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01/12 通算30万ヒット達成!
12/16 GM研通信vol.6製作状況特集ページを開設
▼更新履歴

 業務連絡

4/12の20時20分頃にGM研通販でお申込みをいただきました方に業務連絡です。メールアドレスが正しく記入されていないため、当方から必要事項の連絡ができない状態にあります。お手数をおかけしますが、メールアドレスに再度ご連絡をいただけますよう、よろしくお願いいたします。メールアドレスは、トップページの一番下に記載してあります。

 2008/05/13(火) 「今月のきらら」

 1 あねちっくセンセーション (最終回)
 2 ふおんコネクト!
 3 かみさまのいうとおり!
 4 三者三葉
 5 ドージンワーク番外編
 6 うぃずりず
 7 ねこきっさ
 8 まーぶるインスパイア
 9 あっちこっち
10 Sweet Home

全24本中で、自分内単行本購入基準(略してC点)をクリアしていた作品は10本で、打率に換算すると.417。ランキングの常連だった「メロ(3乗)」がフォワードの単行本作業で休載。「棺担ぎのクロ」も休載で計2本の減少要因に対して、しばらく様子見を続けてきた「あっちこっち」が初のランクインを果たし、キャラットでも本誌でもゲスト掲載が続く、やまぶき綾先生の「Sweet Home」も堅実にランクインしたものの、「-そら-」が初のランク落ちとなって総数ではマイナス1本という結果になりました。今月号で「あねちっくセンセーション」と「1年777組」の2本が最終回を迎え、来月号ではさらに2本が最終回を迎える春の大改変期にしては、新たに台頭する新連載がなかなか出てこないのが少々寂しいところですが…

そんな今月号を制したのは、最終回を迎えた「あねちっくセンセーション」。先月号に次ぐV2で有終の美を飾りました。最終回は何を書いてもネタバレになってしまいそうなので内容については敢えて一切触れませんが、最後までギャグ漫画の精神を忘れず、物語というような大上段に構えたものではなく、拳で語る等身大の姉と弟の確かな絆を最後まで連載で描き切れたことを、同人時代から吉谷氏の作風を知る者の一人として、とても嬉しく思います。センターカラーの少なさからも分かるように、雑誌の戦略的なポジションでは決して恵まれていた作品ではなく、派手さとはあまり縁のない作品でしたが、個性派でありながら軽妙な読み口には独特の存在感がありました。7月末予定の最終単行本での描き下ろしも楽しみにしてます!(主にウソ予告とか)

次点には、表紙&巻頭カラー&単行本2巻&ドラマCD発売…と編集部がラッシュでプッシュ仕掛けを打ちまくった「ふおんコネクト」が、先月に続いてがっちりポジションをキープ。修学旅行編のスタートとなる今回は、やはりというか当然というか、スタートからして普通じゃない。普通じゃない事を、普通じゃない方法で、普通にしてしまうのがこの作品の(ちょっと判りづらい)魅力であり、とかく問題児のふおんや、異端児の交流ばかりが目立ちそうなところを、元巻さんのような大人しい真面目キャラが時折見せる”大胆な善意”が効果的に描かれている、そのバランス感覚がギャグとして成立していることは、この上なく素晴らしいセンスだと思います。単行本2巻は5月27日、ドラマCDは5月23日の発売です!

本日は時間が無いので、以下の論評は割愛させていただきます。

 2008/05/11(日) 「98/166」

休日を完全に家に引き篭もってすごして、GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに4本書き上げました。

「イミシん☆」(サークル:住職とその一味)
「また春に会いましょう」(サークル:大黒堂)
「せかいはかがやく」(サークル:サガマニ)
「SWEET3(3乗)」(サークル:走れ!)

これで、全166本のうち98本が完成しました。進捗率は59.0%。とうとう100本の大台が近づいてきました。前人未到の神域だと思っていた数字の達成が近づいてくると、何やら感慨深いものがありますね。ゴールはまだまだ先ですが、久々に1日4本の量産ペースで書く事が出来たことは、精神的にもかなり楽になりました。

それにしても、書くのも一苦労なこの本ですが、読む方は大丈夫なんでしょうか?真面目に読んだら、一体何日かかるんじゃい?辞書並みの文字数だけど、全文必読の辞書なんてありゃしないのですが…今更ながら、この超自己満足な企画に読者の方が付いてきてくれるのかどうか不安になってみたり。もし付いてきてくれても、ページ数との兼ね合いで印刷代も莫大な金額に跳ね上がるので、前作割れの部数しか印刷できなくて、欲しい人に行き届かないかもしれないという苦しさも抱えているので…

とにもかくにも、夏の完成に向けて、平日は最低でも2日に1本。休日は最低3本のペースで、この長きに渡ったレビューマラソンに決着を付けることにしましょう!

 2008/05/10(土) 「なのはStSサントラ」

原稿のお供に音楽は欠かせませんが、集中力を保つためにはボーカル曲よりもサントラなどのBGMオンリーの曲が望ましいわけですが、テンションを上げるほどお気に入りのBGMと出会うことは稀であり、ゆえに時としてエンコードに時間をかけてでも新曲を求めたくなるものです。

そういえば今更ですが、なのはStSのサントラはまだエンコードしてなかったなと思い出しました。なのはStSのサントラは、DVDのおまけとして3枚に分かれて収録されているので、エンコードするのもCD音源として聴くのもめんどいなー…ってことで長らく放置して忘れ去っていましたが、無印もA'sも音楽面で好みの曲が多かった(アニメにおける音楽のトータル演出レベルとは別問題ですが)ので、これは期待できる!…と思っていたのですが…

なんかものすごい違和感に困惑しきりです。iTunesの5段階レートチェックを各曲につけながら聴いていたのですが、第一聴印象からして「おおっ!」と思える曲があまりにも少ない。そしてアニメのシーンが回想としてまったく頭に浮かんでこない。StSは通算5回しか(しか?)観ていませんし、個人的に名場面だと思うシーンは両手の数で足りてしまうほど少ないわけですが、それにしてもあまりに低い打率です。全体的に感じるのは軍隊組織色が強いためか重低音で速いテンポを刻む機械的な音の厚みで攻める曲調が多くなり、シンプルながら芯の強さのある音で攻めるクラシックとの親和性が非常に高かった無印とA'sの曲調とはあまりにも異なっているように感じました。私は音楽の専門家ではありませんので、その相違についての善悪を語りたいわけではありませんし、StSにはStSのコンセプトがあったであろうことも理解しています。それがその作品の記憶とマッチしていて、思い出を再生するキーとなれるのであれば何だって構わないと思います。

