CD: DREAM SKIPPER (水樹奈々

 ゲームの主題歌などで知ってる人は知っている、知らない人は覚えてね。オイラはボイラ、ミウラのボイラ(あっ、これは別のCMだった)。もとい!声優系ゲーム歌手「水樹奈々」さんの3rdアルバムです。水樹奈々さんは、特技が「コブシの効いた演歌」というだけあって、声優歌手の中では歌唱力の高さは群を抜いています。予備知識の無い堅気の人間に聞かせてみれば、絶対に声優歌手だとは信じてくれないレベルが高いんですよ。

  01.宝物
  02.BE READY!
  03.keep your hands in the air
  04.still in the groove
  05.砂漠の海
  06.Dear to me
  07.What cheer?
  08.JET PARK
  09.White Lie
  10.Nocturne-revlsion-
  11.ひまわり
  12.恋してる…
  13.in a fix
  14.New Sensation
  15.refrain-classico-

 この形式でCDの評価をするようになって結構時間が経ちましたが、こんなに平均点の高いアルバムは初めてですね。私はこのアルバムの路線が正直言って余り好きではありませんが、それを考慮してもこの点ですからね。ハードな路線の曲調が合う人なら、3点の曲のほとんどに4点をつけてもいいと思いますよ。私のように声を全面に出したスローテンポな曲が好きな人には、11曲目の「ひまわり」がオススメ。いずれにしても、声の特性が発揮できる領域が非常に広くて、歌い手としてハイレベルだということを実証するには最適の1枚だと言えるでしょう。

アニメ: 真月譚 月姫DVD(1) iTBS/Pioneer

 ようやくDVDシリーズの第1巻が発売された、月姫のアニメ版の第1〜2話までを観ましたが…数少ない受信可能地域からは各所で「こんなの月姫じゃねぇ!」と酷評されていた風聞は伝え聞いていたので、全く期待はしていなかったのですが…期待値を限界ギリギリまで下げていたせいか、心の地雷が爆発するようなショックはありませんでしたよ。まぁ、普通に観れる程度のアニメだと思いますよ。あくまでも、期待しすぎなければの話ですが…

 もっとも、ファンの目から見れば随所にツッコミどころは満載でしたけど。人が少なすぎて暗すぎる校舎、なぜかカレーを食べないシエル先輩、思いっきり脇役声なさっちん、なんか不自然な十七分割のシーンとかとか…志貴がアルクに魅了され反転殺人衝動を発動させてしまう場面でも、不意打ちでもなく白昼堂々と公園で解体してしまうのはちょっとねぇ…原作どおりにしろとは言わないが、それならそれでどうしたいのかハッキリさせていただきたいものです。ホラーとしてもアクションとしても「ぞくっ」とくるものが全然無いんですよねぇ…声優さんへの違和感が意外となかったのは、ほとんどの人が代名詞的なキャライメージを持つほどのビックネームではないから…なのかな?翡翠の声はもう少し硬質的でもいいような気もするし、秋葉の声には怒気の中にも天邪鬼な一面を出して欲しいような気も(贅沢)。さて、私のお気に入りのさっちんは2巻でやっぱり早々と退場してしまうんでしょうか?え?アニメはさっちんルート?それはないでしょう!(断言)&(情けない笑)

雑誌: ドリマガ 12月26日号(vol.394) ソフトバンクパブリッシング

 デジキューブ破産!ということで、当然のごとく取材の矛先は、元デジキューブの取締役でもあった黒川文雄さんにも向けられたわけですが…11月19日に行われたFF12の製作発表会からわずか1週間、デジキューブは破産を発表したのだが、黒川さんも業界関係者と同じような感慨を抱いたようですね。なぜ「倒産」ではなく「破産」なのか?会社更生法を申請して救済先を捜したり、事業の引継ぎの可能性を模索しなかったのか…判断材料が少なすぎるので、デジキューブの首脳陣が無能だったとは言えないが、誰もが納得するような形で努力している姿を見せなったのは、コンビにでのゲーム販売事業はもう成り立たないと断言してしまったようなものです。その勝手な判断には消費者やゲームメーカーへの配慮というものがまったく感じられない。すでに予約していたゲームの受け取りはどうなるのか?コンビに流通を利益に当て込んでいたメーカーの事業計画はどうかるのか?破産を事前通告されず株券が紙屑同然になってしまった株主に対してどう説明するというのか…デジキューブの話では、FFのような大作頼みでしか収益を上げられないと甘ったれた事を言っているが、それでも営業努力でなんとかしてみせるのが消費の最前線を司る小売業者というものだろう!

 巻頭特集「GT4プロローグ版」ですが、さすがはドリマガ!いいところ突いて来ますね。GT4はレースゲームというよりドラインビングシミュレータとも言うべきゲームであり、その特性を語る上で重要なのは、攻略法でも画面写真の列挙でもなく、自動車のプロたちの言葉なのです。「Tipo」「AUTOCAR」「CENROQ」など、ディープな車マニアのためだけにあるような雑誌の編集スタッフが、それぞれの角度のこだわりからGT4を語ってくれています。およそゲーム誌らしからぬ記事と言えるかも知れませんが、ゲーム本質を伝えるべきゲーム雑誌本来の姿としては尊敬に値する企画だと思います。

 あ、最後にもう1つ。「SNOWがPS2移植決定!」…たーべーたー!(怒)

雑誌: 週刊ファミ通 12月26日号(vol.784) エンターブレイン

 とうとう来ましたか、Leaf復権への切り札「To Heart 2」の情報が。Leafでは初めての東京・大阪合作ということで、まさに社運を賭けたプロジェクトなのですが、そのファーストインプレションは…なんかぱっとしませんねぇ…絵柄が思いっきり近代Leafテイストが強すぎて、元祖を知る人にとっては「ものすごく」抵抗があると思います。双子の名前が「珊瑚・瑠璃」というのは月姫の「翡翠・琥珀」を意識しすぎなのでは(デザインは「ネギま」にそっくりだし)…物語の舞台は前作の2年後の同じ高校だけどキャラは総替え。前作キャラは背景画にチラッと映ることもあるかもくらいの接点しかないらしい。現在の開発状況50%ということになっていますが、スタッフインタビューを読んでいても、どう考えても2004年の夏に出せるとは思えないのですが…え?誰もLeafに締め切りも技術力も期待してない?せめて、DC版「こみパ」よりまマシなプログラムをしていただきたいものです…

 13日(この号の発行日)に発売された「PSx」ですが、この日私はちょうど日本橋に買出しに出かけていましたが、その事にまったく気がつきませんでした。ゲームショップには何点も立ち寄りましたが、売り場がPSX効果で盛り上がっている気配は皆無でしたよ。ほとんどが予約完売していただけなのか、それとも本当に人気が無いのか…ファミ通.comでのアンケート調査でも、PSXに魅力を感じないと回答した人が49.6%にも上っています。エクスプレスのトップ記事で特集も組んでいましたが、「○○ができます」、よりも「○○もできません」という項目がずらりと並んでいて、普通に家電製品としてスペック判断すれば120%「待ち」ですよPSXは。直前になってスペックダウンされた部分については、後日のソフトウェアアップデートで対応可能と言っているが、地上波デジタル放送への非対応やアンテナ出力など、根本的な問題について仕様変更に迫られるのは明白ですからね…「故障や仕様変更による買い替えも需要のひとつ」などという殿様商売がいつまでも通じると思うなよ!このS(以下略)

Update : 2003/12/13