがあるのですが、その考察についてはまた別の機会にでも。創刊号の「着せ替え可能仕様」に比べると今回のオーソドックスなスク水仕様のフィギュアは、若干インパクトに欠けるかも知れません。設定イラストにあった水面の波紋くらいは再現して欲しかったなぁ…連載陣は創刊号とほとんど一緒。YUG先生の明るいカラー彩色は相変わらず見事だし、ばらスィー先生のチカラの抜けたまったりとした間も絶妙だし、田中久仁彦先生のディテール(小物)へのこだわりはさすがだし、結城心一先生のちょっとブラックな4コマオチも健在です。創刊号を勢いで買ってしまった人も、5週連続という尺は長くも無く短くも無いので、最後まで買い続けてしまうことでしょう。むぅ、ますますもって美味しい企画本じゃのう… 雑誌: 週刊ファミ通 2月6日号(vol.790) (エンターブレイン)去年だけで4回も鳥取県境港の水木しげるロードに行ったという、担当編集者のチップス小沢と柴田亜美先生の個人的な趣味により、以前から何度もネタになっていた「水木しげる作品」ですが、ついに水木先生ご本人がファミ通本誌に登場!二人にとっては夢の取材といえるものであり、「ごまかしてこそ身が持つんですよ。うまくやる人が専務や社長になってる」「若い頃の働きが上手いと10年20年の付録がついてくる」「あとはテキトーなこと言ってればみんなわかんない」などなと、大変ためになる含蓄のある言葉が満載です。もっとも、水木先生はファミ通が何の雑誌なのか理解してないと思いますけど… 最近妙に誌面への登場率が上がっている「ギャルゲー先生(キッシー嵐山)」ですが、今回のテーマは「そんな奴ァはいねぇ!人外系美少女」編。カテゴリーとしては広すぎる定義かなと思っていましたが、こうしてまとめてみると意外と共通点が多いですね。逆に言えば、最近のギャルゲー文法がワンパターン化しているとも言えますが。ちなみに、2003年の家庭用ギャルゲーは110本発売され、そのうちの27%にあたる30本が未だにドリキャスから発売されているという驚きのデータが!もっとも、PCエロゲからの移植や多機種間再移植を除いた、全体の家庭用オリジナルの率は下がる一方なんですけどね…この企画コーナーの次回「アッと驚く新境地」にも大いに期待したいものです。 コラム「浜村通信」では、TFLO(トゥルーファンタジーライブオンライン)でのボイスチャットによるコミュニケーションによる、快感とリスクについて考察されています。なるほど、確かにボイスチャットにはテキストチャットに比べて「生」のコミュニケーションが可能ですが、その反面、語尾のニュアンスや、ため息・舌打ちなどで言葉を選ばずに出てしまう本音も、通信されて伝わってしまうという危うさもあるのです。相手の顔が見えないからこそ、ネット社会におけるコミにケーションでは礼儀と仁義と常識がいくらあっても足りないということはありません。推敲して言葉を選ぶ余地のあるテキストチャットとは違って、ボイスチャットではサーバー容量の問題もあってログの全てを監視記録するわけにはいかないので…どのような管理体制を構築するのか、SEの端くれとしては興味津々です。レベルファイブの手腕に期待する事にしましょう。 Update : 2004/01/24
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