誤解の無いように書いておきますが、私はStSという存在を肯定したいと最近思えるようになってきました。物足りないところは沢山あったけど、そのありにも隙だらけで素材としての魅力に満ちたこの作品は、公式設定をファンに押し付けるものではなかった。過去があって未来があるように、成長して変化するのが当たり前であり同じものなどどこにもないのですから。でも、そのお蔭で新旧どちらのなのはも二次創作の舞台で活気を失わず、多くの個人作家が願うキャラクター像やサイドストーリーが生まれている事実を好ましく思う。それが私がStSを肯定したいと思う理由です。

だからこそ、音楽演出の面ではそういった展開から再評価するような事例が非常に起きにくいことあって、公式サンドラにインスピレーションをかきたてるようなパワーが感じられなかったことが、とても残念でならないのです。やはりvol.6のなのはif特集に書くリリカルオーケストラのネタは、当初の構想通り無印とA'sのみの構成で行くことにします…

ちなみに、星5つの曲はこちら
「優しさに包まれて」
「Ace of Ace」
「その涙も、悲しみも 〜集え、星の輝き Ver.StS〜」

す、少ない…

 2008/05/08(水) 「94/166」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビュー「いくの・デイズ」(サークル:腰の曲がった空間)を新たに1本書き上げました。これで、全166本のうち94本が完成しました。進捗率は56.6%です。

2日で1本か…クオリティを落とさないことと、本業に支障を来たさない睡眠時間を確保することが絶対条件とはいえ、正直厳しいペースです。今週末は大人しく家に引き篭もって原稿に勤しむとしますかね…

 2008/05/05(月) 「コミティア84&久遠の恋物語ファイナル」

5/5(月)は東京ビッグサイトで開催された、創作系即売会コミティア84に参加してきました。コミティア出身の作家さんが商業誌の第一線で活躍していることもあって、イベントとしての注目度が近年とみに上昇中であり、通常開催のビッグサイト1館1800サークル体制では落選が出てしまうほど参加サークル数が増えており、参加者数は1万人を超えており、限界まで配置数を増やすため通行に支障を来たすほどの巨大イベントへと成長する過程でのジレンマを抱えているコミティアが、年に一度すべてのリミッターを解除できるイベント、それが2館体制・史上最大2636サークル・推計来場者2万人で開催される「コミティア拡大スペシャル」なのです。

この日はいつもお世話になっているサークルさんのご厚意でサークル入場させていただきましたが、朝9時半に現着してみると、東西通路の半面を埋め尽くす長大な列と最後尾の札が!すわっ何事!いくら拡大スペシャルだからといって、コミティアにこんな行列が…と思っていたら、これは今回ファイナルを迎えるワールドホビーフェスティバル有明の列でした。コミティアはガレリア1Fに列を形成していてこちらも結構な規模になっていましたが、ちゃんと目視してないので推算不能です。開場後はいつもの2倍の広さなのにいつもと変わらない密度だと感じられたことから、単純計算で2倍ということはないにしても、少なく見積もっても5割増くらいの規模だったのではないかと。その辺は次回のティアズマガジンの統計を楽しみに待ちましょう。

今回の参加サークル数は史上最大の2636。普段は二次創作で活動しているサークルさんが創作ジャンルで初参加されているところもいくつかあったし、ゴールデンウィークで遠征がしやすいということもあってか、普段のコミティアでは見かけないサークルさんも多数いて、カタログチェックをするだけで日が暮れそうな勢いです。催し物としては、西原理恵子先生の大原画展や、眼鏡で理系で白衣な博士がおもてなししてくれる「Cafe Scifi+tique」や、単独で100サークルを越えた「百合部」などの横断ジャンル企画、メロンパンなどのケータリングサービスの屋台村、出張編集部には史上最大の31編集部が参加。1館体制では配置スペースの制限もあって催し物とのバランスに苦慮されていますが、今回はほぼ使い放題。特にサークル島中の広さといったら通常の2倍近くて快適そのもの。これなら将来的に3000サークル越えでも十分に対応できそうですね。

サークルさんのお手伝いといっても、私の場合は店番ではなくお買い物の代行がメインです。被っているサークルさんの情報交換をしてから、開場前にお知り合いのサークルさんにご挨拶回りに出発。設営中だったりコピー本の会場製本中だったりと、状況によっては非常に声を掛けづらいこともあるので、空気を読んだタイミングや手短に要件を伝えられるように頭を整理しておくとか、これはこれで結構奥の深い分野だっりしますが…そんな中、今日はいつもお世話になっている某作家さんの所で開場時間ギリギリまでコピー本の製本作業のお手伝いをさせていただきました。そういえば、今日は一般参加のはずの某主催さんが、突発的に行列が出来た某サークルさんの列整理をやっている姿を見かけたりと、こういうことが自主的に行われる場の雰囲気が、この規模のイベントになっても維持されていることは大変喜ばしいことだと思います。

ちなみに、「Cafe Scifi+tique」は11時の一般開場に先立って、10時30分から営業していたそうです。これは開場後は動けなくなるサークルさん向けへの嬉しい配慮だと思います。それを事前に知っていれば、開場ギリギリの設営ミッションにしなかったのに…と後悔した人もいたとかいないとか。私は今日は1時までしか滞在できない制約があったのでカフェは利用しませんでしたが、博士カタログと須田さぎり先生のイラスト入りの眼鏡拭きを購入しました。もしまた機会があれば是非カフェの方も利用してみたいものですね。

11時の一般開場後は、約100のチェックサークルを超高速で買い倒れして回ることに。何しろ時間がないので「信用買い」のレベルに達しているサークルさんの新刊は無条件で買い!通りがかりでピンときたご新規さんのサークルさんがあったらコピー本だけでも押さえておけ!書店で補完できる可能性のあるサークルさんは、行列のタイムロスを天秤にかけて速やかに特攻か回避を選択。2時間制限で1つでも多くの本を見て回るためには、とにかく迷わないことが重要なのです!この日の収穫は67冊。ミッション成功率は99%。私にとっては別段驚くまでもない普段どおりの数字ですが、普段の半分近い時間で同等の戦果を上げたという結果が、いかにすさまじい密度で買い物をしていたかを物語っています。その反面、スケブをお願いできなかったり、お世話になっている方々と落ち着いてお話できなかったりと、割り切らなければならない部分があったのも事実ですが…結果的に非常に充実した時間を過ごすことができました。


1時ちょうどに開場を後にして、蒲田のアプリコで開催された「久遠の恋物語Final」に参加するため移動を開始して、2時前に会場に到着。久遠の絆発売10周年記念にして、最終回を迎えた即売会であり、GM研通信の表紙絵でいつもお世話になっている作家さんが関西から遠征参加されていることもあって、私にとってはコミティアの時間を削ってでも駆け付ける価値のあるイベントなのです。小規模なイベントの買い物タイムはあっという間に終わってしまうものですが、催し物が非常に充実していることもあって、私が来たときにもまだ多くの人がまったり談笑していました。喫茶スペースはMISSING PARTSの「サイバリア」を模したものになっており、FOG作品の思い出を熱く語っていました。さすがに危ないので菜々子の殺人料理の再現とは行きませんが…「FOG同人大集合」のコーナーでは、貴重なFOG作品同人が展示されており、私ですら読んだことのないレアな本が目白押しで、ついつい全巻に目を通してしまいました。眼福です。かつてカナコミで読書コーナーをディレクションさせていただいた身としては、事前にサークルさんに使用許諾を取っていたり、奥付の個人情報にあたる部分はシール貼りで隠してあったり、と細かい配慮がなされているところがとても参考になりました。それに、100冊近い本を展開するならそれ相応の広さが必要であることも実感しました。長机2つに179冊を詰め込んだカナコミライブラリーが、いかに詰め込みすぎだったことか良く分かりました(^^;

アフターイベントのジャンケン大会、そして非公式打ち上げのカラオケにも参加する予定でしたが、悪い予感がして仕事場に電話を入れてみたところ、単に報告がなかっただけでトラブルが発生していたことが発覚。仕方なくカラオケを断念して火消しに急行。どうやら即売会の神様は即売会タイムの間しか保護してくれないらしい…カラオケは、またいつか関西に遠征した時にでも、ということで…

コミティアのオススメ本は後日の日記で。

 2008/05/03(土) 「都産祭2008」

5/3は都産貿浜松町館で開催された、同人誌即売会大合同イベント「都産祭2008」に一般参加してきました。11ものオンリーイベントが共通パンフレットで入場できる複合イベントの代名詞的な存在として、すっかり認知された感のある名物イベントで定着した都産祭ですが、成年向けに対する対応の変化など、昨年とは状況の変化が多々あったわけであり、その辺も含めてどんな感じだったのか、ざっとレポートしてみましょう。

朝、小雨の降り続くあいにくの天気だったため、現地入りは10時半とかなり遅めに。先週のcomic1☆2といい、最近の即売会は天気に恵まれない印象があるのは気のせいですか?3〜5Fをフロア別に一般待機列を作っていましたが、私のお目当ては「しまけっと」と「ARIA CARNIVAL 5」だったので迷わず4Fの列に着列。すると、ちょうどマリみてイベントでよく(というか必ず)お見かけする方とバッタリ出くわしたので、アレコレ楽しくお話させていただきました。普段はお互いに作戦を遂行すべく慌しく会場という名の戦場を駆けている身の上ゆえ、落ち着いて同人について深いお話をする機会には恵まなかったので、短時間でしたがとても充実した時間を過ごすことができました。こういう偶然もあるなら雨の憎らしさも薄れる…かも。

浜松町館系イベントで標準装備になりつつある年齢認証リストバンド(通称:エロい人バンド)は、今回も一般待機列とカタログ販売時に身分証明書チェックの上で配布されていました。私は運転免許証を持参しましたが、生年月日を確認するまでもなく「あ、ゴールドなら誕生日を確認するまでもないです」とのことで一瞬でチェック完了でした。チェックする方のスキルも上がっているようです。18禁ゾーンはサークルの配置図の上では列単位で区分されていましたが、だからといって購入時にリストバンドを確認をしているようには見えませんでした。もっとも、私はガチの18禁本を滅多に買わないので参考データにはならないかも知れませんが…ちなみに、2Fで開催されていた「帝國メイド倶楽部」は都産祭とは別運営・別カタログであり、成年向けのチェック方法も別方式(リストバンド式ではなく、ゾーニングエリアを机の仕切りで隔離する方式)が採用されていました。いずれにしても、スタッフさん各位の尽力もあって、大きな遅滞も混乱もなく運営されており、成年向け問題は沈静化に向かいそうな様子で一安心です。

11時に開場時間を迎えると、特に待つこともなくスムーズに入場開始。しかし!そこに待っていたのはかつて無い規模で繰り広げられていた会場コピー本製本!休憩スペースが臨時製本会場になっているくらいで…そして遅刻されているサークルさんも多数!用意していた作戦の大半が宙に浮いてしまったので、以後の作戦はすべてアドリブで行動することに。普段は開幕で列が出来ることのないサークルさんに予想外の列が出来ていたり、事前情報は何もなくて何があるかも不明なのに突然最後尾札が出現したサークルさんがあったり…しかも、大変恥ずかしいお話ですが、この日朝の私の所持金は1900円しかなくて、序盤戦が終わったら資金調達のために1時間ほど会場を離れなければならない、という非常に悩ましい縛りもある限られた時間と限られた資金の状況下だったので、会場に戻って来たときに遅刻していたサークルさんがちょうど販売開始だったとか、運の良さにも随分助けられたミッションだったと言えます。ただし、これは結果オーライだっただけで、補給線の確保に失敗している時点で参謀としては落第かもしれませんが(^^;

会場に戻ってきたところで、2Fの帝國メイド倶楽部に立ち寄って、今回のカタログ注意漫画を担当されたシャーリーサークルの「花楠」さんにご挨拶。特定原作のあるオンリー以外で、キャラ物の注意書き漫画は珍しい(しかも、3Pの依頼のところを5P描いちゃった、という裏話も)。メガネウサギ本のオフセ化計画も再プッシュ(そそのかしともいう)しておきました。あ、でも、作家さん達の間で評判がいいのは本当ですよー。その後、4Fに復帰してARIAスペースをじっくり見て回ることに。ARIAにはまった時期がごく最近だったことと、オンリーイベントの日程が被ったりすることもあり、ARIAイベントへの参加は実質これが初めてでしたが…想像以上にいい感じの盛り上がりあるイベントだと感じました。初見のサークルさんが描くそれぞれのARIA観は新鮮だったし、コスプレさんも多かったし、グッズにも工夫を凝らしたものが多かった。TUGUMIXさんの缶バッチガチャガチャとか、皮を加工してキャラ絵デザインを施したお財布とか…高額すぎて金欠の私には手が出ませんでしたが(^^;作家さんも一部被っていますが、ジャンル的にはマリみてとかなり近い感じです。マリみての作家さんも最近になってARIAにはまる人が増えてきているので、原作の供給がこれから先は望めませんが、うまく相乗効果を出せれば長続きするジャンルになれるかも。個人的にはあの方やこの方やらの解釈でのARIA本を是非読んでみたいところですが…

この日の人出については、他のフロアの序盤戦の状況は把握していませんが、1時頃でも5Fの大半を占めるアイマスには多くの人で終始賑わっていてジャンルとしてまだまだ元気なところを見せ付けてくれたし、3Fは初音ミク以外は多少まったり感はありましたが共通カタログ効果なのか行き交う人は常にいた。2Fの帝國メイドは別カタログでしたが、かといって閑散としているわけではなく、常連さんを中心としたゆったりとした雰囲気でした。単独では成立し難いマイナージャンルにとって、共通カタログによる絶大な集客効果は大きなメリットですが、イベントならではの独自色は出しにくくなるデメリットもあります。アフターのじゃんけん大会には参加していないので確かなことは言えませんが、連携企画方面での充実が今後より求められてくるかもしれませんね。

この日の収穫は47冊でした。そのうち8割方がARIA本です。久しぶりに「全部1冊ずつお願いします」と言える新規開拓ができて、非常に充実度の高いイベントでしたが、金欠だってのに5/5にはコミティア(とFOGイベント)が控えてるってのに…と財務担当泣かせなイベントでもありました。ご利用は計画的に行きたいものです(^^;

 2008/05/02(金) 「今月のきららキャラット」

 1 ラジオでGO!
 2 ひだまりスケッチ
 3 火星ロボ大決戦!
 4 雅さんちの戦闘事情
 5 かみさまのいうとおり!
 6 CIRCLEさーくる
 7 アットホーム・ロマンス
 8 ちびでびっ!
 9 とらぶるクリック!
10 ひめくらす
11 謎部のアレ。
12 Cherry☆Berry
13 からハニ
14 ハッピーとれいるず!

※いつものことですが「バラエティーも〜にん」はランク云々とは別次元の作品ですので、集計対象から除外してあります。

全28本中、単行本購入基準(略してC点)を満たしていたのは14本で打率に換算すると.500。表紙の修正が間に合わないほど急だった「GA」の休載以外は、単行本作業による定期休載もなく、ほぼベストに近い布陣となった今月号は、数字だけを見れば手堅く5割をキープして変化に乏しく見えるかも知れませんが、その5割の充実ぶりには目を見張るものがあります。TOP5の常連である先頭グループのレベルの高さだけではなく、6〜11位あたりまでの第2グループの底上げがここ数ヶ月で顕著になっています。正直言ってお気に入りの順番を付けることが忍びないくらい、同時多発的にスイッチが入ってしまった作品が…雑誌ウォッチャーにとっては、とても贅沢な悩みだと思いますけど…

そんな風雲急を告げる6月号を制したのは、なぐも先生の「ラジオでGO!」です。ここしばらくは安定したクオリティでTOP5の常連になっていましたが、ついに初登頂を果たしました。同人時代から作風を知るファンとしては「ついに来たか!」と感慨深いものがあります。しかも、大御所「ひだまりスケッチ」と最終決戦を展開する「火星ロボ大決戦」を押しのけての首位獲りです。では、何がそんなにすごいのかというと…ちょっと抽象的かもしれませんが、その作品で伝えようとしている(と思われる)ものが伝えられたと感じられること、描きたいと思っていたものが描けた(のではないかと想像できる)こと、その2点において、今月のエピソードは確かな手応えが感じられた。そういう意味での首位です。よく誤解されますが、このランキングは比較論で作品に優劣をつけているわけではありません。笑いを数値化することができないように、面白さのツボも十人十色です。その前提を承知の上でそれでも私がこの集計を続けているのは、作品に対して真剣にありたいと、出来る限り客観的でありたいと考えているからです。そうして理論で完全武装をしていてもなお、ガードの上からノックし続けて本気を引きずり出して欲しい。「きらら」はそれができる数少ない雑誌だと思います。

話が逸れましたが、簡単に「ラジオでGO!」の魅力を語ってみましょう。この作品はラジオ漫画でありながら、ラジオの収録風景ばかりが描かれているわけでありません。ラジオ製作という仕事に携わる人々の人間模様であったり、ラジオ越しにいるリスナーであったり、様々な場所・職業・生活の中でのラジオという存在の面白さが感じられることの嬉しさを、ちょっとした何気ない日常の中でナチュラルに描いているということ。これはやろうとしてなかなかできるものではないと思います。私と同人の趣味が近い人には是非オススメしたい作品なので、そのうち単行本にまとまったら読んでみてはいかがでしょう?

ラジG語りにパワーを使いすぎたので、2位以下は駆け足でまるっとまとめて解説。「ひだまりスケッチ」は遂に1年生編が終了。春の別れはなんともうめ先生らしく穏やかなものでした。2年生編ではひだまり荘に後輩新キャラが入ってくる…かも(願望)。「火星ロボ大決戦!」は遂に最終決戦に突入!もちろんエロバカ度もクライマックス!ロボバトルの割合が低いのは仕様なので諦めてください(褒め言葉)。「雅さんちの戦闘事情」は久々に主人公が登場!(久々なのがデフォになっている主人公って一体…)出番があったらあったで笑いが取れるのは芸人としてはおいしいわけですが、敵も味方も第三勢力も全方位ボケっぱなしなのに、なんとなーく物語が進行している不思議。

「CIRCLEさーくる」は奥手なオタク男子にとってはあるあるネタの宝庫です。例えるなら「げんしけん」のようにオタクの業とかではなく、ライトな視点でオタク学生サークルの日常を描いたもの。そこが魅力でもあり、好みは別れるところなのかも。「アットホーム・ロマンス」は集計開始最高順位を獲得。今まで姉萌えやママ萌えの変態漫画(褒め言葉)道を突き進んできたこの作品でしたが、ここに来て「求められる側の本音」が語られて完全にスイッチが入ってしまいました。ママ喫茶マーミヤンって、ネーミングセンスは…「ちびでびっ!」は不憫の代名詞だった店長さんにようやく春が?「謎部のアレ。」は今までのおバカっぷりとのギャップの激しいええっ!な展開に驚きつつ今後を見守りたい。今回もゲスト扱いの「Cherry☆Berry」は早いところ連載になってくれないものかと…やはりこの手の作品は軸になる男の子キャラがいると展開が締まりますね。

とりとめなく書き散らしましたが、今月はこの辺で。

 2008/04/30(水) 「comic1☆2 オススメ本(その2)」

「その1」と書いたからには「その2」も当然あるものだと、自分にプレッシャーをかけずぎる性分は程々にしておくべきかと…

■マリみて
・美術部 「細川可南子がみてる 特別でない可南子の一日」
マーガレットにリボンのネタを中心に繰り広げられる可南子中心マリみてワールドも17作目です。これだけ長くシリーズが続いているのは、創作意欲を刺激して止まない原作の燃料補給と、そのお題に全力で「if」で応える同人作家と同人読者という構図の中で、原作に出番があろうとなかろうと我が道を往くカナみてが支持され続けているという事実は、マリみて同人の面白さを語る上で欠かせない存在です。予想が当たるか外れるかではなく、好きな人の笑顔を想像すること・幸せであれと願いを掛けてみること。出番が無かったからこそファンとしての素直な「hope」に満ちた今作は、私にとってはカナみてシリーズの中で2番目に好きな作品になりました。

・ティンクルスター 「179.3cmライフ」
ここしばらくシリアス良い子の可南子本が続いていましたが、全編が四角目可南子のエピソードで構成される179.xシリーズで、ティンクルスターさんのもうひとつの顔:芸人魂の本領発揮です!今回は男性の柏木さんが対戦(?)相手とあって、いつも以上に容赦のない大暴れっぷりを発揮してくれています。四角目可南子の芸風スイッチを入れて「キラキラまわる」を見てみるとこうなるのか!…といつもながら新鮮さを失わないパロディ精神に感服しました。成熟した安定ジャンルというイメージのあるマリみて同人ですが、実はそれは作家諸氏が自分の世界観にチャレンジし続けているから成立するものだと思います。芸人は永遠の若手なのですから!

■なのは
・ryu-minBS 「Lyrical Magic すとらいかーず 3rd Holiday」
スバルが寝起きの悪いティアナに出来心で装着させてしまったネコミミをめぐって、ティアにゃのネコミミに突っ込みたくても突っ込めない「ティアにゃランスター」編は、ryu-minさんの作風としてはかなり長めのお話ですが、多くのキャラが絡む見せ方がStrikerSを題材にしたパロディならではの面白さをよく再現できていると思います。突っ込み役が少し目を離すと、各々が勝手なマニアな思考を始めるのは仕様です。キャロがFFマニアなのも、ヴィータが相変わらず腹を下すまでアイス(戦友)と格闘するのも、ギン姉の重度の妹(スバル)かわいがりも、すべて仕様です。物語をなぞるのも工夫次第ではここまで面白くなるんですね。

■らきすた
・ゆ〜のす通信 「アトのまつり!」
ゆ〜のす通信さんのらきすた本と言えば「かがみんシリーズ」ですが、今回のお題は柊4姉妹(とその母)のドタバタホームコメディです。原作ではつかさ以外は性格面での露出が極めて少ない(というか無い)柊家の面々をフリーダムに妄想&捏造。暴走シスコンエロ姉貴って…でも、こういう思い切った(ネジが何本もぶっ飛んだ)パロディはアンソロでは絶対に描けない同人の醍醐味ですね。コンプエースで商業誌デビューも決定した、ゆ〜のすさんのますますの活躍を陰ながら応援いたします!(悩みすぎて石を精製しないように「命を大事に」で)

ミニレビューもいいけど本編の原稿も書きやがれ!…と進行人格が噴火しそうなので、「その3」があるかどうかは微妙です。あ、でも、オススメのなのフェ本は紹介しておきたいなぁ…

 2008/04/28(月) 「comic1☆2 オススメ本(その1)」

comic1☆2で買い込んだ本の中で、特にオススメ作品をまるっと駆け足でご紹介。時間とお財布の都合上いくつか書店補完に回したものもあるので完全版というわけではありませんが、この中のいくつかは追加レビューの対象になる…かも。

■なのは
・ぱるくす 「PN6」「PN7」
まさかの2週連続オフセット発行!6ではナチュラルに危険分子を排除しようと考えるフェイトをなだめすかそうと気苦労の絶えないエイミィさんシリーズ(長っ!)の隠れファンとして今回の立ち位置は面白かったし、7はなのフェ分が不足していた頃に突発的に描いた話から生まれたものであり、もう諦めるしかないくらい末期でラブラブななのフェ愛に満ち溢れています。読んでる方が恥ずかしいほどプラトニックなキャラ愛に万歳!

・不可思議 「ゆの×くろ」
不可思議さんが描いていた「腐女子はやて」シリーズに登場していた、ゆの×くろ本を完全再現。「はやての本を不可思議さんのサークルに本を委託する」という設定で、値段POPにも「委託」と書く徹底した演出が面白い。中身はど直球のBL。腐女子はやての前知識がない身内にこの本が自分の部屋にあるのを見られたら、すわっ何事かと変な目で見られるかも?

・まじっく・すくえあ 「レイジングハートさんA's」
レイジングハートさんシリーズも5作目。カラー表紙全盛時代に2色刷りのシンプルな味わいはかえって貴重かも。今回はA'sの名シーンを一気に振り返りつつ、レイハさんのネームの多い知的なロジック解釈ツッコミが炸裂しています。無印とA'sとをつなぐ数々の作品を予備知識として語りたくなる下りは、なのはファンなら誰もがが頷くことでしょう。

■ひだまりスケッチ
・うつらうららか 「ひだまりわはー」
えれっとさんのわはーな作風は「ひだまりスケッチ」とよく合うと前々から思っていましたが、やはりこれはイイものでした。原作では名前だけは頻出のコンビニ「ベリマ」。しかしお店の直接的な描写はほとんどなく、今作に登場する店長さんも想像で描かれたものでしたが、両作品には絵柄以上に作風や着眼点や空気感も何か通じるものがあります。

■コードギアス
・美彩'd 「ここではお姉ちゃんと呼べ 実の姉弟であればこそけじめが必要だ」
きららで連載している姉萌え変態漫画(褒め言葉)のノリそのままに、コーネリア皇女殿下(28)に姉萌えでハアハアするルルーシュの変態っぷりが痛快です(くどいようですが褒め言葉)。コピ本代わりの8P折り本なので書店委託があるかどうかは微妙ですが、そのうち続きも描かれるそうなので、お姉ちゃん好きは期待して待ちましょう!

その2は明日の日記で

 2008/04/27(日) 「comic1☆2 レポート」

本日は東京ビッグサイトで開催された、同人誌即売会comic1☆2に一般参加してきました。レヴォのスタッフを中心にして春の後継イベントとして新規開催された昨年は4/29の祝日開催ということもあり、私は業務上の都合上参加できませんでしたが、方々でのレポートによると、超大手サークルさんの参加効果もあって凄まじい賑わいで男性向けイベントならではの活気があったそうですが、今回は果たして?

AM7:40、国際展示場駅でマイミクさんと待ち合わせ。駅を降りてあまりの寒さにホットドリンクを調達。もう5月も間近…なんだけどなぁ。列の方はというと…マックの十字路のさらに駅側まで最後尾が延びていました。しばらく大イベントからは遠ざかっていた(サンクリも大抵手薄なBホールが初手攻略になることが多かった)ので、長大な列を眺めて改めて同人文化の巨大さを再認識しました。列が確定したのは、やぐら橋を渡り切って「ようこそビッグサイトへ」の看板のある広場のあたり。他のイベントも開催されていることもあって、広場の半面だけの使用でしたが、それでも広場を埋め尽くす人の数は算出不能なほどみっちり。雨は小雨程度で8時過ぎには止みましたが、濡れた路面が乾くほどでもなく、立ちっ放しの人が多かったこともあり、いつも以上に列の密度が高かったのかも。

10時前くらいにトレイを済ませるついでに最後尾がどこまで延びているか見てみたら、列を圧縮した状態でも、マックの十字路あたりまで半面が埋め尽くされていました。おそらく、東西連絡通路にも人が埋まっていたであろうことから推計するに、軽く見積もって2万5000人くらいはいたかも。ちなみに、comic1のサークルチケットは1サークル2枚だったとのこと。この規模のイベントでは非常に珍しいパターンですが、それでも、中の人だけで+5000人と考えると、東6ホールと西2ホールを全部使って18万人(3日目のみ)のコミケと比較すると、いかに凄まじい密度の開催かよく分かるかもしれません。※これらの数字はすべて目測であり正確性を期すものではありません。

そんなこんなで10時30分の開場時間を迎えたわけですが…列がまったく動きません。ちょっと動いては止まるを無数に繰り返しながら、やっとこさ会場入り口に到着したのは10時55分。実に25分ものタイムロスを喫してしまいました。その主要因だったと思われるのは、4列固定のまま誘導をせざるを得なかったことです。2基4列編成のエスカーレーターでは時間当たりの処理能力に限界がある。せめて対面の東4側のエスカレーターが使えれば状況は違ったかもしれないが、他のイベントとの兼ね合いでそれはできなかったし、階段との併用は殺気立った徹夜・始発組を誘導するには安全上のリスクが高すぎる。ナンボほど徹夜・始発組がいたのか?それは、このエスカレーター体制で運べる人数を時間計算してみると推算できるかもしれません。めんどいので私はしませんけど。

話を戻して入場後の様子などを。25分の出遅れは正直痛い。難易度の高いコピー本ミッションは全滅も覚悟していましたが、マイミクさんと難易度の高い初手攻略ミッションの分担協議が事前にできていたおかげで、これほどの出遅れがあったにも関わらず、ミッション成功率は…99%!と、この規模ではありえない数字を記録できました。おそらく私の身体ひとつでは相当な数をカバーし切れなかったことでしょう。多謝!(ちなみに、果たせなかった1%は本ではなく、先着配布ラミカの3択でお目当てのカードに間に合わなかったことです。後でお話したときに聞いた配布状況でのあまりの瞬殺っぷりに、みんな「なのフェ」のカップリングが大好きなんだと改めて実感。どんな大手さんもそっちのけで、なのフェのラミカに走った同胞たちに乾杯!)

この日の初期事前チェックサークルは97。その後の情報収集活動でスーパーカスタムした結果47まで絞り込みましたが、物理的な距離だけは埋めようがない。なのは系の「な」ブロックと、マリみて系の「け」ブロック、そして外周大手さんの「あ」と一部の「に」ブロックは、ちょうど端・中間・端という配置であり同時攻略など不可能。ある意味では憎らしいほど効果的に人を散らせる練り込まれた配置とも言えます。今回は幸運にもマリみてとなのはを分担同時攻略できましたが、単独ミッションを遂行する側からすると悩ましいことこの上ない配置ですね…普段のコミケなら壁配置のサークルさんがお誕生席どころか島中に配置されていたりと、配置図を眺めているだけでも不安いっぱいでしたが、私が見た限りでは、実際には熟練スタッフさんの的確な対応で大きな混乱はありませんでした。私が唯一外周に並んだ「apricot+」さんのところでは、女性スタッフの仕切りが素晴らしかった。列途中札を持って奮闘していた女子高生…ではなく蒼樹うめ先生、似合いすぎです。お隣のMATSUDA98先生は女性だったんですね。二度ビックリ。

コミケよりも島中のサークルスペースが広く、島間の通路幅も広かったものの、そこかしこに列が作られていたし、そもそも参加者の絶対数が多いので移動には一苦労でした。柱脇や壁際に座り込んでいる人の姿が目立ったし、ちょうど出入り口付近の配置だったサークルさんから聞いた話では、ちょうど開場ダッシュを目の当たりにして、その殺気はおもわず引いてしまうくらいだったとか…活気があることは大変結構なことですが、それはマナーよりも優先されるものではないと思うのですが…「同人に活気を取り戻すこと」はそのためには何をしてもいいという免罪符にはならない。次につながるものでなければ意味がない。それが必要だと認めさせられるものでなければ意味がないのですから…

買い物を終えてまったりしたころで、「カナトウロード」にお邪魔してマリみて系のお知り合いにご挨拶。可南子と瞳子のサークルカット並びだけではなく、共通の飾りつけポスターも作って擬似ミニイベント風に仕上がっていました。さすが仕事が細かい。それに、不思議とここだけ他の殺伐とした空気とは違うような気がしました。ひとしきりご挨拶をしていたところ、マイミクさんにお稲荷さんと巻き寿司をご馳走になりました。疲れていたところに酢が強めの味付けが丁度良かったです。大変美味しゅうございました。その他にも、商業誌デビューの決まった作家さんへのお祝いに駆けつけたり、関西在住のマイミクさんと久しぶりに会えたりとか…求心力のある大規模イベントだからこその楽しみもあるイベントでした。コミケに行けない私にとっては、comic1が春のコミケとして成長してることはとても嬉しいことです。ただし、その割をくう形になったサンクリは、来年から開催日戦略について再考する必要があるのかも知れません。ちなみに、見本誌読書コーナーは午後1時の段階でまったく本が並べてありませんでした。その後どのような運用がなされたのかは、仕事の都合で2時過ぎには早上がりしてしまったので確認していません。見本誌の図書館寄贈については私も同人に関わる者として思うところがありますが、イベントレポートには書ききれないので、これはまた後日に。


この日の収穫は68冊でした。ミッションを簡略化するために相当な数を絞ったことと、立ちっ放しの待機列と混雑の中での最大戦速移動で疲労が激しかったこと、ジャンルが飛び地になっていて絨毯爆撃がしにくいということもあり、新規開拓はまったくできませんでしたが、それでもオフセット率80%以上という充実っぷりはコミケ並のクオリティがありました。気になる本は後日ご紹介させていただきますね。この中のうち何本かがGM研通信vol.6に収録するレビューの最終候補になるかも?

 2008/04/24(木) 「93/166」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビュー「Bright Family Planning(芝刈組)」を新たに1本書き上げました。これで、全166本のうち93本が完成しました。進捗率は56.0%。レビュー原稿の執筆は3/10以来のことであり、実に一ヶ月半近くも書けない状態が続いていました。度重なる体調不良と苛烈を極める仕事の日々と、想いの強さに追いつけない我が身の未熟さを呪うばかりの日々の中で、いつしか私は原稿に向かうことを避けるようになっていました。これが最後になるかも知れないという覚悟があるがゆえに、この本にあまりにも多くのものを託そうとしてしまったのでしょう。

しかし、それはとんでもない思い上がりだと気づくことができました。この本の内容に対して評価を下すのは読者であって私ではないし、たかが8年、たかが蔵書1万2000冊の同人キャリアで、同人の森羅万象を知り尽くし悟りの境地に至った気になっているとは、片腹痛いわ!!未来に何かを託そうと言うのであれば、残すべきは思想家として潔く散る遺言ではなく、恥辱にまみれても先駆者として道を切り開き続けることではないか?この本が言わんとするのは作品の評論ではない。臨界点を突破した想いの果てに世界が存在することを、創作における「公(おおやけ)」の精神が在るべきなのだと伝えるためのキッカケでしかないのですから…

「天籟(てんらい)の書」の完成まで、残された時間はあと3ヶ月…
はじめようをはじめるために、今までの自分を終わらせる勇気を!

 2008/04/22(火) 「名古屋旅行記 Ciao Sorella!」

4/19(土)は名古屋の星野書店で開催された、マリア様がみてる公式新刊「マーガレットにリボン」のサイン会に参加するついでに、マイミクさん達と一緒に名古屋港にあるイタリア村にも行ってきました。※デジカメを充電器にセットしたまま忘れてきてしまったので、せっかくの旅行記ですがテキストオンリーでお送りいたします。

朝10時の星野書店の開店に合うように新幹線で名古屋入り。年に2回あるかどうかの新幹線移動ですが、大阪や京都に比べれば名古屋は近く感じます。この日はマイミクさんとアニメあれこれ話をずっとしていたので、なおさらあっという間でしたね。N700系には初めて乗りましたが、座り心地や震動とか細かい所で改善されていることを実感。サイン会の整理券は電話予約していましたが、整理券番号を先に知っていた方が時間的な予想がしやすいので、先に本を買ってからイタリア村入りすることに。難易度が高いと言われる名古屋の地下街で迷うこともなく、地下鉄を乗り継いで名古屋港へ。旅行慣れしている同行者がいる頼もしさを実感。

10時45分にはイタリア村に到着。オープン3周年を迎えるイタリア村ですが、事前情報では今年に入って様々な問題が持ち上がったり負債が100億を超えていたり…と先行きが危ぶまれている状況だっただけに、このタイミングでこの地に来れたのはマリア様のお導き、ということにしておきましょう。ちなみに、このチョイスはマリみての修学旅行先がイタリアだったこともありますが、もうひとつ、ARIAの舞台となったヴェネチア好きが高じてのことでもあります。イタリア村といいつつ、ネタの多くがヴェネチアに偏っているのもある意味丁度良かったですし。

エントランスには大鐘楼と立派な門が。そして真実の口のレプリカがいきなり?と思ったら、なぜか100円を投入するマシンが併設されている。その割にはこれが何なのか一切説明書きがない。物は試しということで口に手を突っ込んでコイン1個入れてみると、なにやらイタリア語で機械がしゃべり始めるも解説は一切なし。しばらくすると、ぺろっと紙が印刷されて出てきました。どうやら、手相占いマシーンだったようです。生活・愛情・ギャンブル・健康・仕事の5項目を9段階で評価してありましたが(9段階というきりの悪いところがイタリア風?)、「健康3」というのがリアリティありすぎです。「愛情8」は何か違う気がしますが、愛情であって恋愛運とは書いてないならある意味正確なのかもしれない。コメント蘭はすべてカタカナで書かれていましたが、「アナタハトクニセイジツトイウワケデハアリマセン」とか遠慮なくずばずばとマイナスを書くのがイタリア流?

イタリア式の軽いジャブをくらって広場に入ると、仮面装束の怪人?がおいでおいでしていたので記念撮影。基本的にイタリア村はショッピングモールなので入村料は無料なのだが、ゴンドラや美術館は有料なのです。セットでチケットを買うと200円引きになったり、買い物が割引になるクーポンをもらったり…とお得に過ごす方法もあるので要チェックですよ。まずは何はなくともゴンドラチェック!ゴンドラは6人乗りで、船頭さんは1名。朝イチには15名くらいの行列が出来ていましたが、買い物を済ませて1時前に乗った時にはノータイムで乗れました。イケメンなイタリア人の若い船頭さんが鼻歌を歌いながら陽気に水路を10分ほどかけてゆっくりとクルージング。途中偶然にも披露宴会場の控え室にいたサンマルコ楽団と遭遇したり、狭い水路を舟幅ギリギリでキックも使いながらコーナーリングする様がディズニーシーとはまた違った面白味がありました。強風のためゴンドラのコースが半分使えなかったのが残念でしたが…

それほど広くない村内には、様々な要素が所狭しと詰め込まれています。例えば、珈琲店の軒先に看板に埋もれるようにひっそりと佇むマリア様像とか、トレヴィの泉を模した?小さな泉にコインが沈んでいるのは別に不思議ではありませんが、なぜか泉には金魚が泳いでいるとか…ヴェネチアンガラス美術館のブロックノートには、もしやと思ってページをめくってみると、イラスト付きでARIAファンの書き込みが!…皆考えることは一緒なんですね。足湯は拭くものを持ってきていなかったのでパスしました。使い捨てタオルとか設置してあれば便利なんですけど… 食べる方では本格薄焼きピザも美味しかったし、ピアノの演奏を聴きながら喫茶サンマルコ飲んだキャラメルマキアートで一服。ジェラートは一際目を引いた「味噌味」にチャレンジ。名前のインパクトの割に味にはインパクトはありませんでしたが…お土産には、さすがにローマ饅頭とフィレンツェ煎餅はありませんでしたが(^^)、イタリア村オリジナルの饅頭とピザ味煎餅スナック(ピッツア・パタティーナ)があったので代用になる…かも。マーブル紙を扱う文具店の品揃えがちょっと想像と違っていて、マーブル模様のシャーペンはなくボールペンのみ。しかもボールペンに紙を巻いただけというチープさ…以前、美術部さんがカナコミで展示していた想像自作マーブルシャーペンの方が圧倒的にクオリティ高かったですよ。ノーマルが500円でキャップがつくだけで+500円という理不尽さ…このテキトーさもイタリアっぽいのかも。お会計時に「グラッツェ!」といってくれる店員さんと日本語そのまんまの店員さんとまちまちなのは、テーマパークじゃないから徹底できないのも致し方ない…かな。イタリア土産と名古屋土産が半々くらいというのは、少々アレかもですが…私はARIAチックなポストカードを何枚かと、収録曲の「瀬戸の花嫁」につられてサンマルコ楽団のCDを購入。

午後からは快晴になり、限られた時間ながら効率的に満喫できました。逆に言えば、短時間である程度見渡せてしまうので、リピーターには結びつきにくいと思いますが…夜景とか季節によってまた違った趣があるのかも知れないけど、近場にないと足繁く通うわけにもいかないので…経営に行き詰ったらいっそのこと、東京の湾岸あたりに移築してくれないかなぁ…

2時半過ぎに再び名古屋駅前に舞い戻り、プレゼント用のお花を仕入れてサイン会会場へ。この時期はマーガレットは花屋さんでは扱っていないそうです。サイン会場に水差しにあったのは、もしかして本当に原作どおり春菊?マイミクさんとは整理券番号は100番近く離れていたし、帰りは元々別便の予定だったのでここでお別れすることに。いつもマリみて系即売会でお会いする方がスーツ姿でいたりと、サイン会はいつものように和やかな雰囲気でつづがなく進行。皆さん一言二言今野先生とひびき先生に話しかけていて、サイン会慣れしてるなぁという印象。私は前々回の津田沼から2度目の参戦でしたが、今回も緊張で何も気の利いたことはいえぬままでした。本へのサインの後には、別冊コバルトセット購入特典として、サイン入りの瞳子のカラーイラストをいただきました。こういう嬉しいおまけがあったり、旅先での楽しみがあるとサイン会はより面白味があるものですね。私の場合、仕事柄遠出がしにくいのが難点ですが…

サイン会後には、三重在住の友人と合流して、喫茶店コメダ珈琲店で久しぶりにたっぷりおしゃべり。アイスコーヒーの上にソフトクリーム1個分はゆうにある生クリームがでーんと乗っかり、しかも標準でガムシロップが大量に入っている、甘味マニア御用達のお店らしい。「ガムシロップ抜き」という注文の仕方があり、トッピングで小豆がついてくる特殊っぷり。午後4時にも関わらず30分待ちの行列が出来るくらいですから。落ち着いて色々と深い話ができたので、vol.6の所長講演にここで着想を得たロジックがいくつか発表できる…かも。

たっぷり遊んでたっぷりしゃべって、帰りの新幹線では爆睡。しかし、夜はまだ終わっていなかったわけですが、それはまた別の話。(オチはありません)


■(重要)GM研通信vol.6 発行延期のお知らせ
 既に日記でお伝えしている通り、コミケ73での発行を目指して製作を進めていた、新刊「GM研通信vol.6 愛と煩悩の無限書庫」は発行を延期することになりました。これで3回連続コミケ新刊なしという形になってしまい、サークル運営を手伝ってくれている友人にも、気長にお待ちいただいている読者の皆様にも、vol.6の特集企画を楽しみにして下さっている作家の皆様にも…すべての方々に申し訳なさすぎて、穴掘って埋まりたい気持ちでいっぱいです。

 言い訳を始めたらキリがありませんし、年中無休で終電上等の多忙すぎる公人としての身の上を嘆くつもりもありませんが、最大の敗因は、私がこの化け物じみた特集企画の規模を見誤っていたことにあります。高尾山には登れたから、富士山にも登れるだろうと考えていて、いざ登ってみると富士山どころかチョモランマだった、というくらい圧倒的な勘違いがあったのです。根性や精神論でどうにかできるレベルではなく、一歩判断を誤れば死に直結する危うい高みだったのです。単純にレビューを書く本数が多いことではなく、1本1本すべてが本気の1本であり、1本書くごとにみるみる精気を吸い取られていくようで…冗談抜きで「闇の書」と言うべきシロモノだったのです。

 現在、入稿データとして完成したレビューは84本。出力サンプルを客観的に読み返してみると、とてつもないラインアップであり、暑苦しいまでに凝縮されたレスペクトの塊は、すでに常軌を逸しています。それでも達成率は60%でしかないのです…通常100Pで製作している本であれば、余裕で入稿まで終わっていますよ。…たとえこのまま命を引き換えにした爆走を続けたとしても、どうやっても時間が足りません。「たかが原稿」と笑われるかも知れませんが、自分なりに今回の執筆で行き着くところまで行ったからこそ、見えてしまった「限界」があり、そして成し遂げるために何が必要なのかも明確に理解できました。今の私に必要なのは、恥にまみれても「最後の延期」を決断する勇気なのです。

 だからこそ、敢えて「延期」ではなく「延長戦」という言葉を使わせていただきます。形はどうあれ冬コミの本が落ちることに変わりはありませんが、プラス一ヶ月分のクオリティを持った本にすべく延長戦を戦い抜くことが、語ることしか能のない不器用な私にできる、ただひとつの誠意だと思っています。具体的なスケジュールはまだ仮のものですが、2008年の1月下旬に入稿、2008年2月上旬の発行に向けて調整を続けます。GM研名義でのイベント参加予定は当分ないので、イベント委託についても真剣に考えなくてはならないのですが…それはもう少し機が熟してから、ということで…


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